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女帝物語−褥の思い出(前編) (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2014年4月27日 12時34分の記事


【時代小説発掘】
女帝物語−褥の思い出(前編)
斎藤 周吾


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】:
 未曾有の大乱が終わって長い時が経った。深雪妃は平穏な日々を望んでいた。
今の最大の望みは、第三王子であるわが子、深草王子の即位である。
老いて政治に倦んだ大王が若い梅媛に夢中になっていた。
梅媛は寵におごり、深雪妃を追い落とし、妃(皇后)の座を狙っていた。
これまた大王の座を狙う第二王子の大湊王子と結託し、深雪妃の追い落としにかかる。
深雪妃には様々な試練が降りかかる。

 
【プロフィール】:
斎藤周吾 (さいとうしゅうご)
受賞歴
 平成20年8月、日本文学館『最後の家康』で、短編部門の審査員特別賞。
 平成20年1月、(財)斎藤茂吉記念館にて、『短歌部門』で、川嶋清一選で佳作。


これまでの作品:
女帝物語−わが子に
血染めの染雪吉野桜
遙かなるミッドウェー『父からの手紙』前編
遙かなるミッドウェー『父からの手紙』後編
惟正、請益僧円仁に従い入唐求法の旅
随筆 うつけ信長、弱者の戦略
黒田官兵衛物語 六尺四方の暗い地下牢に藤の花が咲く

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【時代小説発掘】
女帝物語−褥の思い出(前編)
斎藤 周吾



(一)

 深雪妃(みゆきひ)は、夫である大王の渡って来るのをひたすら待っていた。
 北風の吹く寒い回廊の板敷に、夕刻から三刻(六時間)も、じっとひざまずいているのだ。
 仲冬十一月、寅の日の二十四日、年の革まる冬至を祝う日である。
 今宵、大王が深雪妃の住む西脇殿に渡ると本殿より告げられていた。
 苦しく悲惨な戦を勝ち抜き、天下をようやく奪った大王である。
 その妃(きさき)である深雪妃もいつしか年を重ね、不惑四十を一つ過ぎていた。
 他の女達と大王の寵愛を巡って争う年でもない。妃としての誇りもある。穏やかに日々を過ごす事だけを願っていた。大王の温もりが欲しいだけだ。
 他の若い女を召した後、夜が更けても渡って来て欲しい。寒く寂しい夜は手枕で慰めて欲しい。子の話など、寝物語でしか語れない話が山ほどある。積もる思いのたけを打ち明けたい。
 じっと物欲しそうに待つのは、われながらはしたないと思う。妃として情けなく恥ずかしい。だが深雪妃は大王をひたすらじっと待ち続けていたのだ。
 ここは、大和の国の飛鳥の都である。遅い月が浄御原宮(きよみがはらのみや)の左塀の上から昇り始めた。
 漏刻台の鐘鼓が鳴り、月の出と同時に子の刻(午前零時)を告げた。
 夜明けと間違えた鶏が遠くで鳴く。
 前庭の右近に侍る不寝番の武人の姿が月光に浮かぶ。武人は寒そうに身を縮めている。 深雪妃の目と武人の目が重なった。
(何と清らかな目をしているのだろう)
 武人より夜目の利かぬ深雪妃にもはっきりと分かる、若者の清い目だ。
 昔の大王も、あのような清い目で深雪妃を見つめてくれたものだ。
 昔を懐かしむ己がむしろ哀しくなる深雪妃であった。
「お妃様、いつまでもこうなさっているとお風邪を召します。部屋にお入り下さい」
 深雪妃に長年仕える久米がひざまずいた。
「そちが寒いのであろう、幾度となく言っておる。部屋に入って休んでいよ」
 深雪妃が言うと、久米はうなだれた。
 ひたすら平穏を得ようと苦しむ今の深雪妃は、寒風より遙かに冷えた心を北風が温めてくれて心地よいのだ。
 長い間座っていると、宮中を歩く足音がどこから来ていずれに向かうのか分かるようになる。今度は足音が近づく。心はときめいた。だが直ぐに萎えた。かかとで物憂げに床を踏む女の足音は梅媛のようだ。
「大王は、今宵、寒風が吹きすさぶので西脇殿に渡るのを控えたいと言われました」
 やはり大王の寵愛を一身に受ける梅媛だった。
 双鐶(もろわ)に結う髪を解いた放ち髪、気だるい顔、急いで着た締まりのない下品な着こなしだ。
「お妃様に対し、立ったままで無礼ではありませぬか」
 深雪妃の侍女の久米は、一介の媛である梅媛を詰る。梅媛は大王の言を告げ終わった後も妃を見下ろしたままなのだ。
「大王は行くのをよせと言いましたが、わざわざ寒い中を来てあげたのです」
 梅媛はつぶらな瞳を更に丸くして睨み、ぷいと去っていった。
「相変わらず非礼なお方。己が来たくなければ、この刻まで待たせず、別の女官(うねめ)をもっと早くよこせばよいものを」
 見送る久米は怒った口調で言った。
「放っておくがよい。渡ろうとする大王を引き止め、こなたに大王の寵愛を見せつける為に来たのだろう。哀れな女じゃ」
 後宮を纏めあげるのが妃の努め。己が耐えればいいのだと言って深雪妃は力なく立ちあがった。
「ああ……」
 突然、深雪妃が崩れるように倒れた。
「お妃様!、誰ぞ、薬師をよべ」
 久米が叫びながら深雪妃を支え起こした。
「重大な風(ふう)の病の気があります。さっそく御薬を整えます」
 深雪妃の脈をとった薬師が言う。
「大事ない。いつもの立ちぐらみじゃ」
 深雪妃は立ち上がり、飛んで来た薬師を制した。
「しかし、もし万が一の事がございますれば、手前どもの手落ちになります」
 薬師はなおも食い下がる。
「大事ないと言うに、こなたの体はこなた自身が最もよく知っておる」
 夫王が来ない事もあり、深雪妃は不快げに言っていた。
 薬師は、叩頭して去った。
 深雪妃は今宵、二十四日の月夜の晩は特に思い出深く待っていた。全て徒労であったと思うと、張り詰めた心の弦がいっぺんに切れて倒れたのだ。薬師が言った風とは婦の病である。
 決して婦の病ではない。(やぶ薬師じゃ)と言う目で薬師の去った方角を睨んでいた。 大王と食べようとしたあつものはとっくに冷えている。年の革まる冬至を祝う、橘の実で作った菓子の上皮も既に乾いている。
「あつものを直ぐに温めて参ります」
 久米は主である深雪妃を慰めるように言う。
「いらぬ」
 深雪妃は、久米も早く休みたい筈だと気遣って断った。
 深雪妃は久米に手伝わせて力なく衣を脱ぎ、夜着に着替えた。
 深雪妃はいつも、大王が渡らなくとも大王の褥を奥に並べて敷く。
 大王が来れば久米を遠ざけ、自ら大王を夜着に着替えさせる。脱いだ己の衣を敷き、その上に夫の衣を重ね置く慣わしだが、己だけの衣を片敷いて寝てから既に久しい。
 独り寝の冷たい夜着の袖を通し、今宵も来なかったと褥に潜った。
 さきほど倒れた時に打った膝が今頃痛みだして眠れない。
 片恋鳥と呼ばれる鵺(ぬえ)の鳴き声を聞くと、深雪妃はようやく大王の東枕の褥に背を向けた。
 高窓を見上げると黄金色に輝く月光に替わり、淡い朝の光に格子が浮かび上がっている。
(ああ、もう朝なのだ)
 朝の明るい光を見ると深雪妃の心は益々暗くなるのであった。
 
 年は明け、正月二日になった。
 飛鳥の宮の大安殿において正月の饗宴が催された。
 正月七日に祝う行事であるが、元旦の昨日、この日に行うと急に触れられた。
 大王と深雪妃が並び、その両脇には諸王子重臣と円陣の車座を組む。
 円陣を好むのは皆の和を貴ぶ大王自身であった。
 大王の後ろに天刺鉾(あめのさしほこ)の神器が鎮座する。
 八雲王朝から譲り受けた鉾だと伝わる。いつの間にか祟神が憑依し、この鉾を抜けば雷鳴と共に八頭竜が現れて人を食い殺すと言われている。事実、幾人も食い殺されていると言う。
 毒が薬になるように、抜かずに魂鎮(たましず)めて祭れば国を護る、これに勝る神剣はない。
 神剣は厳重な石箱に封密されている。
 突然、大王が己の膳を箸で叩いた。何事かと皆の視線が大王に集まる。
「正月早々何で乾き物を出すのか。香魚とはいえ水葱の匂いの染みこむ国栖(くず)の鮎だ。かつて朕と妃は先王に疎まれ、国栖に追われた。めでたい正月にその苦難を思い出せと当てこするつもりか」
 干物を見た大王が、深雪妃を怒鳴った。
 膳の真ん中に干物の国栖鮎がこれ見よがしにあるのだ。鮎は秋の落ち鮎を開いて燻した物である。大王は正月の大御酒を召したのか、顔は既に朱色を通り越して青ざめている。「万乗の君に、妃風情がどうして苦難を思い出せなどと出過ぎた事などいたしましょう。国栖鮎は大王の好物ゆえにお出ししたまででございます」
 深雪妃は静かに頭を垂れた。
「妃はいつもそのようにもったいぶった言い回しをしてはぐらかす。なれば厨人(くりやびと)の手抜きか」
 大王は今度、厨臣(くりやおみ)に振り向いた。
「七日の節会に饗宴が行われるとお聞き致しておりましたので、海魚類の生ものが六日に届くよう難波津の海部に命じておりました。間に合わぬのでお妃様におすがりして干した鮎をお出ししました。夜も長いので直ぐに洗鯉と取り替えます」
 厨臣は恐る恐る大王を見上げた。
「黙れ、朕に口ごたえするか。海部とは朕の俗名である。忌み避けるべき名じゃ。下がれ」
 大王は今にも刀を抜く目で声を荒らげる。
「ははっ」
 厨臣は床に額を打ち、転げるように去った。
「年の初めにあたり、政(まつりごと)はどうあるべきか、誰か、論ずる者はおらぬか」 大王はぐっと酒をあおり、青ざめた顔で皆を見渡す。
 当然、しんと静まりかえって誰も答えない。青ざめた顔の時の大王は恐いのだ。
「大湊(おおみなと)王子はどうじゃ」
 先妃が若くして亡くなり、替わって深雪が妃の位に昇っていた。
 先妃の生んだ第一王子も昨年病死した。先妃の第二王子である大湊王子が、今や次の有力な大王候補にとのし上がって来た。穏やかでおとなしい第一王子と違い、若くて精悍な第二王子である。
「軍国の機要こそが政の基です。西国の筑紫太宰にある水城(みずき)、末盧(まつろ)国脊振山城柵の二つを固める事こそが急務であります」
 大王と目が合って指されたのだろう。大湊王子は舌もなめらかに答えた。
「兵も大事だが、一人の優れた将帥は万余の軍勢に勝る。誰を軍将に推すべきか」
 大王は更に問う。
「我が大王の精兵を引き連れ、筑紫・末盧に赴きます。この国を初めて統(す)べた偉大な大王の名を、外つ国まで高めてご覧に入れましょうぞ」
 大湊王子は雄々しく答えた。
「いつの時代も、気力溢れる王子がこの国の辺境を安んじておる。頼もしき限りじゃ」
 大王の御気色は満足げであった。
「深草(ふかくさ)王子はどうか」
 大王は振り向いた。
 深草王子は、深雪妃の腹を痛めた第三王子である。第一王子の亡き今、深雪妃は、わが子を次の大王にと密かに願っていた。深草王子の顔は母に対する大王の怒りを見て口ごもる。
 見るに見かねた母の深雪妃が、
「大湊王子のような猛き益荒男(ますらお)は獰猛なる賊徒を塞外に追い、国の境の政を平らげます。雅男(みやびお)の深草王子は都に留まり、国を安んずる方策を講じるが得手でございます。大王を必ずお助け参らせましょうぞ」
 優しく争いを好まず、軍国の機要に疎い深雪妃の子の深草王子は、内の政にこそ秀でる。深雪妃はわが子を称えた。
「妃に聞いてはおらぬ。深草王子自身に聞いておる」
 大王は言葉(ことのは)を荒らげる。
「はい、母妃の言う通りにしようと思います」
「他に言う事はないのか」
 大王は続ける。
「ありませぬ」
 深草王子は黙した。
「深草王子、答えられないのを恥ずかしいとは思わんのか。それでもそちは朕の子か。賢い母の生んだ子か」
 大王は眉を震わした。顔は更に青ざめ、いよいよ怒りの破裂する危うさに達した。
 昨年、大王が渡らないと告げに来た梅媛の忍び笑う顔が、次席に見える。
「母妃が今申しあげた事を不肖やつがれが述べれば、鼻持ちならぬ差出者となります」
 やがて深草王子は、ぽつりと言った。
「むむっ、ははは、よきかな」
 大王は笑うしかなかったようだ。
 闇夜の前庭の篝火には、八人八列の六十四人で舞う八侑(やつら)の舞が映える。
 
「大王はかつて、お妃様に対しあれ程お優しかったのに、この頃どうなさったのでございましょう」
 翌日、深雪妃に仕える久米が迷う。
「梅媛が妃に昇るのをこなたが異を唱えたからじゃ」
 梅媛は、先の王朝の鳰(にお)大王の子と言われている。梅媛を身籠もった母は周りに嫉妬されて宮中をでた。宮外で生んだ子が梅媛だと触れられた。
 その梅媛の生んだ盲目の雛王女の五歳の祝いに、妃に昇らせると言う。
 深雪妃は当然、己と並ぶ妃の位に昇らせるのを許せる訳がない。先の戦で勝利に導いたのも深雪妃の陰の力あればこそと自負している。深雪妃が強く拒むのは理の当然である。梅媛は若いだけが取得で何の功績もないのだ。
 大王が突然正月二日に饗宴を催したのは、正月五日の叙する日、梅媛を妃にする為の布石だった。深雪妃を黙らせようと満座で叱ったのだ。酒さえあればご満悦な大王が乾した鮎を怒る筈もない。梅媛が怒り薬草入りの酒を大王に勧めたのだろう。
 さらに、昨夜大王は、膳臣に人を遣わしてなだめたと漏れ聞いているのに、深雪妃には何の慰めの言葉もない。深雪妃が宮中を追われる事にもなりかねない。
「妃はお一人と決まっておりますのに、なにゆえ梅媛様ごときを妃の位に」
 久米は呆れ返った。
「こなたは先の大王の猶子。落胤とは直系じゃ。梅媛の方が血筋は上だから妃に昇らせるのであろう」
 深雪妃は半ば諦めたように言った。
「お妃様のお美しさを知った鳰大王が王家から御養女として迎え、御自ら錦繍の頭椎(くぶつつ)の懐剣を下賜し、世に時めく海部王様の許へ輿入れなさいました。梅媛様などは民の子で大王が勝手に先王の落胤と称させているだけです。お妃様とは雲泥の差です」
 久米は力をこめた。
「大王が梅媛を先王の落胤と言えば、梅媛は間違いなく落胤となる。誰も逆らえない」
 深雪妃は溜息をついて言った。
「鄙(ひな)の下衆女のどこが好くて御寵愛なさるのか、大御心が知れませぬ」
 深雪妃を気遣ってか、久米はなおも続ける。
「大王はその下衆さが可愛いのであろう」
「男とはそのようなものですか」
「知らぬ!」
 日頃は眠ったように穏やかな深雪妃の切れ長の目が、怒りでつり上がった。
 深雪妃は正妃、梅媛は内妃(うちつきさき)に昇った。
 
 暫く後である。
「おお、心の臓が大きく打ち始めましたぞ」
 深雪正妃の手首に絹布を当て、その上から脈をとって言っているのは法興寺の住職の山海だ。
 深雪正妃は漸く思い出した。もの凄い吐き気が襲って息ができず、辺りが真っ暗闇になった事を。
 目覚めると全身が痺れ、頭が割れるように痛い。
 山海が大王に維摩経を講じた帰り際、深雪正妃の急変に接した。
 深雪正妃を一目診るなり、馬乗りで胃袋の物を吐かせた。深雪正妃は三日も昏睡していたと言う。
「玉体を弄うし、申し訳ありませんでした」
 山海は三度叩頭した。
 深雪正妃は山海の荒療治で食い物を吐きだした事など殆ど覚えていない。苦しむ間もなく昏睡していた。目覚めると腹や頭が痛く苦しい。痛いの苦しいのと言うのは生きている証しなのだ、と言うのを初めて知った深雪正妃であった。
「顔をあげよ。和上がいなかったらこなたは死んでいた」
 深雪正妃は、痛さで割れそうな頭を押さえながら、山海に最大の礼を述べた。
 翌日、深雪正妃は蔀戸(しとみど)から漏れる朝の光で目覚めた。重病の後も変わりなく朝の光で目覚めた。頭の痛みはだいぶ薄らいでいた。雀の声、庭を掃く箒の音がする。早朝の音は高く響く。騒々しさは間違いなくこの世だ。
 並べて敷く奥の褥をまさぐったが冷たい。大王は夕べも来なかった。深雪正妃が快復したのを今宵共に喜ぼうと言って下さったのに、と思うと深雪正妃はまたもや沈んだ。
 目が覚めても深雪正妃は直ぐに起きあがらない。深雪正妃が早く起きると久米はそれよりもっと早く起きなければならないからだ。
 今朝は、日が昇っても蔀戸は開かない。
「久米」
 次室に呼んだが声はない。倒れているのか。深雪正妃は痛む頭を押さえながら立ちあがり、微かに戸を開けると久米は未だ夢の中だ。もう一度名を呼ぶと久米は飛び起きた。
「三日もこなたの看取りに疲れ、心安く眠ったのであろう。大儀であった」
「お妃様」
 久米は咎めを覚悟したのだろう、目には涙さえ浮かべている。
「寝過ごしたくらいで何を泣くのじゃ。こなたまでが哀しくなるではないか」
 日が昇っても大王の腕の中で眠り耽っていた昔を思うと、側の冷えた主の居ない褥が更に怨めしくなる深雪正妃であった。
 久米は慌てて蔀戸を開けに走った。
「あっ」
 深雪正妃は驚きの声をあげた。開けた蔀戸から朝日が顔を照らすと円鏡の向こうに写るのは山姥だ。一夜で老けていた。
 顔の皺をとる鹿油、肌に輝きを与える蘭沢(らんたく)を急いで塗ったが全く効き目はない。全身に病の痺れも残る。シミさえ増やさぬよう日の光を避け、今まで大切に保って来た肌だ。昨夜に大王が渡って来なかった訳をまざまざと思い知らされた深雪正妃である。容色が衰えた女の末路は惨めだ。
 心もそぞろになり、台の上の鏡と化粧(けはい)薬をなぎ倒して顔を伏せていた。
「大王の寵愛を失った女に仕えるのは、もう、いやになったであろう」
 深雪正妃は髪を整えてくれる久米を探った。
「どうか、御身をそんなにいじめないで下さりませ。大王とお妃様が仲睦まじくなさっておられた頃は愛想笑いをしておりましたが、私人の分け入る隙間もなく、いつ暇を出されるかと怯えておりました。ふつつかながら、お妃様をお守りできるのは私人のみ、とむしろ腕をまくっているこの頃でございます」
 久米は微笑んで言う。
「そのようなものか」
「はい、女とはこのようなものでございましょう?」
 こなたも女なのに久米はもう女ではないと疑うのか。深雪正妃は寂しく後ろ肩越しに未だ女盛りの久米の手を握りしめるのであった。
「山海様がお妃様の食べ残した物に銀棒を差し込んだ所、黒色に変わったと申しました。毒を盛られたようです」
 久米は続けた。
「やはりそうか」
 山海が己の胴乱から取り出して服ましたのは、下し薬と毒消しだったのだと今更ながら思い出した。
「正妃様、歩けるなら政の間においで下さいと大王がお呼びでございます」
 突然、女官が告げに来た。
「無体な、今のお妃様は病み上がりです」
 久米が顔色を変えた。
「よい、車持(くるまもち)を呼べ」
 折角大王に呼ばれたのだ。大王の心証を悪くしてはならない。深雪正妃は、い草で編んだ蓆を敷く板に乗った。四人の舎人(とねり)が抱える。深雪正妃は麻の膝掛布を膝に掛けて向小安殿へと向かった。
「おお、深雪正妃はまさに、深い雪の中から生まれた女のような色白美人になった」
 深雪正妃は、病み上がりの女心を逆なでして喜ぶ大王に怒る事もならず、黙って俯いた。
「女は、四十過ぎたら顔ではない」
 深雪正妃は大王の慰め言葉を更に哀しんだ。
「そちは毒を盛られたようだ。何か怨まれる心当たりはないか」
 大王は疑う。
「ありませぬ」
 深雪正妃は語気を強めた。
「山海、先程朕に語った事、正妃にも語れ」
 大王は側に控える山海に言った。
「痰咳、おう吐、下血、正妃様のお肌の色を失って強張ったのを見れば砒毒です。食い残し物に鶴頂紅の赤砂や雄黄のすえた臭いはありませんでした。無味無臭の毒砂かと思われます」
 山海が、平伏して答える。
「真の狙いは正妃でなく、朕だったのではないのか」
 大王の顔は曇った。
 
「お妃様、毒を盛った者が捕まり、斬罪に処せられました」
 ずんぐりと太った久米は肩を大きく震わした。
 深雪正妃と目が遇った、あの警護の若い武人であった。
 武人の衣の袖口を犬に舐めさせたら死んだ。?石(よせき)を製した砒毒だと言う。
 誰の差し金だと問い糾しても、何も知らぬ、古里で飢えに苦しむ妻子の許へ早く帰して欲しいとの一点ばりだったが、最後は遂に罪を認めた。殺される間際も深雪正妃に訴えたいと悪足掻きしたようだ。久米は聞いたままを語った。
(もしや、砒毒を盛ったのは梅媛)
 深雪正妃には、清い目だった武人が毒を盛るとは到底思えない。深雪正妃の頭に浮かぶのは内妃だ。
 梅媛が大王の寵愛を受けて妻の列に加わった時、
「位に関わらず妻同士で仲良く夫の大王に仕えようぞ」
 と深雪が梅媛に親しく語ったのみであった。
 あの時、妃妾には厳然とした違いがあり、それを絶対守るよう鄙娘の梅媛に命じればよかった。梅媛を増長させた責の一旦はこなたにもある。
 我が身は我が力で守るしかない。守るには我が子の即位しかないのかと思うと、深い溜息をつく深雪正妃であった。
 深雪正妃はその日から、己の厨人が作った物しか決して口には入れず、久米が毒味をした。
 

(二)

 先妃の生んだ第二王子の大湊王子は東山を分け入った。眼下には星媛の住む屋形が見える。その先には大和三山に囲まれた壮麗な飛鳥の宮が横たわる。大王の住む浄御原宮本殿の棟には九本の鰹木が乗り、両棟端には外削(そとそぎ)の千木(ちぎ)が天を衝く。
 大湊王子は両手を広げて宮中を掴みこんだ。
 遠くに馬の蹄の音がする。
「来た」
 大湊王子の血が騒ぐ。一昨年、女も男と同じように乗馬しても構わぬという触れが出た。当然、星媛だ。大湊王子の体の芯に熱が奔流し、熱を奪われた肌は冷たくなった。悪寒がはしる。早く媛に温めて欲しい。大湊王子が首を伸ばすと、正妃である深雪の子の第三王子の深草だ。
「深草王子」
 大湊王子は思いがけない深草王子の出現に腰が砕け、座り込んだ。
「星媛の許に来たら、裏山の狼洞窟に大湊王子が待っているというので来た。どうしてここで我を待つのですか」
 いぶかる深草王子に、大湊王子は星媛にしてやられた。久しぶりに深草王子が通ったので星媛は慌てて深草王子をよこしたのだと軽く舌打ちした後、
「この国の中の国である、まほろばの大和国の都を共に謳歌しようと思い待っていた。さあ」
 大湊王子はどうにか繕い、深草王子を洞窟に案内した。中から猪の丸焼きしている肉の旨味が漂ってくる。珍しい虎の作皮も敷いてある。
「この猪はどうして獲ったのです」
 深草王子は不思議がった。
「何、ここに来たら、小生意気な猪が我に向かって来たので、捕らえただけだ」
「牙の生えた獰猛な雄の猪を素手でか!」
「酒だ、やれ」
 大湊王子は笑いながら酒を毒味した後、震える深草王子に土瓶を回した。
「旨い」
 酒を殆ど嗜まぬ深草王子は喉に少し流して称えた。
「三輪の神酒は旨いだろう」
 大湊王子は返された酒を一気に喉奥へと流し、
「筑紫末盧に送られた東国の崎守(さきもり)の逃亡があいつでおる。大王はご存じないようだ。これでは我が軍将として西海にいっても敗れること必定。我等が老いる頃、この国は滅ぶ。そちならどうするつもりだ」
 大湊王子は酔いが回り、深草王子に絡んだ。
 深草王子は星媛が待つと言って腰をあげた。
「おい、逃げるのか、深草王子」
 大湊王子は叫んだ後、ふて寝をした。
 その後、懊悩に抗う事ができない大湊王子は、ついに、星媛の屋形に忍び込んでいた。
 
「深草王子、この頃そちは浮かぬ顔をしておるが、どこか具合でも悪いのか」
 母が水飴の仕込んだ焼餅を差出しても、深草王子は目を腫らし、好物なのに食べないのだ。
「いいえ、どこも悪くはありません」
「なれば食べなさい。食が細い男では女に嫌われるぞ」
「いいのです、女なんか、もう」
「あっ、星媛と何か争ったのか」
 母は、寂しげな我が子の心中を言い当てた。
「星媛は、私人の身はもう大湊王子様に捧げましたと言って逢ってくれないのです」
 深草王子は思い詰めたように言う。
「いつまでも妻にしないからじゃ」
「星媛の方がうんといわなかったのです」
「星媛はそちと大湊王子を秤に掛けていたのじゃ。諦めよ。星媛の仕合わせを願うのが雅男というものじゃ」
 兄弟同士で妻争うのか、と思うと深雪正妃の胸が痛む。
「大湊王子は崎守の逃亡が相つぎ、この国が滅ぶと言っています。大王に対する明らかな謗誹の罪。大王に訴えて断罪して頂きたい」
 諦めきれない深草王子は言う。
「それならそちはどうやって崎守を導くつもりじゃ」
「はい……」
 深草王子の言葉は詰まる。内の政は得意でも軍国の機要には疎い深草王子である。
「大湊王子は、大王ではなくそちを詰ったのじゃ。踏まえ所もなく大王に訴えればそちへの信は地に落ちてしまうぞ」
 若い大湊王子は女の尻を追いかけ回す事しか念頭にない。先妃の第一王子が死に、正妃の子として深草王子にも王位に昇る機が巡って来た。今は身を慎み、世継ぎを目指せと励ました。
「人に妬まれ、怨まれる大王などになりたくはありませぬ。大王より想う女が好い」
「ああ」 
 深雪正妃は溜息をついた。若い我が子も女しか眼中にないのか。
「母君とて、大王を慕って夜な夜な泣いておられるではありませぬか」
 深草王子はそっと母を上目で窺った。
「大御心をこなたへ向けようと耐えに耐えているのは、全てそちの為ではないか。星媛を取り戻そうと思ったら大王に昇らねばならぬ。星媛はそういう女だ」
 母はついに怒った。
「母君」
 深草王子は母の膝に崩れていた。
 母に似て深草王子の体は小さく力もない。体が大きく逞しい大湊王子にだいぶ見劣りする。星媛はそんな深草王子を見て大湊王子の許に走ったのだろう。哀れな我が子である。「深草や、このようなか弱い体に生んだ母を許しておくれ」
 全ては母の責だ。母は子の頭を撫でながら詫びた。
「ううっ」
 深草王子は突然、喉を押さえて苦しみだした。深雪正妃が毒を盛られ、喉を掻きむしった時のようだ。
 また毒か。
 いや、寝ながら喉に餅を押し込んだので詰まったようだ。深雪正妃は慌てて子の背中を叩いた。
「深草、急に気張ってどうするのじゃ」
 我が子の背中をさすりながらたしなめたが、漸くその気になったのを喜ぶ母であった。
 
 ある日、山海が深雪正妃の許に参った。
「深草王子の様子はどうじゃ」
 母は子を案じた。
 深草王子を法興寺の住職である山海の許に預け、深草王子の心を入れ替えさせている。「はい、冷たい川での瀧行、坐禅、日夜厳しい修行に明け暮れ、ずっと逞しくなられておいでです」
 山海は答える。
「そうですか、可哀相な深草……」
 苦しい修行なら今すぐ止めさせよ、と口から出かかった深雪正妃であるが、代わりに母の目からひとしずくの涙がこぼれていた。
「それより正妃様、最近、お変わりございませんか」
 山海は深雪正妃に膝を寄せ、天井を見上げて呟いた。天井には、なにか不穏がありそうだ。
「もしや、かつての戦で滅んだ、敵方の残党では」
 久米が小声でそっと言う。
「そうとばかりはいえぬ。先夜も物陰に黒い影があった。大王の坐す内寝裏に消えていった」
 深雪正妃が声をひそめた。
「やはり、お妃様もお気づきで」
 久米が答える。
「そうか、そちも気づいていたのか」
「余りにも事が大きいので、言うべきか否か迷っておりました」
 久米が怯えた声でささやいた。
 その後、深雪正妃の居室に、山海の他に槍を抱える武人がいる。
「ニャオー」
 静寂を破って猫が鳴く。
 山海が錫杖の先にある独鈷を天井の一点へと止めた。
「やあっ!」
 屈強な武人が突然、長槍で天井を貫いた。
 引き抜いたが穂先には何も付いていない。天井裏から遠ざかる鼠の悲鳴と足音がする。「鼠か。思い過ごしだったかな」
 猫を抱いた山海が、円頭を掻いた。
「いや、生温かい。血の臭いもする」
 槍の穂先を触った山海が言う。
「屋根裏に潜んでおるのは窺見(うかみ)であろう」
 山海が言う。返事はない。
「山海、そちの抱く虎の子はなぜ奇妙な声で鳴くのか。しかしなぜか懐かしい声だ」
 天井から漸く声がした。
 山海が深雪正妃の顔を見て肯いた。
 大王に影のごとく寄り添う窺見だという事を。
 山海も若い頃、金峰山中で死にも勝る修験道の苦しい木食行をした。窺見とは同じ行者仲間であった。
「西海のずっと彼方にある常世(とこよ)の国の虎猫だ。鼠がどうやって丈六仏に登るのか頬を囓って困る。鼻も囓られないよう鼠退治に飼っていた。腹の空かした虎猫が冷えた鼻頭と耳をそちが抱く鼠に向けた。そちは初めて聞いた虎猫の声だったであろうが、猫の声はそちの魂を震わして共鳴した。なぜなら窺見は猫の化生だからだ。それでそちの居所が分かった」
 山海は語る。
「山海、仏僧が人を殺めるのか」
 窺見は尚も詰る。
「正妃様をお守りするのも、求法沙門だ」
「以前、こなたに毒を盛ったのも窺見であろう。そちにこなたを殺せと命じたのは誰か」 深雪正妃は大王の命のみ聞く窺見と知って糾した。
「若王丸一粒を食い、正妃様を病で頓死したように見せかけようと機を狙っていた。死に場所の仙界に消える。だが、大王には第二第三の窺見がいる。お気を付けられよ」
 深雪正妃の問いには答えず、それっきり、声がしなくなった。
「逃げた」
 久米が叫んだ。
「窺見は屋根裏伝いに逃げるので武人や舎人に捕まえる事はできません。猫のように忍び寄る窺見は人前では死にません。深い傷を負っているので人界を離れ、仙道の座行に入って白日昇天を究めるものと思います」
 山海は言う。
「刺客を放ったのは、やはり大王様」
 久米は顔色を変えた。
「大王はこのように姑息な事を命じぬ。窺見の腹いせの虚言か、梅媛かも知れぬ」
 深雪正妃は断固、大王の仕業ではないと言う。
 大王だと騒げば梅媛の思うつぼだ。それこそ深草王子と共に粛清される。忠義な久米とはいえどう変わるか分からない。今は何事もなかったかのように振る舞うのが第一である。
「この虎猫は正妃様に献上致します。西脇殿に慣れるまで逃げださないよう繋いでおいて下さい」 
山海はそう言い残して去った。
 以前大王が、毒?の真の狙いは深雪正妃でなく朕だと嘆息したのは大王一流のおとぼけか。
 深雪正妃はその夜、敷いた己の褥に横たわった。
 並べて敷く大王の褥と枕に、
「なぜこなたを害そうとするのです。若く美しさだけを鼻に掛ける梅媛のどこが愛しいのですか」
 深雪正妃は己の枕を涙で濡らして訴えた。
 
「大王、昨夜、天井裏に潜む曲者を獲り逃がしました」
 翌朝、深雪正妃は維摩経をひもとく大王に報せた。仏教に安心(あんじん)を見いだしながら、片方では陰謀を巡らす複雑な大王であった。
「そちの目は赤いが、怪我はなかったのか」
 大王は、昨夜泣き濡れて一睡もしなかった深雪正妃を形ばかりに労ってくれた。
「幸い怪我はありませんでした」
 深雪正妃は深く頭を垂れ、話を大きくしないよう心を配って語った。
「それは重畳。して、賊は何者か」
「分かりませぬ」
 深雪正妃は言った。
 深雪正妃が分からないと言ったので、大王が一瞬、得も言われぬ顔になったのを深雪正妃は伏し目で窺った。
「今後、西脇殿に武人を増やし、厳しく固める事をお許し下さい」
 深雪正妃は大王にそう願って下がった。
「久米、そちはこれからどうする」
 西脇殿に帰った深雪正妃は言う。
「どうする、と言われましても」
 久米は迷う。
「どうやら火の粉が舞い飛んで来たようじゃ。里に帰るか、他に主を探すがよい」
「私人の行くあてなどありませぬ」
「それでは、こなたと近しい女がいる。世話するゆえそこに行くがよい」
「いえ、お妃様にあの世までお供致します」
 久米は、姿勢をただした。
「それはありがたい。それならこの褥はもういらぬ」
 深雪正妃は大王が渡った時に寝る大王の褥を密かに片付けるよう言った。
「これはお妃様が嫁いで以来、お二方様の思いのたけの籠もった大事な褥です。万が一、急に大王が渡られたら何となさいますか」
「もう、この西脇殿にはお泊めせぬ」
 大王の心を掴もうするから大王の心は益々離れてゆく。深雪正妃は決然と言った。
 深雪正妃がいなくなれば後宮は梅媛のもの。梅媛は大王の黙許を得てこなたを葬る算段に違いない。表だって殺せないので刺客を送ってくるのだ。力には力で押し返すしか生きる道がない。次はどの手で来るのか。
 今まで漠然と深草王子の即位を望んでいたが、深草王子が大王に就くしか我が身を守る術はないことを肝に銘じた深雪正妃である。深草王子が王位に就く為には政を掴まねばならぬ。深草大王を見るまでは山姥にも蛇女にでもなる。深雪正妃が苦悩の末に達した決意であった。
「但し、これからは今まで以上、何食わぬ顔で懸命に大王に尽くすのじゃ」
「はいっ」
 久米も唇に決意を漂わせた。
 女が一度決意した事は心の底の底に沈潜し、決して男に見破られる事はない。
「髪を洗って欲しい。女は髪が命。大王を喜ばすより深草王子の為に若くありたい」
 久米は、深雪正妃の肩すぎた髪を布海苔(ふのり)で洗い始めた。
「お妃様、御櫛が」
 久米が悲鳴をあげた。
 深雪正妃の髪がごっそり脱けるのだ。頭髪の全ての生え際が一夜で真っ白になっていると言う。







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