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シドニー通信員の『豪リークス』-ブロくる
飯島浩樹 さん
シドニー通信員の『豪リークス』
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2011年12月23日 7時14分
NZでUFO機密文書大量公開
第4回NZでUFO機密文書大量公開
※日豪プレス2011年5月号掲載http://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/26642/

「豪リークス」第4回は、昨年ニュージーランドで公開されたUFO関連の機密文書について。ニュージーランドでは最近多くのUFO目撃情報が寄せられているというが、今年2月のクライストチャーチ大地震発生前にも、不可解な物体を偶然撮影していた日本人カメラマンがいた…。

◇2,000ページに及ぶUFO関連公文書を公開

ニュージーランド軍当局が公開したUFO関連公文書 世界各地でUFO(未確認飛行物体)の目撃情報が絶えないが、ニュージーランドで昨年12月、このUFOに関する大量の公文書が公開された。約2,000ページに及ぶ膨大な公文書は、ニュージーランドの情報公開法にもとづき、軍当局が公開に踏み切ったもので、これまで秘密扱いにされてきた1954年から2009年までの55年間の軍人や一般の市民らから寄せられたUFOの目撃情報などが収められている。

 我々は、ニュージーランドの主要都市にある図書館で閲覧できるこの公文書のコピーを、大地震が発生する前の今年1月、クライストチャーチの図書館で撮影した。

 12巻からなるこの分厚い資料には、目撃者が描いた空飛ぶ円盤や宇宙人の顔のスケッチ、宇宙人に遭遇したという人の体験談に宇宙人が使うという奇怪な文字、警察や政府の調査委員会による報告書などが含まれていた。
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2011年12月22日 8時57分
NZ大地震と東日本大震災
 
第3回クライストチャーチ大地震と東日本大震災
※日豪プレス2011年4月号掲載
http://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/26634/

 豪リークス第3回は、今年2月にニュージーランドで発生した大地震と東日本大震災について。多くの日本人が巻き込まれたクライストチャーチの被災現場からの報告と、専門家の間でも意見が分かれるNZ地震と日本の大震災との関連にも触れてみたい。

◇クライストチャーチ再激震
(写真クライストチャーチ市内で崩壊した教会2月23日筆者撮影) 
2月22日午後12時51分。ニュージーランド第3の都市クライストチャーチ付近を襲ったマグニチュード6.3の直下型地震は、市内中心部の多くの建物に壊滅的被害をもたらし、最終的な死者数は180人に上るとみられている(※3月24日現在)。

 地震発生から間もなく現地のライブ映像がオーストラリアにも届き、地元テレビ局のレポーターが、難を逃れた市民にインタビューをしている間に大きな余震が起き、クライストチャーチのシンボルである大聖堂の屋根が音を立てて崩れ落ちる様子などが画面に映し出された。「これは尋常ではない !」と感じ、すぐさま現地入りを目指したが、当然ながらクライストチャーチ空港は閉鎖中。「被害を受けた建物に多くの日本人が残され、そのうち何人かが瓦礫の中から携帯電話で助けを求めている !」との情報がもたらされたのは、とりあえず向かうことにしたNZ北島オークランド行きの便に飛び乗る直前だった。

 オークランドで眠れぬ夜を過ごしたが、翌23日早朝にはクライストチャーチ空港が無事だったことが確認され、我々はそのの午後には現地に入ることができた。しかし、多くの日本人が巻き込まれたCTV(カンタベリーテレビ)ビル付近は封鎖され、寄ることもできない。ビルから数百メートル離れた規制線の外からレポートするのが精一杯だった。

 クライストチャーチ市内の道路は、いたる所で地割れや液状化現象が起き、レンガ造りの教会のほとんどが見るも無残に崩れ落ちている。昨年9月に当地を襲ったM7.0の地震で大きなダメージを受けた建造物が、今回の地震で一挙に崩れ去っていた。「その時はちょうどレストランで昼食中で、ものすごい横立ての揺れがあって、立っていることもできない状態でした。しばらくして外に出ると、辺りは人でいっぱいで、泣いている女性もいました…」。崩壊した大聖堂近くのオフィスで働く日本人女性は、地震発生直後の様子をこう語った。

 災害対策本部とメディア・センターが置かれた市内のアート・ギャラリーには(といってもメディアは建物の外に追いやられ、露天の中庭をうろうろするしかなかったのだが…)、ニュージーランドのキー首相が首都ウェリントンから駆けつけ「巻き込まれた日本人学生の家族のことを思うと胸が痛む」と、我々報道陣からの質問に答えた。

 倒壊したビルから奇跡的に救出され、市内の病院に収容された日本人留学生の容体が安定しているとの情報が入ったころには、日もとっぷりと暮れ、空からは冷たい雨が降り出していた…。
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2011年12月21日 22時14分
復刻版!洪水、サイクロン、ソーシャル・メディア
 
第2回「洪水、サイクロン、ソーシャル・メディア」
(日豪プレス2011年3月号掲載
http://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/26538/)

豪リークス第2回は、豪北東部QLD州の洪水とサイクロンの被災現場レポートと、被災地で有効な情報ソースとして脚光を浴びたソーシャル・メディアについてお伝えする。サイクロン上陸の日にケアンズの避難所で女児を出産した日本人女性にもインタビューした。

◇洪水去ってサイクロン
(写真:2月3日ケアンズ郊外の民家前で根こそぎに倒された木)

「サンシャイン・ステート(陽光州)」のキャッチフレーズを持つQLD州に、大洪水と大型サイクロンが立て続けに襲った。

 南米ペルー沖の海水温度が低下する“ラニーニャ現象”が原因とされる大雨により発生した大洪水は、フランスとドイツを合わせた面積を超える広範囲に拡大し、住民20万人以上に影響を及ぼした。1月13日、ブリスベン川の水位がピークに達したのに伴い、我々は洪水が迫る州都ブリスベンに入った。幸い当初予想されていた過去最高の水位5.5メートルに1メートルほど届かず、ブリズベン中心部が水没するという最悪の事態は回避されたが、市内の道路は各所で冠水し寸断、低地の住宅や店舗が屋根まで水に浸かり、12万世帯以上が停電するなどした。

 その後洪水の被害を受けた地域の天候も回復、ギラード豪首相が水害復興税の導入を提案するなどしていたところに、今度はQLD州北部に「超大型サイクロン接近 !」というニュースが飛び込んできた。2005年にアメリカ南部を襲い、死者1,500人以上を出したハリケーン「カトリーナ」と同等の勢力を持つという超巨大サイクロンが迫っていたのは、世界遺産のグレート・バリア・リーフへの玄関口として有名な観光都市ケアンズ周辺だった。

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2011年12月21日 7時38分
復刻版!ウィキリークスとシーシェパード
 
オーストラリア最大の日本語新聞「日豪プレス」に連載中(2011年2月~)のコラム「豪リークス」記事の復刻版です。

第1回 ウィキリークスと シー・シェパード
日豪プレス2011年2月号掲載
http://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/26508/

「豪リークス」記念すべき第1回は、コラムのタイトルに半分名前を拝借させていただいた内部告発サイト「ウィキリークス」と、過激な抗議活動で有名な反捕鯨団体「シー・シェパード」について書いてみたい。

◇インターネット時代の寵児「ウィキリークス」
(写真:政府や企業の内部情報告発サイト「ウィキリークス」)

まず「ウィキリークス」。今ではここ豪州でも日本でもすっかりお馴染みとなっているが、政府や企業の内部情報に通じた人物から匿名でリーク情報を集め公開するインターネット・サイトを運営する非営利組織だ。昨年米軍がイラクで民間人を射撃する動画を公開し、世界にその名をとどろかせたと思ったら、今度はなんとアメリカの外交公電約25万件の暴露を始めてしまったのだ!これまで暴露された「外交公電」の数々を挙げればきりがないので、オーストラリア関連のものをいくつか紹介すると、

○ラッド豪外相が首相時代の2010年3月、ヒラリー・クリントン米国務長官と会談した際、「米国は中国への軍備展開を準備すべき」と進言した。

○ラッド氏が提唱したアジア太平洋共同体構想は、「中国の影響を抑えるため」のもの…。

○アメリカ大使館関係者が、ラッド氏を「粗暴で衝動的」「他人のコントロール好きだ」などと評した…。

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2011年12月19日 19時37分
金正日に捧ぐ...
 
ビンラディン、カダフィそして金正日が死んだ。列車の中で心筋梗塞だというが、真実は闇の中...。
豪メディアでもトップで大きく伝えている。
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2011年12月15日 7時5分
イラク戦争終結宣言。次はアジアで...?
 
オバマ大統領が12月14日、イラク戦争の終結を宣言した。
9年間に及ぶ戦争で、約4500人の米軍兵士が死亡、負傷兵は3万2000人にのぼった。

一方、米国務省のキャンベル次官補(東アジア・太平洋担当)は13日、「21世紀には多くの歴史がアジア太平洋地域でつくられる。米国はそのドラマで主役を担う」と述べた。

オバマ大統領は11月にオーストラリアを訪問、2500人規模の米海兵隊を豪州北部ダーウィンに配置するとし、中国をにらんだ新たな米国のアジア太平洋地域への戦略を公表した。

“アジアのドラマ”の主役になると一方的に宣言したアメリカ。勧善懲悪の”正義の味方”ならいいが、戦争を引き起こす“悪役”にはなってほしくないものだ。
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2011年12月10日 9時10分
沖縄米海兵隊の豪移転が現実味?
 
元米国防次官補ナイ氏が、沖縄駐留の米海兵隊のオーストラリアの移転は”懸命な策”との見解を示した。
先月訪豪したオバマ大統領が、2500人規模の米海兵隊を豪州北部ダーウィンに配置すると表明したことを受けたもの。
ナイ氏はニューヨークタイムズ紙への寄稿で、海兵隊の豪移転は"スマート・ムーブ Moving Marines to Australia is a smart move" だとしている。
一方、豪国立大学の研究者は、大規模海兵隊の豪配置は「中国のミサイルが届かないところに出撃拠点をおくため」と指摘している。
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2011年12月7日 4時15分
明治乳業中国向け粉ミルクは豪州産
 
粉ミルクからセシウムの会社、すでに七月から中国向けの製品はオーストラリア原乳で「当社は輸入粉ミルクの生産地を、日本から豪州に切り替えた。新製品の全てを豪現地の工場で生産したのでご安心を」と部長が中国で会見していたそうです。日本の赤ちゃんの”ご安心”は考えなかったのか.....

以下は 「人民網日本語版」の記事」
http://j.people.com.cn/94476/7443529.html
明治乳業、中国市場へ回帰 豪産粉ミルクを提供
 日本での口蹄疫蔓延による関連製品の輸入規制、および東日本大震災を経て、明治乳業の粉ミルク業務は中国市場への回帰に向け調整を行っている。先週土曜日(16日)、明治乳業は広州で、「本年度は、オーストラリアから直輸入した乳幼児用粉ミルクの販売を強化し、日本からの輸入分をカバーする」ことを発表した。外国産粉ミルクの相次ぐ値上げについて、明治乳業は本年度より発売する粉ミルクの値段は、昨年度とほぼ同様とした。広州日報が報じた。

 ◆供給体制の調整、豪工場と技術提携覚書を締結

 
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2011年12月4日 5時12分
45歳西澤ヨシノリ豪で世界王者に


 来月46歳の誕生日を迎える元・東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオンの西澤ヨシノリ選手(45)。2007年に日本ボクシングコミッションから引退勧告を受けてからは、オーストラリアなど海外のリングに上がり続けてきました。

 「日本の同年代、そして若者たちを勇気づけたい。45歳、西澤選手の飽くなき挑戦のゴングが今また鳴ろうとしています」

 WPBFクルーザー級世界王座など、3つのタイトルをかけた闘いとなった今回の相手は、17歳年下のタイ人のチョクチャナ・シスクルポン選手(28)。

 西澤選手は、第1ラウンドからいきなり相手選手のダウンを奪います。その後も相手に隙を与えず、右・左とパンチを繰り出し、立て続けにダウンを奪う西澤選手。

 地元のオーストラリア人やシドニー在住の日本人ら、観客の大きな声援にも後押しされて迎えた第5ラウンド、西澤選手の強烈な左フックが炸裂。相手選手はマットに沈み、西澤選手は見事KO勝ちを収めました。

 マイナー団体のタイトルとはいえ、45歳で念願の世界チャンピオンとなった西澤選手。試合後のインタビューで、「今、元気がない日本の同年代の人たちに『勇気』というメッセージをこれからも送り続けたい」と語った「中年の星」オヤジボクサーの挑戦は、まだまだ終わらないようです。
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2011年12月2日 6時16分
豪でも論議を呼ぶTPPの是非
 
日本でその是非が議論されているTPP(環太平洋経済連携協定)。交渉参加9カ国の中に含まれているオーストラリアでも、このTPPへの参加によって生じる様々な問題が指摘されている。TPP交渉の内容が記された秘密扱いの文書の流出により、その問題の一端が明らかになってきた…。

◇「TPP交渉秘密文書流出」
交渉参加をめぐり賛否両論紛糾しているTPP=環太平洋経済連携協定。日本の慎重派は、もしこのTPPに参加すれば、アメリカやオーストラリアなどから安い農産物が押し寄せ、日本国内の農業が壊滅的な打撃を受けるなどと主張しているが、こちらオーストラリアにもTPPは恩恵ばかりではなく、様々な問題をもたらす可能性があると指摘する人たちがいる。
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