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第39話「物の記憶と礼節」(不幸のすべて) |
2009年6月28日 2時0分の記事 |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第39話「物の記憶と礼節」 なぜ、器物がネガティブな感情を記憶することが出来るのでしょう? 何が、それを可能にするのでしょうか? ……と、言うようなところで、前回は終わりました。 さて、器物は、それ自体の固有の情報を持っています。これは、時間や、外部からの干渉で、情報が追加されたり変化したりする特性があります。 たとえば、ここに粘土があったとします。 あなたがその粘土で作った形は……粘土に記憶されます。 ここであなたが……たとえば、楽しんで粘土をいじったとします。また、たとえば、怒りながら粘土をいじったとします。このふたつの作品の違いは、多くの人に感じられることと思います。 それは作品の形に、あらわれます。 また……たとえば、あなたが怒りながら灰皿を床に投げつけたとします。 それを拾った人は、その状況を見て、 「誰かが、怒って投げただろう……。」と推測するでしょう。 しかし、その灰皿が机の上に直されたとしても……なお、あなたの怒りを、灰皿そのものから読み出せる人がいるのです。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:不幸のすべて] |
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