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2009年9月5日 10時12分
近世百物語・完全版  目次
 
■「近世百物語・完全版」を最新話から読む

第一夜「霊能者の日常」
第二話 「ぬらりひょんと呼ばれる存在」
第三話 「たくさんの幽霊屋敷」
第四話 「なにを食べていたのだろう?」
第五話 「人面疽の恐怖」
第六話 「ヤチボウズと呼ばれる植物」
第七話 「呪術の師に出会う」
第八話 「白い手のことなど」
第九夜 「黒い人 ・或は喪服を着てさまよう人々」
第十話 「喪服ついでに」

第十一話 「百日歩く・船岡山の思い出・その1」
第十二話 「百日歩く・船岡山の思い出・その2」
第十三話 「落ちて来るもの」
第十四話「静止した時間」
第十五話 「歩き逝くもの」
第十六話 「野焼きにまつわる祖母の思い出」
第十七話 「蛙の死んだふり」
第十八話 「霊的な体験をし続けること」
第十九話 「雲のかたち」
第二十話 「それを人は鬼と云うなり・その一」

第二十一話 「それを人は鬼と云うなり・その二」
第二十二話 「人が神と呼ぶもの」
第二十三話 「ふたり分の記憶」
第二十四話「お月さんいくつ・胞衣の手が触る」
第二十五話 「不思議なタクシー・時々出会う乗物」
第二十六話「座敷童子のような物」
第二十七話 「さまよい歩く死んだ者の魂」
第二十八話「鬼・心の闇に憑依するもの」
第ニ十九話「回転する首」
第三十話「厚みのないもの」

第三十一話「UFOらしきもの」
第三十ニ話「覗いているモノ」
第三十三話 「人から聞いたお話」
第三十四話「お岩様」
第三十五話「アヤカシ」
第三十六話「みんな夢の中」
第三十七話「帰ってきたもの」
第三十八話「十二月十四日」
第三十九話「福の神」
第四十話「小さくて大きな社」

第四十一話「防空壕」
第四十ニ話「黒い鼠」(無料)
第四十三話「デパートの怪」
第四十四話 「猫がささやく」
第四十五話 「魔魅など」
第四十六話「壊れて行く機械」
第四十七話 「水の話」
第四十八話「カラス」
第四十九話「夢で過去の人々に問う」(無料)
第五十話「トコヨ春の国」

第五十一話 「祖母のお客様」
第五十ニ話 「コロポックル」
第五十三話 「デ・ジャブ」
第五十四話 「黒い穴」
第五十五話 「虫ノシラセ」
第五十六話 「溺れた時のこと」(無料)
第五十七話 「目をそむける人々」
第五十八話 「首吊りの木/自殺するとどうなるのか」
第五十九話 「日蝕・太陽が隠れる時」
第六十話 「お遍路さんなど/赤い着物の男の幽霊」

第六十一話 「生き物を食べる不思議な草」
第六十二話 「仏法嫌い」
第六十三話 「心霊写真のあれやこれや」
第六十四話 「キツネつき」
第六十五話 「ひとつ火」
第六十六話 「旅館の怪」
第六十七話 「学校」
第六十八話 「乗り物の怪」
第六十九話 「ひだるの神」
第七十話 「硫黄島の思い出?」

第七十一話「ゲーム会社での怪」
第七十二話「廃屋の思い出」
第七十三話「隠れん坊」
第七十四話「奇妙な人たち」
第七十五話「真冬の怪」
第七十六話「祖母のおとぎ話」
第七十七話「話しかけて来るモノ」
第七十八話「画面に写るモノ」
第七十九話「屋根の上に立つ女性」
第八十話「テレビの中の女」

第八十一話「触れ合う記憶たち」
第八十二話「人の後ろに見えたモノ」
第八十三話「アイヌ・モシリ」
第八十四話「結界」
第八十五話「奇妙な音の正体は?
第八十六話「死語(古語)」
第八十七話「霊道」
第八十八話「祝詞」
第八十九話「こっくりさん」(無料)
第九十話「シガラミ」

第九十一話「悪霊の壷」
第九十二話「悪夢」
第九十三話「青い波の立つ池」
第九十四話「播磨御式神内」
第九十五話「手形足形」
第九十六話「祓いの鐘」
第九十七話「天に昇る闇の柱」
第九十八話「多い人と少ない人」
第九十九話「つくも神」
第百話「天寿・そして死後の世界へ」
 
 
 
 
 
 
 
 
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2009年9月2日 14時0分
第百話「天寿・そして死後の世界へ」(近世百物語)
 
◎近世百物語・完全版
 第百話「天寿・そして死後の世界へ」



 近世百物語・完全版も、すでに百話目となりました。
 これで、すべての物語を終わりますが……私の霊体験は、日々、し続けていることもあり……これで終わりでは、ありません。
 また、続きを書くかも知れませんが……今の時点、みなさんにお話しして、問題のない部分が……これで終了することにします。


 さて……今まで、多くの先輩や、師匠が亡くなりました。
 もちろん、曾祖父も、祖母も……かなり昔に、亡くなりました。
 生きていれば、このようなことは起こりますが……私はそれを悲しまず、未来につなげて、生きることにしています。
 それは……大きな木が、倒れることに似ています。
 大木が朽ち果てて、倒れれば……その場所に、新しい芽が、芽吹くのです。

 しかし、私に取っての……亡くなった人々は……静かに眠ってくれている、だけの、存在ではありません。
 亡くなる時に、挨拶に来る人もいます。
 また、ある人は……亡くなってから、しばらくして……毎晩、夢の中に、その姿を表すこともあります。
 いづれにしても、静かにしているのは……死にそうになっていた時、だけの、お話です。
 われわれの播磨陰陽道は……死後の世界に自分の意識を留めておくことを目標とし、さまざまな技法を伝え残しています。
 諸先輩やら師匠達が、死後の世界から語り掛けて来ることを見ると……私が幻覚を見ているのか……さもなくば、その技法が真実であるかの、どちらかだと思います。
 どちらでも、良いですが……夢の世界から多くを語り掛けて来て、それが、時々、正しいのですから……信じないワケにも、行かないと思います。

 今年、2009年の九月の中頃に……私が、夢日記を書き始めて、ちょうど千日目を迎えます。
 その間、さまざまな霊的な夢を見ました。
 もちろん、ただの夢や、記憶を整理する種類の夢も多いですが……基本的に、毎日、夢を見ています。

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2009年9月1日 14時0分
第九十九話「つくも神」(近世百物語)
 
◎近世百物語・完全版
 第九十九話「つくも神」



 百年《ももとせ》に、ひとつ足らぬは、つくも神……と、言うことで、今回、とうとう九十九話になりました。
 この近世百物語・完全版も……残すところ、あと一話です。では、よろしくお願い致します。

 さて、「九十九神」と書いて、「つくもがみ」と読みます。
 これは、器物が百年くらい存在して……「物ノ怪《もののけ》」に化ける種類の現象です。

 器物が百年近い間、人の世にあって大切にされると……ある時、人にその姿を見せようとします。
 これが、良い方向に働けば、幸いをもたらしますが……悪い方向なら、厄を生み出します。
 どちらの場合も、これらを「つくも神」と呼ぶようです。
 長い間、大切にされた器物は……人に、その姿を見せようとしますが……それらが粗末な扱いを受けた時に、半分だけ人のような姿を見せるもののようです。

 子供の頃のある時……江戸時代の「百鬼夜行絵巻」で見るような……不思議な物ノ怪を、目にしたことがありました。
 それは、線香立てに手足が生えたような物で……忙しそうに、窓の外を走っていました。
 見ていると……仏壇から、逃げ出したような感じがしました。
 その頃、家には、仏壇がなかったので、
 「どこから逃げて、来たのだろう……。」と思いました。
 それから、近所の家で夫婦喧嘩があって……家の外に仏壇とか、位牌とか……そう言う物が、ちらばった噂を聞きました。
 それは……古けど、とても豪華な仏壇らしく……位牌や線香立ても、かなり立派な物のようでした。
 それを聞いて、
 「ああ、あの家から、逃げて行ったんだな……。」と、思いましたが……それにしても、あれは、どこへ逃げて行ったと言うのでしょう?

 祖母に、
 「家の近くで夫婦喧嘩があって、仏壇が、外にほおり出された時……そこから逃げて来る、線香立ての姿をした物ノ怪を見たけど……あれは、どこへ行ったの?」と、尋ねました。

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2009年8月31日 14時0分
第九十八話「多い人と少ない人」(近世百物語)
 
◎近世百物語・完全版
 第九十八話「多い人と少ない人」



 ある時、喫茶店に友人達と入ったら……出されたコップの水が、ひとり分だけ多かったことがありました。
 「数え間違いだったのだろう……。」と言い友人と言いながら、お茶を注文すると……奇妙なことに気づきました。
 やはり、ひとり多いのです。
 喫茶店に入って来たハズの人数より……今、目の前に座っているハズの人の数が……ひとり、多いのです。
 何度、数えても……ひとり多いのですが……それが誰なのか、分かりません。
 他の人が数えても……やはり、ひとり多いのです。
 そして、その人も、誰が多いのか、分からないようでした。
 真夏で、お盆に近い時期でしたので……少し気味が悪い、感じがしました。
 この時は……次第に話題が陰気な方向へ傾いて行き……最後は、怪談話になってしまいました。
 喫茶店を出た時……全員いるかどうかを数えると、今度は、ひとり足りません。
 しかし、誰がいないのかが……そこにいた誰にも、分かりません。
 ただ、ひとり足りない感じがしたのです。

 子供の頃……真夏にキャンプした時も……ひとり、いなくなったことがあります。


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今日は5連発!どんどんいきます。
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2009年8月30日 14時0分
第九十七話「天に昇る闇の柱」
 
◎近世百物語・完全版
 第九十七話「天に昇る闇の柱」



 この世には、地上から天に昇る、闇の柱のようなものがあります。
 それは、地面から空に向かって……黒い、闇のような柱が……立つ現象です。

 その多くは……目に、ハッキリと見えません。
 ただ、暗いとか、その部分だけ寒いか、湿気があるとか……人によっては、とても陰気な感じがするだけかも、知れません。
 そして、これには……サイズと言うものがありません。
 ……ですので、太くも見え……同じものが、細くも見えます。
 そして、細いように感じるものも含めてすべて……地表から天へ向かって……永遠に思えるほど、長く長く、伸びています。
 この……柱と柱を結ぶのが、いわゆる「霊道」と呼ばれるものです。
 地図上に、闇の柱の位置を記入して……それを直線ではなく……地形にそって結ぶと、「霊道」の位置が判明します。
 しかし、単純に結んだだけではなく……風の吹き方とか、水脈の位置とか、磁場の変化も考慮しなければなりません。
 磁場の変化は……大きな岩の位置とか、生えている木の形によって、理解することが出来ます。
 この「霊道」のことについては……以前、「近世百物語・完全版」の第八十七話に書きました。それらについては、そちらもご参考に……。

 さて、闇の柱は、霊的な自然現象のひとつです。

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はじめまして、播磨陰陽師の尾畑雁多《おばた・かりんど》です。

 陰陽師には京都系統の「都《みやこ》陰陽師」と、播磨の国の「播磨陰陽師」の二種類の系統があります。  播磨陰陽師は、応仁の乱の時に京の都から播磨に戻った陰陽師達の子孫のことですが、播磨の国はもともとの陰陽師達のふるさとでした。

 播磨陰陽師には、夢に関してや、武術のことなど様々な伝承を持ちますが、今回はその中から「不幸のすべて」に関するお話と私が体験した不思議な体験「近世百物語」をお届けさせていただいております。



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