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馬淵大臣、仙谷長官は、速やかに辞任すべきである。 |
[随想] |
2010年11月12日 13時13分の記事
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馬淵大臣、辞任を否定…長官を当面処分せず 以下、読売新聞記事
映像流出事件に絡み、馬淵国土交通相の辞任を求める声が野党から出ていることについて、馬淵国交相は12日、閣議後の記者会見で、「再発防止策を講じることが最大の責務だ」と述べ、辞任を否定した。
鈴木久泰・海上保安庁長官の処分については「事実が明らかになって、ということだと思う」と述べ、捜査に一定の区切りがつくまでは処分はしない姿勢を示した。
馬淵国交相は、「主任航海士が映像の投稿を打ち明けた」という一報を海上保安庁から10日午前9時40分頃に受けたが、官邸への報告が昼頃になった点に触れ、「(開会中の委員会の)昼休みに、『事情聴取が確実になった』との報告を受け、速やかに(報告を)官邸に上げた」と述べ、報告遅れの認識はないと述べた。
(2010年11月12日11時36分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101112-OYT1T00395.htm
馬淵国交相は、今回尖閣問題の流出事件について、「再発防止策を講じることが最大の責務だ」と述べ、辞任を否定したという。私は、八ッ場ダムの中止を棚上げする方針を示したときに馬淵大臣は民主党マニフェストを遵守すべきだということをブログに記した。 今の民主党政権は、政権交代の時とは似て非なるものであり、これ以上政権を続けていくと国が滅んでしまうのではないかという危機感を持つ。
尖閣問題は大問題であるのに、その責任について、政治家の誰一人として責任を取らない。今の民主党はどうなっているのか。怒りを通り越して呆れている。
次に今回の尖閣流出事件について私見を述べてみたい。
1,流出したビデオは尖閣事件のビデオであり、少なくとも政府が政治判断として一部の国会議員にのみ限定して公開したものであった。その他のビデオは全く公開しないとしたものである。この、政治判断が正しかったのかどうか。少なくとも、海保職員はこの判断を真っ向から否定したのである。国民は、この政治判断の是非を検証する必要がある。
2,国民にその責任が出てきた以上、未公開部分についてすべての海保ビデオを全面的に国民に開示すべきだと思う。もし、そうしないのであれば、今回の政治判断の是非を国民が納得するまで明確に説明し続けなければならない。最低限、国民が納得するような政治判断についての「説明」が必要となる。
3.捜査幹部は「流出した映像が、守秘義務が課せられるほどの機密性のあるものかどうかをきちんと立証しなければならない」として逮捕に慎重姿勢を示しているという。しかしながら、少なくともこのビデオを国会で国民に公開しないと決定したことをどう考えるのか。機密性のないものを秘密にしていたとすれば、政府の情報公開の姿勢について問題があることになる。この問題に主として関わった仙谷官房長官の責任が厳しく問われなければならない。すでに述べたが、仙谷氏はこのビデオを国民に秘密にしたことについての「説明責任」を果たさなければならない。
4.海保の職員が情報を共有することは職務遂行上必要なことであると思う。ただし、そのことと、情報を自由に外部に持ち出し得ることができるということは次元の違う話である。したがって、海保の情報管理体制に大きな問題がありしいては、海保を所管する馬淵大臣の責任になると思う。報告の遅れの問題だけではなく大きな責任がある。
5,読売新聞等の報道では、海保の職員がビデオを流出させた動機を、「多くの人に知らせたかった」(11月12日記事)と記している。これは、民主党政権の政治判断に対する真っ向からの否定である。民主党の政治判断を否定するためにビデオ流出したとすれば実は大変な問題である。そうであるならば、馬淵大臣と仙谷長官の責任は極めて大きく、政治的責任を取って速やかに辞任すべきではないのか。それが少なくとも良心を持つ人の進むべき道ではないかと思う。
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