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第五十七話 「目をそむける人々」(近世百物語) |
2009年7月20日 14時0分の記事 |
◎近世百物語・完全版 第五十七話 「目をそむける人々」 これは、セミナーでも良く話しますが……以前、JRの福島駅で、幽霊を見ました。 もちろん、真昼間です。 私は、友人と駅の改札を出て……ふと、妙なことに気づきました。 改札の前の人の流れが、ある場所を避けるように、流れているのです。 かなり混雑した時間帯にもかかわらず……すべての人がある一箇所を、見ないようにして歩いています。 ふと、そこを見ると、女の子が立っています。 全員が、その女の子を避けるように、歩いているように見えました。 「なんで、あの女の子を、みんな、見ないのだろう?」と指さして、つぶやくと、その友人は、 「えっ、そこには誰も、いないよ。」と言って、反対側を見ています。 ですので、 「そっちではなく、あっちだけど……。」と言って……さらに、強く、指さしました。 しかし、その友人は、 「えっ、見ているけど、誰もいないって……。」と言い続けます。 ふと、不思議に思い、その女の子の姿を見ると…… つづきをご購入いただけます(200円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:近世百物語・完全版] |
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