第4話「牛の思い出」 | |
[播磨陰陽師の独り言] | |
2018年9月10日 19時0分の記事 | |
播磨陰陽師の独り言 第4話「牛の思い出」 馬の思い出を書いたので……牛の思い出も、書いておこうと思います。 私が小学生の頃、家の近くに牧場がありました。 毎朝、一升ビンを持たされて、牛乳を買いに行っていました。 牛乳……と言っても、紙パックの物や、小さなビンに詰められた物ではありません。 一升ビンを持って買いに行くのですから、当然、その場で、しぼったものです。 私は、かなり大人になってからも……市販されている、皆んなが『牛乳』と呼んで飲んでいる飲み物を……牛乳味のジュースだと思っていました。 だって、しぼりたての牛乳とは、似ても似つかない味なのですから……。 さて、牛と言う生き物は、汗をかいた子供が好きなようで……と言うか、実際は、汗の中の塩分が、好きなのですが……やたら子供に擦り寄って来ます。 まだ、子供だった私にとっては……牛は、もの凄く大きな生き物なのです。 それが、大きな舌を出して、舐めて来る勢いは、イヌの比ではありません。 いつも、舐められるたびに「もう、分かったから、やめてくれ」と、意味もなく、叫ぶのでした。 牛は好きな生き物ですが……牛を見ると……あの巨体と、勢いで舐められた記憶が再現されて、閉口します。 可愛いやつ、なんですけどね……。 播磨陰陽師の独り言 前回の話◀︎[もくじ]▶︎次の話
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