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舞妓Haaaaan!!!
[DVD]
2007年12月24日 2時44分の記事



阿部サダヲ主演。宮藤官九郎脚本の爆笑舞妓コメディ。

高校の修学旅行で迷い込んだ花街で舞妓さんの魅力にとりつかれた男・鬼塚の夢は京都で舞妓さんと野球拳!
社会人となった鬼塚は念願の京都支社へ転勤に。
すがる彼女・富士子を「遠距離恋愛は無理!」と一蹴し意気揚々と京都へ向かう。
しかし、そこで鬼塚を待っていたのは「一見さんお断り」という厚い壁。
何か方法はないかと思案する鬼塚。自分のサイトに載せた舞妓さんの写真に自分の会社の社長が写っているのを発見!
何とか社長にお茶屋に連れて行ってもらうため、鬼塚の奮闘が始まった。



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皆様、メリークリスマス!!
・・・一ヶ月以上も放置してしまい、もしや閉鎖するのでは?!なんて心配してくれた人もいる・・・?

しばらくこんなペースですが更新は続けますので、見捨てないでくださいね。

さて、DVDが発売になった「舞妓Haaaaan!!!」を見ました。
阿部サダヲがこんなに売れる役者になるとは・・・思いもしませんでした。
まさか映画で主演するなんて。

しかし、見終わった今では阿部サダヲ以外にこの映画の主演は思い浮かびません。
とにかくうるさい。テンションは常にトップギアに入りっぱなし。

ライバルとなる堤真一も、乱暴な関西弁がいたについているし、彼女役の柴咲コウもいつもと違う気弱な役でちょっとイイ!
(実は柴咲コウが嫌いでした。)

が、一番よかったのは駒子!
実際に京都で舞妓さんに出会って近くでそのご尊顔を拝ませていただくと・・・がっかり(舞妓の皆さんすみません)ってことが多々ありますが、駒子ならがっかりどころか万歳です。

ストーリーも夢落ちではないか?と心配になるくらいハチャメチャ。
でもそのハチャメチャっぷりがとても痛快で、中だるみもなく、終わり方もとてもよかったと思います。

邦画がおもしろくなくなる原因の第1位は終わり方が悪いことだと、僕は思っています。
だらだらと後日談的に登場人物のその後を見せたり、いったんストーリーは収束しているのに蒸し返して同じ内容の台詞を繰り返したり。思い切りが悪すぎる。
そういった終わり方は「お涙頂戴」的ドラマに多いのでは?!

こんなおもしろいコメディが作れるんだから、日本映画界はくだらない恋愛ストーリーやメロドラマはしばらく控えてみてはどうでしょう。

クリスマス向けではないけれど、かなりおもしろい映画に間違いないと思います。
年末年始に是非、いかがでしょう。



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