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第22話「喜び・怒り・憂いの欲」(不幸のすべて) |
2009年6月11日 2時0分の記事 |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第22話「喜び・怒り・憂いの欲」 さて、四欲七情を欲しいままにして、その人の心が弱くなると……その人の心から、元気が損なわれると伝わっています。 この心の元気が損なわれた状態が、不幸を作り、あるいは呼び出すのです。 ……ですので、この欲と心の中で戦って、征服しなければなりません。 その手順ですが……播磨陰陽師の伝承には、 「内欲の内、まづ、四欲七情を征したる後、三欲を征するべし。」とあります。 内欲は、四欲七情のことですが、三欲と言った場合は……言葉を欲しいままにする欲と、七情を除いたものを意味します。 七情は、頭の中で発生する強い感情的なエネルギーです。 これは、喜び・怒り・憂《うれ》い・思い・悲しみ・恐れ・驚き……と定義されていますが、この欲に心が支配されると、冷静ではいられなくなります。 いわく、 「喜びの欲とは、喜ばしきことを望むあまり、自分を見失うの心なり。」と伝わります。 例えば子供を育てる時……そのあまりの可愛いさに、喜びの欲が出て……心を奪われてしまう人が多くいます。 そして、 「子供が喜ぶから……。」と言い訳しながら、自分の喜びのよくを満たそうとするのです。 そう言う人に出会った時、良く観察し、考えて見てください……。 けして、子供が喜ぶからではなく……自分が嬉しいから、あれやこれや子供にしていることが分かると思います。 ダメな親は、口癖のように、 「子供のため。」と言いますが、それは自分のためであり……けして、子供のためになっていません。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:不幸のすべて] |
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