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風の喜八5 「江戸騒乱」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2011年12月25日 11時54分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八5 「江戸騒乱」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
赤穂藩隠密の風の喜八が、討ち入りの後、浅野家再興のために公儀隠密として活躍する物語。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

隠密廻り同心・磯貝真六 「お多勢八幡」
隠密廻り同心・磯貝真六2 「伊助の別れ火」
隠密廻り同心・磯貝真六3 『篤姫の守り人』
隠密廻り同心・磯貝真六4『富岡八幡土俵入り』
隠密廻り同心・磯貝真六5「丸山応挙の幽霊画」』
隠密廻り同心・磯貝真六6 『会津への旅』
隠密廻り同心・磯貝真六7 『会津西街道』

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2 「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3 「元禄の終焉」
風の喜八4 「水月空華」

赤穂浪士 「春の名残(なごり)」


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【時代小説発掘】
風の喜八5 「江戸騒乱」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 源浄の別れの言葉

 東の空がぼんやりと明るくなってきた。喜八は、四ツ木八幡宮の時の鐘をついていた。 喜八の連れ合いのお勢は、七輪で秋刀魚を焼いていた。お腹も膨らみ、来年の二月は、二人目の子が生まれる。
 元禄の大地震から、四年が経って、江戸の町はようやくにぎわいを取り戻していた。
 元禄の大地震は、大石内蔵助ら赤穂浪士たちを切腹としたことで起きたと江戸市中では、言われていた。
 主君の仇討を果たした赤穂浪士たちへの称賛の声は、湯屋や居酒屋、そして井戸端でも話題になっていた。
 それに引き換え、度を越した殺生の禁止令を命じ、二十年以上も将軍職に座る綱吉には、江戸庶民はうんざりとしていた。
 将軍綱吉は、赤穂浪士の討ち入りや元禄の大地震に気の休まる時が無かった。跡継ぎもなく、愛娘の鶴姫を亡くしたことで急に老いたようであった。
 鶴姫が、紀州徳川家に輿入れをしたことで、鶴姫の夫の徳川綱教に将軍の座を譲ろうと思っていた綱吉ではあったが、鶴姫の死でそれも御破算になったのだった。
 幕閣は、甲府宰相綱豊が将軍の嗣子になったことで、安堵したのも事実であった。それを願っていた水戸光圀は、既に亡くなっていた。
 生類憐みの令にうんざりしていた江戸庶民にとっては、将軍が代わることを待ち望んでいた。
 喜八は、鉄砲州波除け稲荷の境内で、源浄に立ち向かった真剣勝負の時を忘れることはできなかった。
 源浄は、幕命を受けて紀州徳川家に近づき、由井正雪の慶安の変と初代紀州藩主の徳川頼宣の関係を風説で流していた。
 だが、源浄が由井正雪の軍学に魅かれていることに幕府は懸念して、公儀隠密の喜八たちに源浄の動きを探らせていたのだった。
 源浄は、幕府の動きを察知して、喜八に立ち合いを申し出たのであった。公儀隠密と立ち合うことで、幕府の動きを探るためであった。
 海から風が吹いていた。月の光に源浄の持つ十文字鎌槍の切っ先が光った。喜八と源浄は白装束であった。
 喜八は、海側に立った。源浄は、海から風を受けて十文字鎌槍を喜八に向けた。槍先を地面に向けながら、喜八の様子を窺っていた。
 暴れる馬を一撃で気を失わせた槍を喜八は、これまで幾度とも思い描いていた。離れていても、懐に入ろうとすれば、十文字の鎌槍に一撃されてしまう。
 太刀との勝負であれば、一足一刀、二足一刀の間合いを取りながら、白樫の丸木の棒を打ちつけるのであった。
 だが、鎌槍に対して動くことはできなかった。その時、喜八は月光の下で源浄の構える槍を見つめていた。水月空華とは、まさにこの光景であると思った。
 二人は、いつまでも互いの息遣いを聞いていた二人の果たし合いは、公儀隠密の清三が間に入って事なきを得た。
 喜八は、鉄砲州波除け稲荷の果たし合いの後、紀州への旅立ちのために江戸を離れる源浄は、別れを言いに四ツ木八幡宮を訪れた。
「幕閣は、わしが紀州になびいたのかと半信半疑のようであった・・・・・・、わしも貴殿もまだ戦国の世に生きているようじゃな、主命のためにすべてを賭けている。まぁ、これもまた一興であるな。貴殿だけに話すが由井正雪は、親を思うように多くの流浪の武士のことに心を痛めていた・・・・・・、惻隠の心は仁のはじめである。これは武士において最も大事なことである」
 源浄は、五十年も昔に起こった由井正雪の企てに自問自答していた。
 当時、由井正雪は、広大な牛込榎町の屋敷に住み、神田連雀町に張孔堂を建てて武士に軍学を教えていた。
 二千人もの武士たちが、由井正雪の門弟であった。大名も講義を受けていたのである。 楠木正成の軍学を継承して、太平の世でも常に乱を見据える正雪の教えには、幕府も一目を置いていた。
 由井正雪と共に慶安の変を起こしたと言われる丸橋忠弥は、本郷に宝蔵院流の槍術の道場を開き、江戸市中から門弟が集まっていた。
 その二人が、何故徳川幕府に謀反を起こしたのか。喜八は、源浄が抱いていた思いを感じていた。謀反を起こす前に密告によって、幕府の捕り手に追い詰められて、由井正雪は駿府で自決した。
 由井正雪ほどの軍学師が、事を起こす前に幕府によって、鎮圧されたことが源浄は納得がいかなかった。忍びを由井正雪の門下生として送り込み、真実ではない訴えを起こすことで幕府が動いたのではないか。
 源浄は、紀州徳川家に潜り込み、由井正雪を調べることで、そのような疑問が広がって行ったのであった。
 そのような筋を書くことは、松平信綱であったらたやすいことであった。知恵伊豆と言われた松平信綱は、島原の乱の総大将として血みどろの戦を経験して、徳川幕藩体制を揺るがす者には鬼となっていた。
 徳川幕府を守るためには、どんなに汚い手を使っても是とされたのである。由井正雪の台頭は、徳川にとっては脅威であった。そして、その背後には、神君家康の子である徳川頼宣がいた。
 徳川家光が逝去して、嗣子はまだ幼い家綱であった。当時は、正しく徳川幕藩体制の危機であった。
 将軍家光の数多の藩の取り潰しにより、浪人たちは巷にあふれていた。幕閣の中には、大阪城に立て籠った浪人たちを思って、それらの者たちが謀反を起こすことを危惧する者たちもいた。
 由井正雪は、何を見ていたのか。当代一流の軍学師が、数多の浪人たちを救うために、徳川幕府に弓を引くことはあったのか。由井正雪の本意がどの辺にあるのか源浄には分からなかった。
 源浄は、四ツ木八幡宮で喜八に言った。
「わしにも娘がいました。この子ぐらいの時に流行り病で亡くなりました。喜八さん、塩饅頭を貰えますか。仏壇に供えることにします。それでは、迎えが来ましたかな?」
 白い帆船を操る権助が、船で江戸からの客を降ろした。喜八は、源浄を見送った。
「おじちゃん、また来てね。放し亀をする頃来てね。亀を放せば御先祖様の供養になります。えー、お客様、亀の泳ぐ方に手を合わせてください。それが御先祖様のいらっしゃる方角でございます」
 お登勢は、方生会の口上を得意になって言った。
 源浄は、船に乗り込むと帆先に立っていた。宝蔵院流の十文字鎌槍の剣豪は、遠くを見ていた。
 喜八は、源浄の乗る船を見送っていた。


(二) ある浪人の死

 喜八は、浅草花川戸の大川の堀端に住む権助を訪ねた。浅草寺で清三に会った帰りであった。
 権助は、公儀隠密の喜八の手足となって働いていた。権助は、喜八に命を救われたことがあった。吉原に猪牙船を出した時であった。
 菅笠を被った若い侍が、吉原への迎えが遅いと因縁を付けて船頭に刀を抜いた。高価な小袖に羽織を着た侍の姿から高貴な武家だと権助は見ていた。
 若い侍は、酩酊をしていた。目が据わって、酒乱のようであった。権助は、船頭をかばって侍の前に出た。
 侍が真剣を振り下ろそうとした時、白樫の丸木の棒が若侍の刀の柄(つか)にくくり付けられ、瞬時に侍のみぞおちに丸木の棒の突きが入った。
 侍は後ろに下がったが、続けざまに白樫の棒が半円を描いて、侍の面を打ちつけた。
 喜八であった。侍は目をむいてその場に倒れた。しばらく昏倒していた侍は、役人に介抱されて半時ほど経ってようやく立ち上がることができた。
 侍を迎えに数人の武士と中間たちが籠を用意してきた。ふらつく侍を乗せた籠は、逃げるようにその場を離れた。
 権助は、真剣に木刀で立ち向かう喜八の姿に魅せられた。その剣が無想流杖道(むそうりゅうじょうどう)であることを後で知ることになった。
 それが、喜八と権助の出会いであった。権助も喜八と同様に西国から下ってきたこともあって、喜八と馬が合った。二人は度々居酒屋で飲むようになった。
 権助は、喜八に頼まれて船や船宿の部屋を用意するうちに、喜八が赤穂のために動いていることを知った。
 江戸市中では、赤穂浪士の討ち入りが噂になっていて、誰もが主君の仇討を行う赤穂浪士を贔屓にした。
 権助は、喜八の穏やかな物言いと優しさに、自らの命を掛けて見ようと思った。それは、討ち入りの後、喜八が公儀隠密になってからも変わらなかった。権助は、喜八という一人の男の心意気に感じたのであった。
 権助は、大石内蔵助にも会っていた。権助は、温和な大石の姿を思い出しては、仇討の成就に喝采をしたのだった。
 討ち入りの後、幕閣は、喜八の赤穂藩に対する忠誠心に感服して、公儀隠密の役目を与えたのであった。
 喜八は、浅野家の再興を願い、幕府のために働く隠密になったのであった。
「喜八様、お珍しいことで、こんな汚い所にきていただいて・・・・・・」
 権助は、七輪に火を起こした。鍋を掛けて、喜八のために饂飩を作った。今朝、棒手振りから買った青物を入れた。
「おじちゃん、父上が動かないんだよ!」
 戸が開いて、そこには、六、七歳の男の子がいた。
「そいつは、大変だ。すぐに行くからな、待ってなよ。喜八様、すいません」
 権助は、そう言うと知らせに来た子どもを追っかけるように、走って行った。
 喜八は、その後を追った。
 権助の住む船宿の近くだった。裏店にはムジナ長屋と呼ばれるあばら家があった。店賃も払えないほどの貧しい人たちが住んでいた。
 奥の長屋から子どもの泣く声がした。
 長屋に住む人たちが集まっていた。
 死んでいたのは、傘張りでほそぼそと暮らしを立てていた浪人だった。このところ姿を見せなかった浪人は、寝たきりであった。倅の小太郎が、甲斐甲斐しく病人の世話をしていた。
 喜八は、仏様に手を合わせた。まるで老人のような姿の浪人を憐れんだ。
「このお方は、水野様と言いまして、西国の大名に仕えたお方でした。ですが、お殿様が乱心で幕府から改易させられたということです。三年前に奥方と長男の三人で江戸に下って来たということです。奥方様も昨年の夏に流行り病で亡くなっています」
 権助は、涙を流した。倅の小太郎が父親の遺骸を手拭で拭きとっていた。長屋のおかみさんたちがそれを手伝っていた。
「水野様は、貧しくても愚痴も言わずに暮らしていました。剣の使い手で、いつか士官が叶う日が来るのを信じておりました。法華太鼓を叩いて、この子も一緒になってお題目を唱えていました」
 権助は、小太郎が挨拶をきちんとすることや小さいのに利発なことを喜八に告げるのだった。
 権助は、小太郎が町内の年長の悪餓鬼と喧嘩をするのを見たことがあった。相手は数人で小太郎よりも年長の子たちであった。
「父上は、大名に仕える侍だったのです。乞食侍ではないわ」
「おまえのとうちゃんは、橋のたもとで物貰いをしていたんだ!」
「違うよ、傘の骨を買っているんだよ!」
 小太郎の父親は、吾妻橋のたもとで筵を敷いた上で傘の古骨を買っていた。かつては、大名に仕え二百石の武士であった水野平十郎は、槍持ちや草履取り、そして挟み箱持ちを従えてお城に上った。
 剣の腕も立ち、藩の道場で師範の代わりをするくらい腕が立った。だが、藩が断絶して浪人になった水野平十郎は、家族を養わなくてはならなかった。東下りの浪人は、どんな仕事をしても家族と共に生きなくてはならなかった。
 小太郎は、顔を拳で殴られて鼻から血を流した。年長の者たちの笑い声がして、小太郎は泥にまみれていた。
「浪人は、ごく潰しばかりだって、とうちゃんが言ってたぜ」
 吐き捨てるような言葉を言って、餓鬼大将はその場を去った。
 その時、権助は我慢をして物陰から見ていた。小太郎は、立ち上がると何事も無かったかのように長屋の家に帰って行った。
 権助は、小太郎の振る舞いを見て、侍の子は違うと思った。
「父上は、能の面を打っていました。猩猩(しょうじょう)でした。父上は、お酒が好きでしたが、江戸に来てからはお酒を買うこともできなかったのです」
 父親の体を拭った小太郎は、父親が彫った酒が好きな海の精霊である猩猩(しょうじょう)の面を見せるのだった。優しい表情をした面であった。
 喜八は、遺体の近くにある鹿の角の刀掛けにある刀を見た。手入れの行き届いた刀で、最近、人を斬ったことがあるようだと喜八は瞬時に感じたのである。血の匂いと斬られた相手の断末魔の叫びが聞こえるようであった。
 浅草寺の境内にある茶店で、清三から能面を付けた輩が吉原帰りを待ち受けては、金子を奪うことを聞いていた。
 白般若の面を付けた輩が、入谷の田んぼ道で吉原帰りの駕籠に乗った客を襲うことがあった。金子を奪うためであった。
 襲われて逃げた駕籠かきは、駕籠から外に出た侍が真剣を抜くのを見た。
 駕籠かきは、一部始終を物陰から見ていた。白般若の面を付けた輩は、あっという間に相手の懐に入り、もみ合ううちに、足を払って相手を倒した。
 駕籠かきは、役人に白般若の面を付けた男の奇声と体の動きを真似て見せた。
 喜八は、その時、水野平十郎が白般若だと見ていた。権助は、水野平十郎の刀を見つめる喜八の真剣な表情に気付いた。
 水野平十郎には、昼間の古骨を扱う穏やかな顔とは別に、白般若のような修羅の心があったのか。食い詰めた者が、愛しい子のために人を襲い金子を奪うことはあり得ることであった。
 喜八は、小太郎が見せた猩猩の面を見た。穏やかな表情であった。だが、穏やかな心も人は追い詰められると恨みと共に角が少し生えた生成(なまなり)になり、やがて般若となって人を襲う。
 喜八は、水野平十郎が、生成から白般若になり、吉原帰りの男たちを襲い、手練れの者には真剣で襲って殺傷させた。
 喜八は、水野の刀を手に取ってさやから刀を少しだけ抜いた。鈍い光と共に血の匂いがするようであった。
 ムジナ長屋の住人棒手振りの三太が、浅草寺の境内にいた乞食坊主を連れて来た。
「さぁ、おまんまを食わせるからな、酒も付けるし、ねんごろにお題目を頼むぜ。仏様を極楽に行かせてくれよな」
 坊主は、長屋のおかみさんから飯を炊いて貰った。鯵の干物が七輪で焼かれて香ばしい匂いがした。清酒も出されて、すっかりいい気分になった若い坊主は、仏に手を合わせるのだった。
「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」
 坊主は、お題目を上げる。坊主の後ろで小太郎も声を出してお題目を上げ、法華太鼓を叩くのだった。
 長屋の住人たちが、仏に線香をあげた。貧しい人たちで、香典も無かったが人情には厚かった。
 喜八は、権助に金子を持たせて酒と魚を買いにやらせた。おかみさんたちは、天ぷらを揚げ、刺身を大皿に用意した。
 喜八は、水野のような多くの浪人が江戸で暮らし、貧しさの中であえいでいることを知っていた。独り残された小太郎は、世間の荒波の中で生きて行かなくてはならない。
 水野平十郎の骸は、早桶に入れられて千住の無縁塚に運ばれて行った。長屋の住人たちが手を合わせていた。
 喜八は、その夜、遅くなって四ツ木の八幡宮に戻った。小太郎のことが心配であった。権助は、しばらく小太郎の面倒を見ると言っていた。
 喜八も又、幼い頃に親と死に別れていた。親を亡くした悲しみを赤穂藩の人たちが喜八の面倒見てくれたのだった。大石内蔵助の柔和な顔がいつもあった。
 喜八は、討ち入りをした浪士たちの面影を追っていた。そして、あふれる涙を拭って杖を振るう。杖道の型を繰り返した。喜八の掛け声は、四ツ木八幡宮の境内に聞こえてた。


(三) 宝永の大地震

 清三が久し振りに八幡宮に姿を見せた。喜八は、杖を振っていたが、清三を見て縁台に座らせた。
「喜八様、昨晩、知らせがありまして、上方に大地震があったそうです。大津波で多数の者が死んだということです。幕閣からは、江戸に入る者たちを見張るようにとの命が出ました」
 西国に大地震があったことを喜八は知った。喜八は、西国からの不穏な輩を取り締まるために、品川の薩摩屋敷に近い場所で海沿いの街道を見張ることになった。
 西国の沿岸の家々は流されていた。還暦を過ぎた将軍綱吉は、元禄の大地震からようやく立ち直った安堵のつかの間のことであり、西国に起こったこの度の大地震と大津波には、最早、神仏に祈るしかなかった。
 生類樟類憐みの令を命じた信心深い将軍は、度重なる大惨事への救済を僧隆光に頼っていた。綱吉の母親の桂昌院は既に亡くなっていた。
 将軍綱吉は江戸城、大廊下において、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介に脇差で斬りかかったことを責めて、即日切腹を言い渡して浅野家を改易させた。そして、忠臣と称えられた赤穂浪士四十六名を切腹させた。
 すさまじい大地の震えは、自らの怒りと似ていた。綱吉は、自尊心が傷つけられたための怒りからは、何も生じないことをようやく知ったのだった。
海沿いの街道は、西国から逃げてくる者たちの姿があった。やがてそれは、行列になっていった。
 道行く者たちから大地震の様子や大津波に村が流されたことや数多の人や牛馬が死んだことを聞いた。
 近在の村からは、米や野菜が集められて雑炊を大鍋で煮て、逃げてくる者たちに振る舞った。
 役人たちは、浪人たちには特に気を付けていた。生国や行き先を確かめては、鋭い視線を投げつけていた。
 喜八と清三は、奉行に命じられて不審な浪人者を追うために、袖ヶ浦の海岸で役人からの指示を待ち、大八車の荷物に槍や刀が積まれていないかを目をこらして見つめていた。 幕閣は、西国からの浪人たちの不穏な動きや徳川家の内紛に警戒をした。特に、紀州徳川家の動きに注意を払うのであった。
 次期将軍と目されていた徳川教綱が亡くなり、紀州徳川家の家臣たちの不満が、江戸城にいる将軍綱吉に向かうことを警戒していた。
 喜八は、紀州藩の動向を探るための密命を受けていた源浄のことを思っていた。源浄は、紀州徳川家の祖であった徳川頼宣が由井正雪と関係していたことを江戸市中に流した。 それは、風説を使って次期将軍を甲府宰相綱豊に仕向けるためであった。それは、少なからず功を奏した。
 将軍綱吉は、紀州徳川家に嫁いだ愛娘の鶴姫を可愛がり、夫の徳川綱教を将軍に就かせたかった。
 徳川光圀をはじめとして幕閣は、綱吉の亡き兄綱重の子である甲府宰相綱豊に継がせるのが天道であると主張していたのである。
 源浄は、紀州徳川家に出入りをしていた富豪の商人たちと交わりながら、由井正雪の軍学の正当性を主張していた。それによって、慶安の変の黒幕をあぶり出そうとしたのであった。
 神君徳川家康の子である徳川頼宣公が紀州徳川家の祖であった。由井正雪の背後には、家康の子である紀州大納言の徳川頼宣の影響があった。
 慶安の変は、単に軍学師由井正雪が浪人救済のための企てではないことを幕閣も十分知っていたことだった。
 五十年前の慶安の変は、徳川幕府に対する謀反が画策されているという訴えにより、由井正雪は自害をした。それが仕組まれたことであるという疑いを源浄は持っていた。
 紀州徳川家から将軍を出すことは、悲願であったが藩の財政も逼迫していることも事実であった。そして、この度の大地震と大津波により紀州徳川家は、立ち直ることができないほどの被害を受けていた。
 西国の浪人たちが紀州徳川家に集まり、世を一新するために江戸になだれ込めば、犬公方と陰でからかわれていた将軍綱吉への憎しみが拍車をかける。そうなれば、江戸幕府の幕藩体制は一気に瓦解することになる。
 大八車に鍋や釜を積み、子をおぶり手拭で頬かむりをした母親がいた。母親の後ろには、子どもが二人遅れて歩いていた。
「江戸はもうすぐでしょうか?」
 力の無い声がした。母親が喜八に声をかけて来たのだった。
「この海沿いの道を真っ直ぐ行けば、江戸ですよ」
 喜八は、母親の汚れた着物に気が付いていた。
「江戸に行けば、仕事があると聞きました。私たちは、親族も無く、頼るところもありません。江戸で生きて行くことはできるのでしょうか?」
 喜八の顔を子どもたちが見上げていた。
「江戸は、にぎやかな所ですよ。針仕事や賄いの口は幾らでもありますよ」
 喜八の言葉に母親は、口元に笑みを浮かべた。
 母子の後姿を見ていた喜八は、追いかけて行った。
「浅草花川戸に権助と言う者が船宿をやっている。困ったらそこを訪ねるといい。喜八から言われたと・・・・・・、きっと力になってくれる」
 喜八は、権助の名を繰り返して、貧しい親子に手を差し伸べたのである。
 西国から東下りをして来た者たちは、江戸の裏店に住み、貧しいながらも生活を始める。
 長屋の人たちは、江戸に来る前のことは何も聞かなかった。過去を詮索するのは野暮であった。味噌や米が無ければ、長屋の者たちが持ち寄った。
 幕閣は、元禄大地震とこの度の西国紀伊で起きた大地震の衝撃で狼狽していた。
 そして、江戸市中には、このような大惨事が赤穂浪士の死や多くの藩をとり潰した恨みによってひき起こったという噂が広まっていた。


(四) 権助の新しい家族

 小太郎は、ムジナ長屋から権助の船宿に引き取られていた。使用人が他に三人いたが、丁稚として雑用をしていた。
 四ツ木八幡へ船を出す時には、権助のそばにいて手伝うのであった。小太郎は、船が好きだった。いつか、大きな船で海に行くのが夢だった。
 権助は、よく働く小太郎には感心をしていた。小太郎は、侍の子として育ち、父親は西国の大名に仕えていた。だが、殿様が乱心で幕府から改易させられて浪人となった父と共に江戸に下って来た。
 権助は、妻子もなく働くことだけが生きがいの権助にとって、小太郎を自分の子のように育てたいと思っていた。
 権助は、喜八に言っていないことがあった。それは、ムジナ長屋の小太郎の荷物を片付けている時であった。
 白般若の面は出てこなかったが、達磨の重さに驚いて中を開けると小判が出て来た。権助は、小太郎の父の水野平十郎が子どものために残したものであることを知った。
入谷の田んぼ道で吉原帰りの駕籠に乗った客を襲った輩は、水野平十郎だと判じてはいなかった。
 この金子が、藩の取り潰された時に賜ったものかは、当人が死んだため藪の中ではあったが、子を思う親心で金子を用意したものであった。
権助は、あるがままを喜八に伝えるつもりであった。
「小太郎、この達磨には亡き父上が、残してくれた。元服の時にこれを開ければいい」
 権助は、達磨を小太郎に渡した。
 夕方であった。船から荷を下ろした権助は、家の前に七輪を出して魚を焼いた。そこに、大八車を引いた子をおぶった母親が通りかかった。大八車の後ろには女の子が二人歩いていた。
「花川戸の権助さんのお家はこちらですか?」
 母親が疲れた表情で権助にたずねた。
「あっしが花川戸の権助ですが・・・・・・、どうしてあっしの名を知ってなさるのかい?」母親は、喜八に教えられてここを訪ねたことを話した。背中におぶった子どもが泣き
だした。
「おっと、合点だ。さぁ、家に上がった、上がった」
 権助は、母親と子どもたちを家に上げた。小太郎が、麦湯を持ってきた。
 母親の名は、セツと言った。住んでいたのは三河の蒲郡で、浜辺のあばら家は地震と
直後の津波によって跡形も無かった。夫は浜辺で漁師小屋にいて海に流されて行方が分からなかった。
 セツたちは、親戚の家に身を寄せていたが、その家も子どもが多く江戸を目指した。
 権助は、小太郎の住んでいたムジナ長屋の部屋に、大八車に積んでいた鍋や釜、布団
を運んだ。
 長屋の連中も集まってきた。
「大地震で旦那が死んで、江戸に下って来たんだって可愛そうに・・・・・・、あんなに小さな子もいてさ、あんたたち、米や味噌を持ってきておくれ」
 大工の六助のかみさんが、長屋の住人たちに声を掛けた。
 ムジナ長屋の住人たちは、店賃も払えないほど困窮していたが、それぞれが米や味噌、青物や干物を少しずつ持ち寄った。
 権助は、布団や長屋生活には欠かせない七輪と炭を持ってきた。
「権助さん、ありがとうございます」
 セツは、地獄で仏に会ったようであった。
「江戸っ子は、くよくよしちゃいけねぇよ。長屋に住む者たちは、セツさんみたいに地獄を見た人たちですぜ。それでも生きて行かなきゃなんねぇ。だから、泣く前に笑ってやろうじゃないか。笑う門には福来る。神仏は見ていなさるさ」
 権助は、大地震に連れ合いを亡くし、幼い子どもたちを育てて行かなければならないセツに白米の炊きたてのご飯を勧めた。
「おっかさん、このまっ白いのは何?」
 子どもの問いかけに、セツはいつも食べていた薄い汁に大根の入った雑炊を思った。秋刀魚がこんがり焼けていた。子どもたちは、貪るように飯を食べた。
 江戸の夜は、静かであった。浅草寺の時の鐘が間近で聞こえた。地震の後、泣くことも忘れていたセツは、声を押し殺して泣いた。
 その夜、セツと子どもたちは、ムジナ長屋でゆっくり眠ることができた。大地震の地鳴りがいつも耳元にあったので、セツはこれまでゆっくりと眠ることができなかった。
 権助や長屋の者たちの優しさが、セツにとっては、ありがたかった。江戸は、諸国から来る者たちにとっては寛容であった。


(五) 富士山噴火に江戸は騒然となる

 将軍綱吉が、宝永に改元した理由は、元禄の大地震であった。江戸では、雷のような地鳴りがして家々は小舟が大波に乗るように揺れ動き、柱はまるで箸が折れるように折れて、家々は一瞬で潰れた。
 本郷辺りから出火した火事は、北風によって江戸市中に広がった。多くの者が家の下敷きになり、助けを求める弱々しい声が辺りから聞こえていた。
 喜八とお勢は、川向こうの町で火の手が上がるのを茫然と見ていた。それは、まさに地獄絵図のようであった。
 紅の炎が至る所に現れて、町を炎で包んでいく。半鐘の音が至る所から聞こえていた。犬が狂ったように鳴き続けていた。
 後日、烈震による家の損壊や火事に焼かれた惨状が明らかになった。大津波で房州や江戸、そして小田原などの海辺の町が甚大な被害を受けていた。
 綱吉は、この大地震による天変地異を治めるために、朝廷に働きかけて宝永と改元をしたのであった。だが、四年後に西国に宝永大地震が起きたのであった。
 そして、宝永大地震の四十九日目の宝永四年十一月二十三日に突如富士山が爆発したのであった。江戸市中の人々は、度重なる地震と雷に怯え、神仏に祈った。
 富士山の噴火によって、江戸にも灰が降り始めた。まるで雪のようにも見えたが、それは富士山の噴火による砂のような灰であった。昼でも暗い江戸では、行燈に火をともさなければならなかった。
 物売りも灰だらけになって商売をしていた。大川の橋の下では、物乞いたちが降り注ぐ灰を避けるために集まり、火を焚いていた。
「これでこの世も終わりだ。犬公方の馬鹿者のせいで、おいらたちも御陀仏だよ」
 物乞いたちは、寒さに震えながら綱吉を呪った。
 江戸市中の人たちは、度重なる災厄が天下を治める将軍の器量不足で起きると井戸端で話をした。赤穂浪士を死罪にし、一方では犬の命を大事にする将軍の悪政には、庶民は怒っていたのである。
 江戸市中に住む者たちが、不穏なことを起こそうとして集まる事を幕府は恐れていた。一度、それが起きれば枯れ草に火をつけるように燃え広がってしまう。
 奉行所は、本気になって不審な輩を捕らえようとした。大勢の無宿者が江戸市中に流れ込んでいた。
 喜八は、清三と共に本郷の荒れ寺にたむろしている無宿人を見張っていた。虚無僧の姿をした男たちは、夕闇が迫る頃になって、深編み笠を被って方々に散らばって行くのだった。









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