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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第31期無線工学第1章空中線と伝播伝搬 (7)空中線と給電線の整合その1
2022年9月24日 9時30分の記事
 
            第31期第1章空中線と電波伝搬
            (7)空中線と給電線の整合その1


今回から 3回に分けて給電線と アンテナの整合について
のお話を致ます。           
整合とは、水の流れるパイプに別の太さの違うパイプを繋
いだ時、水漏れがしない様に パイプ同士の間に継手を入
れる様なものです。 電気の場合は、 無駄なく エネルギー
を伝え為に行います。

1.インピーダンス整合

   下の図をご覧ください。

                 

   電池を送信機。r を給電線の特性インピーダンス。
     そしてR を空中線の入力インピーダンスとします。
   インピーダンスとは交流に対し電流を流れにくくする
   素子
です。直流の場合、電流を流れにく くする物は、
   抵抗だけですが、交流の場合は、抵抗の他、コイル、
   コンデンサーが電流を流れにくくする素子になります。
   そして、コイルとコンデンーは、交流の周波数により、
   電流を流れにくくする度合いが違うのです。
  
   ここでは、お話を簡単にする為にインピーダンスは 抵
   抗のみで考えます。

   負荷:R で消費される電力が最大になるのは、R が何
     [Ω] の時か考え見て下さい。 R で消費される電力:P
     は、以下の式で求める事が出来ます。

      P = {4 [V]/( 2 [Ω] + R [Ω] ) }^2 x R

     この式は、 最初の中カッコで電流を求めて、電流に抵
    抗を1回掛けて電圧。さらにもう1回電流を掛けて(2乗)
   いますので、電力になります。
   Rに色々の値を入れてグラフを描いてみますと一目瞭
     然で結果が出ますが、時間がない方は  R に0.5 [Ω]、
     1 [Ω] 、2 [Ω]  を代入して計算してみて下さい
     。
   Rが2 [Ω]の時が、最大の電力になると思います。
   抵抗だけで考えましたが、 図で言いますと電源側 (送
     信機と給電線)と 負荷( アンテナの入力) インピーダン
     スを同じにした時
電力を一番多く負荷
 (アンテナ) 
     伝える事が出来ます

     電波を遠くへ届ける 1つの方法は、送信出力を上げる
   ことです。  出力が限られているとしたら、 送信機の出
     力を無駄なくアンテナへ送りこむしかあらません。
   インピーダンスを 合わせる必要性は、 給電線とアンテ
      ナを繋ぐ場合だけでなく 電子機器どうしを 繋ぐ場合も
   同じです。
   身近なところでは、皆様が使用しているフマフォの出力
      インピーダンスと イヤフォンのインピーダンスは、同じ
      にしあります。

次の定在波比は、前回お話を致しました定在波の復習をし
てからお読み下さい。

2.定在波比SWRStanding Wave Ratio)


続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]


貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値し
ない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へも出掛けられい今だから
こそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、ないでしょ
うか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていま
すか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてあり
ます。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大
変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み
下さい。
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[カテゴリ:無線工学]
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