キサラギ | |
[DVD] | |
2008年1月11日 1時1分の記事 | |
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自殺したアイドルの一周忌を偲んで集まった5人の男たちが繰り広げるシチュエーションコメディ。 歌もだめ、演技もできない、トークもできない。 そんなC級アイドル如月ミキが、マンションの自室に火を放ち自殺した。 それから一年。如月ミキファンサイトの掲示板常連の5人が、如月ミキ一周忌オフ会を開いた。 ファンサイト管理人のH.N「家元」が自慢の切り抜きコレクションを披露し、如月ミキについて語り合い、盛り上がるはずだった。 しかし、参加者の一人H.N「オダ・ユージ」が如月ミキ他殺説を口にした時からオフ会は犯人捜し劇へと変わってしまう。 果たして、アイドル如月ミキの死の真相は?!
「キサラギ」といえば如月ハニーでしょ! ってことで、映画とは全く関係ないイラストを描いてしまいました。 さて、この映画は劇場へ観に行きたいと思いながらも、結局見逃してしまった楽しみの一作でした。 物語は基本的にオフ会会場となった部屋のみで展開します。 同じように録音スタジオ内のみで展開する「ラジオの時間」という映画がありますが、あれは時々スタジオ外にカメラが移動してしまって、とても残念に思った記憶があります。 今回は部屋の外でドラマが展開することはなく・・・といいたいのですが、冒頭のみエレベーターにカメラが入っていってます。 僕個人としては、あのシーンはなくてもよいのではないかと思います。 徹頭徹尾一部屋のみでやってほしかったです。 映画自体はとてもおもしろいです。 如月ミキについて一番詳しかったはずの家元(小栗旬)が実は・・・だったり。 田舎者ファンだと思っていた安夫(塚地武雅)が実は・・・だったり。 お調子者のスネーク(小出恵介)が・・・だったり、礼儀正しいファンのオダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)が・・・だったり。 挙動不審の苺娘(香川照之)が・・・で、・・・だったり。 見ている我々をとてもテンポよく裏切ってストーリーが展開されていきます。 H.N(ハンドル・ネーム)「オダ・ユージ」がユースケだったりするのは「踊る大捜査線」ファンへのサービスかな? 「踊る大捜査線」ネタもチラリと出てきて、ちょっぴりニヤリとしてしまいました。 冒頭でシチュエーションコメディと書きましたが、密室推理劇のニュアンスも強く・・・どちらにカテゴライズするか迷うところです。 ま、どちらにするにしてもか〜な〜り面白い映画には違いありません。 オススメです! もしかしたらこれは、映画より舞台で見たほうがおもしろいかもしれませんね。 | |
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