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第1話「播磨陰陽師について」
[夢の構造講座]
2018年8月22日 19時0分の記事


夢の構造講座・第1回「夢の世界の基本構造」
第1話「播磨陰陽師について」



 現存する陰陽師は大別すると、安倍晴明系統の都陰陽師と、蘆屋道満系統の播磨陰陽師にわかれます。

 都陰陽師は公家系の占いを主としますが、播磨陰陽師は武家系ですので、実践的な武術や霊術を主としています。
 もともとは同じものでしたが、応仁の乱の頃に二つにわかれました。
 その後、にとどまった陰陽師達が都陰陽師の祖となり、播磨に帰った陰陽師達が播磨陰陽師の祖となりました。
 
 もともとの陰陽師の先祖は播磨の国の針間物部《はりまもののべ》と呼ばれていた人々です。
 伝承では、「旧事紀(先代旧事本紀)に、針間に物部ありとあるは。今の播磨がことにして、我等が祖先なり」とあります。
 
 その前は、どこにいたのか、分かりませんが……どうやら、


このあたりが、発祥の地であるようです。
 
 播磨陰陽師は、その性質上、表だった場所で行動することを嫌いましたので、自分達のことを「茶院圓んばら》」と呼んでいました。
 
 例えば 長篠合戦図絵にありますが……背中に朱で「六芒星」を描いた白い着物を着て祈る人々が……当時、「茶噂亜圓んばらしゅう》」あるいは「茶噂亜團バラしゅう》」と、呼ばれていました。
 茶噂阿蓮古くは「菅原」と書いて「かんばら」と読んでいました。
 つまり「菅原衆《かんばらしゅう》」は、菅原道真公配下の陰陽師達のことです。
 
 それが、時代が下がって織田家に仕え……続いて豊臣家に仕え……徳川の世になってからは赤穂藩預《あずか》りとなり、三代目の浅野内匠頭《あさのたくみのかみ》の代に刃傷に及んで、有名な赤穂事件から忠臣蔵の仇討ちへとつながりました。
 
 赤穂藩の武士達の内、いくつかの家は、先祖代々播磨陰陽師でした。
 播磨の国には多くの陰陽師の系統がありますが、赤穂の陰陽師達は特に源頼光公と共に、大江山の酒呑童子や、様々な物怪《もののけ》の類《たぐい》と戦ってきた先祖を持ちます。
 源頼光公の子孫が配下の武士達と共に織田家に仕えた時、浅野の地に屋敷を持ったことから浅野の名を名乗り、やがて赤穂藩主に迎え入れられたのです。
 
 
 さて、私は、この赤穂浪士の子孫です。
 赤穂浪士の中でも特に播磨陰陽師を支配していた小野寺の一族があります。
 その小野寺の一族は表向き子孫が絶えたことにして、吉良側の恨みから子孫を守りながら、ほそぼそと陰陽師の術と歴史を伝えてきました。
 それが戊辰戦争で武家そのものがなくなる憂き目を見て、北海道、当時の蝦夷地に落ち延び、伝承が絶えないように伝え残そうとしました。
 
 それが私の祖母の祖父で、祖母がたったひとりで受け継ぎ混乱の時代を生き延びて、やがて私が受け継ぎました。
 播磨陰陽師の伝承には、武家の習《ならい》や、霊的なものが憑依《とりつ》いた相手と戦う為の武術、様々な祭祀、呪詛や闇の伝承、「夢伝《ゆめつた》え」等があります。
 今回は、「夢伝え」を今風にして、「夢の世界の基本構造」と題した内容を、お伝えしたいと思います。
 
 
 
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はじめまして、播磨陰陽師の尾畑雁多《おばた・かりんど》です。

 陰陽師には京都系統の「都《みやこ》陰陽師」と、播磨の国の「播磨陰陽師」の二種類の系統があります。  播磨陰陽師は、応仁の乱の時に京の都から播磨に戻った陰陽師達の子孫のことですが、播磨の国はもともとの陰陽師達のふるさとでした。

 播磨陰陽師には、夢に関してや、武術のことなど様々な伝承を持ちますが、今回はその中から「不幸のすべて」に関するお話と私が体験した不思議な体験「近世百物語」をお届けさせていただいております。



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