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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第25期無線工学第10章電気回路 (8)電力その2 |
2019年12月13日 9時30分の記事 |
第10章電気回路 (8)電力その2 今回は、電力の 3つの種類と力率の改善方法につい てのお話を致します。 力率の改善方法は、よく出題されますので、よく理解し ておいて下さい。 2.有効電力:P、無効電力:Q、<span>皮相電力:S 電力には、表題のとおり3つの電力があります。下の 図をご覧下さい。 皮相電力とは、電圧と電流を掛けたもので位相差:θ が考慮されていません。 S = V・I 電気器具のカタログに書かれている電力は 皮相電力 の事です。 有効電力とは、 次式の事で、 言葉の通り、実際に有 効となる電力を示します。 P = V・I・cosθ 無効電力とは、言葉の通り、実際には 役に立たない 電力です。 Q = V・I・sinθ となります。 電力会社からSの電力を買っているのですが 実際に 使用しているのは、Pと言う事になります。 Qだけ、無駄にしている事になります。 V・I に cosθ を掛けますと前回、”仕事” についてお 話しをしました通り V・I の水平成分ですので役に立 つもの。sinθ を掛けますと 垂直成分ですので役に立 たないものと言う事になります。この考え方は、大変 重要ですので、覚えておいて下さい。 ついでに、P と Q と S の関係を示しておきます。 S =sqrt(P^2 +Q^2) = sqrt{ (V・I・cosθ)^2+(V・I・sinθ)^2} =sqrt[(V・I)^2 ・{ cos^2・θ+sin^2・θ}] =V・I 注・・・cos^2θは、cosθの2乗。sin^2θは、 sinθの2乗を表しています。 それでは、次に力率の改善方法について お話を致しま す。 その前に抵抗:R とコイル:Lの直列回路及び、 Rとコン デンサー:C の直列回路でそれぞれの力率は、どうなる のかを見ておきましょう。 3.LRの直列回路の力率 続きは、記事をお買い上げの上、お読み下さい。 [受験クラブからのお知らせ] 日本刀での真剣勝負の場合、負けた方は、確実に死にます。 自信がなければ、その場には、臨めません。 航空無線通信士の試験で不合格でも死ぬ事は、ありませんが 自信なくして、望めますか? オリンピック選手でコーチのいない方は、ほとんどいません 。また、コーチ次第で成績がグーンと伸びる事があります。 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しない資 格なのでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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