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キャプテン
[DVD]
2008年3月7日 1時47分の記事



あの伝説のキャプテン、谷口キャプテンが帰ってきた!
漫画からアニメ、そして今度は実写でスクリーンに谷口キャプテンと墨二ナインが大活躍!!

墨田二中に転校してきた谷口タカオは、弱小野球部に入部する。
野球を楽しむために。
しかし、谷口入部の直前にキャプテンが野球部を辞めてしまい、キャプテン不在のまま野球部は谷口の入部を受け入れる。
初めての練習に墨二のユニフォームを持っていない谷口は前校の野球部のユニフォームで参加。
そのユニフォームを観た墨二ナインは色めき立つ。
なんと谷口の着ていたユニフォームは、何度も全国優勝している名門中の名門青葉学園野球部の物だったのだ。

名門校から野球部に現れた救世主として、谷口は部員たちに入部したその日にキャプテンに選出されてしまう。
その日から、名門でも補欠の補欠で3年間球拾いだった谷口の猛特訓が始まる。

果たして谷口は無事キャプテンとして墨二ナインをまとめることができるのか?!




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野球が嫌いな―憎んでいるさえ言っても過言でもない―僕ですが、野球漫画は結構好きなんです。
巨人の星とか侍ジャイアンツとか逆境ナインとか・・・いや、まぁ逆境ナインが野球漫画なのかといわれると、YESと答える自信は無いですが。

キャプテンもかなり夢中になったコミックでした。
はだしのゲンとキャプテンは、両親の方からすすんで買ってくれたコミックでした。

きっと努力の末に何かをつかみ取ることの出来る子になって欲しい、そう両親は願っていたのでしょう。
・・・できあがった子供は、努力が嫌いで根性のない男に成長してしまいましたが・・・。

さて、そんなキャプテンの谷口くん編が実写映画でDVD化。
そりゃ観るでしょ。かつて男の子だった人なら。
キャプテン原作を読んで読んで野球を始めた人の数は、きっとエースを狙絵を読んでテニスを始めた人と同じくらい入るはず。
あるいはキャプテン翼を観てサッカーを始めた人と同じくらい。

ちなみに僕はテニス部でした。

ちょっと短めですが、良くできた映画です。
キャストの出演料にばかり制作費を使ったくだらない恋愛映画が全国ロードショーで、なぜこの映画が単館系ロードショーなんだ!
日本映画界は腐りきってるぞ!!

・・・とはいえ、今時スポ根だし・・・女の子が観た場合どうなんだろう?って内容であることは確か。

女子とオタクに受けないコンテンツは、今時利益につながらないのである。
と考えると、ただ人が死ぬだけの「泣ける」映画や、こいつら仕事や生活ほったらかしで恋愛のことしか考えてないのか?っていう恋愛映画に制作費&宣伝費をかけるのは企業として当然なのかもしれません。

昔野球部だった人は、当時を思い出しながら是非楽しんでください。
そうでない人は、小林麻央の棒読み演技(果たして演技といえるのか?)を楽しんでください。

谷口キャプテンのがんばりに、さわやかな感動を覚えること間違いなしです。
・・・ただ、谷口キャプテンの演技は小林麻央にひけをとらないくらいアレですけど。


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