「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.39 - 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局

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「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.39

2010年11月16日 21時14分の記事

目次

第五章　小沢に求められるもの

求められる資質と条件

　これからの国際的首相は、国民的立場から見て、次の五つの資質と七つの条件を兼備してリードして欲しい。

　まず、五つの資質とは、
?正しい歴史観に立って、二十一世紀の世界や日本の進路を見通し、誤りなき方向を示せる先見力と洞察力を発揮し、政治的、軍事的に国際戦略を展開できること。
?情報収集力が抜群で、情勢判断力が優れており、状況判断が的確で、周囲の大勢に反しても信念を貫き通せるリーダーシップを行使できること。とくに決断力があり、素早い実行力があること。
?確固とした政治哲学と理念の下での行動原理に基づき、地球規模の創造的な政策を構想できる発想力と政策立案力を持っていること。これらの力を存分に発動するための優秀なスタッフを揃えて、臨機応変に機動性を示せること。
?世界の一流のリーダーとして相手と五分に渡り合えるだけの外交力と交渉力を持ち、国際舞台に出て堂々と物を言える度胸があること。
?国際社会に出ても恥ずかしくない高い道徳性と倫理性を持っていること。
次いで、七つの条件とは、
?国民に分かりやすい演説力によって、国内世論をリードするよう努力すること。
?国際政治の舞台で活躍するのに必要な潤沢な資金を常に用意していること。
?単なる利権政治家ではないこと。
?人心城つ撤術、操縦術に影けていること。また、根回し上手であること。
?マスコミに多くの味方や友人を持ち、必要なときに協力してくれる人がおり、場合によってはマスコミ陣を上手に操れること。
?国際社会で広範な人脈を持ち、電話一本で話を通すことができること。
?日本を代表する政治家として、広く世界に知られていること。欲を出して細かく注文をつければ、まだほかにもあるだろうが、ザッとこんなところである。
　これらの指標に従って、どのような結果が出るか、小沢という政治家を逐一リトマス試験にかけてみるとしよう。

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