くる天 |
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田中_jack さん |
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世界に何一つ有効な政策を打てないオバマ大統領 世界中を紛争地帯にするつもりなのか? |
[国際情勢] |
2014年6月20日 4時56分の記事
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その無能ぶりが批判されている米国のオバマ大統領であるが、ウクライナ、アフガニスタン、そしてイラクやシリアなどでも、その「無知無能」ぶりは明白だ。 6月15日の産経新聞によると、ウクライナ東部でウクライナ軍輸送機が撃墜され、乗員49人全員が死亡した。 また、13日の産経新聞では、オバマ大統領は12日、イラクで勢力を拡大しているイスラム教スンニ派過激派組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」が支配領域を拡大し続けて首都バグダッドに迫っていることを踏まえ、イラクのマリキ政権を支援するため「あらゆる選択肢を排除しない」「無人機による空爆を検討」などと述べていたが、翌日14日の産経新聞では、13日、ホワイトハウスで、地上部隊を派遣しないこと以外何ら示さず、決定まで「数日を要する」と言い残し、ヘリコプターで遊説先のノースダコタ州へ向かった。
ようやく、イラクのマリキ首相からの再三の要請に応じたそぶりを見せたと思いきや、19日のロイターが伝えたところでは、米上院のリード民主党院内総務は18日、イスラム教スンニ派の武装組織が勢力を拡大しているイラク情勢をめぐり、同国への米軍派遣に反対の立場を示した。 オバマ大統領は議会工作さえせず、何を考えているのだ??
オバマ大統領は、11月の中間選挙の事しか頭にない。また、決定に対する責任感すらない。 そのくせに、昨年秋からのウクライナ政権転覆とその後の「ウクライナ内戦」を英仏と共に工作し、あわよくば「新冷戦構造」「第三次世界大戦」で産軍複合体を活性化させたかったが、それをプーチン大統領の「クリミア分離独立活動」の英断と、そのバックにいる安倍首相によって阻止された。
米国が「戦争」や「介入」した地域や国家は、その後、米国の意図とは真逆の結果になるジンクスがある。 古くは米西戦争で確保したフィリピン、第一次、第二次世界大戦、その後の朝鮮戦争、キューバ危機、ベトナム戦争、湾岸戦争、ソマリア介入、ボスニア・コソボ、9.11同時多発テロ後のアフガニスタン戦争、イラク戦争、エジプトやリビアなどの政変と紛争、シリア内戦、そして現在のウクライナやイラクの紛争などだ。 ある程度まではうまくいくのだが、最後に全て、「斜め下」「真逆」の結果になっていくのだ。
その原因は、世界に対する「理想」や「愛」が無く、政治的、軍事的、金銭的、領土的な野心が剥き出しであるからだ。 その上、頼みにしていた経済力や軍事力の衰退、更には情報力の落ち込みで、えげつない情報窃盗など、スノーデン氏が告発したような活動を平然と行っている。 政府職員や軍人の給与すら支払えない、遅配する国家が何処に金を掛けているのだ?? 170万人の軍人と80万人の文官にすら、支払う給与や手当が遅配しているとは、 冷戦末期の旧ソ連の惨状を思い起こされる。
孫子の兵法、謀攻編に「以て与に戦うべく、以て与に戦うべからざるを知る者は勝つ」がある。 何にでも喧嘩を吹っ掛けて議論することや、何でも構わず叱りつける、直ぐに反撃や反論することは愚かな行為であるとこを戒める言葉である。かつての日本やロシア、今の米国や中国、韓国によく当てはまる言葉ではないか。 戦略眼すらないオバマ大統領は、文字通り、世界中を紛争地帯にするつもりなのか?と思わざるを得ない。
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