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風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」(無料公開) 
[【時代小説発掘】]
2011年7月17日 9時48分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
赤穂藩の隠密・風の喜八のシリーズである。元禄の江戸で夢想流杖道(むそうりゅうじょうどう)の達人喜八が、討入後、庶民のために活躍する時代物。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

隠密廻り同心・磯貝真六 「お多勢八幡」
隠密廻り同心・磯貝真六2 「伊助の別れ火」
隠密廻り同心・磯貝真六3 『篤姫の守り人』
隠密廻り同心・磯貝真六4『富岡八幡土俵入り』
隠密廻り同心・磯貝真六5「丸山応挙の幽霊画」』
隠密廻り同心・磯貝真六6 『会津への旅』
隠密廻り心・磯貝真六7 『会津西街道』

風の喜八1 「討ち入り」




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【時代小説発掘】
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 四ツ木八幡にて

 利助が死んでから、八幡宮の時の鐘をつく者はいなかった。八幡宮は、瓦が崩れ参拝する人達もめっきり少なくなっていた。
 早春の頃、男が独りで八幡宮を直し始めた。喜八であった。喜八は、自分の命を救ってくれた八幡様に恩返しをしたかった。
 浅草から通っていた喜八は、時間を惜しんで、利助の家に住むことを望んだ。村長は、利助の家に住むことを許した。
 喜八は、痛んだ屋根瓦を直し、朽ちた板を取り替えた。村人たちも境内の草を取り、建材を買うための喜捨をした。
 手を入れた八幡宮は見違えるようであった。近在からも参拝客が少しずつ集まりだした。喜八は、境内に小屋を作って、縁台もこしらえた。
そこで、汁粉や塩饅頭を売った。塩は赤穂のものであった。塩饅頭は、またたく間に江戸葛飾の名物になった。
 大名や寺社から使いが来て、塩饅頭を買っていた。そのうち、数日前に注文を取って渡すということになった。
やがて、喜八だけでは手が回らなくなって、村人たちも手伝うようになった。
 八幡様の縁日で賑わった夏の夕暮れであった。手伝いの村人たちに給金を与えた後、三人のやくざ風の男達が八幡宮に姿を見せた。
 喜八は、男達の顔つきや風体で、瞬時にどのような者かを見抜いていた。
「御免よ、商売繁盛のようだな。ここにいた年寄りと娘は何処に行った?」
 頬に切り傷の跡がある男が喜八に言葉を発した。
 後ろで、二人の若い者たちが睨みをきかしていた。
「詳しいことは分からない。藪から棒にどうしたんだ?」
「おいらは、口入れ屋の相模屋に雇われている銀二という者だ。おめぇさんは?」
「宮大工の喜八」
「そうか・・・・・・、喜八さんか。物は相談だが、ここに住んでいた親子に娘がもう一人いてなぁ、名はお光。それが労咳で寝たきりになっちまいやがった。先立つものは金なんだよ」
 銀二は、ずるそうな目をして、喜八の前に座った。
「具合の悪い娘さんは、どこで伏せていなさるのか?」
「千住小塚原町の岡場所の蔵で伏せているぜ。毎日、金魚のような血痰を吐いてな。女の薬代や賄いで大借金ができちまいやがった」
 銀二は、若い者に言ってお光の借金の証文を出させた。
「これが証文さ、金が無いから年季奉公をさせるんだが、これが寝たきりとくりゃ、家族が出さなくちゃならねぇんだよ。妹に働いてもらうしかないよな」
「兄貴は、マムシの銀二と呼ばれていなさる。浅草観音界隈では知らねえ者はいねぇぞ」 瓜のような長い顔をした連れの若い男が凄んだ。
「悪いが、俺は、蛇は嫌いなんだよ」
「なんだとてめえは、ふざけるんじゃねぇぞ!」
 喜八の言葉に、連れの若い男達が声を荒げた。
 銀二は、喜八の落ち着いた様子が気になっていた。三人の男に絡まれても動じずに、物静かな目でこちらの心を見透かしているようであった。
「お客さんが来た。悪いがお前らの相手をしている暇はないんだ」
 男達は舌打ちをして、八幡宮を後にした。
「銀二だよ。珍しいねぇ」
 塩饅頭を買いに来た農家のおかみさんが、銀二の後姿を見てつぶやいた。
「あの男を知ってなさるのかい?」
「銀二は、川向こうの押上村の生まれなんだよ、家族は流行り病で次々に死んで、浅草の米つき屋に丁稚奉公に行ったんだよ。それがいまじゃ、あくどい口入れ屋の手先になったらしい。素直な子だったのに」
 喜八は、相手の心を見定めることができた。それは、杖道(じょうどう)の修行で得たものであった。
 杖道の創始者である夢想権之助は、太宰府天満宮に近い竈門(かまど)神社で神託を受けた。
「丸木をもって水月を知れ」
 夢想権之助は、この時、殺人剣から人を殺めない剣の道を知ることができた。
 四尺二寸一分の胸の高さほどの白樫の棒は、神が日本国を創った時の矛(ほこ)にも例えられる。
 白樫の棒を持った遣い手は、真剣を持った相手と対峙し、相手の心を見据えて、瞬時に棒を打ちつけるのであった。
 喜八は、己心に流れる川面に浮かぶ月を浮かべる。明鏡止水ではなく、水は絶えず流れて行く。その流れに水月を映すのであった。
 喜八は、己の心を見ることによって、恐怖心を無くすことができた。そして、喜八は、修行を続けることで、相手の心の内が少し見えるようになっていった。心が見えれば、相手は最早敵ではなかった。
 喜八は、やくざの銀二が根っからの悪人には思えなかった。喜八は、銀二の心に悲しみがあるのを感じていた。
 蝉時雨の中、夏の夕暮れが迫っていた。喜八は、白装束で袴をつけた姿で、誰もいない境内で白樫の棒を構えた。
 曲芸のように棒が動いた。流れるように突いたり、打ったり、払ったりを繰り返していた。真剣の動きを見極めて、相手に攻撃を掛ける。
 社の鳥居の所で、老婆がそれを見ていた。棒を振る音や足をする音が境内から聞こえ、連続する技を繰り出す喜八がいた。
 夕闇の中で白い龍がうごめいているように老婆には見えた。老婆は、思わず手を合わせるのだった。
 老婆の他に喜八を見ている者たちがいた。幕府の隠密である伊賀の忍びであった。喜八の棒術の動きをじっと見守っていた。


(二) 薄幸の娘お光

 喜八は、千住の牛頭天王社近くの小塚原町にいた。刑場があるこの町は、カラスが鳴き、野犬がうろついていた。辺りは、荒んだ雰囲気があった。場末の遊女屋には首に白粉を塗った女たちが客をとっていた。
 店先では、やり手婆が声を掛けて来た。
「おにいさん、寄っておいでよ。いい子がいるよ」
 喜八は、やり手婆に金子を握らせた。
「労咳(ろうがい)で、女郎屋の蔵に寝ている子がいるだろう?」
「卍屋には今にも死にそうな女がいるよ。待ってよ、聞いてみるよ」
 やり手婆が、手招きをした。喜八は、教えられた卍屋の裏手に回った。白壁の蔵の前には、初老の女が疲れた顔をして立っていた。
「お光っちゃんのお知り合いかい?」
「四ツ木村の八幡宮に住んでいた人ですかい?」
「そう言えば、八幡様の境内で汁粉を売っていたって聞いたことがあるよ」
 鍵のかかった蔵の戸を開けると、光に映し出されたのは、痩せた白い顔をした女が寝ていた。女は目を閉じて、苦しそうに息をしていた。
「この子は、店では夕霧という名で通していたのよ。やさしい子でね。いつも、四ツ木村の方に手を合わせてね、八幡様の御札を大事にしていたのよ」
 蔵の戸を開けてくれた初老の女は、お光の髪に櫛を入れながらそう言った。
「お光さん、おいらは今八幡様に住んでいるんだ。利助さんからお勢さんを頼まれてね。聞こえるかい?」
 お光は、微かに目を開いた。
「おとっつぁんは?」
 喜八は、言葉に詰まった。
「亡くなったんですね・・・・・・、そうですか・・・・・・」
 お光のか細い声がした。その時、蔵の戸口に人の気配がした。
「夕霧のお知り合いかい?」
 声を掛けて来たのは、卍屋の女将だった。女将は、喜八を外に連れ出すとお光の命はもう長くないと話した。
 借金は残っているが、引き取ってくれればそれでいいということだった。喜八は、女将の申し入れに応じた。
 お光は、一時程で店の女たちに着物を着せてもらい、髪を結ってもらった。喜八は、お光を背負った。お光があまりに軽いのに喜八は驚いた。そして、そのまま大川に向かった。
卍屋の女たちは、泣きながらお光を見送っていた。
「もうすぐ、四ツ木村に着くからな。大川から船で八幡宮に向かうんだよ」
 喜八は、お光に語りかける。お光は、もう意識が無かった。大川で船に乗った喜八は、お光の手が冷たくなっているのを知った。
 お光は死出の旅に出ていた。もう血も吐くことも無く、男達に春をひさぐこともない。 両親たちが、お光を迎えに来る。お光は、子どもの頃に聞いた祭囃子を聞いている。楽しかった昔の時が戻ってきた。
 大川を行き来する白い帆の船をみんなで見ていた。夏は蛍を追い、盆の火を焚いて祖霊を迎える。
 生きることは苦しいとお光はいつも思っていた。自分の育った四ツ木村に近い押上村で育った銀二と知り合い、騙されていることを知りながら自らを苦界に沈めた。
 お光は、八幡様に請願をしていたこともあって、決して人を怨むことはしなかった。こうして、浄土に行くことができることを感謝していた。
 一度の人生を生き抜くことが、尊いことを八幡様に教えられたようであった。
 喜八は、朝露のごとく逝ってしまった若い娘の死に涙した。そして、微笑んでいるような死に顔のお光を八幡宮の家に安置した。四ツ木村の人々が集まってきた。
 夕刻になって、お勢は、深川仲町にある伊勢屋から駆けつけた。
 お勢は、変わり果てたお光を見て、傍らに寄り添って泣き叫んだ。
「お勢ちゃん、姉様はおとっつぁんとおっかさんと一緒に極楽にいるよ。きっとだよ」
 喜八は、お勢に語りかけた。
 吉良邸への討ち入りに加わることもできずに、生き残った喜八はこの時、弱い者たちのために生きて行くことを誓った。
 お勢は、喜八を見て不思議そうな顔をしていた。喜八が赤穂浪士と共に死んだとお勢は思い込んでいた。
「喜八さんは、赤穂のお人でしょう。私は、喜八さんが、討ち入りで死んだとばかり思って・・・・・・」
「幽霊じゃないぜ」
 喜八は、すっかり大人になったお勢を見て美しいと思った。
「喜八さん、姉様も死んでしまって・・・・・・、ひとりぼっちになってしまったの」
「お勢ちぁん、おいらもひとりだぜ、利助さんからお勢ちゃんのことを頼まれたんだ・・・・・・」
 お勢はその場でまた泣いた。
 空には、満月があった。
「お月さんが見ているぜ。幸せになるんだぜ、お光さんの分まで」
 お勢は頷いた。
「実は、おいらが八幡様の鐘をついているんだぜ。初めは音が響かなかったが、いまじゃ、大川の向こうまで聞こえるってよ」
 同じ産土神の喜八とお勢は、前世からの縁で巡り合ったようであった。二人でいるだけで喜びに包まれるのだった。
 来年の八幡様の大祭には、二人で江戸市中からの参拝客を迎える。江戸葛飾の赤穂産の塩を使った塩饅頭を売って、村人たちと祝いたかった。放生会には、先祖供養のために放し亀をする。
 喜八は、亡くなった赤穂の殿様のことを思っていた。そして、やさしい言葉を掛けてくれた大石内蔵助のことを思っていた。
「お勢ちゃん、来年の放生会には、子どもたちに頼んで亀をいっぱい桶に入れてよ、大川に放すぞ。おとっつぁんと姉様の分もな。そして、御家老様たちの分まで・・・・・・、お勢ちゃんがお客さんたちに亀を売るんだぜ」
「放し亀です。放せば御先祖様の供養になります。えー、放し亀です。いかがでしょうか。放し亀は要りませんか? お客さん、亀の泳ぐ方に手を合わせてください。それが御先祖様のいらっしゃる方角でございます」
 お勢は、喜八に言われてそう叫ぶ。二人は顔を見合わせて笑い声を上げた。
「お通夜だけど・・・・・・、姉様も笑ってくれるよ」
 喜八は、苦界からようやく自由になったお光のために、この場を少しでも明るくしたかった。村人たちは、酒や天ぷらを持ち寄って、お光の子どもだった頃の思い出を語り合った。


(三) 夢想杖道(むそうじょうどう)が唸る

 翌日は、朝から夏の日差しが射していた。お勢は、夕方までには深川仲町の伊勢屋に戻らなければならなかった。早桶が来て、昼過ぎには村の墓地に葬られることになっていた。
 隣村から住職が来て、最後のお経を上げていた。お勢は、手を合わせながら「ありがとう」と心の中で姉への感謝の言葉を唱えていた。
 子どもの頃から、いつも一緒に遊んでくれたやさしい姉であった。
 お勢は、お光が実の姉ではないことを知っていた。子どもの頃、村の子どもからそんなことを言われていじめられたことがあった。
 母親がこの八幡様の境内で行き倒れて死んだことも知っていた。それでも、子ども心に誰にも言わないことを決めていた。
 外で騒ぐ声がした。喜八が外に出ると、銀二が若い者を二人連れて塩饅頭を売る屋台を蹴飛ばしていた。
「おまえか、お光を小塚原の遊女屋から連れ出しやがって、余計なことをしやがって。無理に連れ出したから、お光は死んだんじゃねえのかよ」
 銀二は、目が据わっていた。連れの若い者が懐から短刀を抜いた。境内にいた村人たちが悲鳴を上げた。
 喜八は、戸口に立てかけていた丸木の棒を持っていた。銀二たちは、喜八を囲んで今にも飛びかかるような仕草をした。
 若い男達が動いた瞬間であった。喜八の持っていた棒がまるで生き物のように動いて、短刀を打ち落とし、一人は眉間を割られ、もう一人は、腕を叩かれみぞおちを突かれて地面に倒れていた。一瞬の出来事であった。
 喜八は、棒の先端を銀二の目に向けていた。喜八は、己心の流れる川に月影を落としていた。喜八は、自らの気持ちを落ち着かせ、銀二の心を探っていた。
 銀二は、大声を上げて短刀を抜き、喜八に向かって来た。喜八は、夢想権之助が編み出した夢想流杖道の流れるような動きで、銀二の短刀を叩き落とし、瞬時に腕をへし折り眉間に棒を打ちつけた。
 三人は、死んだように境内に横たわっていた。
「悪ぶるのはよせ。お光さんは極楽に旅立った。お前さんに騙されていることもすべて承知の上でな。お前は、お光さんに自分の死んだ母親の面影を重ねていたのではないか?」
 喜八は、見動きができない銀二にそう語りかけた。
「お光さんは、お前を許していたんだよ。お光さんは観音様だったんだぜ。忘れちゃいけねえよ」
 喜八の言葉が、銀二の心に届いた。銀二は、子どものように涙を流した。かけがえのない人の幸せを踏みにじった自分を恥じた。
 天涯孤独の身で、奉公先では、主人から折檻をされ、年上の奉公人にいじめられた。銀二の心に鬼が住み、世の中への復讐心だけが増長していった。
 喜八の杖道を見ていた村人たちは、白樫の棒の動きに口をあんぐりとあけていた。
 その時、公儀隠密も喜八の剣を見ていた。赤穂藩の隠密である喜八の杖道に注目をしている者がいた。それは、幕府の中枢にいる者であった。
 銀二たちは、筵(むしろ)の上に寝かされていた。若い二人は、軽傷であったので一時もしないで、すごすごと姿を消した。銀二は、まだ立ち上がれる状態ではなかった。
 そのうち、早桶が来た。お勢は泣き声を上げた。村人たちもすすり泣いていた。銀二は、体が動かないので顔だけを早桶に向けていた。
 喜八とお勢は、早桶の後について行った。村人たちも最後の別れをしに、村の墓に向かった。

 
(四) 隠密廻り同心 高畠十郎

 九月に入り、後十日もすればお勢が奉公先から帰ってくる。喜八は、塩饅頭を売った後、削った木を釘で打ちつけて家の手入をしていた。
 八幡宮に、二人の男達が姿を見せた。着流しに羽織姿で朱の房の十手を差していた。もう一人は供の者で、若くたくましい男であった。立ち振る舞いからは、相当の手練
れであると喜八は見抜いた。
「喜八様ですね?」
 供の者がそう言って挨拶をした。
 後ろにいたきれいに小銀杏(こぎんちょう)を結った同心は、柔和な表情をしていた。
「名物の塩饅頭を貰おうか」」
 同心は、そう言って縁台に腰を下ろした。
「はい、お待ちください」
 喜八は、茶を入れて塩饅頭を皿に乗せて出した。
「これは、旨い。江戸葛飾の名物になったのも頷ける。さて、喜八よ。本日の用向きを既に察しているであろう?」
 この同心の名は、高畠十郎と言った。月代(さかやき)の青さが、凛々しく時折見せる笑みは人を和ませてくれる。
 喜八は、高畠十郎が正義のために命をかける武士と感じ取っていた。表向きは定廻り同心であったが、その正体は隠密廻り同心であった。
 徳川幕府に忠誠を誓う高畠の正義は、秋の空のように澄んでいた。
「幕閣の下で働くということでございますか」
「流石である。全てお見通しということだな。お主のことを幕閣の方々はひどく気に入っておる。赤穂藩の隠密で、大石内蔵助殿の下で身命を賭して働き、誠にあっぱれであるとな」
 高畠十郎は、幕閣から喜八を公儀隠密に誘うようにとの御下命を賜っていた。喜八を前にして、どう説明をしたらよいのか思案をしていたのだった。
 高畠は、喜八の真っ正直な性格を見抜いていた。遠まわしに言うより単刀直入に切り出すことにした。
 喜八は、以前から公儀が自分を見張っていることに気付いていた。それは、討ち入りのために、大石内蔵助からの命を受けて、江戸市中を駆けずり回っている頃からであった。 谷中の寺に浪士たちが集まっていることも幕府は明らかに知っていた。それでも幕閣は、謀議をはかる浪士たちを一網打尽にすることはしなかった。それを命じていたのは、将軍綱吉であることは間違いなかった。
 大石内蔵助の切なる願いは、浅野家の再興にあることを喜八は知っていた。四十七士の討ち入りの後、江戸市中の人たちは、赤穂浪士を義士として敬っていた。
 それは、大石内蔵助が描いたお家再興の筋書きであった。必ずや将軍は忠義の者たちを顕彰する時が来る。そして、亡き主君の弟である浅野大学がお家を再興する時が来る。
そのためには、喜八は幕府の申し出に従い、命を賭して公儀隠密の責務を果たさなくてはならなかった。
「この者は、清三という。服部半蔵の再来と言われる男である。幕閣からの指示はこの男がお主に伝える。沙汰を待つのだ。喜八よ、幕府のため存分にお主の力を見せてくれ。頼んだぞ。馳走になった」
 高畠十郎はそう言って、縁台に茶代の鳥目(ちょうもく)を置いた。
 喜八は、二人が門から出で行くのを見送りながら、亡くなった主君や四十七士が幕府に支持されていることを知った。
 喜八は、大石内蔵助が描いていた打ち入り後の周到な筋書きに驚いていた。
「お勢ちゃんは、もうすぐ仲町の伊勢屋さんから戻ってくるんだね」
 農家のおかみさんが、境内の掃除に来てくれた。
「後の月には、戻りますよ。団子を作って芒(すすき)を供えて、楽しみにして待っているんですよ」
「お勢ちゃんの声を聞くだけで、元気になるよ。帰ってくるのが楽しみだよ。お勢ちゃんと一緒にお月様を早く見たいねぇ」
 おかみさんは、お勢のことを自分の娘のように思っていた。


(五) マムシの銀二の最後

 銀二は、浅草聖天町の裏長屋で一月あまりも寝込んでいた。喜八に打たれた右手に膏薬を貼り、触ると痛みがまだあった。
「お光さんは、お前を許していたんだよ。お光さんは観音様だったんだぜ。忘れちゃいけねえよ」
銀二の耳元には、喜八の言葉が残っていた。お光を騙して、女郎屋に奉公をさせた。お光の借金は減ることも無く膨らんでいくことを初めから知っていた。
銀二は、騙された者が悪いとうそぶいていた。
「お前は、野良犬だよ。その目付きが気に入らない。店の金をくすねているのはお前だな」
 奉公先の米つき屋の兵介は、そう言って、銀二を上半身裸にさせて、はたきの柄で叩くのだった。銀二は、店の金をくすねてはいなかった。
 主人の兵介は、銀二を叩きながら、うまく行かない商売の八つ当りをしているようだった。
 銀二は、毎晩のように兵介から折檻を受けた。兵介の連れ合いも見て見ぬ振りをしていた。あざだらけになって、湯屋に行くこともできなかった。そうして、銀二は奉公先から逃げたのだった。
 その後、銀二は、浅草観音界隈を仕切るやくざの使い走りになった。やくざの世界は腐ったものであったが、折檻を受けることも無く、親分から貰う金子は驚くばかりの額であった。
 それから十年で銀二は、口入れ屋の相模屋に雇われて、あこぎな借金の取り立てをしていた。
 人生は皮肉なものだった。他の店から回ってきた借金の証文は、かつて銀二が奉公をしていた米つき屋兵介のものであった。
 店は、左前になっていた。兵介は銀二を見ても気が付かなかった。ふいに銀二が上半身裸になって、兵介に背中を見せた。兵介の顔は恐怖で引きつった。
「思いだしたかい。あんたに世話になった押上村の銀二だぜ。あんたに叩かれた傷さ、思い出したかい。金を返せないんだったら今日はこれを貰っとくぜ」
 子分たちが、兵介を押さえ込んだ。銀二は、兵介の左手の小指に短刀を当てた。
「お前は、子どもの俺を毎晩折檻したよな。金を盗んだと言い掛りをつけてよ。お前は誰が盗んでいたかを知っていたんだろう」
 兵介は、助けてくださいと懇願をした。
「許してくれ。後で分かったんだ。後で・・・・・・、番頭がくすねていた。そうして、店の金を持ち逃げしたんだ」
 銀二は、顔を紅潮させて、短刀に身体を乗っけた。兵介の悲鳴が聞こえた。
 銀二の子分が、転がった小指を拾った。銀二は、右手の拳で兵介を殴りつけた。兵介は、その場で気を失った。
「因果応報というのは、このことだぜ」
 銀二は、奥の部屋に隠れていた兵介の連れ合いのお秀を見つけて、借金のために奉公をしろと凄み、その日の内に千住小塚原の女郎屋に連れて行った。
こうした悪行三昧の銀二であったが、一月も寝込んでいると自分のことを責めるようになった。
 これまでは、自分だけを残して死んでしまった母親への不満があって、何をしても満たされなかった。
 子どもの頃、母親に連れて行ってもらった八幡様の縁日で、母親の手のぬくもりを思い出した。
 そして、境内で遊んでいると年下の女の子が、甘い汁粉を銀二にくれた。八幡様は四ツ木村だった。銀二は、その子が、お光であったことを今になって分かったのだった。
お光が死んで、銀二はため息ばかりをつくようになった。夜も眠れなかった。そうなると神仏に祈るしかなかった。
 浅草の観音様の方角に向いて、今までの所業を懺悔したのであった。そして、手が治ったら四ツ木村のお光が眠る村の墓地に行って、手を合わせようと思っていた。
 銀二は、親分への挨拶のために、久し振りに床を離れた。聖天町を出た銀二は、大川沿いの道を歩いた。風が柳の枝を揺らしていた。
 大川橋の手前の花川戸町の道端に女の乞食がいた。銀二は、左手で懐から銭を出した。茶碗の中にそれを入れた時、乞食と目があった。
 年老いた乞食は、銀二を見て驚いた顔をした。埃にまみれた女の顔で銀二は気がつかなかったが、米つき屋兵介の連れ合いであったお秀であった。
 銀二が借金のために女郎屋に奉公をさせたお秀は幽鬼のような姿で立ちあがった。
 銀二は、柳の枝にとまる蜻蛉を見ていた。後ろから大声がして、振り返ると先ほどの女の乞食が、般若のような形相で体当たりをしてくるのが分かった。
 お秀は、苦界に落とされた銀二に復讐を誓っていた。身も体もぼろぼろになって小塚原の女郎屋から追い出されたお秀は、大川橋を通る人の中に銀二を探していたのだった。
 銀二は、そのまま女と共に昨晩の大雨で増水した泥色をした大川に落ちた。女は、銀二の帯に両手を入れて、浮き上がろうとする銀二を川底に引きずり込んだ。
(これが因果応報か・・・・・・)
 川底に沈んでいく銀二は、そう思うともがくのを止めた。二人はそのまま川底に沈んでいった。
「おっかさん」
 それが、銀二の最後の言葉であった。


(六) 九月十三夜の月見

 お勢が、奉公を勤め上げた日であった。伊勢屋から、給金を貰い反物を貰った。店の裏手から出た時、そこに喜八が待っていた。
 二人は、霊巖寺を右に見て、二ツ目橋を渡って行く。喜八は、橋の上で足を止めた。そして、掘部安兵衛の住んでいた川沿いの林町の方を見た。
 喜八は、安兵衛の元気だった頃を思い浮かべた。 
 安兵衛の明るい性格は、江戸の人々に好かれていた。高田の馬場の助だちで勇名になった安兵衛が歩けば、江戸の人々は喝采を送った。料理屋で酒を飲んでも店の主人は酒代を受け取らなかった。
「梓弓 ためしにも引け武士の 道は迷わぬ 跡と思はば」
 喜八は、堀部安兵衛の住んでいた方に手を合わせた。そして、安兵衛が最後に残した句を口にした。
お勢は、喜八から堀部安兵衛が住んでいたことを聞いた。お勢は、喜八の後ろで手を合わせた。お勢は、赤穂の隠密として四十七士と共に時を過ごし、生き残った喜八の心情を察した
 回向院裏の吉良邸には、立ち入りができなかった。喜八は、吉良邸を見ると胸が裂けるような思いに駆られた。
 赤穂の城で共に時を過ごした藩士たちを思った。殿中での刃傷沙汰で主君が切腹を命じられ、浅野家は一瞬で取り潰しにあった。
 その後の大石内蔵助の振る舞いを喜八は間近に見て来た。大石から喜八は、江戸市中の探索を命じられ、吉良上野介の動静を探ってきた。それが、昨日のことのように思えた。 江戸に戻った喜八は、四十七士の最後を調べ上げた。四十七士は、吉良上野介を討ち取った後、回向院に立ち寄って身支度を整えようとしたが、寺側から断られた。
 当日は、大名が登城する日であったので、大名屋敷を避けて、一同は南に下って永代橋を目指した。
 その永代橋のたもとには、大高源吾の俳諧の友である乳熊屋作兵衛の店があり、つかの間の休息を取ることができた。
 喜八は、討ち入りの後、江戸に戻ると乳熊屋を訪れて、主人の作兵衛から四十七士の様子を聞いていた。作兵衛の出した甘酒粥を一同はおいしそうに食べたという。
 その後、一同は、大川を渡って主君の眠る泉岳寺を目指した。金杉橋を渡った四十七士は、潮風を受けて意気揚々と歩く。
 喜八は、当時の様子を思い浮かべながら、こうしてお勢と二人で吉良の屋敷を見ていることが不思議に思えた。
 やがて、懐かしい四ツ木八幡の森が見えてきた。
「今日は、お祝いだよ。お勢ちゃんの好きな鰹も頼んだよ。村の人たちもお勢ちゃんの帰りを待っている」
 八幡宮は見違えるほどになっていた。手入れの行き届いた境内には、白砂も敷かれている。鳥小屋のようなお勢の家は、真新しい材木で建て替えられていた。
「八幡様に命を助けてもらった。時の鐘をついていると、前世でも八幡宮で時を過ごしていたように思えてな。そして、お勢ちゃんと会うことができた」
「ええ、私も喜八さんと初めて会いった時、懐かしく思ったの・・・・・・、産土神も同じ八幡様だし」
 子どもの声がした。子どもたちが走ってくるのが見えた。村人たちも芒を持ったり、家で作った団子を用意していた。
 九月十三日夜の月を眺めて宴を催す。江戸の町は昔、芒が茂った寂しい場所であった。江戸の人々は、当時を思いながら月を賞でる。
 お勢は、流れ星に気がついた。それは、姉のお光のように思えた。今度、生まれてくる時も姉と妹であるようにとお勢は祈るのであった。





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