変成王(用語解説) | |
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2009年11月17日 19時0分の記事 | |
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【変成王】 これは、「へんじょうおう」と読みます。 変成王は、閻魔大王配下の地獄の王のひとりです。 変成王は、人が死んで四十二日目の……六七日《むなぬか》に、死者の魂を裁く裁判官です。 変成王は、前の二王の判定結果を、ここで分析すると言われています。 変成王の前には……双樹三途《そうじゅさんず》と呼ばれる、二本の木の間から伸びた三つの道があります。 亡者は変成王に……この三つの道の、いづれかへ進むよう示され……それによって成仏、不成仏を自分で選ぶことが出来ます。 しかし、ここで……罪のある亡者は……それとは知らずに悪道に走り入って、銅の煮え湯を浴びてしまうそうです。 その道の奥には、剣のような岩が突き出た細い道が……五百里もある「闇鉄所《あんてつしょ》」と呼ばれる難所があります。 また、別な道には……鉄丸所《てつがんしょ》と呼ばれる、大きな鉄の玉がごろごろとぶつかる広い河原があり……そこを生前悪業の多い亡者が通ると……その玉で頭を打ち砕かれると言われています。 この変成王は、弥勒《みろく》菩薩の化身であるとも言われています。 ちなみに、五七日は、閻魔王が担当していますが、閻魔王については、以前に書きましたので、そちらを参考に……。 ↓ http://blog.kuruten.jp/harimamono/95686 雁多記す。 ご購読・応援ありがとうございます。 今回の播磨陰陽師☆雑記はいかがでしたでしょうか? 喜んでいただけましたら、これらのアイコンをクリックして応援いただけると嬉しいです。 ←投票ポチッ♪
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