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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第21期受験直前講座 (14)トランジスターの解答
2018年1月10日 9時30分の記事
 
            第21期受験直前講座
          (14)トランジスターの解答


今回は、前回出題致しましたトランジスターの電流増幅率
に関する演習問題の解答と解説を行います。

まずは、演習問題からご覧下さい。

[演習問題19]
次の記述は、トランジスターのベース接地電流増幅回路の
電流増幅率:αとエミッター接地電流増幅回路の電流増幅
率:β の関係について述べたものです。
(  )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号か
ら選んで下さい。

(1)図-1に示す回路は、( A ) 接地電流増幅回路で、エミッ
  ター電流;IE [A] とコレクター電流:IC [A] の間には
    、IC  = αIE の関係がある。 このときのベース電流:
   IBは、図-2 で表される。

     IB = IE - IC = ( B ) [A]

 (2)βとαの関係は、次の式で表される。

   β = IC/IB = ( C )

 (3) よってα は、β より ( D )。

     A                   B                  C            D
1 エミッター    (1-α)IE          α(1-α)          小さい
2 ベース        (1-α)IE          α/(1-α)       小さい  
3 エミッター    (1-α)IE          α/(1-α)       大きい
4 ベース      (1-α)IE        α(1-α)       大きい
5 ベース      (1-α)IE          1/(α-1)      大きい


        図-1

        図-2


[演習問題20の解答と解説]

A  答えは、”ベース” 。トランジスターを使った増幅回路
   には、

   エミッター接地増幅回路
   ベース接地増幅回路
   コレクター接地増幅回路

  
  以上の3種類があります。 それぞれ、特徴があり、航
  空無線通信士より上級試験では、その特徴に関する問
  題も出題されますが、航空無線通信士の試験で問われ
  るのは、上の2つの電流増幅率を 知っているかだけで
  す。
  それぞれの増幅回路の回路図をイメージで覚え、その
  名前も意味も分からずに暗記されると言う方も多いの
  では、ないでしょうか?
  内容を理解する事で不確実な暗記をしなくても 済む様
  になります。
  そもそも各回路に共通して付いてる 接地” とは  何の
  事でしょうか?その点から考えてみましょう。
     
                 図-3

   図-3は、ベース接地増幅回路です。GND と書いて
   ある所は、GROUNDの事です。GND は、電気の
   世界では、EARTH(アース:地球)と同義語です
         。
   電気の全ての基準は、GND です。
         図-3 を少し説明いたします。ベースが GND に接
   続されています。


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[カテゴリ:無線工学]
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