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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第3章半導体・電子管 (8)PLL
2021年10月17日 9時30分の記事
 
          第3章半導体・電子管・電子回路
                      (8)PLL

今回は、平成24年8月期から出題される様になりましたPLL
のお話を致します。

電波は、高周波(周波数の高い交流)をアンテナへ繋ぐ事で
輻射出来ます。
高周波は、発振器で作られます。
発振器とは、振動を発すると言う意味です。
日本語では、エンジンの事を発動機と言います。これは、動
きを発すると言う事から来ています。

発振器には、 コンデンサー(C) と  コイル(L) または、抵抗を
使用して コンデンサーへ 電気を蓄えたり 放電させると言う
繰り返しを起こさせる事で発振する方法と 水晶振動子を振
動させて高周波を得る方法があります。
コンデンサーとコイル、又は、抵抗の組合せを使って振動を
得る方法は 振動数が周囲の温度やこれらの部品を揺らす
事による物理的振動等で 周波数が変動し易い短所があり
ます。

長所としては、 可変式のコンデンサーを使う等して 発振周
波数を簡単に変えられる事が挙げられます。

一方、 水晶振動子を使用した発振器の場合は、 周波数が
極めて安定していると言う長所があります。
短所としては、周波数を変える事ができません。
無線局の周波数が 1つに決まっている場合は、これで良い
のですが 航空無線の様にチャンネル数が多い場合は チャ
ンネル数分だけ水晶振動子を用意して切り替えなければな
りません。
水晶振動子は、高価ですので経済的でありません。

そこで周波数が安定していて、なおかつ 様々な周波数を発
振する事を目的に考えられたのが今回お話をします PLLで
す。

PLLとはPhase Locked Loopの事で試験では、”位相"同期
ループ”と呼ばれています。
PLLの用途としては音声信号で搬送波の周波数を変えるFM
変調にも使用されます。

[PLLの原理]
図は平成25年2月期に出題された構成図を 当ブログの画像
の表示に合わせたものでVCOをLPFの下に描きました。

PLLに関する問題は、今のところ、平成24年8月期から1年半
から3年おき位に出題されています。 
問題の図は出題の時により多少違いますので当ブログでは、
より実際に近い図を掲載する事としました。
また、 回路の学習のポイントは回路の構成を覚える事とそ
動作原理及び特徴の3つです。

それでは、左上の”基準発振器”から見て行きます。
(基準発振器)


続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
ない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
うか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。

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[カテゴリ:無線工学]
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