フラガール | |
[エイガ] | |
2007年1月27日 2時37分の記事 | |
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昭和40年、いわき市。 炭坑が閉山して活気をなくしていく街。 鉱山開発会社は新しい雇用機会と、財源立て直しのため「ハワイアンセンター」の建設を決定。 東京からダンスの先生を招き、炭坑の女たちをダンサーに仕立てようとする。 しかし、ダンサー募集で集まったのはたったの4人。 時代の波にのまれ変わっていく炭坑の街と、その変化について行けない炭坑夫たち。 そして、街を覆う閉塞感から脱出するためプロダンサーを目指す少女たち。 スパリゾートハワイアンズに出かける前に是非!
実は2006年6月公開の作品。 セカンドロードショーの最終日に観てきました。 来月にはDVDが発売になるというのに、なぜわざわざこの時期に映画館で? それは、来月スパリゾートハワイアンズに遊びに行くかもしれないからです。 それもDVDの発売日なので、今を逃すとハワイアンズから返ってからしか観られなくなるから。 セカンドロードショーの最終日だというのに、かなりのお客さんが入っていました。 蒼井優効果でしょうか? この作品で新人賞に輝いた蒼井優ですが、僕は南海キャンディーズのしずちゃんに新人賞をあげたい! しずちゃんの出演シーンの度に泣けるエピソードが出てきて・・・思わずウルウル。 彼女のボワーッとした雰囲気が、悲しいシーンでますます悲しみを増幅させます。 松雪泰子も、実は嫌いだったのですが・・・ちょっと好きになりました。 ストーリーは、観る前までは「スイングガール」っぽいものかと思っていました。 ダンサーになるために主人公と仲間たちが数々の苦悩を乗り越える。 しかし、苦悩し、乗り越えようとするのは主人公ではなく、炭坑の待ち全体でした。 世の中が石油の時代になり、炭坑はその役目を終わろうとしている時代。 しかし、炭坑しか知らない人たちは炭坑から離れられない。 いくら時代を無視してしがみついても行く末はわかっているのに。 主人公個人の問題をコメディータッチで描いていると思いこんでいたので、よい意味で裏切られました。 同じく炭坑町・夕張が破綻したとニュースを騒がしたばかりだけに、とても興味をそそられる時代設定でした。 スパリゾートハワイアンズにお出かけの前に是非! いや、それにしても・・・しずちゃんがサイコーです。 | |
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