和装に欠かせない下着類とは? | |
[浴衣・和服の小物] | |
2009年7月18日 19時40分の記事 | |
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人にはそれぞれの体型があります。 体型に合わせて立体的に仕立てる洋服と異なり、直線裁ちのきものの場合は、下着や補整の小物を用いて、きものに合わせた体型に補整することが大切となります。 体型の補正という考え方でゆくと、 髪型もなるべくすっきりさせたほうが よいでしょう。 特に夏場の浴衣の髪型では、ボリュームをもたせないほうが 涼しげに見えますので気をつけましょう。 そして、着付けですっきりさせてみせるためにも、 また、心地よく着るためにも着物用の下着は大事です。
肌に直接触れる下着(肌じゅばん)から、そのほか裾除けなど、主な下着は以下のものです:1.はだじゅばん、2.すそよけ、3.そのほかの小物(腰ひも、だて締め、帯まくら、帯板、など) 1.はだじゅばん 肌に直接触れるものですから、通気性と保温性に優れ、洗たくしやすいもの、丈夫であるものを選びましょう。さらしもめんの布地が理想です。冬物ならばガーゼ二重で作られたものが保温性に優れています。 ・身丈・・・だいたい腰骨あたりの寸法で50〜55センチ程度が標準です。わき線のすそから8~10センチにスリットがあるものが、動きやすく、着付けやすいです。 ・えり幅・・・2.5〜3センチの細えりにし、すそまでつけます。 ・そで・・・半幅づかいにし、半そでにします。 2.すそよけ すそよけは、「腰巻き」とも呼ばれます。すその汚れやいたみを保護するという実用的な利点があります。またすそさばきもよくなります。 ・上部の胴腰・・・さらしもめんをつけます。さらに両端に細紐をつけ、しっかりと締めるようにします。 ・胴まわり・・・胴ひとまわり半にします。上前幅5センチは、前立てえりにして3つ折りにし、上で4本のひだをとります。 3.そのほかの小物(腰ひも、だて締め、帯まくら、帯板、など) | |
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