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風の喜八9 「真如の月に無相を見る」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年5月20日 11時39分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八9 「真如の月に無相を見る」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
赤穂藩隠密の風の喜八が、討ち入りの後、浅野家再興のために公儀隠密として活躍する物語。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3「元禄の終焉」
風の喜八4「水月空華」
風の喜八5「江戸騒乱」
風の喜八6「江戸の初雪」
風の喜八7「陰陽五行の天才占い師現わる」
風の喜八8「高砂やこの浦舟に帆を上げて」

赤穂浪士「春の名残(なごり)」

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【時代小説発掘】
風の喜八9 「真如の月に無相を見る」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 水月空華の達人が再び江戸に

 宝永五年の初夏であった。大川には、夕涼みをする船が幾艘も出ていた。月が星々の輝きと共に夜空にあった。
 権助は、小太郎を連れて大川で夜釣りをしていた。大川端には、葉の茂った柳の枝が心地よい風に揺れてサワサワと音を立てていた。
大川に大型の帆船が姿を見せた。微風を受けた帆船は、水面をゆっくり進んで大川橋をくぐって来た。
 帆船は、権助たちのいる花川戸の船着き場に入って来た。接岸と同時に降りて来たのは、槍を持った年寄りであった。
 一瞬、権助はその年寄りと目が合った。鷹のような鋭い眼光をしていた。権助は、すぐにその男が、宝蔵院流十文字鎌槍の剣豪である木村源浄であることに気が付いた。
 木村源浄は、幕命を受けて紀州徳川家の動向を探っているはずであった。その源浄が、再び江戸に戻って来たのであった。喜八に知らせる必要があった。
 権助は、夜釣りを切り上げた。
「小太郎、明日の夜明けに四ツ木に行くことになったぞ」
 権助の言葉に、小太郎は元気よく返事をした。
 翌日の早暁に、権助は四ツ木に向けて船を出した。木村源浄のことを喜八に知らせるためであった。
 朝霧の中、帆船は四ツ木の船着き場に着いた。小太郎がもやい綱で船をつないだ。
 四ツ木八幡宮の林では、山鳩の鳴き声がしていた。薄暗い林には、木漏れ日がさしていた。
 喜八は、早朝から丸木の棒を境内で振っていた。棒を振るたびに風を切る音が聞こえていた。
 源浄を乗せた帆船は、紀州藩の浜屋敷のある濱御殿の近くの船着き場ではなく、浅草花川戸の船着き場に着いた。そして、源浄は、浅草寺方面に姿を消した。
 権助の話を聞いた喜八は、幕閣から密命を受けた木村源浄が、紀州から江戸に戻った訳を思っていた。
 喜八は、紀州徳川家に災難が続いていたことを知っていた。将軍綱吉の愛娘鶴姫の死と夫の三代紀州藩主徳川綱教の死で、紀州徳川家からの将軍は幻となった。
 宝永二年には、綱教の死に続き、父である徳川光貞と四代藩主頼職が相次いで逝去したのだった。
 世間では、紀州徳川家が呪われているという噂が立っていた。綱吉は、娘を溺愛するあまり、市中で鶴姫の鶴の字を使うことを禁じた。
 それほど溺愛していた娘が、業病の疱瘡で高熱を発し、全身が膿んで苦しみの果てに死んだ。
 あまりにも痛ましい死であった。将軍綱吉は、悲しみに声を上げて泣いた。
 神経の細い綱吉は、生類憐みの令を次々に発して、自らの前世に犯した大罪を懺悔するのであった。
 江戸庶民は、将軍綱吉を犬公方と言った。犬から鳥や魚、そして蚊までも生類憐みの令で、厳しく取り締まったのであった。
 将軍の度重なる禁令は、常軌を逸していた。そのため、江戸庶民の暮らしをますます苦しめた。
 喜八は、相次ぐ藩主の死に加えて、大地震や大津波で壊滅的な打撃を受けた紀州徳川家を案じていた。紀州藩主を継いでいたのは、将軍綱吉から吉の字を授かった若き徳川吉宗であった。
 喜八の女房のお勢は、朝餉を食べずに来た権助と小太郎のために、丸干しの鰯を七輪で焼いた。
 お勢は、西瓜を切って皿に出した。小太郎とお登勢は、西瓜を水菓子と言っておいしそうに頬張った。
 お勢の背には、今年生まれた長男の良雄がいた。その名は、赤穂義士の中心であった大石内蔵助良雄の名であった。喜八が名付けたのであった。
 おいしそうに西瓜を食べる小太郎を見て、自分も食べたいのか、大声で良雄が泣いた。お勢は、良雄を背中から下ろすと乳を与えた。
 そのうち、四ツ木村のおかみさんたちが姿を見せた。赤穂の塩饅頭を作るために、茹でた小豆を家から持ち寄った。
 赤穂の塩饅頭は、四ツ木の名物になっていた。近くにある水戸藩下屋敷に住む侍たちからも所望されて、大皿に盛った塩饅頭を納めていた。
 四ツ木八幡宮の境内には、青物売りや鍋釜を売る商人たちが姿を見せ始めていた。
「これは、源浄様ではございませんか?」
 我が子に乳を飲ませていたお勢は、境内に姿を見せた痩せた年寄りの姿に気が付いた。お勢に近づいてきたのは、木村源浄であった。
「これは、お勢さんの子ですか。元気に育っているな」
 木村源浄は、お勢の子を抱き上げた。
 昨年の秋の事であった。永代橋を渡るお勢と娘のお登勢の姿があった。お勢は、喜八に着替えを届ける途中であった。
 お勢に手を引かれたお登勢は、大川に浮かぶ白い帆の船を見て声を上げた。物売りが忙しそうに先を急いでいた。
 橋の向こうから馬に乗った侍が、供の者たちを従えていた。馬のたてがみはきれいに結ってあった。その時、野良犬が馬の脚にかじりついた。
 驚いた馬は、前足を高く上げて乗っていた笠を被った侍をふり落とした。馬は、後ろ脚を蹴り上げて勢いをつけてお勢とお登勢に向かって来た。橋を渡っている人たちが悲鳴を上げた。
 その時であった。馬の前足の付け根に刃が付いていないたんぽ槍の突きが入った。槍先には、綿を丸めてその上に布が巻かれていた。
 前足を上げた馬は、急に力が抜けたようにその場にうずくまった。
 馬のすぐ脇で、お勢は娘のお登勢を懐に抱いていた。傍らのたんぽ槍を手に取ったのは、痩せた年寄りであった。それが、木村源浄であった。
「ありがとうございました。あなた様がいなかったら、馬に蹴り殺されているところでした。お腹の子も助かりました」
 お勢は、命の恩人に向かって手を合わせた。
「よかった。ちょうど通りかかったところであった。槍の稽古に行く途中であった。馬は、半時もすれば元に戻るであろう。それでは」
「お名前だけでも、教えてください」
「濱町の医師の木村源浄である」
 木村源浄がその場にいなかったら、お勢もお登勢も命を落としていた。そして、お勢の腹の子も同じ運命であった。
 喜八は、濱町の木村源浄の家を訪ねて、身重の妻と娘の命を助けてくれたことに感謝をした。それが、宝蔵院流十文字鎌槍の剣豪である木村源浄との出会いであった。
 久し振りに会った木村源浄は、穏やかな表情をして縁台に座っていた。
 喜八は、以前よりも髪が白くなった木村源浄の姿を見た。そして、喜八は、深々と源浄に会釈をした。
 お勢が、甘酒を持ってきた。木村源浄は、喉が渇いていたのか冷えた甘酒を一息に飲み干した。
「昨年の大地震と大津波で西国では多くの者が死んだ・・・・・・、この世の地獄であった。詳しくは申せぬが、藩の用でしばらく浅草観音前の蛇骨長屋に住んでおる。喜八殿に会いたくて、吾妻橋を渡って来ましたぞ」
 将軍綱吉は、紀州徳川家に嫁いだ愛娘の鶴姫を可愛がり、夫の徳川綱教を将軍に就かせようとしていたことがあった。
これには、徳川光圀をはじめとして幕閣は、綱吉の亡き兄綱重の子である甲府宰相綱豊に継がせるのが天道であると主張していたのであった。
 幕閣は、徳川幕府の安泰を切望して、木村源浄に密命を与えた。
 それは、紀州徳川家の祖であった徳川頼宣が幕府転覆を企てたとされる由井正雪と関係していたことを江戸市中に流すことであった。
 それにより、次期将軍の座を紀州の徳川綱教ではなく、甲府宰相綱豊に仕向けるためであった。
 源浄の筋書きでは、神君家康の子である南龍公の徳川頼宣を黒幕としたものであり、当時の幕府も疑いをもったことであった。そのため、徳川頼宣は、十年の間国元の紀州には戻ることができなかった。
 木村源浄は、浪人の伊原源吾を使って、風説を流したのであった。伊原源吾は、富豪の商人たちから褒美として貰った金子を湯水のように使って、吉原で幾度も大騒ぎをした。 木村源吾は、自分が由井正雪の有縁の者であると言って、由井正雪と当時の紀州藩主とのことを調子に乗って口にした。これは、当初の企みとは違っていたのだった。
 公儀はすぐさま動いて、喜八を木村源吾に差し向けたのであった。また、紀州藩の黒幕たちも伊原源吾の動きを監視していた。
 伊原源吾は鈍感な男であったが、ある日、自分を付ける男たちがいることを知った。
 恐ろしくなった伊原は、西国に行く振りをして、故郷の信州に逃げようとしていた。田舎に帰って、百姓になることも考えていた。
 伊原源吾は、追ってくる者たちを振り切るように走り出した。喜八もまたその背中を追った。辺りは、日暮里の田畑が広がる場所であった。刈り取られた田んぼには、人の姿は無かった。
 伊原源吾は、恐怖に駆られて、手入れを怠っていた真剣を抜いた。へっぴり腰であった。喜八は、慎重に伊原源吾との間を詰めていく。
 喜八は、右手を真っ直ぐに垂らして丸木の棒の中ほどを握り、棒の先を相手の目に向けて対峙していた。
 伊原の真剣の切っ先が動くと同時に、「えいっ!」という掛け声とともに、喜八の棒は伊原のこめかみに当たった。
 一瞬の出来事であった。同時に「ほぉっ!」と声を上げた喜八は、棒の先を伊原のみぞおちで強く突いた。伊原は、後ろ向きに倒れた。
 その時であった。周囲から御用だという声と共に捕り手たちが十手を向けていた。伊原源吾は、あっけなく捕らえられた。
 奉行所に送られた伊原源吾は、半狂乱の姿で再び江戸に姿を現した。
 深川の富岡八幡宮門前にある料亭伊勢屋の外が騒然としていた。女の悲鳴やどなり声が聞こえた。雑踏の中で、刀を振り回している男が伊原源吾であった。
 その時であった。遊び人風の若い男が伊原の胸に飛び込む。瞬時に伊原の胸から血が噴き出した。血を浴びた通りがかりの女が悲鳴を上げた。
 伊原を短刀で刺した男は、雑踏を永代橋の方に走り去った。幕府の監視を受けていた伊原源吾を何者かが口を封じたのであった。
 木村源浄は、由井正雪を調べ上げるうちに、憐みの心である惻隠の情を本とする軍学に魅かれていた。
 その当時、由井正雪は、神田連雀町に張孔堂を開いて多くの弟子がそこに集まっていた。将軍家からも一目を置かれていたほどであった。徳川頼宣等の大名が講義を受けるほどの逸材であった。
 江戸でも評判になっていた者が、徳川幕府の転覆を企てるのは無謀なことであり、あまりにも荒唐無稽な企てであった。
 木村源浄は、その策謀の狙いが神君家康の子である紀州藩主徳川頼宣を失脚させる罠であると思うようになっていた。
 当代一流の軍学師の由井正雪は、何者かの策略にはめられたように思えるであった。
 慶安事件の時は、徳川家光の亡き後、幼君の家綱が新将軍の座に就き、幕藩体制の危うい時であった。
 幕府にとって脅威だったのは、神君家康の子であった紀州藩主の徳川頼宣であった。
 神君家康に薫陶を受けた徳川頼宣は、南龍公と言われて覇気のある人物であった。
将軍家光とほぼ同世代の生まれであり、幕閣にとっては常に気になる人物であった。中国の鄭成功への援軍要請にも積極的であった。
 南龍公の孫である若き紀州藩主の徳川吉宗が紀州藩の難局にあたっていた。大地震と大津波によって紀州藩の財政は疲弊(ひへい)していた。
 その上に、相次いで藩主が急逝して莫大な葬儀費用は、幕府からの借財で補っていた。当然、借財は幕府に返さなくてはならなかった。
「喜八殿、見せたい物がある。近いうちに仮住まいの浅草蛇骨長屋まで、おいでを願いたいのだが・・・・・・」 
 喜八は、木村源浄の真剣な眼差しを感じて、すぐさま了承した。
「お登勢坊、亀を放す放生会は楽しみだね」
 木村源浄は、お登勢に話しかけた。
「放し亀は、お月さんが真ん丸になる頃です。放した亀の泳ぐ方に手を合わせます。それが仏様のいらっしゃる方角でございます」
 お登勢は、得意になって話すのだった。
 木村源浄は、今は亡き自分の娘をお登勢に重ねて見ていた。
「喜八殿、これは私の命である。十文字鎌槍を使う時が来るまで、貴殿に預かってもらいたいのだが・・・・・・」
「分かりました。八幡様に守っていただきます。本殿で大事に保管いたします。白龍もきっと守ってくれるでしょう」
 喜八は、木村源浄の自慢の十文字槍を四ツ木八幡宮で預かることにした。
 木村源浄は、権助の船に乗り込んだ。小太郎が、もやい綱を外した。喜八は、船着き場で源浄を見送った。
 大川沿いの道では、棒手振りの魚屋が、天秤棒で初鰹を運んでいた。ほととぎすの声が林から聞こえていた。初鰹とほととぎすは、江戸に初夏の訪れを告げるのであった。
 権助の帆船は、川面に吹く風を受けて大川を進んでいく。宝蔵院流十文字鎌槍の剣豪は、水鳥が羽ばたくのをじっと見ていた。
 その時、木村源浄は、紀州和歌山藩の荒廃した人家を思っていた。困窮した人々が商家の土蔵を襲うことも度々であった。
 木村源浄は、若き藩主や幕閣に紀州藩の窮状を詳(つまび)らかに伝える必要があった。


(二) 四万六千日(しまんろくせんにち)の御縁日

 江戸は七月になると観音堂への参拝客で賑わった。七月九日及び十日に観音堂に参拝すれば、一日だけで四万六千日分になって功徳が積めると信じられていた。
 特に浅草寺には、江戸中から参拝客が押し寄せた。夜でも境内には人が溢れていた。そこでは、雷除けの赤い唐黍が売られていた。
 幼い子を持った親は、子どもの夜泣きなどの疳の虫に効く青鬼灯(あおほおずき)を買い求めていた。
 四万六千日の夜であった。喜八は、木村源浄の仮住まいである浅草寺前の蛇骨長屋にいた。外では、物売りの声や話し声がしていた。
 暑い晩であったが蚊がいるので、障子を閉めて杉の葉を燃やした。
「江戸は賑やかでござるな。紀州はすっかり田地も荒れて商売も廃れてしまった・・・・・・」
 木村源浄は、煙管に詰めた刻み煙草に火を点けた。喜八にも煙草盆を勧めた。
「八幡様の放生会も迫った忙しい時に、こうして来ていただいて感謝を申し上げる。実は、この度の用向きは、藩のために金策を行うために駆けつけたのです」
 喜八は、木村源浄が江戸で財をなした西国出身の富豪の商人と親しいことを知っていた。
「何としても一万両は都合したいのだが。まぁ、それも幕府に借財を返す時期を延ばしてもらうための繋ぎの金子しかならぬが」
 木村源浄は、幕閣からの借財のために、急きょ江戸に下がったのであった。
「それともう一つ。紀州徳川家の国元では、不穏な動きがある。それを貴殿から幕閣に告げてもらいたのじゃ」
 木村源浄は、自分は監視をされているため、幕閣に対して紀州徳川家の実情を話すことはできなかった。
 木村源浄は、懐から書状を出して喜八に渡した。その書状には、紀州藩内での勢力争いと領民が徒党を組む不穏な動きがつづられていた。
 喜八は、書状を読むとすぐに、煙草盆の火入れで書状を焼くのだった。
「紀州の人々は、次期将軍は将軍綱吉の娘を娶った徳川綱教様が六代将軍に就くと信じておった。だが、鶴姫様が非業の死を遂げ、綱教様も逝去されました。残ったのは次期将軍職のために費やした莫大な借財であった・・・・・・。武士も領民も暴発する心配があるのです」
 木村源浄は、そう言うと深いため息をついた。
 昨年の大地震と大津波によって紀州藩は、壊滅的な打撃を受けた。生き残った人たちには、満足な食べ物は無かった。困窮した百姓たちが蜂起する寸前であった。
 木村源浄は、蚊除けの杉の葉を焼いた煙を出すために、障子を開けた。裏庭の暗がりから人が逃げるのが分かった。
「忍びであろう。紀州か公儀か・・・・・・、喜八殿、こうして、わしはいつも見張られておる」
 木村源浄は、障子を閉めてそうつぶやいた。
 紀州藩主の徳川吉宗は、江戸紀州屋敷にいた。一方、国元では冷血な黒幕たちがうごめいているのであった。
「今宵限りで、この長屋を出ることにする。忍びに囲まれていては、ゆっくりと眠ることができないのでな」
 木村源浄は、そう言って笑った。
 外では、観音様への参拝客が浅草寺に押し掛けていた。夜を徹して参拝は続くのだった。間近で太鼓を叩き、笛の音が聞こえた。すり鉦を撞木(しゅもく)で叩いて、コンチキ、コンチキと聞こえて来た。
 木村源浄は、喜八に目配せをして草鞋を履いて戸を開けた。ちょうど笛や太鼓の練り歩きの行列が目の前にいた。
 喜八と木村源浄は、練り歩きの行列に紛れこんだ。行列は、左手にある浅草寺の方に向かっていた。
 喜八の横に清三がいた。清三は、橋の手前で喜八と源浄を連れて橋の下に待たせてあった権助の小舟に乗り込んだ。
 清三は、二人をござの下に隠した。権助は浅草御門を目指して舟を進めた。
 清三は、浅草寺の方を見やりながら、忍びたちの動きを見ていた。
 祭囃子のコンチキ、コンチキという音が遠ざかっていく。小舟は闇の中を滑るように進んでいく。追ってくる者たちの姿はなかった。
 小舟は、浅草御門から大川に出ると右手の神田川に入った。やがて新橋が見えて来た。 木村源浄は、喜八と権助に礼を言うと新橋のたもとで舟を降りた。


 
(三) 真如の月の下で

 お勢は、長男の良雄をおぶって、娘のお勢と共に亀を売っていた。藁で結わえつけられた亀が吊るされて、手足を宙で動かしていた。
「放し亀です。放せば御先祖様の供養になります。えー、放し亀です。いかがでしょうか。放し亀は要りませんか? お客さん、亀の泳ぐ方に手を合わせてください。それが御先祖様のいらっしゃる方角でございます」
 娘のお登勢は、放生会のいつもの口上で参拝客たちを集めた。
「大川に放せば、ご先祖様の供養になるのか。おいらに一番大きい亀をおくれ、いくらだい?」
「はあい、十六文でございます。おありがとうございます。亀の泳ぐ方角に御先祖様がいらっしゃいます」
 職人風の若い男が、供養だと言って二十文を払った。
「この亀の目は、亡くなったおとっつぁんに似ているぜ。一生貧乏で、好きな酒も飲めずに、肺病で死んじまった・・・・・・、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経。おとっつぁんよ、極楽でおいらを守っておくれよ」
 男は、大川の川べりで縄を解いて亀を放した。何人もの人たちが、亀を大川に放していた。
 四ツ木八幡宮の放生会は、有名になっていた。前世において捕らえた生き物を放した者は長命であると信じられていた。
 喜八は、赤穂の塩饅頭を境内にある縁台で売っていた。そこに、小袖の着流しを着た高島十郎が姿を見せた。
 高畠十郎は、小銀杏の髪を結い、月代の青さが凛々しかった。朱房の十手を帯に差した姿は粋な八丁堀同心であった。ほのかな甘い香りが漂っていた。
 喜八は、木村源浄から頼まれた一部始終を隠密廻り同心の高畠十郎に伝えていた。
「清三にも命じてあるが、紀州の忍びやこちら側の忍びが木村源浄を探しておる。十文字槍を四ツ木八幡宮で預かっていることから、木村源浄が必ずこの八幡宮に姿を見せるであろう」
 高畠十郎は、忍びには、隙を見せないようにと喜八に伝えた。
 翌日であった。高畠十郎から、木村源浄の探索を命じられていた清三は、四ツ木八幡宮の境内で古着の商いを装った。
 清三は、筵(むしろ)の上に古着を置いて、何をしゃべったらよいのか分からずにいた。すると、値段が安いということで商売は繁盛した。
 木村源浄は姿を現さなかった。高畠十郎は、清三を再び江戸市中の探索に向かわせた。喜八もまた紀州藩の屋敷近辺や木村源浄が懇意にしていた富豪の商人の屋敷を見張った。 江戸の人たちは、夏の涼を求めて大川に小舟を浮かべた。大川沿いの柳の下では、水菓子や甘酒を売る屋台が出ていた。
 橋のたもとで、水売り屋が出ていた。若い男で右手に柄杓を持って薄い鉄で作った茶碗に水を注いだ。
「ひゃっこい、ひゃっこい。延命水だよ。深井戸のおいしい水だよ。一杯飲めば一年寿命が延びると言う有難い水だ。あー、ひゃっこい!」
 水売りの声に誘われて、大人も子どもも水を買った。甘く味をつけたおいしい水だった。
 夕涼みの人たちが、長屋の前に縁台を出して将棋を指したり、碁を打ったりしていた。上野の山に近い谷中の芋坂下では、水辺に蛍が群れていた。
 親に連れられた子どもたちは、団扇を持って蛍を追っていた。蛍の光は、闇の中であざやかに輝いていた。
「喜八様、木村源浄が見つかりました。驚いたことに本郷で槍術の道場を開いておりました。直接会って話をしました。本郷の木村源浄の道場に十文字槍を持って、お越しくださいとのことです」
 喜八は、驚いていた。忍びたちに追われている木村源浄が本郷に道場を持って、宝蔵院流の槍術を教えているのだった。
 喜八は、宝蔵院流の十文字鎌槍の剣豪木村源浄との立会いを昨日のことのように憶えていた。鉄砲州波除け稲荷の境内で、喜八と源浄は立ち合った。
 海からの風が吹いていた。月の光に十文字鎌槍の切っ先が光った。
 喜八は、海側に立っていた。源浄は、海からの風を受けて十文字鎌槍を喜八に向けた。槍先を地面に向けながら、喜八の様子を窺っていた。
 喜八は、鎌槍に対して動くことはできなかった。その時、喜八は、自分と木村源浄を照らす満月に真如の月を見たのであった。
 満月は、あるがままに空(くう)にあった。この世は、無相である。語ることのできない世界であった。悟りや実相を求めては、到達のできない境地であった。
 喜八は、木村源浄との極限の立ち合いで、無相ということがおぼろげに見えたような気がした。喜八は、諸法実相という言葉の意味を常に求め、悟りを求めていた。
 木村源浄は、十文字鎌槍を満月の下で構える。水に映った月と空中に幻の華を見るような水月空華という境地で喜八と対峙した。それは、すべての執着を離れた無我の境であった。
 喜八は、無相を垣間見ることにより、新しい境地を知ることになった。


(四) 徳川吉宗の書状

 喜八は、権助の用意した舟で、大川から神田川に入り、湯島聖堂の近くで舟を降りた。木村源浄の道場は、不忍池に近い所にあった。蝉時雨の中、木村源浄の道場は木立の中にあった。
 木村源浄は、槍術の稽古を終えて、汗を手拭で拭いながら、にこやかな表情で喜八を迎えた。
 喜八は、四ツ木八幡宮で預かっていた十文字鎌槍を木村源浄に渡した。
「これからは、この槍を八幡宮白龍の鎌槍と呼ばせて頂こう。かたじけない」
 木村源浄は、笑みを浮かべた。
 庭の緑が見える座敷で、二人は向き合った。
 浅草観音前の蛇骨長屋から、舟で喜八と逃れた木村源浄は、新橋から姿を消した。その後、知り合いの富豪の商人たちに助けられながら、木村源浄は本郷に道場を持ったのだった。
 木村源浄は、書状を神棚から下ろして喜八に渡した。
「喜八殿には、今生の頼みがあります。この書状を持って紀州藩城代家老の水野様に届けていただきたい。藩主の徳川吉宗様の直々の書状である」
 喜八は、木村源浄の言葉に驚いた。
「紀州藩の誰にも分からずに城代家老にお渡し願いたい。これは、藩主吉宗様の願いなのである。国元で跋扈(ばっこ)する不平の者たちや疲弊した領民の蜂起を案じた吉宗様の思いである。一刻も早く国元に戻りたいとの藩主のお心である」
 喜八は、突然のことで即答ができないでいた。
「これは、徳川の幕閣や高畠十郎殿も了解しておる。既に高畠殿が江戸随一の飛脚である大関屋勝に言いつけて、馬の手配や旅の支度を済ませておる」
 喜八は、紀州徳川家の御家の大事を託されたのであった。
「この道場の周りには、忍びたちが見張っておる。変な動きがあれば、八幡宮白龍の鎌槍で迎え討つまでじゃ」
 木村源浄は、そう言って笑った。
 木村源浄は、朱塗り盃に酒を注いだ。喜八は、それを飲み干した。別れの盃ではなく、紀州藩の再興を願うものであった。
 喜八は、木村源浄の道場を出た。木立を抜けて沢を越えた。竹藪に入ると人の気配が背後でした。
 喜八の背後には、いつの間にか三人の虚無僧たちがいた。不思議なことに、虚無僧たちは、走りもしないのに喜八との差を詰めて行った。忍びの者たちであった。
 喜八は、棒手振りの格好をしていた。手に持っていたのは、天秤棒ではなく杖道の杖であった。喜八は、竹藪の柔らかい地面に近づく足音を聞いていた。
 喜八は、振り返って、半身になって相手と向き合い右手で持った杖を後ろに持って行く。
 その時、深編笠の虚無僧たちは、喜八に背を向けて来た道を戻って行った。そして、虚無僧たちの吹く尺八の音が聞こえて来た。
 その後、清三が姿を見せた。神田川には、権助の帆船が待っていた。喜八は、後ろを気にしながら、船に乗り込んだ。
 権助は、右手に駿河台を見て帆船を走らせた。昌平橋を過ぎて大川を目指した。江戸随一の飛脚である大関屋勝は、全ての支度を整えて高輪で待っているはずであった。
 権助は、静かな海に帆船を走らせていた。白い帆を張った船は袖ケ浦の海岸近くを行く。
 海鳥が頭上を飛び去って行った。笠をかぶった権助は、帆の後ろで船の舵を取っていた。清三は、高輪の御殿山で大関屋勝が待っていると言った。
 すでに、大関屋勝は、東海道に大関屋の飛脚を走らせていた。喜八の乗る馬の手配と宿の手配であった。
 幕閣は、紀州徳川家の一大事に、喜八を紀州に使わすことを決めた。紀州藩がお家騒動や百姓一揆で乱れれば、徳川幕府の土台を揺るがすことは必然であった。
「喜八様、御殿山が見えました。もっと大きな船であれば、外海を渡って紀州まで行けるのですが・・・・・・、申し訳ありません」
 外海を行くには、権助の帆船では無理であった。
「権助、たまには、四ツ木八幡にも寄っておくれ。お勢たちも喜ぶから、頼むぞ」
 帆船は、袖ヶ浦の船着き場に着いた。喜八は、権助に別れの言葉を告げた。
「御殿山では、大関屋勝が喜八様を待っています。用意は万端です。私もご一緒にと頼みましたが、木村源浄殿の身辺の警護を命じられております」
 清三は、名残惜しそうであった。
 喜八は、江戸随一の飛脚である大関屋勝が同行してくれるとはいっても徳川吉宗の書状を持参するため、命を狙われることは必定であった。
「先程の虚無僧たちは、紀州藩主吉宗様の陰忍でございます。他にも多くの忍びたちが、動いていると思われます。紀州藩には、豊臣秀吉に滅ぼされた根来衆の忍びの末裔が仕えていると聞いております」
 清三は、幕閣から聞いたことを喜八に告げた。
 喜八は、紀州藩のために徳川吉宗の書状を運ぶ。陰忍の根来衆たちは、喜八の命を守ることになる。
 紀州藩のために喜八が動かなければ、根来衆は刃(やいば)を向けてくることは必然であった。
 根来寺の僧兵は、豊臣秀吉に攻められて寺は焼かれ、僧兵も全滅したということであった。だが、根来衆は、雑草のように生き続けていた。
 紀州徳川家は、根来寺を建て直し、根来衆を庇護した。根来衆は紀州藩の隠忍となった。藩主のために、根来衆は身命を賭けて働くのである。
 根来衆は、藩主から命じられたのではなく、時代の流れを読みながら、紀州藩のために働いたのである。そして、信義に背くことでも、紀州藩のために手を染めていたのであった。
 落日のような紀州藩には、一刻の猶予もなかった。人心は乱れ、紀州藩に対して武士や領民の不満が向けられれば、徳川の幕藩体制そのものが危機に瀕することになる。徳川家の継嗣を争っている時ではなかった。
 藩主徳川吉宗の書状を持参する喜八は、紀州藩の城代家老の水野に吉宗の書状を繋がなくてはならなかった。
 若き藩主の思いが国元に伝われば、紀州藩は危機を乗り越えることができる。書状は、闇夜を照らす一灯のようであった。
 桜の名所である御殿山は、海を見下ろせる場所にあり、西側には寺が集まっていた。
 飛脚の大関屋勝は、御殿山に続く坂道で喜八を待っていた。浅黒い顔をした大関屋勝は、喜八を見て深々と会釈をした。
「長い道中を頼むぞ」
「大関屋勝でございます。宜しくお願い申し上げます」
 喜八の言葉に、大関屋勝は笑顔で答えた。
 大関屋勝は、越後魚沼の辻又という山深い村に生まれた。豪雪の村から三国峠を越えて江戸に辿り着き飛脚となった。十六歳であった。
 実直な性格と並はずれた健脚で二十年の歳月が経ち、江戸随一の飛脚となった。公儀の重要な書状を全国に届け、幕府からの信頼は厚かった。
 大関屋勝の強みは、全国に信頼のおける宿と実直な飛脚たちを知っていた。今では、大関屋勝は、徳川の葵の紋を許され、街道を行く者たちは、大関屋勝に道を譲るのだった。 喜八は、御殿山に近い寺の離れで旅支度をした。大関屋勝は、喜八のために早駕籠を用意させていた。自らは、駕籠と共に走ることにした。小田原宿から馬を用意させて、人足と共に箱根を越える算段であった。
 やはり、人家が無い山中を行くことが懸念された。いかに、徳川の葵の御紋があるとはいえ、寂しい山中で襲われれば一巻の終わりであった。
 喜八は、旅支度を終え雑炊を食べた。清三は、給仕をしながら街道の守りを手配していることを喜八に伝えた。
 寺の住職が、旅の無事を祈ると護符を喜八に授けた。盗賊除けと毒蛇除けの有難い護符であった。
 喜八は、大関屋勝が用意した四人の人足が背負う早駕籠に乗り込んだ。担ぎ人足の掛け声が始まった。
 喜八は、揺れる駕籠の中で目を閉じた。元禄十四年三月十四日浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が江戸城松の廊下で起こした刃傷を知らせるため、早駕籠で赤穂城に駆けつけた早水藤左衛門と萱野三平のことを思った。
 二人は、早駕籠を使って、五日もかからずに赤穂に着いたのであった。喜八は、その時の早打ちをした二人の心情を思うと涙が出るのであった。
「地水火風空のうちより 出し身の たどらで帰る 元の住かに」
 喜八は、弓の名手であった早水藤左衛門が切腹に臨んでの辞世を小さく声に出した。
 赤穂城で、早水藤左衛門の放った矢が唸りを上げて的を貫いたのが、昨日のことのように鮮やかに思い出すことができた。
 萱野三平は、赤穂に向かう途中、偶然にも母親の葬列を見た。目を閉じて合掌をして、赤穂城に辿り着いた。
 その萱野三平は、亡き主君の討ち入りと父親の許しが出ないことに悩み、討ち入りの成就を願って自刃したのであった。
 喜八は、浅野家の再興のために公儀隠密として働く。大石内蔵助の穏やかな表情を懐かしく思い出して、西に向かった。





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