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第8話「辞書はループする」 |
2018年10月9日 19時0分の記事 |
祈りのカタログ・完全版 第8話「辞書はループする」 呪文の「ちちんぷいぷい」と、言うのが、「祈りの一種」であることを……前回に、少し、書きました。 ここで、辞書で「呪文」の項目を引いてみましょう。 辞書には「 一定の呪術的行為の元に、それを唱えると、神秘的な力が現れると言う言葉文句。まじない、のろいの文句。密教・修験道・陰陽道などで唱える、まじない」と書いてあります。 ここでは、「まじない」と言う言葉が印象的なので……その「まじない」について……さらに、辞書で調べると、「神仏や霊力を持つものに祈って、災いを逃れようとしたり、また、他人に災いを及ぼすようにしたりすること。また、その術。呪術」と書いてありました。 さて、どうでしょうねぇ? 私の心の中には、「祈って」と言う言葉や、「呪術」と言う言葉が、印象的に残ります。 ここで言う「祈って」は、「祈り」のことなので……その「祈り」についてを、またまた、辞書で引くと、「神仏に、加護救済などを、請い願うこと」とあります。 これらの辞書で引いた言葉を、ちょいとそこらに、並べてみて……それらを、ゆっくりと眺めていると……なんだか意味が、分からなくなって来ます。 どの言葉について、辞書で引いても……同じような内容の物事を、別な言葉に言い変えて……説明しているような、感じがします。 言葉が、まるで、ループしているように……感じるのです。 これらの辞書の意味を、総合して、さらに分析すると……「呪文」とは、「密教・修験道・陰陽道などで唱える、神仏や霊力を持つものに対する祈りの一種で……災いを逃れようとしたり……また、他人に災いを及ぼすようにしたりする文言」と言うような表現になりますか? 長くて面倒なので、少し、省略して……言葉を「陰陽道」に限定し、さらに「神」に限定すると、「神に対する祈りの一種で……災いを逃れようとしたり……また、他人に災いを及ぼすようにしたりする文言のこと」と、なると思います。 少しは、簡潔になりましたか? この「文言《もんごん》」のことを……われわれは、「呪《しゅ》」と呼びます。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:祈りのカタログ・完全版] |
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