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風の喜八8 「高砂やこの浦舟に帆を上げて」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年4月6日 14時56分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八8 「高砂やこの浦舟に帆を上げて」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
赤穂藩隠密の風の喜八が、討ち入りの後、浅野家再興のために公儀隠密として活躍する物語。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員

 
 
これまでの作品:

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3 「元禄の終焉」
風の喜八4 「水月空華」
風の喜八5 「江戸騒乱」
風の喜八6「江戸の初雪」
風の喜八7 「陰陽五行の天才占い師現わる」

赤穂浪士 「春の名残(なごり)」

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【時代小説発掘】
風の喜八8 「高砂やこの浦舟に帆を上げて」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 義経の守り人

 佐藤瑞法が構えた長刀は、朝日を受けて輝いていた。喜八は、杖の両端をいっぱいに握って、そのまま両手を上げて頭上に杖を構えた。夢想流杖道の左貫という型であった。
 喜八は、佐藤が丸木の杖を持つ喜八には、木を切り倒す五行で言う金で来ると思った。木は金に負ける。
 喜八は、相手の長刀には、五行で言うと金は火に負けるので、自らを不動明王のように火炎のような殺気を放した。
 佐藤瑞法は、中段の構えから右足を引いて、刀を後ろにして体で隠すようにした。脇構えの型であった。長刀が佐藤の体で隠れた。
 喜八の左貫の型は、自らの鳩尾(みぞおち)を相手に見せることによって、無防備な腹を相手は突きで刺してくる。
 その型では、杖を持つ側は左足を引いて、半身になって長刀を杖でかわして瞬時に相手の長刀を打ち落とす。そして、杖で相手の顔面を攻めて、半身になって杖を構え直して相手の顔面を打つ。
 喜八は、佐藤瑞法の後ろに義経公の姿を見ていた。源頼朝に追われて、京から平泉に逃げるまでの義経たちの艱難辛苦の姿であった。
 義経の一行は、日本海の荒海を渡り、山形の鼠ヶ関に上陸して出羽三山を抜け、瀬見や鳴子を過ぎて平泉に向かった。
 佐藤瑞法は、義経たちに守られていることを喜八は知ったのだった。
 その時、佐藤瑞法は、喜八の夢想流杖道の姿に感服していた。そして、赤穂藩の隠密として生きて来た喜八の姿に涙が溢れるのだった。
 両手を上げて杖の両端をいっぱいに握った喜八の後ろには、大石内蔵助や堀部安兵衛たち赤穂浪士たちがいた。赤穂浪士たちは、討ち入りの時の装束であった。
 佐藤瑞法は、思わず長刀を投げ捨てた。そして、懐から念珠を出して手を合わせるのであった。
 二人は、寒風にさらされながら、長いことそこに立ち尽くしていた。
喜八は、その場に立っているだけが精一杯だった。自分の身を炎と化すような気の集中は限度があった。体に力が入らずその場に座り込んだ。
 喜八は、佐藤瑞法の後ろに立つ義経を見た。喜八を見つめる義経の目は優しげであった。
 喜八の杖を権助が刀袋に収めた。佐藤瑞法の長刀に付いた泥を拭ったのは、清三であった。
「そなたは、隣人の清三殿ではないか。貴殿も喜八殿の仲間であったか。そうか、常に私を見張っておったか」
 佐藤瑞法は、清三から渡された長刀を鞘に収めるといつもの笑顔に戻った。
「佐藤瑞法様、五行の剣は美しい。主君を守る忠義の剣を見せていただきました。主君義経公への一点の曇りも無い忠義の姿、感服の至りでございます」
「喜八殿、そなたの後ろには、赤穂義士の方々が付いておる・・・・・・・、ゆっくりと話したいところであるが、時がない。将軍綱吉様から明日、江戸城に上がるように命じられておる」
 佐藤瑞法は、喜八に頭を垂れた。
「幕閣の方々には、ご心配ないようお伝えください。私の占いで幕府を混乱させることはいたしません。上様には、今は亡き水戸のご老公様のおっしゃったとおり天の道に叶うように申し上げます。人として守り行うべき天の道は、まさに陰陽五行に通じるのですから」
 次期将軍は、徳川光圀の推挙もあって甲府宰相であった三代将軍徳川家光の孫の綱豊に決まっていた。
 一方では、将軍綱吉は綱豊に代わる甲府宰相を柳沢吉保の子である吉里に継がせたのであった。
 異例の措置であった。世間では、柳沢吉里が将軍綱吉の隠し子ではないかと噂をしていたのであった。
 将軍綱吉は、臣下への恩恵として自らの名を一字与える偏諱(へんき)を柳沢吉保とその子吉里に与えた。そして、驚くことに、吉里に松平姓を与えたのであった。
 幕閣は、吉里を思う将軍綱吉の異常なほどの思いに懸念を抱いていた。
 明日、陰陽五行の占い師佐藤瑞法が城に上がり、次期将軍について将軍に言上する。佐藤瑞法の占いの結果によっては、幕府存続の危機になる。
「幕閣の方々にはご安心を願いたい。義経公の家臣佐藤一族の名誉に誓ってお約束すると・・・・・・」
 山谷堀に近い空き地で繰り広げられた一部始終を見ていた者たちがいた。その中に隠密廻り同心の高畠十郎がいた。
 高畠は、佐藤瑞法の長刀を使った五行の剣を記憶に留めていた。喜八の構えた夢想流杖道の左貫の型と陰陽五行の長刀の剣との立ち合う姿に感服していた。
 江戸庶民にもてはやされる五行の占い師佐藤瑞法は、剣において天賦の才を備えていた。
 喜八は、権助の用意した小船に乗り込んだ。船は山谷堀を下って大川を目指す。
佐藤瑞法は、法螺貝を吹いた。低く唸るような音から叫ぶような音を出した。佐藤は、喜八に向けて、別れの時を惜しんでいた。


(二) 陰陽五行の占い

「福島飯坂の住人、陰陽五行の占い師佐藤瑞法、上様の命である本年の吉凶はどうであるか?」
将軍綱吉の御側用人は、佐藤瑞法にそう命じた。
「五行では、相生(あいおい)でございます。互いに支え合うものである。吉兆でございます。水生木であり、水で木は茂り、木によって水は根に蓄えられるのです。本年は、富士山のお怒りもすっかりおさまるということだと存じます」
 それを聞いた御側用人は、将軍綱吉に知らせるためその場を離れた。
 将軍綱吉は、中奥にある御座之間から黒書院に移り、佐藤瑞法の陰陽五行の占いを気にしていた。
 綱吉は、御側用人から本年が吉兆であることを聞いて胸を撫で下ろした。
「相生であるのか。それは良いな。それでは、次期将軍について問うてみよ」
 将軍綱吉は、この期に及んで迷っていた。可愛がっていた柳沢吉里に将軍を継がせる思いが日増しに強くなっていた。
 御側用人は、佐藤瑞法が控えている表向きの座敷に戻り、佐藤の耳元で次期将軍を継ぐ者を五行で占うことを迫った。
「はい。それは福島飯坂の田舎者が占うのは畏れ多いことでございます。答えは上様のお心に既にございます。儒学を修めた上様には、それが見えていることと存じます。子日(のたま)わく、述べて作らず、信じて古(いにしえ)を好む」
 佐藤瑞法は、御側用人にそう話して、深々と頭を下げた。
御側用人は、佐藤瑞法の言葉を書き留めた。そして、再び将軍に知らせるためにその場を離れた。
「そうであるか。佐藤瑞法はそう答えたのか。子日わく、述べて作らず、信じて古を好む・・・・・・。孔子の言葉であるな」
 綱吉は、上機嫌であった。
 陰陽五行の天才占い師が孔子の言葉を綱吉に伝えたのだ。
 佐藤瑞法は、天下の道理は、古人の作ったものの中にある。それを修めた将軍綱吉は、既に答えを知っているということであった。
 綱吉は、自らを将軍に押してくれた水戸のご老公徳川光圀のことを思っていた。光圀は、朱子学における天道を説いて綱吉を将軍にと進言をしてくれたのであった。
 陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法の言葉は、今は亡きご老公水戸光圀の真意のようであった。
 この時、将軍綱吉は嗣子として江戸城に入っていた甥の綱豊に将軍を継がせる腹が決まったのである。
「ごくろうであった。佐藤瑞法に褒美を取らせよ」
 綱吉は、嬉しくてならなかった。儒学による仁政を目指した綱吉にとって、佐藤の言葉は誠に心地よかった。
 この話は、すぐに幕閣が知ることになった。幕閣にいる者たちは、胸を撫で下ろすのであった。
 佐藤瑞法は、江戸城から駕籠で送られて、吉原の裏手にある下谷龍泉寺町の長屋に戻った。褒美として、大判の小判を将軍から賜った。
 日暮れまでには時間があった。佐藤瑞法は、錫杖(しゃくじょう)を持ち、法螺貝を首に掛けた山伏の姿になった。
 佐藤瑞法は、下谷龍泉寺町から田地を抜け、山谷堀に向かった。山谷堀には小船が岸に繋がれていた。
 船には、喜八と権助が佐藤瑞法を待っていた。小船に乗り込んだ佐藤瑞法を藁(わら)で覆って隠すのであった。
 将軍の継承に関係した佐藤瑞法の命を狙う者たちから守るために、喜八が考えたことであった。
 昨夜のうちに、喜八が清三に命じて佐藤瑞法に江戸から逃がす手立てを教えていた。
 藁の下に横たわる佐藤瑞法は愉快であった。自らの言葉で、徳川の大船が方向を定めたことが、佐藤瑞法はしてやったりであった。
「天下の将軍に対して、意見を述べることができました。誠に愉快であるな」
 佐藤瑞法は、そう言うと声を上げて笑うのであった。
 そして、佐藤瑞法は、これから越後に向かい、海沿いの街道を歩いて山形の鼠ケ崎を目指すつもりであった。
「喜八殿、山伏の装束で越後を目指し、山形の鼠ケ崎から出羽三山、そして瀬見から鳴子を抜けて平泉を目指します。義経公一行が平泉に下った道なのです」
 佐藤瑞法は、体を起こして船の外を見た。大川の流れが間近に見えた。
 浅草花川戸で船を下りて、北を目指すのであった。
「世話になった。これは気持である」
 佐藤瑞法は、綱吉から賜った大判の小判を権助に渡した。
 権助は、袱紗から出してみた大判の小判を見て腰を抜かすところであった。
 喜八は、佐藤瑞法に尋ねた。
「来年の干支はどうでしょうか?」
 喜八の問いかけに佐藤は言いにくそうであった。
「丙子(ひのえね)でござる。火と水で相剋です・・・・・・、相いれない二つのものが争う時です。時代は大きな転換をする時ですなぁ。そして、相生と相剋を繰り返して、天は永久(とわ)に続くのです」
 佐藤瑞法は、そう言って豪快に笑って、喜八に別れを告げた。
 喜八は、佐藤の後姿に義経を守った佐藤一族を見ていた。やがて、佐藤瑞法の姿は、浅草寺に参拝する人たちの中に紛れて行った。
「子日わく、述べて作らず、信じて古を好む」
 喜八は、佐藤瑞法の言葉をつぶやいた。
「喜八様、それはどういうことなのですか?」
「求める事は、先人が残したものの中にあるという。五百年もの昔の義経公、弁慶、そして佐藤一族は、今も人々の心の中に生きている」
 権助には、よく分からなかったが、佐藤瑞法の笑顔は人々を癒してくれた。
 地震や津波、そして、富士山の大爆発に怯えていた江戸庶民に陰陽五行の占いは、春の日差しのようであった。


(三) 権助の新しい家族

権助は、昨年の暮れに新しい家族ができることを佐藤瑞法に占って貰った。佐藤瑞法は、大川に浮かぶ白い帆の船に女と子どもたちが乗っていると言った。
 権助は、地震や津波に追われて逃げて来たセツとその三人の子どもたちの面倒を見ていた。
 権助は、セツに朝晩のおかずを作って貰っていた。夕餉には権助の船宿で、子どもたちと一緒に御膳を囲んだ。大川で獲れた魚で作る煮魚や天ぷらはことのほか美味しかった。 小太郎は、セツの子どもたちの遊び相手になっていた。血のつながりのない人たちが、浅草花川戸の権助の家で笑う姿があった。
 権助は、セツを愛おしく思うようになっていた。
「大将いるかい?」
 姿を見せたのは、花川戸ムジナ長屋の住人棒手振りの三太であった。
 三太は、青菜を手にしていた。それをセツに渡した。
「おかみさん、大将と似合いの夫婦のようですよ。早く、所帯を持ったらいいのに」
「何を言うんだ。馬鹿なことを言うとセツさんが怒るぜ。馬鹿野郎!」
 権助は、顔を赤くした。セツも恥ずかしそうに笑っていた。
「御免なすって。大将、角(つの)大師の魔除けのお札を貰ってきましたよ。それに、成田山の火難除けの有難いお札もどうぞ」
 三太は、袱紗からお札を出して権助に渡した。
「おう、ありがとよ。正月から大変なことがあって、寺社へのお参りもまだしてねえんだ。そうだ、セツさん、明日が良い天気だったら、四ツ木の八幡宮に行ってみないかい。赤穂の塩饅頭はおいしいんだよ。子どもたちも一緒だよ」
 セツは、権助の言葉に頷いた。
「三太さん、縁結びの神様の久米平内(くめのへいない)のお札は貼ったのですか?」
 小太郎の言葉に、三太は拳骨を自分の口に持って行った。
 小太郎は、それを見ると逃げ出した。
 権助は、三太から受け取ったお札を門口や竈(へっつい)に貼った。
「角大師の魔除けのお札と成田山の火難除けのお札で、これでよし」
 お札を貼るのを手伝うセツに話した。
 権助は、もう一枚お札を持っていた。小太郎が言っていた縁結びの神様の久米平内であった。誰にも言わなかったが、浅草寺の境内にある平内堂で買い求めていた。
 そのお札を布財布にしまって、いつも身につけていたのだった。
 翌日は、晴れていた。権助の船には、セツとその子どもたちが乗っていた。
 セツの二人の娘たちは、赤い着物を着て嬉しそうであった。小太郎は、権助の手伝い
をして船尾のもやい綱を外していた。
「おじちゃん、初船出だよ」
 小太郎の元気な声で、権助は船を大川に浮かべた。
 権助は、かもめが飛ぶ川面を見ていた。前方に吾妻橋が見えていた。権助は、隣にいるセツに橋の名を教えていた。セツは、赤ん坊を背におぶっていた。
 四ツ木八幡宮は、朝から忙しかった。お勢は、大きなお腹で、参拝客たちに甘酒を振る舞っていた。
 喜八は、塩饅頭を蒸しながら娘のお登勢の相手をしていた。お登勢は、折り鶴を折っていた。八幡宮にくる子どもたちにあげるためだった。
 お登勢は、セツの子どもたちの手を引いて、境内で羽根つきを始めた。
「権助さんからおセツさんたちのことは、よく聞いていますよ。江戸に来てよかったですね。もうだいじょうぶですよ」
 お勢は、セツにそう話しかけた。セツは、お勢を手伝いながら甘酒を参拝客に手渡していた。
「喜八様から声をかけていただいて、ありがとうございました。喜八様に権助様を引き合わせていただいて、こうして生き延びることができました。お礼の申し上げようもありません」
 セツは、西国の地震と津波によって三河蒲郡の故郷を離れ、大八車に鍋や釜を積み、子をおぶって幼い娘たちと共に江戸に逃げて来た。
 喜八は、西国からの不穏な輩を取り締まるために、品川の薩摩屋敷に近い海沿いの街道を見張ることになった。
 そこで、子をおぶり、娘たちを連れたセツと出会ったのであった。喜八は、哀れに思って、浅草花川戸に住む権助の所に行くように伝えたのだった。
「セツさんは悲しみを抱えて生きています。私たち夫婦も権助さんもそれは同じなんですよ。江戸っ子は、悲しい昔のことは忘れて生きています。そして、誰も辛い思い出には触れようとはしないのです」
 お勢は、喜八との出会いをセツに話した。
 喜八は、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)から預かった書状を下総布川宿の和尚に届け、葛飾の四ツ木村で高熱を出して苦しんでいた。
 喜八は、四ツ木八幡宮の境内に入り本堂脇で意識が無くなった。
 喜八は、赤穂藩の隠密として育てられ、激しい稽古をして、ようやく大石内蔵助に認められ、大石の手足となって働くようになっていた。
 喜八は、神道無想流杖道(しんとうむそうりゅうじょうどう)の遣い手として、赤穂藩には、並ぶ者がいなかった。
 杖道は、白樫の丸木の棒を使い、突いて、払って、打つという自在の剣術であった。この杖道を編みだした夢想権之助は、あの宮本武蔵と立ち合って引き分けたという。
お勢は、高熱に苦しむ喜八の額に濡れた手拭を代え、「この方のお命を助けてください」と八幡様に祈っていた。
 八幡様は、お勢の産土神(うぶすながみ)であった。産土神は、お勢を生涯守り導いてくれる。
 お勢は父親の利助と八幡神社の境内にある貧しい小屋に住んでいた。
利助は、今は亡き女房のために富山の薬売りから買っておいた解熱妙符を喜八の口に入れた。高価な薬であった。
 薬を飲み込んだのを見たお勢は、八幡様に手を合わせていた。
「おとっつぁん、苦しそうだね」
「今晩が、山だな。薬が効いてくれたらいいのだが・・・・・・、お勢、八幡大菩薩様にお祈りを続けるんだよ。おまえの産土神だからな」
 利助の言葉に、お勢は頷いた。
 お勢は、利助の実の子ではなかった。四ツ木八幡宮の門前で、子どもをおぶった女が死んでいた。背中の赤ん坊がお勢であった。
 女の傍らにあった荷物の中から書付が見つかり、子の名と産土神が八幡大菩薩と書かれてありました。母親は、娘の産土神に助けを求めたのであった。
 利助の娘のお光とお勢は実の姉妹のように育ち、お勢は、いつも五つ年上の姉さんの後ろを追っていた。
 お光は、貧しさのために芸者の置屋に奉公に上がった。お光は、芸者をしていた時に知り合ったやくざ者の銀二に騙されて、遊廓に売り飛ばされていた。
 喜八は、牛頭天王社近くの小塚原町の場末の遊女屋で死の床に就いていたお光を探し当てた。
 喜八は、お光を背負って船で四ツ木八幡に向かった。
 遊女屋の女たちは、泣きながらお光を見送っていた。
「もうすぐ、四ツ木村に着きますよ。お勢と八幡様が待っていますよ」
 喜八は、お光に語りかける。お光は、もう意識が無かった。大川で船に乗った喜八は、お光の手が冷たくなっているのを知った。お光は、生きて四ツ木八幡宮に戻ることは出来なかった。
 お勢は、これまでのことを思って涙が溢れた。
「私たち夫婦の産土神は、八幡様なんですよ。こうして、四ツ木八幡宮で暮らしているのが不思議なことです」
 お勢は、初めて会ったセツにそのようなことを話した。
 境内では、喜八の娘のお登勢とセツの子どもたちが、歓声を上げていた。
「権助さんの産土神は?」
 帰りの船の中で、セツが権助にそう聞いてきた。
「琵琶湖に近い何とかという神社・・・・・・、思い出せない。藪から棒にどうして?」
 セツは、権助の言葉に顔を赤らめていた。娘たちは遊び疲れてぐっすりと眠っていた。


(四) 高砂やこの浦舟に帆を上げて

 宝永五年の年が始まり、富士山の噴火は収まった。江戸っ子たちは、佐藤瑞法の五行の占いが当たったと大騒ぎであった。
 江戸城で将軍綱吉に陰陽五行の占いを講義したと噂になっていた。将軍綱吉は、大層感激して、佐藤瑞法に黄金を持たせたとまことしやかに噂になっていた。
 喜八は、元旦の湯屋で佐藤瑞法に言われた言葉が耳元にあった。
「五行とは、木、火、土、金、水である。おや、あなたの肩の上には、宝船が見えますぞ」
 佐藤瑞法は、喜八を見てそう叫んだ。その場にいた人たちは、驚いて喜八を見た。
「吉兆である。宝船が見える。あなたの念願が叶う時ですぞ!」
 佐藤瑞法の言葉に、喜八は浅野家のお家再興が叶うのかと思った。
 喜八は、お家再興については、佐藤には話さなかった。人に話すことによって、夢の成就が叶わなくなると思っていたのだった。
 吉良邸への討ち入りに加わることもできずに、生き残った喜八はこの時、弱い者たちのために生きて行くことを誓った。
 大石内蔵助の下で身命を賭して働いた赤穂藩隠密の喜八は、幕閣の下で働くことを決めた。
 公儀のために働くことで、少しでもお家再興の道が開かれることを願ってのことであった。
 大石内蔵助の切なる願いは、浅野家の再興であった。
 大石は、四十七士の討ち入りの後、江戸市中の人たちが赤穂浪士を義士として敬われるような筋書きを用意していた。
 必ずや将軍は忠義の者たちを顕彰する時が来る。そして、亡き主君の弟である浅野大学がお家を再興する時が必ず来る。
 元赤穂藩隠密の風の喜八は、その実直さで徳川幕府の公儀隠密としての責務を与えられた。
 喜八は幕府の申し出に従い、命を賭して公儀隠密の責務を果たすのであった。
 二月になり、ひどく底冷えのする朝であった。四ツ木村の産婆が付き添っていた。お勢は、梁から下げた力綱を握ってお勢は、長いこと苦しんだ後、ようやく男の子を産んだ。 赤ん坊は、すぐには泣き声を上げず、産婆が赤ん坊の背中を何度か叩くと程なくして泣き声を上げた。
 喜八は、家の外で赤ん坊の泣き声を聞いた。手伝いの村のおかみさんが、喜八に男の子が生まれたことを教えた。
 喜八は、その時、大石内蔵助の顔が浮かんだ。生まれた子が、赤穂義士の生まれ変わりかもしれないと喜八は思うのであった。
 四ツ木八幡宮は、村人たちが集まってきた。お勢は、赤ん坊に乳を飲ませていた。母親の顔は、観音菩薩のように優しかった。
 喜八は、疱瘡除けとして張り子の犬人形を赤ん坊の枕元に置いていた。
 江戸は、少しずつ活気が戻ってきた。春が近づくにつれて、上方からの商人や旅人たちで浅草寺の界隈は賑やかになってきた。
 浅草花川戸の船宿近江屋では、権助とセツの祝言が執り行われていた。喜八とお勢が仲人であった。
 大川の柳が緑の葉を見せ、春風が大川の川面を渡っていた。
 綺麗に化粧をした白無垢姿のセツは、美しかった。権助は、セツの細面の顔をうっとりと見ていた。
 ムジナ長屋に住む人たちも祝言に呼ばれていた。棒手振りの三太は、酒を飲み過ぎてへべれけになっていた。
「花川戸の大将、久米平内のお札を貼っても一向に効き目がなくてよ。大将はなんのお札を貼ってるんです?」
権助は、懐から久米平内のお札を出すと、三太の目の前に出した。
「これは・・・・・・、そうでしたかい。久米平内様、お許しくだせぇ」
 そう言うと三太は、自分のおでこを右手で叩いた。
 長屋のおかみさんたちは、権助とセツの嬉しそうな様子を見てからかっていた。
「大将、もうでれでれだね」
 おかみさんたちの笑い声がした。
 権助は、近江の生まれで親戚を頼って江戸に来た。近江の人たちは、よく働くという評判があった。
 権助は、大川の船着き場で人足として働き、働きぶりが認められて人足頭になった。
船宿近江屋の主人は、実直な仕事ぶりの権助を殊の外可愛がった。
 後継ぎがいない近江屋の主人は、商売を権助に任して隠居をしたのであった。主人の目に狂いはなく、権助はまたたく間に商売を広げて立派な帆船を持つようになった。
 内輪の祝言ではあったが、喜八夫婦と長屋の人たちに祝って貰った権助とセツは嬉しそうであった。
 祝言と同時に、小太郎を自分の子として届けるために大家に願いを済ませていた。セツの娘たちは、お登勢にすっかり懐いていた。お登勢の背中には、セツの赤ん坊が白無垢姿の母親に驚いて目を見開いていた。
 同心の高畠十郎からは、祝いの菰樽に入った酒が届けられた。権助は、樽酒を木槌で割る。祝言は盛り上がっていく。
 宴もたけなわになり、お開きが近付いた。ここで、仲人のご祝儀になった。話声が止んだ。仲人が謡曲の高砂を謡うのが恒例であった。
 喜八は、正座をして右手に扇子を立てて持った。堂々とした低い声で謡い出した。
「高砂やー この浦舟に帆を上げてー この浦舟に帆を上げて 月もろともに 入潮(いりしお)の 波の淡路の島影や 近く鳴尾の沖過ぎて はや住の江に 着きにけり はや住の江に 着きにけり」
 喜八は、低く澄んだ声で高砂を吟じるのだった。相生の松を謡った高砂は、祝言の唄であった。
 高砂神社の境内にある同じ場所から、黒松と赤松が生えた夫婦和合の松として知られていた。
 喜八は、播州赤穂に近い高砂を思って謡った。播磨灘に面した穏やかで美しい所であった。高砂を思い、そして、生まれ育った赤穂城下を思っていた。
喜八は、故郷の赤穂を思った。赤穂城は、播磨灘が一望できた。塩田が広がり豊かな地であった。
 赤穂城を守っていた筆頭家老の大石内蔵助の優しく穏やかな顔が昨日のことのように思い出された。
「高砂や ー  この浦舟に 帆を上げてぇと・・・・・・、まったく、めでてぇな」
 三太は、喜八の謡いを真似ていた。長屋の住人たちも高砂を一緒になって謡うのであった。


(五) 水月空華の達人源浄が現れる

 宝永五年の夏であった。大川には、夕涼みをする船が出ていた。三日月が星々の輝きと共に夜空にあった。
 権助は、小太郎にそう言った。二人は、夜釣りをしていた。大川端には、葉の茂った柳の枝が心地よい風に揺れてサワサワと音を立てていた。
 大川に帆船が姿を見せた。微風を受けた帆船は、大川の川面をゆっくりと大川橋を潜って行った。
「大きい船だな。海から上がって来たようだ」
 帆船は、権助たちのいる花川戸の船着き場に入って来た。接岸と同時に降りて来たのは、槍を持った年寄りであった。
 一瞬、権助はその年寄りと目が合った。権助は、それが宝蔵院流十文字鎌槍の剣豪である源浄であることに気が付いた。
 源浄は、そのまま浅草寺に向かって歩きだしていた。帆船は、すぐに船首を海に向かって漕ぎだしていた。
 源浄は、幕命を受けて紀州徳川家に仕えているはずであった。その源浄が、再び江戸に戻って来たのであった。
 権助は、翌日の早暁に帆船を四ツ木に向けて船を出した。昨晩に見た源浄のことを喜八に知らせるためであった。
 喜八は、早朝から丸木の棒を境内で振るっていた。棒を振るたびに風を切る音が聞こえていた。
 権助の話を聞いた喜八は、幕閣から密命を受けた源浄が紀州から江戸に戻った訳を考えていた。
 将軍綱吉の愛娘鶴姫の死と夫の三代紀州藩主徳川綱教の死で、紀州徳川家からの将軍は幻となった。
 紀州藩は、宝永二年には、綱教の死に続き、三代藩主と四代藩主が相次いで逝去したのだった。
 世間では、紀州徳川家が呪われているという噂が立っていた。綱吉は、娘を溺愛するあまり、鶴姫の鶴の字を使うことを禁じた。それほど溺愛していた娘が、疱瘡を病んで逝去したのだった。
 将軍綱吉は、あまりの悲しみに声を上げて泣いた。
相次ぐ藩主の死は、業病の疱瘡で高熱を発し、全身が膿んだ果てに死んだ鶴姫の呪いであると恐れられていた。
 そして、この度の大地震で、紀州藩は地震と大津波で壊滅的な打撃を受けていたのだった。まさに紀州徳川家は、存亡の機にあった。
 この時、藩主を継いでいたのは、若き徳川吉宗であった。
 喜八は、宝蔵院流の十文字鎌槍の剣豪源浄との立会いを昨日のことのように憶えていた。鉄砲州波除け稲荷の境内で、喜八と源浄は立ち合った。
 海からの風が吹いていた。月の光に十文字鎌槍の切っ先が光った。
 喜八は、海側に立った。源浄は、海から風を受けて十文字鎌槍を喜八に向けた。槍先を地面に向けながら、喜八の様子を窺っていた。
 喜八は、鎌槍に対して動くことはできなかった。その時、喜八は、月光の下で源浄の構える槍を見つめていた。
 水月空華とは、まさにこの光景であった。喜八は、水月空華で煩悩即菩提であることをこの時に悟ったのであった。
 喜八は、隠密廻り同心の高畠十郎に知らせるために、権助の帆船で八丁堀を目指すのであった。
「幕閣は、わしが紀州になびいたのかと半信半疑のようであった・・・・・・、わしも貴殿もまだ戦国の世に生きているようじゃな、主命のために人生を賭けている。まぁ、これも一興であるな。貴殿だけに話すが由井正雪は、親を思うように多くの流浪の武士のことに心を痛めていた・・・・・・、惻隠の心は仁の端である。それは、いつの世でも忘れてはならないことであろう」
 数年前の源浄の言った別れの言葉が、いつも喜八の心には残っていた。






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