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第2話「黙祷と呼ぶ祈り」 |
2018年8月28日 19時0分の記事 |
祈りのカタログ・完全版 第2話「黙祷と呼ぶ祈り」 冥福の祈りの次は「黙祷」と呼ばれる祈りのことです。 黙祷の「黙」は、黙ることです。 黙祷の「祷」の方はと言うと、「祈り」と言う意味です。 全体的には、「黙って祈る」と言う意味になります。 祖母に、この「黙祷」のことを尋ねた時、祖母は、 「黙って祈れ……と、言うことじゃ」と笑っていました。 黙って祈る、とは……無言で祈る……と言うことです。 無言とは、「人の言葉を使わないこと」を意味します。 これは、例え心の中であっても、人の言葉を使ってはならないのです。 では、人の言葉を使わずに……どうして、祈れるのでしょう? この疑問には、後々、ゆっくりと答えるとして、 「神仏や死者の霊に祈る」と、言うのが、本来の黙祷の意味となります。 神仏は、祈りを聞いてくれるかも知れません。 神仏に関しては……黙って、祈りを聞くのが、まるで商売であるかのように誤解されている為……たぶん、文句は言わないと思います。 しかし、死者の霊は……祈りを聞いてくれるのでしょうか? 祈りを聞くかどうかは……その霊の、性格にもよると思います。 陰陽道では……死者の霊は、神のひとつになります。 正確に言うと「ひとはしら」と数えます。 序列で言うと、最近、亡くなった方の霊は……下の方に加わります。 下っぱでも、神は神ですので……やはり「神に対する祈り方」で祈るのが基本となります。 神に対する祈りに関して言うと……神社へ行って、よく誤解する人がおられるようです。 例えば、神社へ行って、お賽銭を投げて、手をパンパンと叩いて、何やら口の中で、ごにょごにょと、 「えぇーと、私の願いは、これこれで……どうか、神さん、よろしゅうお願い致します」と言う人がいます。 これは希望であって……「祈り」ではありません。 また、個人的な願いを、神に一方的に言い放っても、叶うことすらありません。 願うには、それ相応の手順や、決まりがあります。 まず、 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:祈りのカタログ・完全版] |
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