◆「幽霊は非科学的だから、存在しない……。」という人たち。
良く、
「幽霊は非科学的だから、存在しない……。」と言う人がいますが……そう言う意見を持つ人の、「科学的と言う表現」こそ……非科学的です。
……と、言うのは……それらの人は、幽霊を恐れるあまり、「非科学的」と言うレッテルを張って「存在しない」ということにして、安心しようとしているだけだからです。
幽霊に対して、
「非科学的」とか、
「信じない。」と強く言う人のほとんどは、
心の奥底では幽霊を信じていて……幽霊を、無闇に恐れる傾向を持ちます。
そう言う人に幽霊の話をすると……最初は、興味が無いようなフリをして……次第に気分が悪くなったりします。
やがて、まわりの人には意味の分からない理由で……突然、怒り出す人もいます。
しかし、いくらそれらの人が否定しても、現実は変わりません。
◆「幽霊」と「霊能者」 さて、幽霊と呼ばれる霊現象には、さまざまなものがあります。
それら全体を「幽霊」と呼んでいるだけです。
そして、幽霊は、それを見る人の心の中に存在します。
それは、錯覚のような曖昧なものでは無く……人が、ある種の情報を得た時に、心がそれを解釈する現象です。
人によっては、正確にそれを再現し記憶することが出来ます。
また、人によっては……ただ、怖いだけの錯覚のような記憶になってしまうことがあります。
それらを正確な情報として読むことが出来て……さらに、記憶することが出来る人を「霊能者」と呼びます。
◆幽霊のしくみ 幽霊の情報は、物体や場所に記憶されています。
ありとあらゆる情報が……波動として、記憶されています。
それを無意識が読み出した時……心がそれを解釈し、生前の姿などの記憶を見せるのです。
これが、もっとも一般的な幽霊の実像です。
ですので……人によっては、同じモノを見ているにも関わらず、まるで別な姿を見ます。
また、その多くは、恐怖として記憶されますので……記憶そのものを再現することが困難です。
これが、
「本物の幽霊に出会った人は……記憶そのものが残らない。」と言う現象です。
幽霊に関する霊体験に、レベルがあるとしたら……レベル1〜3くらいまでが記憶に残ります。
レベル4とか5の段階になると、恐ろしすぎて、記憶そのものが崩壊し……体験したこと自体も、忘れてしまうのです。
これらの、一般の人の記憶に残らない幽霊についての体験談は、
「近世百物語・完全版」の第五十七話 「目をそむける人々」の中にもありますので、そちらをご参考に……。雁多記す。
専門家、当ブログで学ばれている方(全話くりかえし読まれている方)には、
同じタイトルの専門家向けの記事もお薦めいたします。
ご購読・応援ありがとうございます。
今回の播磨陰陽師☆雑記はいかがでしたでしょうか?
喜んでいただけましたら、これらのアイコンをクリックして応援いただけると嬉しいです。←投票ポチッ♪