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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第31期受験直前講座 (7)自由空間の特性の解答その3
[無線工学]
2023年2月19日 9時30分の記事

             第31期受験直前講座
        (7)自由空間の特性の解答その3

今回は、演習問題(6)の解答と解説の続きを行います
。問題は、前回又は、前々回の記事を参照して下さい


(イ) 答えは、”8”の c = 1/sqrt(εμ)
     答えを証明するには 難しい数学を必要としますの
  で、答えの式の右辺が左辺の単位の速度になる事
  を si 単位を用いて証明してみます。
    
 μ: [H/m] = (V・s)/(m・A) = kg・m/(A^2・s^2) 
                                                                   (1)
 ε:  [F/m] = C/(m・V) =   s^4・A^2/(m^3・kg)         
                                                                   (2)


      (2) 式の[F](ファラッドと読み、静電容量の単位)は
      、1[V]当たりで分極の出来る電荷の量を言い、1 [
     F] は、1[V]当たり1[C]の電荷を分極する事を言い
      ます。注・・(2)式のC は、電荷の単位(クーロンを表
     します。)
    1 [A] は、1 [s] (秒)に1 [C] (クーロン) の電荷が移
      動する事を言います。1[V]は、1 [J/C]。1 [C] を運
      ぶのに1 [J] の仕事を要する事を言います。


続きは続きを読むをクリックしてお読み下さい。
全文無償で公開しています。


受験クラブからの重要なお知らせ

TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」は、2023年2月末日をもって
閉講とさせて頂きます。
永らくのご愛読と応援を頂きまして誠に有難う御座いました。
なお、今後は、TOITAの「航空無線通信士受験塾」又は、TOITAの「
航空無線通信受験クラブ」FC2校
でご覧頂く事ができますので、今後
ともご愛読の程、宜しくお願い致します。
 
                            2023年2月1日 TOITA




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             第31期受験直前講座
        (7)自由空間の特性の解答その3

今回は、演習問題(6)の解答と解説の続きを行います
。問題は、前回又は、前々回の記事を参照して下さい


(イ) 答えは、”8”の c = 1/sqrt(εμ)
     答えを証明するには 難しい数学を必要としますの
  で、答えの式の右辺が左辺の単位の速度になる事
  を si 単位を用いて証明してみます。
    
 μ: [H/m] = (V・s)/(m・A) = kg・m/(A^2・s^2) 
                                                                   (1)
 ε:  [F/m] = C/(m・V) =   s^4・A^2/(m^3・kg)         
                                                                   (2)


      (2) 式の[F](ファラッドと読み、静電容量の単位)は
      、1[V]当たりで分極の出来る電荷の量を言い、1 [
     F] は、1[V]当たり1[C]の電荷を分極する事を言い
      ます。注・・(2)式のC は、電荷の単位(クーロンを表
     します。)
    1 [A] は、1 [s] (秒)に1 [C] (クーロン) の電荷が移
      動する事を言います。1[V]は、1 [J/C]。1 [C] を運
      ぶのに1 [J] の仕事を要する事を言います。

    
     これらの si単位を 答えの式の単位として 計算しま
    すと、[m/s]と言う速度の単位になりますので"8"の
    選択枝が答えとなります。 是非、確認して下さい。
    確認によって、記憶に残る様になります
    
(ウ) 1波長(1λ)は、 角度にして360 度(2π[rad])。よっ
     ـて、 答えは、”10”の 2π/λ です。

(エ)  自由空間のインピーダンスを Z0 としますと

     Z0 = E/H [(V/m)/(A/m)]
                =   E/H  [V/A]                            (3)

     逆説的ですが、電界:E を磁界:H で割りますとその
   単位が (3) 式の様に[V/A]になりますのでインピー
     ダンスを表している事が分かります。
   よって、
     答えは、”5”

(オ) 答えは、”11”の120πです。

(カ) 図-5をご覧下さい。


             図-5

   狐色のは導線で地面に対し垂直に設置された垂直
   アンテナから輻射される 垂直偏波の電波を 模した
   図です。 緑が電界で 赤が磁界の変化を表していま
   す。
   問題の図は、上を向く矢印が電界で、左を向く矢印
   が磁界を表していますので、図-5のアンテナ側から
   距離と時間を表す 軸の矢印方向を見た時、 アンテ
   ナに一番近い電界と磁界に一致しています。
   よって、答えは、”6”の表から裏です。

次回は、 今期の最終問題として スリーブ・アンテナに関
する演習問題を出題致します。        

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