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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第4章DSB送受信機 (3)スーパー・ヘテロダイン受信機その3 |
2021年11月8日 9時30分の記事 |
第4章DSB送受信機 (3)スーパー・ヘテロダイン 受信機の構成その3 前回迄は、電波と言う高周波を捉え周波数を変換して増 幅する所迄のお話でした。 前回の最後にお話した所は、 中間周波数増幅器でまだ、 周波数が低くなったと言って も、高周波です。 今回は、この高周波から音声信号を取 り出す検波器からのお話です。 また、最後には、最近DSB送受信機の範囲で出題される 様になりましたDSB受信機のスケルチのお話をします。 ちなみに次の章以降にお話をしますFM受信機の構成の 内中間周波数増幅迄の構成は、DSB受信機と同じです。 (今期は、お話をしませんSSB受信機も同様です。) ただし、 中間周波数増幅回路が扱う周波数の幅が それ ぞれ違います。 また、今回お話します検波回路、付属回 路が それぞれの受信機で違います。 その違いを理解す る事が 4章以降で必要です。 6.検波器( Detector ) 航空無線では、118 [MHz] 〜 137 [MHz]の周波数を 使用しています。 図-10 の最初の中間周波数増幅器の周波数は 10.7 [MHz] です。 第二の中間周波数増幅器の周波数は、 455 [kHz]で す。 118 [MHz] 〜 137 [MHz] の間の周波数から選ばれ る受信周波数は 最終的に全て455 [kHz]に変換され るのですが 455[kHz]と言う周波数も十分に高い周波 数です。 それに比べて 電波に乗せて送られて来る 音声信号 は、遥かに低い周波数で低周波 と呼ばれます。英語 では、Audio Frequency と呼ばれます。頭文字を取っ て AFと呼ばれます。 現在、話題のハイレゾ音源は、 40 [kHz] 迄の周波数 成分を含んでいますが 人間の耳には、聞こえません 。聞こえる範囲は、20 [kHz] 位迄です。AF と RFの境 は、 ハッキリしていません。 ダブル・スーパー・ヘテロ ダインの中間周波数を更に低い周波数に変換する ト リプル・スーパ・ヘテロダインでは、50[KHz]です。 この場合、この中間周波数は、RF に分類しています。 RF に対する AF は、直接スピーカーや イヤホンで 、 音としての再生を目的としている事がその違い位です 。 航空無線の場合のAFは 100 [Hz]ないし200 [Hz] 位 〜 3 [KHz]ですので 50 [kHz] は、十分にRFです。 DSBでは、 搬送波の振幅を音声信号の大きさで変化 させています。 455 [kHz] のDSBの高周波も同じく音声信号の大きさ でその振幅が変化しています。 搬送波の周波数だけが 455 [KHz] になった高周波か ら音声を取り出す検波方法のお話をします。 図-11 に検波の原理を示しておきます。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し ない資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ うか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま すか?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり ます。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大 変重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み 下さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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