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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第29期無線工学第5章FM送受信機 (2)FM送信機の構成その1
2021年11月12日 9時30分の記事
 
             第5章FM送受信機の構成
             (2)FM送信機の構成その1


FM変調がどの様なものかご理解頂いたところで今回と
次回の 2回に分けてFM 送信機の構成についてお話を
いたします。
次回の 2月期の試験には、FM 送信機の構成そのもの
は、出題されないと予想しますが 今まで  DSB 送信機
の構成を見てきたところで FM 送信機の構成を 知る事
で送信機全般を理解する事が出来ます。
そして次回は、PLL による直接FM変調が出題されると
予想さますので、今回のお話となりました。

今回は位相変調の所迄のお話になります
。そして、次回周波数逓倍からお話をいたします。

それでは、本題に入ります。
先に、位相変調と書いてあるのがおかしいと思った方
もいらっしゃると思いますが、FMの送信機に位相変調
器が必要な訳は、後ほど、お話致します。
 
FM変調とは、音声信号の大きさにより搬送波の周波
数を変える変調方式です。
つまり、搬送波の周波数:Fを音声信号の電圧:Vで変
化させているのです。
音声信号が ”+”側に大きくなりますと その大きさに比
例して無変調(無入力時)時の搬送波の周波数より高
くなります。
そして、音声信号が ”−”側に大きくなりますと音声信
号の大きさに比例して無変調時の搬送波の周波数よ
り低くなります。
図-1は、 FM送信機のブロック・ダイアグラム(構成図)
です。
上の列の左側からお話をします。

1.発振器
  FM の変調方式には、発振器の周波数を直接音声
  信号で変化させる直接周波数変調発振器とは
  別の回路で変調を掛ける間接周波数変調の2つの
  方式が有ります。
  現在は、安定な発振回路が出来る為、直接周波数
  変調が増えてきましたが、 以前は、 搬送波の周波
  数の安定を優先させる為、周波数安定度の良い間
  接周波数変調が多く使用されていました。

  注・・・搬送波の周波数を音声信号で変化させるの
  がFM変調ですが、 搬送波の周波数を 安定すると
  は、矛盾しているとお考えの方に一言。
    受信側では、 送信周波数 (変調されていない時の
    搬送波の周波数) を受信しています。
  この周波数を F とします。
  Fは、送信側で音声信号が 0 [V] の時の送信周波
  数です。F は、 音声信号の電圧に応じて 変わりま
  す。 受信側では、Fを基準に受信しています。
  つまり、受信側では、 F より周波数が高くなった時
    の "+"の電圧。Fより周波数が低い時を"−” の電
    圧として捉えます。
  よって、 送信側で Fを中心に音声信号に応じて F
  が変化しませんと受信側では、正常な受信が出来
  なくなり、Fのずれが大きくなりますと最悪、送信電
    波を捉える事が出来なくなります。
   その為、搬送波の周波数は、安定している必要が
   あるのです。

   重要な事は、安定した搬送波の周波数を基準に
   声信号の大きさに応じて搬送波の周波数を変化さ
   せる
事なのです。


続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
ない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
うか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。

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[カテゴリ:無線工学]
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