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福をもたらす七福神講座・第3回
2018年9月6日 19時0分の記事
 
福をもたらす七福神講座・第3回


? 宝船の絵に書くこと
 
 宝船の絵には、必ず、つきものの要素があります。
 ひとつは、回文《かいもん》と呼ばれる文章です。

 
 回文は、「たけやぶやけた」に代表される……上から読んでも、下から読んでも同じ発音になる、不思議な文章のことです。
 
 平安時代の代表的な回文に、
「をしめどもついにいつもとゆくはるはくゆともついにいつもとめじを」と言うのがあります。
 
 こちらは、「惜しめども、ついにいつもと、行く春は、悔ゆともついに、いつも止めじを」と読みます。
 
 これは、行く春を惜しむ文章ですが……
 
 
宝船に書きそえられる回文は、
「なかきよのとおのねむりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな」と言うものです。
 
 こちらは、「なかきよの、とおのねむりの、みなめさめ、なみのりふねの、おとのよきかな」と区切って読みます。
 
 上から読んでも、下から読んでも同じ意味となる文章になりますが……これに漢字を、あてはめると、
「長き世の、遠の眠りの、皆目覚、波乗り船の、音の良きかな」となります。
 
 
 昔は、濁音を、書かなかった場合がありますので……上から読んでも、下から読んでも、同じ発音に出来るのです。
 
 この文章は、回文使いの文章ですが、正確には「祭文《さいもん》」と呼ばれます。
 
 祭文と言うのは、呪文の一種で、めでたい時に使うもののことです。

 
 
 講座で販売している宝船の絵霊符にも、この回文が書いてあります。
 50年物の朱墨をすって、朱筆で、一枚、一枚、祭文を唱えながら書き加えています。
 そして、多くの宝船の絵には、必ず、「みおつくし」と呼ばれる不思議な記号が描かれています。
 
 
? みおつくしのこと
? 七福神の由来は?

 
 
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[カテゴリ:福をもたらす七福神講座]




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はじめまして、播磨陰陽師の尾畑雁多《おばた・かりんど》です。

 陰陽師には京都系統の「都《みやこ》陰陽師」と、播磨の国の「播磨陰陽師」の二種類の系統があります。  播磨陰陽師は、応仁の乱の時に京の都から播磨に戻った陰陽師達の子孫のことですが、播磨の国はもともとの陰陽師達のふるさとでした。

 播磨陰陽師には、夢に関してや、武術のことなど様々な伝承を持ちますが、今回はその中から「不幸のすべて」に関するお話と私が体験した不思議な体験「近世百物語」をお届けさせていただいております。



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