読売新聞はなぜ流出元が神戸の漫画喫茶と報じられたのか - 五右衛門の世相に喝「かあぁぁぁつ」

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五右衛門の世相に喝「かあぁぁぁつ」

今の世相に対して、マスコミ報道とは違う自分の感じ方を素直に示したい。

今の混迷の世相に「喝」「かぁつ」を

読売新聞はなぜ流出元が神戸の漫画喫茶と報じられたのか

[随想]

2010年11月10日 20時39分の記事

尖閣映像、神戸の漫画喫茶パソコンから投稿

以下、読売新聞記事引用

　尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、東京地検は９日、動画投稿サイト「ユーチューブ」を運営する検索大手グーグルの日本法人（東京都港区）から、映像を投稿したパソコンのＩＰアドレス（ネット上の住所）を入手した。

　分析の結果、同サイトに投稿された映像は、神戸市内の漫画喫茶のパソコンから送信された可能性が高いことが判明。共同で捜査している警視庁はこの漫画喫茶に捜査員を派遣、捜査への協力を求めた。店の防犯カメラ映像や入店客の情報を入手した上、投稿者の特定を進める。

　検察当局は内部調査の結果、映像は石垣海上保安部（沖縄県）か那覇地検の内部から流出した疑いが強まったとして、８日から国家公務員法（守秘義務）違反容疑で捜査に乗り出した。神戸市内から投稿されていた可能性が高いことにより、石垣海保や那覇地検職員以外の第三者が関与した疑いも出てくる。匿名性の高い漫画喫茶から投稿されていたことで、捜査が難航する恐れもある。

　ユーチューブに流出した映像は６本、計約４４分。４日午後に「ｓｅｎｇｏｋｕ３８」のアカウント（登録名）で投稿され、５日午前７時４０分頃に、投稿者自身によって削除された。

　検察当局は９日、グーグルの日本法人に対する差し押さえ令状を取り、この投稿者が使ったパソコンのＩＰアドレスなどの情報提供を受けた。民間業者に依頼してＩＰアドレスを分析した結果、神戸市内の漫画喫茶が浮上したという。一方、９日に警視庁と合同捜査本部を設置した沖縄県警も、那覇市内の複数のネットカフェから、客の入店記録などの提供を求めている。

　海上保安庁と検察当局の内部調査で、流出映像は、石垣海保が９月７日の事件直後に内部説明用として作成し、同１０日頃、ＣＤ―Ｒに収めて那覇地検に提出したものと同一と判明。内部流出の可能性が強まったが、調査では投稿者を特定できず、海保が今月８日、被疑者不詳のまま、同法違反などの容疑で東京地検と警視庁に刑事告発していた。

　◆ＩＰアドレス＝インターネットに接続している全端末に割り当てられる識別番号。国や地域によってどういう番号が付くのか決まっている。０から２５５までの数字を４回組み合わせるため、総数は２５６の４乗で約４３億個。

（2010年11月10日03時03分読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101109-OYT1T00978.htm?from=top

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尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、東京地検は９日、動画投稿サイト「ユーチューブ」を運営する検索大手グーグルの日本法人（東京都港区）から、映像を投稿したパソコンのＩＰアドレス（ネット上の住所）を入手した。
　分析の結果、同サイトに投稿された映像は、神戸市内の漫画喫茶のパソコンから送信された可能性が高いことが判明。と11月10日03時03分に報じている。

そして、神戸海上保安部（神戸市）所属の巡視艇「うらなみ」の主任航海士が、同船の船長に対し、「問題の映像は自分がインターネット上に投稿した」という趣旨の説明をしたのが昼頃である。

11月10日03時03分の記事は航海士の流出告白以前に書かれたものである。なぜ、流出元のIPアドレスが、神戸の漫画喫茶であることを「読売新聞」は報じることができたたのか。可能性は二つ考えられる。ひつとは、航海士が告白した可能性である。もう一つは、検察もしくは警視庁のリークである。

この二つの可能性の内、東京地検もしくは警視庁からの捜査情報をもとに書いた記事ではないかと考えられる。何も漏らさなかったらたとえ漫画喫茶を捜査しても何の容疑か分からないからである。

漫画喫茶が流出元と特定された事で結果として主任航海士が自首したのかもしれない。しかし、もしもその逆にこの報道が働いたらどうなるのか。捜査が難航する可能性もあったのではないか。

読売新聞だけではなくマスコミは誘拐事件の時のように「報道協定」のようなものが必要なのではないのかと思う。そうしないと、報道機関は特ダネ取りに走り、その結果として検察や警察とマスコミとの癒着は決して直らないと思うからである。　

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◆この記事へのコメント（投稿順）

1. hisui 2010年11月10日 22時49分 [返信する]
佐々淳行さんが、数日前、夕方のニュース番組のコメンテーターで発言されていました。

「漏えいした海保職員は、国民に真実を知らせるために、やむにやまれずにやった行為。それを政府が厳重に処罰するのなら、正しい情報を国民に出さず、情報操作をして、中国に加担した菅と仙石の二人。
日本の国益を著しく害した罪と、ビデオの証拠隠滅の罪で、逆にで、菅と仙石を相手取って、裁判を起こせ！」
とアドバイスしていました。
みなさん、この情報を拡散し国民の為に漏えいしてくれた海保職員を応援してほしいです。

2. 石川五右衛門 2010年11月11日 8時19分 [返信する]
11月10日03時03分の読売新聞の記事が、一番早く流出元を神戸の漫画喫茶と特定したので検察、警察のリークの可能性を感じた。ところが本日の読売新聞によると、日本テレビに海上保安官が申し出て取材を受けていたという。これならば、検察警察のリークではないということになるが、???。
とはいうものの、なにやら出来過ぎでおかしく感じてしまう。この問題を発覚させて何かを隠そうとしているのではないかとさえ勘ぐってしまう。

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