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薩摩いろは歌 幕末編9 極密献策 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年6月10日 13時26分の記事


【時代小説発掘】
薩摩いろは歌 幕末編9 極密献策
古賀宣子


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概・極秘献策
 生麦事件から遡ること十二日前、近衛家の家臣が密かに江戸入りし、一蔵は京都の情勢変化を知らされる。攘夷実行慎重派の薩摩藩に対して破約攘夷に転じた長州藩。その対立は、同様に朝廷内部にも生じ、文久期の政治に混乱をもたらしていく。


作者プロフィール:
古賀宣子。年金生活の夫婦と老猫一匹、質素な暮らしと豊かな心を信条に、騒々しい政局など何処吹く風の日々です。新鷹会アンソロジー『武士道春秋』『武士道日暦』『花と剣と侍』、代表作時代小説『剣と十手の饗宴』などに作品掲載。
 当コーナー【時代小説発掘】では、編集担当。


これまでの作品:
薩摩いろは歌 幕末編1 口上
薩摩いろは歌 幕末編2 率兵上京に向けて
薩摩いろは歌 幕末編3 時に到りて涼しかるべし
薩摩いろは歌 幕末編4 久光入京
薩摩いろは歌 幕末編5 寺田屋事件 
薩摩いろは歌 幕末編6  舞台裏  
薩摩いろは歌 幕末編7  勅使東下
薩摩いろは歌 幕末編8 無明の酒


                  
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【時代小説発掘】
薩摩いろは歌 幕末編9 極密献策
古賀宣子



一 京都の情勢 

 生麦事件から遡ること十二日前の八月九日。
 近衛家の者が密かに江戸入りしていた。僅か四日間の滞在であったが。諸大夫進藤式部権少輔とその家来に扮した藤井良節が、勅使と薩藩に京都の情勢変化を報せるためである。  
 早速、一蔵は芝の旅宿を訪ねた。
「いよいよ幕府が勅諭に従って幕政の改革に着手し、朝廷尊崇の道が行われんとするに至ったという噂が伝わってのう」
「大原様と久光公の斡旋ご尽力は大きい」
 一蔵の言葉に強く頷き、藤井は続ける。
「諸藩の尊攘派は大いに興起し」
 その気焔はまるで火が燃え上がるように盛んになってきたという。
「陸続として集合しておる」
「狙いは九条家か」と一蔵。
「図星だ。臣下の島田左近が斬殺された」
 島田は井伊家の家臣永野主膳と密かに謀り、幕府のために宮・公卿・諸侯を罪人とし、多くの志士を処刑した安政の大惨事を顕出したためだ。
「いつ」
「先月二十日だ。木屋町二条の妾宅で暗殺され、四条河原にさらし首になった」
「天誅か」
 これが始まりになるのではと嫌な気分になる。
「長州藩だが、在京の藩士等が上京した藩主父子の面前で大会議を開いたのは聞いておうか」
「知らぬ」
「先月六日。薩藩に対抗して国事を周旋する対外強硬策をとうこっが決定された」
 六日といえば、慶喜が将軍後見職に決定した日と重なる。
「すると公武周旋を進める『航海遠略策』は放棄か」
「長井雅楽は帰藩・謹慎が命じられたようだ。しかも」
 藤井良節は思慮深い目を瞬かせ、乾いた唇をなめた。年齢は久光と同年で、四十半ばを過ぎている。
「拙者が京を発つ直前の話だが、藩主敬親が藩士に諭書を与え、藩是が破約攘夷に転換された」
「当然のこっながら、公家も動いておうであろうな」
 一瞬、岩倉具視の裏切りが頭をかすめた。
「内大臣久我様や岩倉様への風当たりが強くないつつあう」
「批判をしておうのは」
「三条実美や姉小路金知らだ」
「それら公家が長州藩との結びつきを強めておうちゅうこっだな」
「土佐藩もだ」
「つまい、武力を背景にした久光公の周旋から学んだちゅうこっか」
「彼らの目には非常に威嚇的に映った」
「威嚇、確かに。久光公にとっては大きな勝利ではあったが」
「それだけではない」
 藤井良節は声を改めて補足する。
 これまでの摂関体制、つまり関白・議奏・武家伝奏からなる朝議構成員に対する脅しに似たようなものであり、既存体制の動揺をもたらすものだと。
「朝議に預れない下級廷臣がそれを憂えたわけだな」
「それゆえ朝権を高揚させ、久光公の提唱する皇国復古の真の実現、つまい天皇親政を企図すうごとなった」
「自らの発言力を増幅させる好機とも捉えたのでは」
「その通り。武力によって朝議を左右できると」
「しかも尊王志士を教唆して、斬殺を誘発させ」
 島田左近がそれだと、一蔵は見えない部分の動きに納得する。
「とにかく、あの時の久光公と所司代酒井侯の対決を見守っていたちゅうこっだ」


二 大胆な発想 

 八月十九日、毛利定広は江戸に到着。旅装束のまま薩藩高輪邸に久光を訪ねてきた。が、その日久光は越前邸に招かれて留守であったため、仕方なく桜田の長州藩邸へ向かったと一蔵は後で知った。
 そして翌日の朝、来島又兵衛が来て昨日の事情を話し、今勅使の旅館を訪ねているので、午後から伺いたいと会見を申し入れてきた。
久光が江戸を発つ前日である。しかし、互いに胸襟を開いて熟談するには至らなかった。 そして、生麦村にさしかかった地点で、奈良原喜左衛門が馬上の夷人に斬りかかるという事件が起きるのだが・・。
 この事件が薩藩にどのような影を落とすか、一蔵には不透明だ。藩是を破約攘夷へと転換させた長州藩と違い、薩藩はあくまで攘夷実行には慎重な姿勢である。どうやら薩長の間には、攘夷への対応や方針に違いが生じているようだ。だが、事件を伝え聞いた京都ではどう受け止められるか。たとえ大義名分があり、突発的に夷人を殺傷したとはいえ、攘夷には違いない。何よりも在京藩士や国元に与える戸惑いや不安の広がりが気がかりである。が、一方で、矛盾するようだが、降りかかる火の粉を払いながらの道中は、考える間など与えないであろう。一蔵は頭を軽く振り、目を見開いた。
 事件直後、久光は藤屋伝七方で休息を取った。そこは宿場の端、神奈川宿寄りに位置した立場茶屋だ。その藤屋を発つ時点では夷人の国名は掴めていなかった。
「宿泊は程ケ谷宿へ直行だな」
 予定では生麦村から一里先の神奈川宿の本陣であったが、そこは小憩に留め、先へ急ごう。小松帯刀の決断に無論、一蔵も賛成だ。神奈川宿では対岸に見える横浜村から復讐の兵が発せられるかも知れぬ。その懸念を避けるためにも、さらに一里九町先まで急ぐ方がよい。が、それを知った奈良原と海江田が反論してきた。
「ここに至って前例を改めるのはよくない。宜しく泰然として宿泊すべきだ」
「しかし、先ずは居留地偵察が肝要じゃなかか」
 一蔵の意見に二人は一旦引き下がり、高崎猪太郎と土師吉兵衛がその任に当てられた。 奈良原と海江田が交戦を欲していることは、日頃の言動からして充分察せられる。それが、さらに色濃く出たのが程ケ谷宿であった。
「ここも、まだ横浜村に近く、安穏とはしておられぬ」
 小松帯刀の聡明な眼差しが大胆な提案をする。
「夷人来襲に備えて、久光公の宿を密かに替えてはどうか」
 当然のことながら相手方は本陣を目指すであろう。久光は思いもよらぬ宿へ移し、本陣には、かがり火を焚き、大八車で運んできた小砲二門を組み立てて待ち構える。厳重な警備を命じられた海江田と奈良原は抵抗した。
「彼らの来襲を待ち、これを警備するなどとは、もってのほか」
「先ずは人を制すことだ。後れれば人に制せられう」
「よって我らより先んじて彼らを襲撃すべきであう」
 願わくば我等百人の従士を率いて神奈川に赴き、直に居留地を襲撃し、碧眼奴を皆殺しにしてくると主張。
「暴挙だ」
 一蔵は彼らを制し、却って大事を誤ることになると固くその妄動を戒めた。
 同じころ、神奈川奉行所より使者がきて、加害者の穿鑿を請求し、犯人が判明するまでは、久光がここに滞在するよう求めてきた。これに対して薩摩側は、事件の曲直は明白で、曲は夷人にあること。加害者は先年本藩を脱走した足軽岡野という者で、既にその捜索に着手していること。そして留守居役を通して幕府にも届けてあると答えて応じなかった。
 以下、薩摩藩では事件について緘口令が敷かれ、昭和の世になるまで事件の真相は明らかになっていない。禁を破ったのは鉄砲組の久木村利休である。腹部から溢れる血潮を左手で押さえながら逃げる夷人に斬りつけた男だ。当時十九歳だった久木村は長命で、昭和十二年九十五歳で亡くなる前年、入院中に全容を語っている。
 道中何事もなければ、小松帯刀以下中山中左衛門、一蔵等側近は後発部隊にあり、粛々と行列に従っていれば良かった。が、事件勃発によって状況は急変。相手は神奈川奉行所に異国が加わり、江戸での交渉事とは、頭と心の遣いようが微妙に異なるものとなった。 非常時には、その人本来の人物そのものが出るものだ。めまぐるしい動きのなかで、総指揮をとった小松帯刀の冷静かつ柔軟な姿勢に、一蔵は舌を巻いた。
 大名を本陣以外の宿に泊めるなどという発想に、虚を突かれたが、本質は何かを考えてみれば、すんなりと受け止められる。最も中心に据えるべきは久光を護ることなのだ。小松帯刀の、政治的機略にすぐれ、人物として卓越した事実を、久光は見逃してはいまい。 夜が明ける頃、居留地探索に出した高崎猪太郎等が程ケ谷宿に戻ってきた。
「夷人の名はチャールズ・リチャードソンといい、英国帰国途中に日本へ立ち寄っておったごとです。英人来襲の形勢はありませぬ」
 高崎等によると、神奈川奉行所の者や夷人など本覚寺に集合する者多く、雑踏は実に名状し難い有様だったという。
「江戸からの幕命を奉じて同心山本善四郎と申す者が門前まで来ましたところ」
 警衛していた仏国の騎兵が薩摩藩士と誤認し、直に発砲して重傷を負わしたという。高崎猪太郎はその現地の狼狽振りをつぶさに語る。彼は高崎左太郎とは同年で従兄弟同志だ。
 英人来襲の形勢なしという報告にひとまず安堵し、程ケ谷宿を発して、その日は小田原宿泊。事件は各宿場に伝聞していたらしく、到るところで庶民はこれを盛挙となし送迎するではないか。
「さすがに薩候なり」
 歓呼の声に、攘夷を主張していた中山中左衛門は、奈良原喜左衛門等の挙動を再び賞賛する。
 それを聞いて一蔵は小松帯刀と困惑気味の視線を交わした。


三 政治の現実 

「ここまでは敵も襲ってはこまい」
 江戸を発って二日目の晩。小田原宿の脇本陣で、小松帯刀は鼻筋の通った面立ちを和らげた。
「急がしてきたゆえ藩士等の疲労もかないであろう。その上明日は難関の箱根越えがあう」
「今後の日程をいけんすうか」
「しかし、沼津までは参った方が宜しかでは」
 箱根越えの前後、諸所休息を取り、恐らく到着は夜になるであろう。それでも規模の大きい沼津宿の方が・・。一蔵の意見に小松帯刀も頷く。
「沼津宿泊で、翌日は一日御滞在とし、二十五日出立としよう。それと」
 小松帯刀は数通の飛脚便を取りだした。
 程ケ谷宿から五里余り先の南郷宿にて小憩したが、ここに京より今後の旅程についての問い合わせ便が達していたのだ。
「予定としては伏見藩邸に数日滞在の後、淀川を下り、大坂か兵庫より乗船だが」
「国元を発たれたのが三月十六日。そろそろ半年近くになるゆえ、久光公もご心配では」「それだ」
「さいとて、京を素通いすうわけにもいくまい」と中山中左衛門。
「微妙なところだな」
 束の間の沈黙が漂う。藤井良節の報せが判断を躊躇わせているのだ。が、ひと先ずそれを小松帯刀は打ち切った。
「まあ、それについては未だ間がある」
 沼津到着の夜、程ケ谷宿から再び江戸探索に赴いていた高崎猪太郎が追いつき、その後の幕府情勢が入る。
「例の神奈川奉行の処置申し入れですが」
「加害者の穿鑿を請求し、判明するまで程ケ谷宿に留まれと求めてきた件だな」
「薩藩が応じなかったため、阿部奉行は小田原藩に檄を飛ばしたそうです」
 速やかに箱根の関門を封鎖して久光の西上を阻めと。そしてその旨を幕府に上申したという。
「幕府は何と」
「奉行が勝手に諸侯に触れを出した後に、幕府に上申するのは越権の処置であると却って譴責し、小田原藩には無事に通関さすっごと達したそうです」
「変報が届いた直後の反応は」
「久光公が攘夷の手始めに従士に命じて夷人を殺傷させたのではという風評が立ち」
 幕閣から慶喜や春嶽まで大いに驚き協議したという。勘定奉行の小栗豊後守は徳川家に類を及ばさんとして暴挙をさせたに違いないと、兵を出して追伐すべしと主張したらしい。
「当初はそこまで沸騰したわけだな」
「しかし実際には、留守居を召喚して、加害者の捕縛を督促したに過ぎなかった」
「英国の反応は。横浜村からの来襲はなかったが・・」
「憤っておうことは事実で、厳談は続いておうごとです」
 一蔵からその旨を聞いた小松帯刀は、問題は英国と腕を組んだ。五月に京出立の際、小松帯刀は御側役兼務で御用は江戸御家老座に相務候様と命じられたが、道中の指導振りも一蔵等の信頼に充分足り得るものだ。
 一日沼津に滞在した晩、藤井良節が京より来る。夷人殺傷の変報が錦小路邸より近衛家に入り、詳細を知るために遣わされてきたのだ。
「京では三条実美ら十三名の公家が、再び関白になられた近衛忠熙様に弾劾書を提出した」
「それは、いつだ」
「今月十六日に、幕府に阿諛した内大臣久我建通とその同類と見做された岩倉様と千種有文様等を」
「朝廷の対応は」
「朝議はこれを受け入れた。恐らく二十日に、岩倉様と千種様に加え富小路敬直が蟄居を命じられる」
「久我様は」
「まだそこまでは。岩倉様の処分内定を知って出てきたゆえ」
 藤井良節は翌早朝戻って行った。
 幕府からの急報が届いたのは八月二十六日、久光が府中(静岡)に到ったときである。
 その日宿泊した興津を発ったのは七つ半。江戸から四十里以上離れた地点だ。日の出はそれだけ遅れるが、それでもこの季節、午前五時といえばもう視界は見通せる。だが今朝は厚い雲に覆われて大気は淀んだ印象だ。
「江尻迄、もつとよかですが」
 一蔵は空を見上げながら、小松帯刀に言った。
「途中から合羽が必要になうな」
 案の定、久光が休息した江尻宿本陣寺尾与右衛門を出る頃、雨が降り出した。
 府中に到着して間もなく、一蔵と中山中左衛門は小松帯刀に呼ばれ、休息する脇本陣へ。
「宿場役人が到着を待っておった」
 小松帯刀は一通の書状が差し示しながら早口で付け加える。
「英艦が或いは直ちに鹿児島へ向かうやもしれぬ」
「鹿児島へ急使を送るべきでは」
 生麦一件についての書状は、江戸藩邸より国元へ急飛脚で送られているはずだが、書状には限界がある。一蔵の胸中には、桜田事変で有村兄弟を失った痛みが消えていない。
「久光公の反応によっては、それを進言しよう」
 本陣に赴いた小松帯刀が走るようにして戻って来た。
「久光公のご意見も同じだ」
 人選にはそれほどの時は要しなかった。本隊に駆け付けたときの情景が、鮮明に残っていたからである。
「発端から冷静に見つめていた松方助左衛門しかおいませんね」
「拙者も同感」と二人が声を揃える。
「大坂までは陸路を急ぎ、そこから海路を経て」
「薩州阿久根に到着後は陸路で御城下へ」
 大まかな行程を急飛脚で大坂藩邸へ送るため、その場で小松帯刀は家来に筆の用意を命じた。
 船の手配を綴る小松の筆先に、品川碇泊中の平運丸に乗り込む堀次郎の後姿が重なった。
 つい二十日前のことである。あれは長州からの通報らしいが、では長州人へ告げたのは誰であろう。内通者がいたのではないか。未だにその疑いが拭いきれていない。久光体制への不満は少なくはないからだ。そして、幕府側の動きが明らかになってきた。源助の調べによると、幕府が堀薩州邸放火の事実を掴んだのは先月二十八日ではという。
「その晩に、最近許されて再び出仕している永井尚志が、越前邸を訪ねてその報告をしておるのです」
 それを聞いて、一蔵は全身から冷や汗が流れた。実はその翌日つまり七月二十九日に、堀次郎と越前藩邸内の中江雪江邸を訪ねており、村田已三郎や酒井十之丞らも加わっての会議は大いに議論沸騰した。目じりに深いしわのある中江雪江は、一蔵の父親に近い年齢だろうか。座を見つめる眼差しは落ち着いたもので、なんら疑いを感じさせはしなかったが・・。さらに源助は付け加える。
「幕府は三人を久光公の謀臣と見做しておるようです」
「謀臣」
「小松様を除くお三方です」
 一蔵は、あの場面を政治の現実として刻み込んだ。


四 迷はばいかに 

 久光に入京を促す書状が近衛忠熙から届いたのは、二十八日遠州浜松に至ったときである。
「やはい京を素通いとはいかぬ、ようだ」
 小松帯刀がやや大きめの唇を僅かに歪める。諦めたときによく見せる表情だ。
 その晩、一蔵は泊番で本陣に仕えた。
「京の情勢が変じておるようだな」
 寝所で茶を飲みながら、久光は一蔵ならどの歌を諳んじるかと聞いた。
「あきらけき目も呉竹の・・を先日来」
「生麦村で思わぬ事も出来(しゅったい)いたしたゆえ」
 頷く一蔵の眼窩を中江雪江の眼差しが覆ったが口にせず、代わりに払いのけるように諳んじた。

  あきらけき目も呉竹のこの世より
       迷はばいかに 後のやみぢは 



「この世の罪は來世までも影響をおよぼすものである。二才衆から初めて教わりました時は怖くて震えたものでした」
「なるほど」
 久光は屈託ない笑い声をあげた。
 あの本陣を避けた程ケ谷宿でも一蔵は泊番で、慌ただしく職務をこなして宿所に赴くと、久光は既に床に就いていた。まるで危機などなかった如くに鼾声を高くあげながら・・。一蔵はその豪胆に驚いたものである。
「その先は、目先の欲にとらわれず、であったな」
「御意に。常に先を見て今の行いを正すべきであろう、と」
「この歌を胆に銘じて動じぬことである」
 久光は己に言い聞かせるように呟くと、湯呑みをおいた。
 三日後の閏八月一日は尾州熱田泊まりだったが、翌日は佐屋川が渡れずそのまま御滞在となった。そこへ藤井良節がまた近衛父子の命を帯びてやってきた。
「京に入られたら直ちに近衛邸に於いて親しく会議することを望んでおられます」
 この報告に久光も漸く意を決っしたようだ。
「六日の晩は大津駅宿泊予定だが」
 小松帯刀がいう。
「翌七日出発して京に入るや旅装のまま陽明殿に参る」
「率兵上京の地ならしをしておった頃に比べ・・」
 それ以上は言わなかったが、近衛家の対応は雲泥の差だ。
「迷はばいかに後のやみぢは、だな」
 小松帯刀も同じ歌を刻んでいたようだ。
 その他藤井良節は、先月二十五日に久我建通が辞官、蟄居、落飾を命じられことを伝えた。また、朝廷内の親幕派粛清の動きを見た彦根藩が、二十八日に井伊直弼の腹心だった永野主膳を斬に処したという。
「土佐藩の動きは」
「国元で勤皇党の吉村寅太郎が、藩老吉田東洋を斬殺して脱走したそうだ、以来国論が大いに変じた由」
 武市半平太等がその実権を握り、藩主山内豊範を奉じて二十六日に伏見に到着。
「三条家とは以前縁戚関係にあったと聞くが」と小松帯刀。
「それゆえ三条実美は直ぐに家臣を伏見に遣わしたそうです」

 閏八月七日、久光一行は三条通から寺町通へ進み、今出川中立売御門を入って陽明家表御門へ。道筋は狂騒の態で、一蔵の懸念をはるかに超えていた。久光の行列を見物しようと集まった人々が貴賎老若夥しく、辛うじて輿が通行できる程であった。殊に御所辺りは軽き官女の類まで相見え実に怖れ多くとも言語に尽くし難く、夢中の心持だったとしか言いようがない。
 久光が近衛邸に入ると朝廷より議奏を以って九日に参内すべしとの内勅を賜った。が、無論、久光は固辞した。
「もとより奉戴せざる身ではあるが、公武の間には例規があり、先ず幕府に上申して後でないと命をお受けするわけには参りませぬ」
「幕府には伝奏より、これを通達するさかい」
 決して憂慮はいらぬと近衛忠熙。しばらくの押し問答の末、久光は漸く命を奉じ、一蔵に向かって告げた。
「急ぎ所司代へ届を」
 五月に京都を発つときは酒井所司代であったが、戻ってくると越後長岡藩主の牧野忠恭に代わっていた。
 これは勅命を遵奉した幕政改革の一環で、安政戊午以来、幕政の要路にあたっていた間部・安藤・久世以下の諸侯の致仕謹慎を命じ、その封土を削減したものである。
 閏八月九日、久光は参内。無位無官であるので小御所に入ることは許されず、長橋局の参内殿西ひさしに通され、そこで関白近衛忠熙と議奏(中山忠能、正親町三条実愛、野宮定功)・武家伝奏(坊城俊克)に復命した。天皇も上段に垂簾出御なされたという。
 今や幕府は勅命を遵奉し、一橋慶喜は後見職となり、松平春嶽は総裁職に就任し、まさに幕政の改革をおこない、諸般の政務を改善しつつあります。然るにこの時に当たり妄りに過激の説を主張し、難を幕府に求めるが如きは、公武のために益する所なく、却って救済すべからざる擾乱を招くに至るのではないかという趣旨の書を贈った。
 これは一蔵が草稿し、中山中左衛門、小松帯刀の目が通った上で久光に上書したものであるが、一蔵は更に議奏中山忠能等に謁して、久光が両奏にその抱懐する所を上陳せんと欲している旨を伝えた。


五 十二カ条建白 

 天皇は時局に深く宸襟を悩ましており、久光が抱く意見を腹蔵なく上陳することを望み、十四日に正親町三条実愛から「極秘献策」をするようにとの内命が伝えられた。
 それに応じて先ずは小松帯刀以下三名で想を練った。
「堀次郎が抜けたのは痛いがのう」
 小松帯刀の嘆息は一蔵も同じだ。勅使東下に向けて朝廷及び所司代側との駆け引きに一喜一憂したのが遠い昔のように感じられる。
「しかし、歎いてばかいもいられまい」と中山中左衛門。
「眼先の欲にとらわれず、常に先をみて、行いを正すべきであうゆえ。薩摩藩の主張を今一度、朝廷にはっきい示さねば」
 向き合う小松帯刀の眼も頷く。
 こうして練り上げていき、閏八月二十一日に近衛父子に提出したのが久光の十二カ条の建白である。
 三人はその総てを諳んじられるほど言葉や表現に細心の注意をはらった。

?外には攘夷が跋扈、内には諸藩が割拠の形をなし、幕府は旧弊一洗せず因循の姿である。また諸国の有志は攘夷の説を主張し、激烈の論を唱える。この有様は実に危急存亡の時というべきで、ついには「州郡戦争」すなわち内乱への道を歩むのかと大息している。
「久光公の日頃のご主張は」
 ここまで記してきて小松帯刀が確認する。
「朝廷自身が朝廷の権威を強化・確立し、朝廷自らの意志で幕府と諸藩に対応することを望んでおられう」
「そうあるべきだと、もう少し強い思いだな」
「つまり、朝廷の意識や自己改革それに組織改革など朝廷全体の改革が必要であると」
「問題は、それをどのように言い表すか、だな」
「相手をすべて否定するのは、やり方としてまずいゆえ」
「その辺が外交の妙だな」
 一瞬、堀次郎の顔が浮かぶ。
「では、下書きの続きを」
 小松帯刀が一蔵を促す。
しかし朝廷が今般姦臣を退けた美政は恐悦至極であり、此の上は姦党の邪謀に惑わされず、また幕府の権勢に恐怖することなく、朝議確固として動揺することのないよう願う。
「今日の現状指摘と懸念は、これでなされておるな」
 三人はそれぞれ己に言い聞かせるように呟きながら、個々の問題へと移っていく。
一蔵としては、岩倉具視が蟄居させられたのは残念だったが、一連の親幕派粛清に、彦根藩も直弼の謀臣永野主膳を斬に処したのだから美政という表現に一応、納得した。

?九条前関白は姦党の巨魁であるから重い処分にいたすべきである。

?匹夫の激論は、己の名利のためにするものであるから、採用してはならない。
「久光公ご自身も過激な攘夷派には反対なのだが、それだけではない」
「つまり、これも、外からの圧力によって動揺する体質を改めることを主張しておられる」

?摂家、親王家、公卿方ともども、忠誠を以って奉公され、傍観などなされないように。また匹夫にみだりに面会することを厳密に取り締るべし。

?青蓮院宮を還俗させ、朝議に預かることができるようにされたい。
青蓮院宮とは後の中川宮のことであるが、一蔵はここに、久光の
意向を強く感じた。一瞬、小松帯刀との視線が合致する。

?公卿方の進退について幕府から意見があっても一切動揺しないように。

?御所全体の警衛を二、三の大藩が交替で担当することを幕府から命ずること。また松平容保の京都守護職就任はすみやかに朝廷から免許されたい。

?朝廷から幕府に命じたことがらを、幕府が大名に申し渡すのが遅れたら催促するべし。そのままにしておくのは朝威にかかわる問題である。
「次は幕府側への指摘へいくか」
 小松帯刀が深くひと呼吸する。

?慶喜と春嶽を登用して幕府の旧弊を変革する趣向と見受けられるが現時では延引しており、このままでは天下の衆心が動揺するであろう。とかく閣老はじめ幕府役人が慶喜と春嶽に権限を与えない趣意であるように思える。両人に「大権」がなくては、とても勅命通りの変革はなされがたいから、両人に「大政委任」がなされるよう内命を下されたい。両人に委任してもなお変革が行われない場合は、もはや致し方なき次第であるから、その時は「御決心之御処置」をなされたい。

?イ、松平春嶽の上洛は、幕府が国是を評決してからにしてほしいと願い出ているが、なお又催促されたい。
ロ、「大政(幕政)変革」については、現今の時世に応じて、大小緩急があるだろうから、まず眼目の箇条を評決してから上洛するように達する。
ハ、国是については、叡慮の次第もあり、春嶽と親しく相談したい思召しである旨を達 する。
ニ、春嶽への尋問は、第一に夷狄掃攘の件である。すなわち十年以内に「拒絶」するというが、どのように処置するのか見込みを問う。しかし攘夷は至難のことであるから、諸藩一同の「同心戮力」が必要であり、それゆえ上は親王・摂家・公家・幕府・、下は三家三卿から大小藩にいたるまで、朝廷に建白させるようにとの思召しである。このような叡慮をふまえてなされた攘夷についての決議を、大樹家と朝廷が相談したその上で布告するべきであることを、春嶽に命じられたい。
「小休するか」
 最近太り気味の中山中左衛門が両腕を腰に当てて背筋を伸ばした。  
「乗っておる間に続けよう。姿勢は楽にして構わぬ」と小松帯刀。
 筆記する一蔵は膝を崩すわけにはいかない。そのまま下書きを続けていく。
「次は何番目になるか」
「?です」
「よし」

?諸大名が国事周旋を願い出ているようであるが「正邪虚実」も判然とせず、なかには無謀の論を主張する者もあるので、みだりに許容の内命を伝えないように。
ここまで記してきた一蔵に、中山中左衛門が言った。
「ああ、あの事だな。久光公が参府している間に」
 国事周旋のために熊本、福岡、土佐など十藩主に上京するよう内達したことを指している。これも藤井良節から知らされていた。
「このように記すと」
 小松帯刀はややためらいながら続けた。
「朝廷が久光公の周旋を信頼していないと猜疑したと受け取られかねないが、ご本意は」
 諸侯がそれぞれ各自の意見を朝廷に献策したとしても、そのことが朝廷のためになるとは限らない。
「要するに、色んな意見に左右されて、却って混乱と動揺をきたすのではと、見ておられる」
「その点を確認して、先へ」
幕府は慶喜と春嶽を登用して「大政変革」に着手しているようであるから、この際は諸大名の上洛は差し控えたい。ただし旧弊・外夷の処置に変革がない場合は、すみやかに諸大名に上洛を命じて尽力するよう厳重に御達しありたい。

?幕府の責任で条約を結んだのであるから、ゆえなく攘夷を命じても幕府は決して御受けしないであろう。また幕府に攘夷を命じたことが伝わると、浪士どもが又々蜂起する危険がある。横浜・長崎に在留の夷人くらいは幕府の手を煩わせなくても、薩摩藩の兵だけで「充分遂斥」できるが、その後の処置を考えると難しい。
なぜなら条約を結びながら理由もなく我方から戦端を開くことになれば、彼らは「不義非道」を申し立て、同盟の諸国が連携して軍艦数十艘をもって江戸海はもちろん諸国の要港に侵入し、さらには内地に乱入することは顕然である。武門の身でありながら
似合わぬ言葉と思うであろうが、陸戦では敗走のみとならなくても「水戦」は「我短ナル処」であり勝算がない。外国に海上を制圧されてしまった場合は、自ずから「皇国中窮迫」におよび、戦わずして屈辱せらるることは必然の勢いである。
 愚考では幕府が「大政之旧弊」を一新し「武備充実」することが急務である。聞くところによれば朝議においては、攘夷を命じなければ武備充実の実現が難しいとの判断とのことであるが、顕然と攘夷を命ぜられた場合、激烈の者どもが憤発して、横浜・長崎等を攻撃することを主張し、幕府も鎮静できないような状態となることが必然である。そのようになっては外夷の術中に陥ることになり「皇国一統」の混乱の基となって「清国之覆轍」を踏むことになりかねなく誠に心配である。
「念には念を入れ、もう一度繰り返して述べるか」
「朝廷自身が朝廷権威を強化・確立することの大切さ、ですね」
「つまい、朝議が確固として幕府と諸藩に対応することを望み、またそうあるべきと・・」
 一蔵は再び筆を執る。
 前にも申し上げたように朝廷から幕府に対して「関東大政之旧弊御一新、武備充実之御世話、御実意ニ御主張」することが重要である。武備を堅固にして、外夷の侮りを受けないようにしなくてはならない。そのための処置としては諸藩の疲弊を救うことであり、参勤を緩和することである。その上で武備充実を実意に命ずれば、諸藩も憤発すること必定である。
「国是を定める必要を説いておるのは越前公もそうと聞いておるし、長州藩もそうであろう」
「攘夷に関しては久光公や越前公とは対極の立場にあるがのう」
「要するに一部の藩や勢力が解決できるものではないのだ」
「幕府でさえ手に余る大問題であるゆえ」
「挙国体制で取り組まねばならぬ」
「その体制を構築するための方策として、当然のこっながら公武合体論が提起されておるのだが」
「久光公は初めからそのご意向だ」
 閏八月二十一日、久光は近衛邸に参上して、この十二カ条建白を近衛忠熙・忠房父子に提出。後に届いた近衛氏からの手紙によると、近衛父子が内覧した上で天皇に差し出されたという。
 久光は建白の反応を見ようともせず、二日後の二十三日に錦小路藩邸を発って帰国の途についた。京都はすでに過激な攘夷論に覆われ、朝廷内でも強硬攘夷論者が急速に台頭してきていた。
「国元が気がかりであられるのは無論だが、ご自分のご意見が受け入れられる状況ではないと判断されておられますね」
 出立の朝、一蔵は厳しい表情の小松帯刀に囁いた。すると束の間左右に視線を走らせて、応じてきた。
「青蓮院宮様にもお見せ下さったごとだ」
 抑えた口調ながら小松帯刀の眼元はほころんでいる。
「では、建白書の裏の狙いは一応、達し得た」


 生麦事件を書くにあたっては、当時の空気を少しでも体感できればと、生麦参考館を訪ね、館長の浅海氏より、資料としての冊子や貴重なお話を伺いました。









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