2009年8月29日 2時0分 |
2009年8月29日 2時0分 |
第100話「大団円」 |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第100話「大団円」 この「不幸のすべて」も、いよいよ最後となりました。 最後になりましたが……読者の皆様、長い間……この「不幸のすべて」をお読みいただいて、どうも、ありがとうございました……。 そして、これからの……あなたの人生、この知識が少しでも役立つことを、心より願っております。 さて、前回は……播磨陰陽道の最もダークな部分の技法を、垣間見《かいまみ》ることになりました。 それは、あなたに不幸をもたらす敵コマへの対応と……それらを戦略を持って陥《おとしい》れる為の……技法のいくつかに、ついてでした。 前回、前々回等にお伝えした、「招福《しょうふく》双六」と「調伏《ちょうふく》双六」は……まさに、陰陽の関係にあります。 「招福双六」は「双六」と呼んでいるだけで……実際は、ボード・ゲームではありません。 「現実を、ゲームのように思って、常に客観視すること……。」を、意味しているのです。 そして、これは……霊的な厄や不幸と、戦う為の概念です。 敵を使役する為に使う「調伏双六」は、戦略も意味しています。 つまり、これらの双六の……見えている部分が「招福双六」で……その、見えていない部分が「調伏双六」になると言う意味です。 ……ですので、あなたは「招福双六」をプレーしながら……目に見えない「調伏双六」の考え方を使い……戦略を立てて、敵と戦ってください。 しかし、敵は人ではありません。 敵と戦うと言うことは、 「敵を滅ぼす……あるいは敵を殺す……。」と言うことを、意味してはいません。 この「敵コマ」と呼ばれる用語は、「あなたに敵対する者」と言う意味ではありません。 あくまでも……「味方」と対になる「敵」と言う言葉なのです。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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2009年8月28日 2時0分 |
第99話「戦いの技法」(不幸のすべて) |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第99話「戦いの技法」 前回は、 「敵コマを追い込んだ時……敵コマが、一旦、逃げ道を見つけると、その誘いに、まんまと乗って来ます……。」と言うところでした。今回も、この続きです。この「不幸のすべて」も、残すところ……あと少しになりました。皆様、最後まで、よろしくお願い致します。 さて、「鼠追《ねずみおい》」には……鼠となる敵コマを基準にして……未知の敵コマを、芋蔓式《いもづるしき》に、あぶり出す技法が含まれています。 つまり、鼠を追うと言うことは、 「敵コマとなる鼠を、追い込みながら……やがて、その巣を見つけ出す……。」と言うことを意味しています。 鼠には、必ず巣があります。 それと、同じように……あなたに不幸をもたらす敵コマにも、必ず、それを生み育てる「巣」があるのです。 多くの場合、人は、「巣」の存在を、忘れがちです。 敵コマを退治した時点で、その巣のあることを忘れ、また、同じような種類の敵コマと戦う始めるのです。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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2009年8月27日 2時0分 |
第98話「虚実の技法など」(不幸のすべて) |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第98話「虚実の技法など」 前回は、 「このゲームでは……あなたの未来は、あなたが決めた通りにしか動きません……もし、あなたが何も決めていなければ……あなたは、ゲームに翻弄《ほんろう》され、そのイニシアチブは、他に移るのです……。」と言うところでした。今回も、この続きです。よろしくお願い致します。 あなたの未来が……あなたが決めた通りにしか、動いていないことは……「不幸のすべて・第22話」にも書いていますので、そちらも、ご参考に……。 さて、あなたが、敵コマの未来の状態を決めたら……次に、その未来の状態にそって、計画を立てる必要があります。 これは、あなたの未来ではなく、敵コマの未来です。 実は、あなたの未来は……あなたではなく、まわりの人々の未来を想定することで、変化するのです。 あなたが、もし、 「自分の未来がどうなっているだろうか……?」と、言ったことを想像出来なかったとしても……他人の未来は、容易に想像出来るかも知れません。 では、あなたのまわりの人が……特に、あなたに不幸をもたらしている種類の人が……この先、どうなっていれば良いのでしょうか? つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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2009年8月26日 2時0分 |
第97話「招福双六の実際」(不幸のすべて) |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第97話「招福双六の実際」 前回は、 「不幸を、解決する必要は、ありません……これは、あなたが……自分で、不幸に対応すれば良い……と言う意味です……。」と言うところでした。今回も、この続きです。よろしくお願い致します。 前回は、播磨陰陽道で「招福双六《しょうふくすごろく》」と呼ばれるゲームについて、説明しました。 この「招福双六」と呼ばれるゲームでは……他のゲームと同じく、熱くなった人が負けます。 あなたが、このゲームを冷静にプレー出来なくなった時点で……それは、あなたの負けを意味します。 播磨陰陽道では……あらゆる物事をゲームにたとえて、シミュレーションします。 それにより、物事を客観視するのです。 この世には……実際に現場で戦うのが向いている人と……戦略を立てるのが向いている人の、二種類がいます。 しかし、同じ人でも……それをゲームとして、客観視することが出来たら……戦略にも、現場にも、その時々で対応出来るのです。 その為には、余分な感情をはさまない必要がありますが……なかなか、そのように冷静になれる人は、少ないです。 それは、強制的に冷静になるよう努力するのでは無く……他の、たとえば、祝詞をあげて、心を落ち着かせるような技法を駆使して……必要な時にだけ、冷静でいられるように訓練するのです。 播磨陰陽道には、それらの技法が、さまざまあります。 他の技法を使ってもかまいませんが……慣れない内は、播磨陰陽道の技法のひとつ「祓詞《はらえことば》」を基本としてください。この「祓詞」の技法については、「不幸のすべて・第35話」の中で、詳しく述べています。 「招福双六」は、現実の客観視の為に使われる技法のひとつですが……同じような系統のゲームに、「四方《よも》の蔵《くら》」と呼ばれるゲームがあります。 こちらは、暦とかボードとか、いろいろな道具を使います。 これは、自分の未来の運命を、コントロールする為のゲームですが……招福双六の方は、そうではありません。 招福双六は、どちらかと言うと……あなたの不幸をコントロールし、それを幸福に代える種類のゲームです。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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