プラネット・テラーinグラインドハウス | |
[DVD] | |
2008年3月26日 0時10分の記事 | |
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ゾンビVSセクシー美女!! 奇才ロバート・ロドリゲスがクエンティン・タランティーノとコラボ企画として撮り下ろしたスーパーB級ゾンビアクションムービー。 米軍部隊長のマルドゥーンは、マッドサイエンティストのアビーとアビーの開発した化学生物兵器の闇取引を行っていた。 しかし、取引中にアビーが不正を働きマルドゥーンの部隊と交戦状態になってしまう。 その混乱の中、化学生物兵器が噴出し町に降り注いでしまう。 生物化学兵器に汚染された住人は、ゾンビと化して未感染者を襲い始める。 ストリップ小屋でゴーゴーダンサーをしているチェリーは、元彼のレイとドライブ中にゾンビ化した感染者に襲われ右足を食いちぎられてしまう。 事情聴取のためレイは警察署に連行されるが、ゾンビたちは警察署にも押し寄せてくる。 そして、足を失ったチェリーが入院する病院にも大量の感染者が運び込まれ、やがて運び込まれた感染者はゾンビとなって入院患者や医者たちを襲い始めた。 危険を感じてチェリーの元へ急ぐレイ。 果たして、この未曾有の危機から無事生き延びることが出来るのか?!
タイトルになっている「グラインドハウス」というのはアメリカで流行した2本立てB級映画専門の映画小屋のこと・・・らしいです。 今や日本でも2本立ての小さな映画小屋は姿を消してしまいました。 成人映画専門館なら2本立て上映をしているみたいですが。 そんなグラインドハウスで上映する、というコンセプトでロドリゲスとタランティーノがコラボ企画を立ち上げで「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」の2本の映画を制作しました。 本作はその一本。 制作された背景は以上のようなことらしいのですが、とにかくすばらしい大作B級映画に仕上がっています。 B級らしさの演出も徹底しています。 まずは、架空の映画の予告編から始まります。 そのタイトル名は「マチューテ」。ロドリゲス監督のヒットシリーズ「スパイ・キッズ」に登場するあのおじさんです。 架空の映画なんですけど・・・すげー観たい!! 本編が始まっても、音が飛んだりコマがとんだり、挙げ句の果てはフィルムが燃えたり・・・。 極めつけはフィルム焼失でストーリーがぶっ飛んだり・・・。 しかし、この映画にストーリー云々は気にしちゃいけない! ストーリーはあってなきがごとし。 なぜならこの映画はB級映画なのです。 ぶっ飛んだ設定と、濃ゆ〜いキャラクタ、あきれるほど飛び散る血のり、チープな特撮、などなど・・・これらに笑い、突っ込みを入れながら楽しむのがB級映画。 そしてこの映画は、そられすべての要素を高いレベルで兼ね備えています。 それもそのはず。 この映画はA級監督が真剣に作ったB級映画なのですから。 「ゾンビ」「血」「グロテスク」この三つのキーワードに嫌悪感のない人ならば、最高に楽しめる映画です。 久々に「超」オススメ映画の登場です!! : : : ただ、残念な点もあります。 足にマシンガンを取り付けたチェリーの活躍が、ちょっと少ない気がします。 チェリーのアクションがかっこよかっただけに、その点が残念。 | |
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