くる天 |
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プロフィール |
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飯島浩樹 さん |
シドニー通信員の『豪リークス』 |
地域:海外 |
性別:男性 |
ジャンル:ニュース 世界情勢 |
ブログの説明: オーストラリア在住 某民放局シドニー通信員からの情報。 |
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明治乳業中国向け粉ミルクは豪州産 |
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粉ミルクからセシウムの会社、すでに七月から中国向けの製品はオーストラリア原乳で「当社は輸入粉ミルクの生産地を、日本から豪州に切り替えた。新製品の全てを豪現地の工場で生産したのでご安心を」と部長が中国で会見していたそうです。日本の赤ちゃんの”ご安心”は考えなかったのか.....
以下は 「人民網日本語版」の記事」 http://j.people.com.cn/94476/7443529.html 明治乳業、中国市場へ回帰 豪産粉ミルクを提供 日本での口蹄疫蔓延による関連製品の輸入規制、および東日本大震災を経て、明治乳業の粉ミルク業務は中国市場への回帰に向け調整を行っている。先週土曜日(16日)、明治乳業は広州で、「本年度は、オーストラリアから直輸入した乳幼児用粉ミルクの販売を強化し、日本からの輸入分をカバーする」ことを発表した。外国産粉ミルクの相次ぐ値上げについて、明治乳業は本年度より発売する粉ミルクの値段は、昨年度とほぼ同様とした。広州日報が報じた。
◆供給体制の調整、豪工場と技術提携覚書を締結
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45歳西澤ヨシノリ豪で世界王者に |
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来月46歳の誕生日を迎える元・東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオンの西澤ヨシノリ選手(45)。2007年に日本ボクシングコミッションから引退勧告を受けてからは、オーストラリアなど海外のリングに上がり続けてきました。
「日本の同年代、そして若者たちを勇気づけたい。45歳、西澤選手の飽くなき挑戦のゴングが今また鳴ろうとしています」
WPBFクルーザー級世界王座など、3つのタイトルをかけた闘いとなった今回の相手は、17歳年下のタイ人のチョクチャナ・シスクルポン選手(28)。
西澤選手は、第1ラウンドからいきなり相手選手のダウンを奪います。その後も相手に隙を与えず、右・左とパンチを繰り出し、立て続けにダウンを奪う西澤選手。
地元のオーストラリア人やシドニー在住の日本人ら、観客の大きな声援にも後押しされて迎えた第5ラウンド、西澤選手の強烈な左フックが炸裂。相手選手はマットに沈み、西澤選手は見事KO勝ちを収めました。
マイナー団体のタイトルとはいえ、45歳で念願の世界チャンピオンとなった西澤選手。試合後のインタビューで、「今、元気がない日本の同年代の人たちに『勇気』というメッセージをこれからも送り続けたい」と語った「中年の星」オヤジボクサーの挑戦は、まだまだ終わらないようです。 |
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豪でも論議を呼ぶTPPの是非 |
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日本でその是非が議論されているTPP(環太平洋経済連携協定)。交渉参加9カ国の中に含まれているオーストラリアでも、このTPPへの参加によって生じる様々な問題が指摘されている。TPP交渉の内容が記された秘密扱いの文書の流出により、その問題の一端が明らかになってきた…。
◇「TPP交渉秘密文書流出」 交渉参加をめぐり賛否両論紛糾しているTPP=環太平洋経済連携協定。日本の慎重派は、もしこのTPPに参加すれば、アメリカやオーストラリアなどから安い農産物が押し寄せ、日本国内の農業が壊滅的な打撃を受けるなどと主張しているが、こちらオーストラリアにもTPPは恩恵ばかりではなく、様々な問題をもたらす可能性があると指摘する人たちがいる。
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太陽に向かって走れ!豪大陸縦断ソーラーカーレース |
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オーストラリア大陸縦断3,000キロを太陽光エネルギー のみを動力源に走破する世界 最大規模のソーラーカー・レー ス「ワールド・ソーラー・チャ レンジ」が開催された。日本 からも大学生や高校生などの 3チームが出場、過酷なレー スに挑んだ。「夢の技術」と 呼ばれて久しいソーラーカー は日本の原発事故後、再び注目が集まりつつある。
◇高校生や国際ラリー・ドライバーも参戦
10月16日、夜明けとともに準備を始めた色とりどりのソーラーカーが、スタート地点と なるダーウィン市内中心部のパーラメント・ハウス前に集結した。亜熱帯地域らしくヤシの木の間から突き刺すような光を放つ朝日が昇ると、湿気を十分過ぎるくらい含んだ温風が頬に当たり、その場に立っているだけで額に汗がにじんできた。
大陸内陸部の砂漠地帯を1週間近くかけてひ たすら走るこのレースには、世界20カ国から 37チームが出場。日本からは、前回2009年大 会優勝の神奈川の東海大学チームに加え、兵 庫の芦屋大学チームの「Ashiya SkyAceV」 号、そして沖縄の高校生中心の「チーム沖 縄」が「レキオン」号で参戦した。
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アボリジニにナデシコとサムライ魂を見た |
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◇カカドゥのジャンヌ・ダルクに会う
ユネスコの世界遺産(複合遺産)に指定されている北部準州のカカドゥ国立公園は、自然と野生動物の宝庫であるが、地下には大量のウランが眠ってもいる。そのためカカドゥのウラン鉱床がある地域は、世界遺産の指定から除外され、そこから採掘されたウランは、長年日本などに原発の燃料として輸出されてきた。しかし、今年3月に起きた福島第一原発事故後、カカドゥのウラン鉱山周辺の伝統的土地所有者である先住民ミラル族の長老イボンヌ・マルガルラさんは「自分たちの土地から掘り出されたウランが日本の原発事故の一因になった」とし、日本国民への深い悲しみとウラン採掘中止を訴えた1通の手紙を国連事務総長宛に送った。
1998年に元ミュージシャンで今は政治家となっているピーター・ギャレット氏とともに、カカドゥのジャビルカ鉱山を数千人で封鎖した大規模抗議運動のシンボル的存在として一躍有名になり、環境保護に功績のあった活動家に与えられるゴールドマン環境賞も受賞しているイボンヌさんに会うべく、我々はカカドゥへと向かった。
ダーウィンから東へ約250KM。カカドゥ観光の拠点で日本人観光客も多く訪れる人口1100人ほどの小さな町ジャビルーの一角に、当地のアボリジニ、ミラル族の支援団体グンジェイッミ先住民法人のオフィスがある。建物は小じんまりとはしているが、革張の椅子と大きなフラットスクリーンモニターが設置された立派な会議室もあり、そのオフィスのテラスには、月に1度のミーティングのためミラル族の理事たちが集結していた。
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悪夢かチャンスか?世界経済危機の行方 |
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欧州の財政赤字問題や米国のデフォルト危機によりニューヨークの株式市場が急落し、世界同時株安の様相を呈している。そんな中オーストラリアを訪問した世界銀行の総裁が、気になる発言をした…。
◇NY市場乱高下で「ウォール街の悪夢」再来? 「これは“エルム街の悪夢”ならぬ“ウォール街の悪夢”です!」アメリカ東部時間8月8日の午後4時、ニューヨーク証券取引所の取引終了時刻に鳴らされる「クロージング・ベル」の鐘の音とともに、現場から生中継していた女性レポーターが興奮気味に伝えた。 2008年のリーマンショックから少し回復基調にあるかに見えた世界経済であったが、ヨーロッパ諸国の財政危機や累積赤字額が50兆ドル(約4000億円)を超えるといわれるアメリカのデフォルト(債務不履行)不安などから、米国株式市場が8月に入り急落。つられてオーストラリアや日本、アジア市場も続落し、今や世界同時株安の様相を見せていた。
米国オバマ大統領は7月末に緊急会見を行い「デフォルト危機を救うには債務限度額(14兆2940億ドル)を引き上げることへの同意がどうしても必要だ」と、限度額引き上げに難色を示す野党共和党と国民に向け呼びかけた。その後何とか共和党との妥協はとりつけたものの、翌月の8月5日にアメリカの格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が、史上初となる米国債の格下げを発表すると、8日にダウ平均は一挙に634.76(-5.55%)ドル下げて史上6番目の下げ幅を記録、S&P500指数も79.92ポイント(-6.66%)下落した。
投資家の不安心理を示す別名“恐怖指数”と呼ばれるシカゴ・オプション取引所のVIX指数は50%上昇し48となり、2001年9月の米国同時多発テロ発生時につけた43.74をも超え、NY証券取引所から中継で株価の動きを伝えていたTVレポーターも驚愕の声を上げたのである。
翌9日のダウ平均は逆に429ドル高と値を戻したが、10日は再び519ドル安となるなどその後も株価は乱高下し、経済番組の金融アナリストは「こんな値動きは、ウォール・ストリートの歴史上見たことがない」とコメント。1937年に当時世界を襲っていた「大恐慌」の「出口政策」をアメリカ政府が見誤り、戻りかけていた景気を再び悪化させた状況によく似ていると分析した。
◇世銀総裁「世界経済は危険領域に突入!」 世界経済が嵐に巻き込まれているさなかの8月14日、世界銀行のゼーリック総裁がオーストラリアに来訪。シドニーでスピーチをすると言うので、さっそく取材に出かけた....。
続きはオーストラリア最大の邦字紙「日豪プレス」のサイトで http://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/27891/ |
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原発ゼロの国NZ地熱発電 |
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東京電力福島第1原発事故 後、太陽光などの再生可能 エネルギーの開発に注目が 集まっているが、日本と同 様地震国のニュージーラン ドは、原発を持たず地熱な どの再生可能エネルギーで 電力をまかなう政策をとっ ている。環境に優しく安全 な発電システムとして有望 視される地熱発電をニュー ジーランドではどのように 推進しているのだろうか ?
◇森の中の地熱発電所
牧草地と針葉樹林を通るなだらかな勾配 の1本道を登り切ると、前方に吹き上がる白 煙が見えてくる。工場から突き出る噴煙と は違い、水分を含んだ雲のようにふんわり と湧き上がるその煙は、ニュージーランド 最大規模の地熱発電所から出る水蒸気だ。
手で触れることもできる ワイラケイ地熱発電所の パイプニュージーランド最大の都市オークラン ドから車で約4時間。NZ北島のほぼ中央の タウポ火山帯に位置するワイラケイ地熱発 電所は、1958年に運転を開始した世界で2 番目に古い商業用地熱発電所で、出力17万 キロワット、約17万世帯に電力供給が可能 だ。
発電所敷地内に張り巡らされた全長70キ ロに及ぶメタリック・シルバーのパイプの中 には、摂氏約200度の熱水と蒸気が流れて いるが、特殊加工により外側に熱が放出さ れることはなく、実際にパイプに触らせて もらうと、ほどよい温かさで頬を付けるこ とさえできた。
地下1,000〜3,000メートルにあるマグマ 溜まりに熱せられた地下水と水蒸気でター ビンを回転させ発電するこの地熱発電は、 福島第1原発事故後、ますます脚光を浴びる 発電システムだ。地球内部の熱の移動や放 射性物質の崩壊により生み出される地熱エ ネルギーは、膨大かつほぼ無限。燃料を地 上で燃やさないためCO2の排出量は極めて 少なく、発電に使った地下水は冷却され再 び地下に戻され、原発のように危険な使用 ずみ燃料を出すこともない。また、太陽光 や風力発電のように天候や気象条件に左右 されず24時間電力を安定供給することが可 能で、まさにいいことづくめの「再生可能 自然エネルギー」だと言える。
今年2月に発生したクライストチャーチ大 地震の記憶も新しい地震国ニュージーラン ドは、国内に原子力発電所を1基も持たず、 水力や風力などの再生可能エネルギーで電 力の7割以上をまかなっていて、そのうち地 熱発電は総発電量の13%を占めている。し かもNZ政府は、2025年までに国内電力の9 割をこれらの再生可能エネルギーに転換さ せるという目標まで立て、新しい地熱発電 所の建設も続々と推し進めている。
また、ワイラケイ発電所周辺には、日本の富士電機が地熱タービンを設置した単 機容量世界最大のナアワプルア地熱発電所 や、東芝が発電設備を受注した2013年開業 予定のテミヒ地熱発電所などもあり、多く のニュージーランドの地熱発電所に日本企 業の高度な技術が採用され、多大な貢献を している事実に少々驚かされた。同じ火山 国日本における地熱発電所の建設は、遅々 として進んでいないからだ。
◇先住民マオリも協力...続きはこちらでhttp://nichigopress.jp/others/25946/
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アボリジニ、ウラン、そして原発事故 |
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今年4月、1人の先住民アボリジニの女性が、東日本大震災と東京電力福島第1原発 事故の被害を受けた被災者への深い同情と悲しみを綴った 1通の手紙を、国連事務総長 宛てに送った。そこには、豪 州北部で採掘され、多くが日本に輸出されるウランをめぐる、地元アボリジニの人々の苦悩と、日本の原発事故を警 告していたかのような伝説に ついても書かれていた…。 ◇アボリジニ長老からの1通の手紙 果てしなく広がる熱帯雨林、大湿原に舞い降りる白い鳥の群れと沈む夕日…。オー ストラリアの観光プロモーション・ビデオに必ず登場する北部準州カカドゥ国立公園の景観だ。 ユネスコの世界遺産(自然・文化の複合遺 産)にも指定され、古いものでは2万年以上 の歴史を持つという洞窟壁画が各所に残るカカドゥ。ここで暮らす1人の先住民アボリジニの女性が、東日本大震災発生から約3週間後の今年4月はじめ、潘基文国連事務総長に1通の手紙を送った。
手紙には「地震、津波、そして原発事故の被害を受けた日本国民への同情と悲しみ」について書かれていた。 この手紙を送ったのは、カカドゥの先住 民ミラル族の長老イボンヌ・マルガルラさん。ミラル族は1976年に制定された「アボリジニ土地権法」により、カカドゥにある3 つのウラン鉱床のうち、レンジャーとジャ ビルカの2つの鉱床がある地域の伝統的土地権利者(Traditional Owner)として認定されている。
資源大手リオ・ティント社傘下のERA社が 運営するレンジャー鉱山(1980年操業開 始)は、北部準州の首都ダーウィンの東約 250キロにあるオーストラリア最大のウラン 鉱山で、世界のウランの約10%を生産し、日本にも多く輸出している。レンジャー鉱 山で採掘されたウランは、その場でいわゆ るイエローケーキ(ウラン精鉱)に精錬さ れ、その際に出る不純物は巨大な池に貯め られる。 だが、この池にとどまっているは ずの高濃度の放射能汚染水が、大雨の影響 などにより下流のアボリジニの村やラムサール条約によって保護されているマジェ ラ湿原に流れ込んでいるとの指摘もある。
イボンヌさんの父トビー・ガンガーレさんも当初このウラン鉱床開発に反対していた が、6年にも及ぶ長期交渉に根負けし、つい に協定書にサインしてしまう。これにより 伝統的所有者側には、2億ドル以上の大金が 支払われることになるが、結局「聖地」として大切にしてきた土地が破壊され、部族 の中では金銭をめぐるいざこざが頻発する ようになったという。 その後、酒に溺れ失意のうちに 1988年に他界した父の跡を受け継 ぎ、ミラル族の長老となったイボンヌさんは、父を騙すようにして結ば れてしまった協定破棄のための行動 を開始。1998年には8カ月にわたり約5,000人がジャビルカ鉱山開発地を封鎖するなどした。 イボンヌさんは、国連事務総長宛ての手紙の中で、1970年代に当事の田中角栄首相とオーストラリア政府が、カカドゥのウランを日本に輸出することに同意し たことに触れ、「私たちの土地から採掘 されたウランが、福島第1原発事故による放射能汚染の原因の少なくとも一部になったことをとても悲しく思う」としている。 ◇ウラン長者への誘惑を拒否した男 続きは、豪最大邦字新聞「日豪プレス」のサイトで... http://nichigopress.jp/column/goleaks/23624/
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