TOITAの「航空無線通信士受験塾」第21期工学第9章電磁気 (5)電束と電束三井度 | |
[無線工学] | |
2017年11月13日 9時30分の記事 | |
第9章電磁気 (5)電束と電束密度 今回は、電束と電束密度のお話を致します。電束も電束 密度も航空無線通信士の試験範囲を超えていますので、 直接、これらの問題が出題された事は、過去に有りませ ん。 と言う事は、航空無線通信士より上級の資格試験では、 出題されていると言う事ですので新設問題として出題さ れる可能性があります。また、電束と電束密度につては 、コンデンサーを理解する為に必要ですので、今回、お 話をする事としました。 1.電束 電束とは、文字通り電気力線の束の事です。 電気力線は、もともと架空のものですから電束も架空の ものと言う事になります。 今回の記事は、無償で公開いたします。 ”続きを読む”をクリックしてお読み下さい。 当塾は、今年の10月でまる10年になりました。 ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して います。 今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま いる所存ですので、宜しくお願いいたします。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 この資格は、皆様にとって取れれば、リターンの資格です。 試験迄の時間を無駄にしない様にして下さい。 [お知らせ]有料記事をお読み頂く為には、コンビニで 電子 マネーをお買い求めの上、 下記の URLをクリックしてポイ ントを取得する手続きをお済ませください。 ポイントは、「くる天」様の有料ならではの 他のブログをお 読みになる為にもお使い頂けます。 なお、電子マネー「C-Check」は、2000円 から購入出来ま す。 http://kuruten.jp/blog/help041.html
第9章電磁気 (5)電束と電束密度 今回は、電束と電束密度のお話を致します。電束も電束 密度も航空無線通信士の試験範囲を超えていますので、 直接、これらの問題が出題された事は、過去に有りませ ん。 と言う事は、航空無線通信士より上級の資格試験では、 出題されていると言う事ですので新設問題として出題さ れる可能性があります。また、電束と電束密度につては 、コンデンサーを理解する為に必要ですので、今回、お 話をする事としました。 1.電束 電束とは、文字通り電気力線の束の事です。 電気力線は、もともと架空のものですから電束も架空の ものと言う事になります。 架空のものですから誘電体に関係せず1 [C] (クーロン) の電荷から1[本] の電束が出ると定めます。 よって、Q [C] の電からは、Q [本] の電束が出ます。 単位は、電荷と同じく [C] (クーロン)です。 2.電束密度:D[C/m^2] 電束密度は、文字通り電束の単位面積当たりを通過する 電束の密度と言う事になります。 ここで電界の強さ:E について思い出して下さい。 E=Q/(4πε r^2) (4) この式は、電界の様子を示す電気力線の単位面積当たり を通過する電気力線の密度を表します。 前回のお話で電気力線の総数がどの様に表されたかた見 直して下さい。 電界の強さとは、 電荷Qから半径 r の距離の 球の表面 を通過する単位面積当たりの電気力線の密度と言う事に なります。 電荷Q からの距離が離れれば、r が大きくなりますので 球の表面積も大きくなりますので、電気力線密度は、小 さくなります。 つまり電界が弱くなる事を示します。 さて、電束密度Dは、電束の密度の事ですから (5)式の 様に書けます。 D=Q/(4πr^2) (5) 電荷Q[C]からQ[本]の電束が出ますので球の表面積: 4πr^2 で電束を割ったものが電束密度です。 更に、(4)式と(5)式から D = εE</span> (6) となります。(6)式は、 電界:E{(4)式}に 誘電率: ε を掛ければ、(6)式になります。 簡単な式ですので、 覚えておいて下さい。電気回路でのコンデンサーのお 話のときに重要になります。 ゴロも良いですね。 今までに出てきました、クーロンの法則の式。電界の 強さを表す式。電気力線の総数を表す式。電気力線密 度を表す式。電束密度を表す式。電束密度と電界との 関係を表す式を別々に見ていますと、それぞれの関係 が分からないままに、終わってしましますが。 一度 、 全てを書き出して見てください。それぞれの関係が良 く分かります。それぞれに式が関係している事が分か れば、式を暗記する事無く、それぞれの式を使える様 になります。 次回からは、磁気のお話を致します。 | |
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