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筑波大学の研究を国産OSトロンの二の舞にするな |
[随想] |
2010年12月16日 18時6分の記事
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生産能力10倍 「石油」つくる藻類、日本で有望株発見
以下、『朝日新聞』引用
藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10 倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。チーム は工業利用に向けて特許を申請している。将来は燃料油としての利 用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。茨城県 で開かれた国際会議で14日に発表した。
筑波大の渡邉信教授、彼谷邦光特任教授らの研究チーム。海水や 泥の中などにすむ「オーランチオキトリウム」という単細胞の藻類 に注目し、東京湾やベトナムの海などで計150株を採った。これ らの性質を調べたところ、沖縄の海で採れた株が極めて高い油の生 産能力を持つことが分かった。
球形で直径は5〜15マイクロメートル(マイクロは100万分 の1)。水中の有機物をもとに、化石燃料の重油に相当する炭化水 素を作り、細胞内にため込む性質がある。同じ温度条件で培養する と、これまで有望だとされていた藻類のボトリオコッカスに比べ て、10〜12倍の量の炭化水素を作ることが分かった。
研究チームの試算では、深さ1メートルのプールで培養すれば面 積1ヘクタールあたり年間約1万トン作り出せる。「国内の耕作放 棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の 石油輸入量に匹敵する生産量になる」としている。
炭化水素をつくる藻類は複数の種類が知られているが生産効率の 低さが課題だった。
渡邉教授は「大規模なプラントで大量培養すれば、自動車の燃料 用に1リットル50円以下で供給できるようになるだろう」と話し ている。
また、この藻類は水中の有機物を吸収して増殖するため、生活排 水などを浄化しながら油を生産するプラントをつくる一石二鳥の構 想もある。(山本智之)
http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html
日本の最大の弱点は資源が乏しいと言うことである。それを一挙 に解決、一発逆転するすごい発見が発表された。
「藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より1 0倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。」と いうものである。
研究チームの試算では、深さ1メートルのプールで培養すれば面 積1ヘクタールあたり年間約1万トン作り出せる。「国内の耕作放 棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の 石油輸入量に匹敵する生産量になる」としている。
さらには、渡邉教授は「大規模なプラントで大量培養すれば、 自動車の燃料用に1リットル50円以下で供給できるようになるだ ろう」と話しているという。
日本は、これまで資源の少ないところを科学技術や、勤勉な国民 性にて補ってきた。もしも、この研究が実用化され、石油エネルギ ー問題が解決されるとするならば、日本には夢のような社会が訪れ ることになる。
一方、アメリカが「思いやり予算」を「日本防衛予算」と名付け てさらに今後の増額を求めてきているという。もしも、石油の問 題が解決すると国際紛争もかなり解決する。
そこで、防衛予算の増額に国民の血税を使うのではなく、むしろ 国を挙げて国家プロジェクトとして筑波大学の研究を推進したらよ いのではないかと思う。
民主党は、小沢氏の問題ばかりに気を取られているのではなくや るべき事をしっかりとやり、特に筑波大学のこのような研究をバッ クアップして欲しい。決して、国産OSトロンの二の舞にだけはなら ないようにして欲しいものである。国の浮沈を左右するのは政治で ありトロンの失敗を活かして欲しいからである。
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