くる天
プロフィール
飯島浩樹 さん
シドニー通信員の『豪リークス』
地域:海外
性別:男性
ジャンル:ニュース 世界情勢
ブログの説明:オーストラリア在住 某民放局シドニー通信員からの情報。
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イラク戦争終結宣言。次はアジアで...?
オバマ大統領が12月14日、イラク戦争の終結を宣言した。 9年間に及ぶ戦争で、約4500人の米軍兵士が死亡、負傷兵は3万2000人にのぼった。 一方、米国務省のキャンベル次官補(東アジア・太平洋担当)は13日、「21世紀には多くの歴史がアジア太平洋地域でつくられる。米国はそのドラマで主役を担う」と述べた。 オバマ大統領は11月にオーストラリアを訪問、2500人規模の米海兵隊を豪州北部ダーウィンに配置するとし、中国をにらんだ新たな米国のアジア太平洋地域への戦略を公表した。 “アジアのドラマ”の主役になると一方的に宣言したアメリカ。勧善懲悪の”正義の味方”ならいいが、戦争を引き起こす“悪役”にはなってほしくないものだ。
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沖縄米海兵隊の豪移転が現実味?
元米国防次官補ナイ氏が、沖縄駐留の米海兵隊のオーストラリアの移転は”懸命な策”との見解を示した。 先月訪豪したオバマ大統領が、2500人規模の米海兵隊を豪州北部ダーウィンに配置すると表明したことを受けたもの。 ナイ氏はニューヨークタイムズ紙への寄稿で、海兵隊の豪移転は"スマート・ムーブ Moving Marines to Australia is a smart move" だとしている。 一方、豪国立大学の研究者は、大規模海兵隊の豪配置は「中国のミサイルが届かないところに出撃拠点をおくため」と指摘している。
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明治乳業中国向け粉ミルクは豪州産
粉ミルクからセシウムの会社、すでに七月から中国向けの製品はオーストラリア原乳で「当社は輸入粉ミルクの生産地を、日本から豪州に切り替えた。新製品の全てを豪現地の工場で生産したのでご安心を」と部長が中国で会見していたそうです。日本の赤ちゃんの”ご安心”は考えなかったのか..... 以下は 「人民網日本語版」の記事」 http://j.people.com.cn/94476/7443529.html 明治乳業、中国市場へ回帰 豪産粉ミルクを提供 日本での口蹄疫蔓延による関連製品の輸入規制、および東日本大震災を経て、明治乳業の粉ミルク業務は中国市場への回帰に向け調整を行っている。先週土曜日(16日)、明治乳業は広州で、「本年度は、オーストラリアから直輸入した乳幼児用粉ミルクの販売を強化し、日本からの輸入分をカバーする」ことを発表した。外国産粉ミルクの相次ぐ値上げについて、明治乳業は本年度より発売する粉ミルクの値段は、昨年度とほぼ同様とした。広州日報が報じた。 ◆供給体制の調整、豪工場と技術提携覚書を締結
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45歳西澤ヨシノリ豪で世界王者に
来月46歳の誕生日を迎える元・東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオンの西澤ヨシノリ選手(45)。2007年に日本ボクシングコミッションから引退勧告を受けてからは、オーストラリアなど海外のリングに上がり続けてきました。 「日本の同年代、そして若者たちを勇気づけたい。45歳、西澤選手の飽くなき挑戦のゴングが今また鳴ろうとしています」 WPBFクルーザー級世界王座など、3つのタイトルをかけた闘いとなった今回の相手は、17歳年下のタイ人のチョクチャナ・シスクルポン選手(28)。 西澤選手は、第1ラウンドからいきなり相手選手のダウンを奪います。その後も相手に隙を与えず、右・左とパンチを繰り出し、立て続けにダウンを奪う西澤選手。 地元のオーストラリア人やシドニー在住の日本人ら、観客の大きな声援にも後押しされて迎えた第5ラウンド、西澤選手の強烈な左フックが炸裂。相手選手はマットに沈み、西澤選手は見事KO勝ちを収めました。 マイナー団体のタイトルとはいえ、45歳で念願の世界チャンピオンとなった西澤選手。試合後のインタビューで、「今、元気がない日本の同年代の人たちに『勇気』というメッセージをこれからも送り続けたい」と語った「中年の星」オヤジボクサーの挑戦は、まだまだ終わらないようです。
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豪でも論議を呼ぶTPPの是非
日本でその是非が議論されているTPP(環太平洋経済連携協定)。交渉参加9カ国の中に含まれているオーストラリアでも、このTPPへの参加によって生じる様々な問題が指摘されている。TPP交渉の内容が記された秘密扱いの文書の流出により、その問題の一端が明らかになってきた…。 ◇「TPP交渉秘密文書流出」 交渉参加をめぐり賛否両論紛糾しているTPP=環太平洋経済連携協定。日本の慎重派は、もしこのTPPに参加すれば、アメリカやオーストラリアなどから安い農産物が押し寄せ、日本国内の農業が壊滅的な打撃を受けるなどと主張しているが、こちらオーストラリアにもTPPは恩恵ばかりではなく、様々な問題をもたらす可能性があると指摘する人たちがいる。
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太陽に向かって走れ!豪大陸縦断ソーラーカーレース
オーストラリア大陸縦断3,000キロを太陽光エネルギー のみを動力源に走破する世界 最大規模のソーラーカー・レー ス「ワールド・ソーラー・チャ レンジ」が開催された。日本 からも大学生や高校生などの 3チームが出場、過酷なレー スに挑んだ。「夢の技術」と 呼ばれて久しいソーラーカー は日本の原発事故後、再び注目が集まりつつある。 ◇高校生や国際ラリー・ドライバーも参戦 10月16日、夜明けとともに準備を始めた色とりどりのソーラーカーが、スタート地点と なるダーウィン市内中心部のパーラメント・ハウス前に集結した。亜熱帯地域らしくヤシの木の間から突き刺すような光を放つ朝日が昇ると、湿気を十分過ぎるくらい含んだ温風が頬に当たり、その場に立っているだけで額に汗がにじんできた。 大陸内陸部の砂漠地帯を1週間近くかけてひ たすら走るこのレースには、世界20カ国から 37チームが出場。日本からは、前回2009年大 会優勝の神奈川の東海大学チームに加え、兵 庫の芦屋大学チームの「Ashiya SkyAceV」 号、そして沖縄の高校生中心の「チーム沖 縄」が「レキオン」号で参戦した。
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アボリジニにナデシコとサムライ魂を見た
◇カカドゥのジャンヌ・ダルクに会う ユネスコの世界遺産(複合遺産)に指定されている北部準州のカカドゥ国立公園は、自然と野生動物の宝庫であるが、地下には大量のウランが眠ってもいる。そのためカカドゥのウラン鉱床がある地域は、世界遺産の指定から除外され、そこから採掘されたウランは、長年日本などに原発の燃料として輸出されてきた。しかし、今年3月に起きた福島第一原発事故後、カカドゥのウラン鉱山周辺の伝統的土地所有者である先住民ミラル族の長老イボンヌ・マルガルラさんは「自分たちの土地から掘り出されたウランが日本の原発事故の一因になった」とし、日本国民への深い悲しみとウラン採掘中止を訴えた1通の手紙を国連事務総長宛に送った。 1998年に元ミュージシャンで今は政治家となっているピーター・ギャレット氏とともに、カカドゥのジャビルカ鉱山を数千人で封鎖した大規模抗議運動のシンボル的存在として一躍有名になり、環境保護に功績のあった活動家に与えられるゴールドマン環境賞も受賞しているイボンヌさんに会うべく、我々はカカドゥへと向かった。 ダーウィンから東へ約250KM。カカドゥ観光の拠点で日本人観光客も多く訪れる人口1100人ほどの小さな町ジャビルーの一角に、当地のアボリジニ、ミラル族の支援団体グンジェイッミ先住民法人のオフィスがある。建物は小じんまりとはしているが、革張の椅子と大きなフラットスクリーンモニターが設置された立派な会議室もあり、そのオフィスのテラスには、月に1度のミーティングのためミラル族の理事たちが集結していた。
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悪夢かチャンスか?世界経済危機の行方
欧州の財政赤字問題や米国のデフォルト危機によりニューヨークの株式市場が急落し、世界同時株安の様相を呈している。そんな中オーストラリアを訪問した世界銀行の総裁が、気になる発言をした…。 ◇NY市場乱高下で「ウォール街の悪夢」再来? 「これは“エルム街の悪夢”ならぬ“ウォール街の悪夢”です!」アメリカ東部時間8月8日の午後4時、ニューヨーク証券取引所の取引終了時刻に鳴らされる「クロージング・ベル」の鐘の音とともに、現場から生中継していた女性レポーターが興奮気味に伝えた。 2008年のリーマンショックから少し回復基調にあるかに見えた世界経済であったが、ヨーロッパ諸国の財政危機や累積赤字額が50兆ドル(約4000億円)を超えるといわれるアメリカのデフォルト(債務不履行)不安などから、米国株式市場が8月に入り急落。つられてオーストラリアや日本、アジア市場も続落し、今や世界同時株安の様相を見せていた。 米国オバマ大統領は7月末に緊急会見を行い「デフォルト危機を救うには債務限度額(14兆2940億ドル)を引き上げることへの同意がどうしても必要だ」と、限度額引き上げに難色を示す野党共和党と国民に向け呼びかけた。その後何とか共和党との妥協はとりつけたものの、翌月の8月5日にアメリカの格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が、史上初となる米国債の格下げを発表すると、8日にダウ平均は一挙に634.76(-5.55%)ドル下げて史上6番目の下げ幅を記録、S&P500指数も79.92ポイント(-6.66%)下落した。 投資家の不安心理を示す別名“恐怖指数”と呼ばれるシカゴ・オプション取引所のVIX指数は50%上昇し48となり、2001年9月の米国同時多発テロ発生時につけた43.74をも超え、NY証券取引所から中継で株価の動きを伝えていたTVレポーターも驚愕の声を上げたのである。 翌9日のダウ平均は逆に429ドル高と値を戻したが、10日は再び519ドル安となるなどその後も株価は乱高下し、経済番組の金融アナリストは「こんな値動きは、ウォール・ストリートの歴史上見たことがない」とコメント。1937年に当時世界を襲っていた「大恐慌」の「出口政策」をアメリカ政府が見誤り、戻りかけていた景気を再び悪化させた状況によく似ていると分析した。 ◇世銀総裁「世界経済は危険領域に突入!」 世界経済が嵐に巻き込まれているさなかの8月14日、世界銀行のゼーリック総裁がオーストラリアに来訪。シドニーでスピーチをすると言うので、さっそく取材に出かけた....。 続きはオーストラリア最大の邦字紙「日豪プレス」のサイトで http://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/27891/
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