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第94話「四魄」(不幸のすべて) |
2009年8月23日 2時0分の記事 |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第94話「四魄」 前回は……少し引用が長くなりますが、 「劣等感を持つ人には……欺瞞《ぎまん》、慢心《まんしん》、卑屈《ひくつ》、見栄の傾向があります……優越感を得るために、他人を攻撃しようとします。その心の裏側には……常に不安と、恐れがあります。また、いつもに孤独な心を持ち、自分をごまかそうとしています。彼らが、自制心が少ないのは、その理由からです……。」と言うところでした。今回も、この続きですね。よろしくお願い致します。 この……欺瞞《ぎまん》。慢心《まんしん》・卑屈《ひくつ》・見栄《みえ》の四つの心は……神道で言う「一霊四魂《いちれいしこん》」に対応して……播磨陰陽道では「四魄《しはく》」と呼びます。 「一霊四魂」は、神道では、良く使われる言葉です。 これは、 「ひとつの霊は、四つの魂で出来ている。」と言う意味で、使われています。 四魂の内容は……幸魂《さきみたま》・和魂《にぎみたま》・奇魂《くしみたま》・荒魂《あらみたま》です。 幸魂は……人に幸福をもたらす魂のことです。 和魂は……柔和・精熟などの徳を備えた魂のことです。 奇魂は……不可思議な力を持つ魂のことです。 そして、荒魂は……荒く猛き魂のことを意味しています。 この四つの魂が、ひとつの霊体を造り出します。 しかし、それらは、ちょっと複雑な概念ですので……意味や、解釈も、さまざまあります。 これに対応した場合の「四魄《しはく》」は……欺瞞・慢心・卑屈・見栄の四つの心ですが……播磨陰陽道では、 「この四つの魂が、悪い霊性である悪心を、人に、もたらし、厄を生み出すのだ……。」と考えています。 これらは、悪霊《あくりょう》を構成する要素として考えられています。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:不幸のすべて] |
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