クレヨンしんちゃん　伝説を呼ぶ踊れ！アミーゴ

本当のことだったり、妄想だったり。日記だったり、心の叫びだったり・・・
40代の新婚男が毎回お絵かき。

[エイガ]

2007年1月12日 18時27分の記事

大人も楽しめる映画版クレヨンしんちゃん。
今回は春日部の住人が、謎のそっくりさんに入れ替わり侵略されてしまう。
なぜだかそのそっくりさんはサンバが大好き。
サンバミュージックを聴くと踊り出してしまうのだ。
そっくりさんの魔の手は、よしなが先生や、園長先生、そしてついに野原一家にも伸びてきた。
しんちゃんとお友達は春日部を救うためそっくりさんの侵略に立ち向かう！

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今作の前半はホラータッチで描かれています。
身近な人が、いつの間にかそっくりな人間以外の生物に入れ替わっている。
「盗まれた街」のような恐怖を覚えます。

できれば、ホラーのままラストまで突っ走ってほしかったけれど、大人に人気があるとはいえ子供向け映画。
そういうわけにもいきません。

で、結局・・・まとまりのない、脈絡のないトホホな出来映えに。
映画のウリである野原家の家族愛も今ひとつ表現し切れていないし、監督の自己満足だけで終わっちゃってる感じです。

映画版のクレヨンしんちゃんは全て観てきましたが、ランキングすれば今作が最下位です。僕の中では。

もちろん一番は「『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦」です。

ただ、前半のホラームードは満点です。
怖いです。

隣にいる人が、実は人間以外の生物の擬態だとしたら？
　：
　：
　：
あれ？似たようなシチュエーションの番組を知っている気が・・・
あ！「仮面ライダー　カブト」だ。
「仮面ライダーカブト」は登場ライダーが総勢7人。
そのうち何人かはチームで戦っています。
仮面ライダーもついに集団戦です。

それにしても次期仮面ライダーのデザイン。
アレは何とかならなかったんでしょうか？
誰かNGを出す人はいなかったのでしょうか。

そんなわけで、今作のクレヨンしんちゃんにはがっかりでした。

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