くる天 |
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田中_jack さん |
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高浜原発3号機が再起動し本日運転へ エネルギー自給体制の切り札である核融合の実用化を急げ!! |
[防衛] |
2016年2月1日 10時19分の記事
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資源エネルギー供給体制の安定とその維持拡大は、地域や国、そして世界の平和と安定、経済や技術発展にも欠かせない課題です。 昨今は原油や天然ガスの価格が下落していますが、21世紀に入って以降、アフガニスタンなどでの対テロ戦争やイラク戦争、ISに対する空爆作戦などで価格は高騰を続けていました。
また、日本の石油や天然ガスの多くは中東に依存しており、原油だけでも輸入量の83%がホルムズ海峡を通過している現実を見れば、日本が原子力発電を捨てる選択肢はありません。 原子力を除いた日本のエネルギー自給率は4〜5%程度なのですから。 安くて安定供給できる電力などのエネルギーが無ければ、各種産業の維持発展すら臨めないからです。
1月30日8時40分に産経WESTが「【高浜原発再稼働】3号機「臨界」 1日午後、発送電開始」の題で次のように伝えました。
『関西電力は30日、原子炉を起動させた高浜原発3号機(福井県)について同日午前6時、原子炉内の核分裂反応の連鎖が安定的に続く「臨界」に到達したと発表した。
関電は29日午後5時、高浜3号機の原子炉を起動し、制御棒32本を約30分かけ引き抜いた。その後、原子炉内のホウ素濃度や制御棒の位置を調節し、約半日かけ「臨界」に達した。
2月1日午後には、タービン発電機の出力を調整しながら電圧や周波数を合わせ、電力系統と接続し、発送電を始める予定だ。
そこから徐々に出力をあげ「定格熱出力一定運転」に移行するが、並行して営業運転への復帰に向け、原子力規制委員会の検査も行われる。
関電は、高浜3号機が約4年稼働していなかったことを考慮し、トラブルの発生を警戒し慎重に作業を進めている。
◇
高浜原発3、4号機 関西電力が福井県高浜町に所有する原発。いずれも加圧水型軽水炉(PWR)で、出力はともに87万キロワット。昭和60年に営業運転を開始した。避難計画の策定が必要な半径30キロ圏には、京都府舞鶴市や滋賀県高島市の一部も含まれる。福井地裁が昨年4月、2基の再稼働を認めない仮処分を決定。別の裁判長が12月に決定を取り消し、法的に再稼働が可能となった。』
高浜原発3号機は、昨年営業運転を再開した鹿児島県の川内原発に続くものです。 日本の原発も稼働以来、ある程度の取捨選択の時を迎えている現状があるのも事実であり、慎重な再稼働が行われているのは、原子力規制委員会の能力不足などの批判はありますが、筆者が様々なルートから見聞している限りは、現状の進捗状況は、ある程度理解できます。
これには別の要因もあるのです。 例えば、世界初の核融合発電炉の建設が2014年より開始され、3年後の完成に向けて工事が進んでいること、臨界後炉心溶解しない「高温ヘリウムガス炉」型の原子炉の研究も進んでいることもあります。
更に地熱や海洋温度差を利用した発電なども有望視されていますが、一般に自然エネルギー、特に風力や太陽熱は発電コストの高さの割には安定した電力の供給が難しいのが現状です。 これを解決出来るのが現在の核分裂型の原子力発電や将来の核融合型の原子力発電のように、少量の物質から長期的に安定した電力を発電出来るシステムが現在の社会には必要不可欠なのです!!
高浜原発3号機が再起動し本日運転は喜ばしいニュースです!! これで電力料金の値下げなどが進むことを切に願いたいものです。 エネルギー自給体制の切り札である核融合の実用化などを急げ!!
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