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前原外相に喝「かあぁぁつつ」
 
2010年11月26日 13時22分の記事

 前原外相は25日夜、東京都内で開かれた民主党のグループの会合で、天皇陛下に最近ご進講したことを明かし、「陛下は外交安保にかなり興味を持たれていた」と語った。


 会合後、出席者が記者団に明らかにした。天皇へのご進講については明らかにしないことが慣行になっている。

(2010年11月26日01時24分 読売新聞)


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前原外務大臣は、とにかくパフォーマンスが好きというか良く喋る。天皇陛下に対するご進講は明らかにしないのが慣行になっているのにそれを破って喋るというのは皇室の政治利用にもつながりかねない。
「沈黙は金なり、能弁は銀なり」というが、前原氏は肝心なことは言わずに、言わなくて良いことを喋って外国との関係がこじれている。

中国とロシアに対しては、前原氏は威勢がいい。しかし、結果として「日中ガス田問題」「尖閣問題」「北方領土問題」は、史上最悪なまでにこじれきった。日中関係、日ロ関係悪化の原因は、ひとえに前原氏の発言にその一端がある。

日米関係についても「思いやり予算」の減額や「普天間移設問題」が懸案であるが、このことについては日本の立場をアメリカに向かって何も発言しなかった。前原氏は、日本の代表か、アメリカの代表か分からない。このことは、実はマスコミにもいえる。本当の日本の国益をなぜ代弁しないのか。

それとともに、小沢氏の問題を契機として、マスコミの洪水の如き小沢バッシングを通してかなり広くアメリカの陰謀説が国民の間に浸透してしまったと思う。

恐らくは小沢事件全てがアメリカの陰謀というわけではないと思う。多分、様々な既得権益を持つものが様々に小沢氏を攻撃した結果アメリカの陰謀のように見えたのだと思う。しかし、国民の間に幅広くこのような見方が広がってしまいその結果日本人の米国に対する感情も確実に変化してきていると思う。

こうみると、民主政権では、日米、日中、日ロ関係、全てが後退している。これで本当にいいのであろうか。

代表選で菅総理をあれだけ絶賛したマスコミに言いたい。今のざまは何だと。前原大臣も、総理の呼び声高いと言われているが恐らく五十歩百歩だと思う。マスコミも、国民も、もう少し冷静に人物を見た方がいいのではないかと思う。

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