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風の喜八10 「江戸の月見」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年6月17日 10時15分の記事


【時代小説発掘】
風の喜八10 「江戸の月見」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
赤穂藩隠密の風の喜八が、討ち入りの後、浅野家再興のために公儀隠密として活躍する物語。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 

 
これまでの作品:

風の喜八1 「討ち入り」
風の喜八2「丸木を持って水月を知れ」
風の喜八3「元禄の終焉」
風の喜八4「水月空華」
風の喜八5 江戸騒乱」
風の喜八6「江戸の初雪」
風の喜八7「陰陽五行の天才占い師現わる」
風の喜八8「高砂やこの浦舟に帆を上げて」
風の喜八9 「真如の月に無相を見る」

赤穂浪士 「春の名残(なごり)」

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【時代小説発掘】
風の喜八10 「江戸の月見」
佐藤 高市(さとう たかいち)



 (一) 夏の終わりに

 白い帆の大型の船が、濱御殿に近い船着き場に接岸をした。降りて来たのは、やつれた姿の喜八であった。
 長い船旅のせいで、満足な食事もできずにいた喜八は、ふらふらしていた。紀州藩の役人は、濱御殿の近くにある紀州屋敷で、旅の疲れをとるように丁寧に勧めた。
「長い間、江戸を留守にしていましたので、これで失礼いたします」
喜八は、会釈をして先を急ぐのであった。増上寺の門前を通る時、その北側には、一関藩主田村建顕(たむらたつあき)の屋敷があった。愛宕山のすぐ下であった。
 この屋敷の庭先で、赤穂藩主浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)は、切腹になったのだった。
 元禄十四年三月十四日の四ツ半(午前十一時頃)、江戸城本丸の松の廊下において、吉良上野介(きらこうずけのすけ)を刃傷に及んだ浅野内匠頭は、将軍綱吉の即断で、当日の夕刻に切腹をして果てたのであった。
 喧嘩両成敗ではなく、浅野内匠頭だけが、殿中での刃傷と勅使接待の非を責められたのだった。全ては、ここから始まったのだった。
「風さそう、花よりもなほ、我はまた、春の名残をいかにとかせん」
 浅野内匠頭の辞世の句は、無念の極みを表していた。
 風に散る花びらのように、我が命が尽きようとしている。だが、浅野内匠頭は、今生
に名残があった。
 それは、吉良上野介を討てなかった名残なのか。それとも、赤穂にいる藩士や領民を
思ってのことなのかは、残された者たちには知る由もなかった。
 浅野内匠頭は、罪人として、庭先で切腹をさせられた。吉良上野介には咎め無かった。幕府は、喧嘩両成敗の正道を曲げ、刃傷の発端は藪の中であった。
 今生の名残を悲しんだ主君の辞世が、赤穂浪士たちの心の琴線に触れたのであった。
 武士としては、亡き主君の思いを晴らすことが急がれたのであった。
 罪人を城の外に出す時に使われた平川門から、網を被せられた駕籠で運ばれた浅野内匠頭は、田村右京大夫の屋敷に担ぎこまれた。
 そして、庭先に畳を敷いて、急ごしらえの木羽葺(こばぶき)の屋根の下で切腹をさせられたのであった。
 赤穂の侍たちは、吉良上野介への仇討を声高に叫んだ。
 家老の大石内蔵助(おおいしくらのすけ)は、お家再興も視野に入れて、堀部安兵衛らの血気に走ろうとする浪士たちの暴走を止めるのに必死であった。
 喜八が、潮風が吹くのどかな赤穂の地を離れて江戸に下がったのは、元禄十四年の夏の頃であった。
 喜八は、大石内蔵助に命じられて、住み慣れた赤穂の地を離れたのだった。宮大工としての腕を持つ喜八は、大名屋敷の普請をしながら、夜陰に紛れて、吉良上野介の動きを探っていた。
 吉良の屋敷は、お城に近い御曲輪内大名小路にあったが、幕府の命により寂しい本所一ツ目に移っていた。
 幕府から、本所に屋敷替えの命を受けた吉良上野介は、自分が見捨てられたことを知った。
 吉良上野介は、名門の上杉家の姫を妻に娶り、そして、長男の綱憲は、上杉謙信ゆかりの上杉家第四代の当主になった。
だが、高家名門の吉良上野介は、狐狸の出る寂しい地に屋敷を移されたのであった。
 幕閣の思いは、赤穂浪士が吉良上野介を討つ事は、もはや避けられることではないことを知っていた。
 本丸の御城の脇で赤穂浪士と上杉家の戦になれば、将軍の面目は無かった。
 そのため、本所一ツ目松坂町の寂しい場所に高家名門吉良上野介を追いやったのであった。
 赤穂浪士には、堀部安兵衛がいた。高田の馬場の決闘で助立ちをして、江戸でも評判になっていた。その堀部安兵衛が赤穂浪士に加わっていたので、江戸市中の者たちは、討ち入りが当然に行われると思っていた。
 当時、喜八は粗末な長屋で、質素な暮らしをしながら、吉良上野介の動きを見ていた。赤穂浪士の身内がいる谷中の寺に集まって、吉良上野介の動向や大石内蔵助の書状をそこで知らせ合った。
 喜八は、一関藩主田村建顕の屋敷を見ると手を合わせた。田村建顕はこの一月に亡くなっていた。年月が経つのははやかった。
 増上寺の鬱蒼とした森から蝉時雨が聞こえていた。夏の終わりを告げるヒグラシの鳴き声であった。愛宕山の上には、青い空があった。
 喜八は、大きく息をして、先を急ごうとした。八丁堀の隠密廻り同心高畠十郎に、無事に役目を果たすことができたことを知らせるためであった。
 幕閣の公儀隠密として、紀州藩の一大事に藩主徳川吉宗の書状を紀州藩の城代家老に繋いだのであった。
「喜八殿には、今生の頼みがあります。この書状を持って紀州藩城代家老に届けていただきたい。藩主の徳川吉宗様の直々の書状である」
 宝蔵院流十文字鎌槍の剣豪である木村源浄から預かった書状であった。
 若き紀州藩主の徳川吉宗が紀州藩の難局にあたっていた。紀州藩は、相次いで藩主が急逝して莫大な葬儀費用は、幕府からの借財で補っていた。
 そして、大地震と大津波によって紀州藩の財政は、疲弊(ひへい)していた。領民たちが蜂起をすれば、徳川幕府にとっても一大事であった。
幕閣からの密命を受けて、紀州藩に潜入していた木村源浄は、紀州藩の危機に立ち上がった。自ら江戸に下向して、藩のために豪商から一万両の金子を用立てたのであった。
 幕閣は、紀州徳川家の一大事に、喜八を紀州和歌山藩に使わすことを決めた。紀州藩がお家騒動や百姓一揆で内政が乱れれば、徳川幕府の土台を揺るがすことは必定であった。 そして、喜八が赤穂藩の隠密であったことで、紀州藩の守り人である根来衆は、喜八を守るはずであった。
 豊臣秀吉に根来寺を焼かれ、後年、根来寺を再建したのは、浅野家宗家であった。浅野家は、根来衆にとっては恩人であった。
 徳川幕府は、それらも調べ上げて命じたのであった。
 紀州藩は、喜八から書状を受け取り、江戸屋敷にいる藩主吉宗の意向の下、藩の建て直しに向けて歩み出したのだった。
 喜八は、稲荷橋を目指していた。海からの風が吹いていた。大名屋敷の長い塀が続く道をよろよろと歩いた。蝉の鳴き声がカナカナと聞こえた。夏の終わりであった。
 その時、喜八は、めまいがして座り込んだ。そのまま、塀に寄りかかった。喜八は、薄れゆく意識の中で、八丁堀の隠密廻り同心の高畠十郎や木村源浄の顔がよぎった。


 (二) 根来衆の慈愛

 道端に倒れた喜八を助ける人の姿があった。駕籠が来て喜八を乗せると海沿いにある船松町の稲荷に近いあばら家に運ぶのだった。
 喜八は、深い眠りについていた。紀州までの早駕籠では、満足に眠ることもできず、駕籠を担ぐ人足たちが、宿場で交代をして昼夜を問わずに走り通した。
 ゆっくりとした食事もとれなかった。宿場では、半時ほどの休息の後、すぐに次の宿場を目指すのであった。喜八の頬は、げっそりとこけていた。
 早駕籠のひどい揺れで、喜八は腰を痛めていた。一気に疲れが出たようで、意識は戻らずに深い眠りに喜八はついていた。
 幕閣は、早駕籠で紀州藩に駆けつける喜八の警護のために、幕府の陰忍をつけていた。役目を終えた喜八は、紀州藩の船で江戸まで送られたのであった。
 幕府の忍びたちは、そのまま紀州藩の城下に留まって、侍や領民の動きを探っていた。そして、城下の様子を幕閣に逐一知らせるのが役目であった。
 喜八は、江戸随一の飛脚である大関屋勝に先導されて、無事に紀州に着くことができた。早駕籠を降りてから飛脚の大関屋勝に礼を言った。
 大関屋勝は、一つの仕事を終えて、葵の御紋の御用箱を身に付けて、早足で大坂に向かって行った。
 そして、喜八は、木村源浄に聞いていた豪商の紀州屋の主人を訪ねた。陶磁器の商いで、一代で財を築いた商人であった。
 紀州屋の主人から、紀州藩の城代家老に事の仔細を繋げてもらった喜八は、徳川吉宗の書状を城代家老に手渡す事が出来た。
倒れた喜八を助けたのは、根来衆であった。船で下働きをしていた初老の男が、喜八の跡を付けていた。
 芝口橋で、水菓子を売る体の大きな男も喜八の跡を付けていた。普通であれば、喜八は男たちの動きを察知するのであったが、立っているだけで精一杯の喜八には、それもできなかったのである。
 船松町のあばら家には、白髪の痩せた老婆と娘がいて、喜八の世話をしていた。
初めに喜八の跡を付けていた初老の男が、根来衆の秘伝の薬草を煎じて、喜八の口に含ませた。
 根来寺の山から採れる薬草を煎じたものであった。忍びの者たちは、時には、敵に毒を盛ることもあった。そして、少量であれば、薬となることも知っていた。
「根来寺の秘伝の薬で、助かって欲しいものじゃ。この方は、紀州藩のために身命をかけて吉宗様の書状を繋いでくださった。又、赤穂浪士の隠密であったと聞いておる」
 初老の男は、そう言うと濡らした手拭いを絞って喜八の額に乗せた。喜八は高熱を出していた。
「金光様、このお方には、何としても病を治して四ツ木八幡宮に戻ってもらわないと・・・・・・、この婆と孫の小夜と世話をいたします」
 白髪の老婆は、初老の男にそう話していた。
「頼むぞ。わしは、明日の船で紀州に戻るのでな。お婆が言うように、浅野宗家は、根来寺を再興してくださった。我らは、浅野家に大恩があるのじゃ。そして、この度、藩主吉宗様の書状を命がけで江戸から繋げてくれた。紀州藩の城代家老は、この書状に奮起された。紀州藩は救われたのじゃ・・・・・・、我らは、身命をなげうっても、このお方を助けなくてはならない」
 金光は、夜半になって、濱御殿に近い紀州藩の屋敷に戻って行った。
外は、雷鳴が夜空に走った。程なくして、筋のように見える雨が音を立てて降ってきた。 鳥肌が立つような寒さになり、長屋の屋根が音を立てていた。雹(ひょう)が降ってきたのだった。
江戸庶民は、昨年の富士山の大爆発を経験すると、このぐらいのことでは、驚かなかった。
 一時が経って、雷鳴は止んで雨が上がった。喜八の世話をしている小夜は、戸を開けて外を見た。海の上には、月が見えていた。海からの微風を受けて、小夜は深く息をついた。
 金光から、喜八の住まいが四ツ木八幡宮であることを聞いた。小夜の産土神は、八幡様であったので、喜八に親しみを覚えていた。
 小夜は、数えで十八になる。普段は、紀州屋敷でお婆と一緒に下女をしていた。
 根来衆は、江戸に住みながら、忍びとして紀州藩のために、働いていたのであった。赤穂浪士たちの討ち入りでは、大恩ある浅野家のために、事の成就を喜び合っていた。
 鉄砲洲の浅野家上屋敷だった跡地は、船松町からすぐ近くであった。西本願寺にも近く、大名屋敷が集まっていた。
 浅野家上屋敷は、江戸城内での刃傷の後は、幕府に召し上げられて広大な屋敷は割譲され、他の大名たちに分配されていた。
 喜八は、かつての主君が住んでいた上屋敷のすぐ近くで、生死をさまよっていた。根来衆の献身的な看病を受けることができた。これも不思議なことであった。
 小夜は、浅野家上屋敷跡が近くにあることを知っていた。重篤な病人の喜八は、亡き大石内蔵助と赤穂浪士たちに守られていた。
 そして、同じ産土神である八幡様に導かれて、小夜は自らの役目を知るのであった。月明かりが部屋に射し込み、眠り続ける喜八の顔が見えた。
 お婆は、根来衆の秘薬を喜八に飲ませていた。喜八は、苦しそうな息をしていた。今日明日が峠であった。
 お婆は、喜八の額に置いた手拭をたらいの水で濡らして絞った。


 (三) 初恋

 鳥の鳴く声に気が付いて、喜八は目を覚ました。海からの微風がここちよかった。喜八が倒れて、担ぎ込まれてから二日目の朝であった。
 傍らで、小夜が座ってうつらうつらとしていた。喜八は、驚いて起き上がろうとしたが、体の節々が痛かった。特に、腰の痛みがひどかった。
 喜八は、痛みに思わず声を上げた。小夜は気が付いた。
「これは・・・・・・、お婆様、気がつきましたよ!」
 小夜は、外で魚を焼いていたお婆を呼んだ。
 お婆は、腰に手をやりながら、驚いた表情で喜八を見た。
 喜八は、小夜に手伝って貰って、体を起こした。
「お世話になりました。何とお礼を言ってよいか・・・・・・、ここは、どの辺りですか?」
「ここは、鉄砲洲船松町のあばら家でございます。喜八様がお殿様の書状を国元に繋いでいただきまして、誠にお世話になりました。根来の一族に代わってお礼を申し上げます」 お婆は、座り直して白髪頭をやぶれ畳につけるようにして、喜八に礼を言った。
「なんと・・・・・・、鉄砲洲の浅野家上屋敷は、このすぐ近くにある。私は、守られた。あなたたちと巡り合うことができて、何とお礼を申し上げればよいか・・・・・・」
 喜八は、浅野家上屋敷だった場所と目と鼻の先にいることを知った。大役を終えて、疲れが出た喜八は、そのままあの世に行く所であった。
 宝蔵院流十文字槍の使い手である木村源浄と果たし合いをしたのは、すぐ近くにある鉄砲洲の波避け稲荷の境内であった。
 木村源浄は、波避け稲荷の境内で、十文字鎌槍を満月の下で構えた。水に映った月と空中に幻の華を見る水月空華という境地で喜八と対峙した。それは、すべての執着を離れた無我の境であった。
 喜八は、木村源浄との極限の立ち合いで、無相ということがおぼろげに見えたような気がした。喜八は、諸法実相という言葉の意味を常に求め、悟りを求めていた。
 だが、喜八は、無相を垣間見ることにより、新しい境地を知ることになった。
 波避け稲荷は、船松町から間近に見えるところにあった。縁のある地で、喜八は一命をとりとめたのであった。
 その木村源浄から頼まれて、喜八は、昨年の大地震と大津波によって壊滅的な打撃を受けた紀州藩に、若き藩主徳川吉宗の書状を命がけで繋いだのであった。
 暗く沈んだ紀州藩に、若き藩主吉宗の出した書状は、一条の光となった。家老たちは、吉宗の命を受けて、質素倹約を旨とした抜本的な藩の運営に歩み出した。
 紀州藩主吉宗の書状が遅れたら、紀州藩にとって取り返しのつかなくなる事態であった。
 小夜は、旬の茄子を入れたうどんを作って喜八に出した。おかずは、佃島で作った佃煮だった。
 喜八は、ゆっくりとそれを食べた。それが、江戸に戻ってからの初めての食事であった。うどんを食べ終えると喜八は汗をかいた。
 喜八は、外にある厠に行こうと立ち上がろうとしたが、腰や足の痛みで立ち上がることができなかった。
 小夜が喜八を支えながら、もう一方では杖を支えにして厠に行く。
「喜八様は、四ツ木八幡宮に住んでいるのですか?私の産土神は、八幡様でございます」「わたしの産土神も八幡様なのです・・・・・・」
 喜八と小夜は、二人が同じ産土神であることを知って、互いに親しみを持った。
 喜八は、お勢のことを思っていた。大石内蔵助から預かった書状を下総布川宿の和尚に届けた帰りであった。
 葛飾の小金牧を過ぎるころから、悪寒がしてきた。梅雨寒をもたらす冷たい風が吹き、日暮が迫っていた。
 喜八の住まいは、浅草伝法院裏の骸骨長屋であった。ようやく、葛飾の四ツ木村まで来たが、喜八はもう歩ける状態ではなかった。八幡様の境内に入った喜八は、本堂脇の社務所の前で意識が無くなった。
 喜八を助けたのは、後になって妻になるお勢であった。そして、お勢も又産土神は、八幡様であった。そのことを喜八は、詳しく小夜に話した。
「そうですか。喜八様には奥様がいらっしゃるのですね。奥様も八幡様が産土神なのですか・・・・・・、四ツ木八幡様で、さぞかし心配をなさっているでしょう」
 小夜は、意識の戻らない喜八の看病をしている時、喜八の手を握っていた。それは、うわごとを言う喜八が、小夜の手を握ったのであった。
 喜八は、お勢のことを思っていた。青白い世界が向こうに見えていた。すすきの茂った野原のむこうにそれはあった。
 大石内蔵助や赤穂浪士たちの懐かしい声がしていた。気がつくと足元には、白砂があった。さらさらと川が流れていた。
 その川が急に白龍となり、喜八を見つめるのであった。それは、陰陽五行の天才占い師の佐藤瑞法と立ち合った時に佐藤瑞法の背後に見た源義経の目と同じようであった。冷静に物事を見ていた。
 喜八は、まだやり残したことがあった。それは、大石内蔵助が描いていた浅野家再興であった。
 喜八は、海の匂いを嗅いだ。それは、故郷赤穂の海で子どもの頃遊んだ潮風の匂いであった。喜八は、ようやく深い眠りから覚めたのだった。
 小夜は、美しい顔立ちをしていた。いつもは化粧をせずに、粗末な着物を着て下女として働いていた。
 だが、喜八の意識が戻ると眉毛を整えて、口紅を付けて薄化粧をすると驚くほどの美しさになった。
 小夜の心の変化に気が付いたのは、お婆であった。お婆は、小夜が喜八を好いていることに気が付いた。
 お婆と小夜は、根来衆として、江戸市中で暮らし、紀州藩のために働いていた。江戸と紀州を行き来する忍びたちに食事と宿を与えて世話をしてきた。
小夜は、根来の里に生まれて、忍びの修業を続けて来た。お婆とともに薬草や毒草についての知識を得ていた。
 そうして日陰で生きて来た小夜にとっては、初めての異性に対する淡い気持であった。お婆は、美しくなった小夜を見守った。
 お婆と小夜は、紀州の根来の里に戻ることになる。根来衆と分かってしまうとこれまでのような江戸の務めはできなかった。金光からの指示で紀州に戻ることになる。
 お婆は、何かと用を作って、喜八と小夜を二人だけにさせた。
 喜八は、小夜に介助をされて、浜辺に出た。海鳥の声が頭上でした。海上には、白い帆の大きな船が幾艘も見えている。
 船着き場には、船が荷を下ろしていた。ふんどし姿のあらくれ男たちが、波打ち際にいた小夜をからかいにきた。
 男たちは、小夜を船に連れ込んで酒の相手をさせようとしたのであった。一人の男が小夜の腕を掴んだ。
 喜八は、不自由な体で男たちに近づいて行った。
「なんだよお前は。腕や足をへし折ってやろうか!」
ふんどし姿の大きな体をした坊主頭の男が、腹巻に短刀を差した姿で威嚇してきた。小 夜の前もあって、男たちは凄んでいた。
 喜八は、杖代わりにしていた丸木の棒を自分の体の正面に立てた。無想流杖道(むそうりゅうじょうどう)の着杖(つきづえ)の型であった。
 先程の坊主頭の男が、砂浜に流れ着いた流木を持って、殴りかかってきた。喜八は、右手で丸木の棒の先端を握って、相手をかわすと大きく半円を描いて相手の左の小手を打ち、さらに相手が振りかぶった時にもう一度、相手の小手を打った。
小手を打たれた坊主頭の男は、手を押さえてうずくまった。
 さらに、もう一人の赤ら顔の男が、短刀を抜いて喜八に向かって来た。その男が、短刀を向けて来た時に、喜八の持っていた丸木の棒が、左手で棒の先端を手前に引くと男のこめかみに喜八が持っていた丸木の棒が当たった。
 喜八は、瞬時に腰をひねって、男の胸の真ん中に突きを入れた。夢想流杖道の瞬時の動きによって、二人のあらくれ男たちは、うめき声を上げてそこに倒れた。
 夢想流杖道は、棒状の杖を使い、突いて、払って、打つという自在の剣術であった。この杖道には、あの宮本武蔵も引き分けたという。小夜は、喜八のすばやい動きに驚いていた。
 小夜は、いざとなれば、髪にさしていたかんざしを手に取って、剃刀のような鋭い刃を出し、男たちから身を守ることはできた。
 だが、喜八の前では恥ずかしさが先に立って、小夜は、忍びの姿を見せなかった。
「ありがとうございます。まだ癒えていないお体で、無理をさせてしまいました」
 小夜は、そう言うと恥ずかしそうに目を伏せるのであった。喜八は、腰の痛みに顔をしかめていた。小夜は、自分の肩を貸して喜八を支えた。
 喜八は、小夜に体を支えてもらいながら、海からの風を受けていた。波が浜辺に静かに打ち寄せていた。
 お婆は、遠くから喜八と小夜を見ていた。


 (四) 四ツ木八幡宮へ

 喜八が四ツ木八幡宮に帰ったのは、八月の例大祭の前日であった。権助に付添われた喜八は、まだ足腰に痛みがあった。
 権助に知らせたのは、小夜であった。小夜は、浅草花川戸の権助の船宿を早朝に訪ねた。
 権助は、女房のセツと四人の子どもたちで朝餉をとっていた。おかずは、知り合いの漁師が鰹を持って来てくれた鰹のたたきであった。
 セツは、ムジナ長屋の人たちにも鰹の切り身を分けた。
「ごめんください。花川戸の権助様はいらっしゃいますか?」
 外で女の人の声が聞こえた。
 小太郎が戸を開けると若い女の人がいた。
 権助は、小夜から喜八が無事なことを知った。鉄砲洲の船松町で安静にしているという。
 権助は、小夜を家に入れた。セツが麦湯を入れた。
「良かった・・・・・・、喜八様が無事でいてくれた。娘さん、ありがとうございます。あっしは、心配で夜中に目を覚まして・・・・・・、おい、娘さんにも朝餉を出しておくれ」
権助は、喜八を船で高輪の御殿山まで送った後、紀州に早駕籠で行った喜八のことをいつも案じていた。
「さぁ、召し上がってください」
 セツは、小夜のためにお膳を持ってきた。炊きたてのご飯から湯気がたっていた。子どもたちが、笑っていた。
 外では、蜆売りや魚を売る棒手振りの威勢のいい声が聞こえた。
「おねえちゃん、明日は八幡様のお祭りがあるよ。そして、お月見も明日の晩にあるんだよ」
 小太郎が、小夜に話しかけた。
 小夜は、利発な小太郎の話を聞いていた。
「おりこうさんね。中秋の名月でしょう」
「そう。お団子を作って、すすきを飾るんだよ。お団子を作って、お月さまにお供えをするんだよ」
 小夜は、小太郎の話に頷いていた。
「大将いるかい?」
 声をかけて戸を開けたのは、ムジナ長屋に住む棒手振りの三太だった。
「花川戸の大将、久米平内のお札を貼っても一向に効き目がない・・・・・・、あれまぁ、久米平内様は霊験あらたかで!」
 三太は、座敷の小夜を見ると、あまりの美しさに腰を抜かすところであった。浮世絵のようなその姿に、見とれるばかりであった。
「三太、ちょうど良かった。喜八様をお迎えにこれから、鉄砲洲の船松町に行くところだ。小太郎は、寺小屋があるし、頼むぜ!」
「大将、あっしは、これから棒手振りで青物を仕入れちまった。え、この娘さんも一緒に・・・・・・、分かりました。けちな商売は休みとして、おいらも行きますぜ」
 三太は、そう言うと無精髭を剃りに長屋に戻った。
 権助は、船を出す用意を始めた。そして、小太郎に書付を渡して番屋に届けるように伝えた。書付は、八丁堀の隠密廻り同心の高畠十郎宛てであった。
 いい風が吹いていた。白い帆に風を受けて風を受けて、両国橋をくぐって行く。権助は、笠を被って船の後ろで舵を取っていた。
「八幡様の大祭と月見が重なって、明日は、忙しい。三太はどうだい?」
 権助は、三太に話しかけたが、三太は、船の舳先で白い波を見て、歓声を上げていた。 小夜は、にぎやかな江戸の町を感慨深げに見ていた。小夜が江戸を去る日は、迫って
いた。
 喜八は、権助の船に乗せられた。権助は、喜八を見た時、頬がこけて顔色が悪いやつれた姿に言葉が出なかった。江戸から紀州までの辛い日々が想像できた。
「この膏薬は、朝と寝る前に替えてください。この飲み薬は、朝と夕にお飲みください」
 小夜は、権助に根来に伝わる薬を持たせた。お婆と小夜は、喜八を乗せた船を見送っていた。
 喜八を乗せた船は、海から日本橋川に入り、大川を目指して行った。風は、海から陸に向かって吹いていた。
 喜八は、無口であった。お勢たちの待つ四ツ木八幡宮に向かっているのに、なぜか心が晴れなかった。
 それは、浅野家の再興がいつできるのか、喜八は生死をさまよっている時に、白龍によって生かされたことを思っていた。
 お勢は、長男の良雄をおぶって、娘のお勢と四ツ木村のおかみさんたちと八幡宮の大祭の準備をしていた。
 村の男たちは、大幟(おおのぼり)を立て、竹を切って注連縄を渡した。祭り提灯も飾られていた。
 神輿は、蔵から出されてきれいな飾りを付けていた。明日になれば、ふんどし姿の男たちによって担がれる。
 喜八の娘のお登勢は、いつものように亀を売る。そして、放し鳥もすることになっていた。亀や雀は、明日の朝、村の子どもたちが持ち寄ることになっていた。
「放し亀です。放し鳥でございます。放せば御先祖様の供養になります。えー、八幡宮の祭りは放生会を行います。いかがでしょうか。お客様、亀の泳ぐ方に、雀の飛ぶ方に手を合わせてください。その方角に御先祖様がいらっしゃいます」
 お登勢は、明日の放生会のために、口上を繰り返していた。
 権助の船が四ツ木の船着き場に着いた。三太は、喜八が戻って来たことをお勢に知らせた。境内にいた男たちが集まって、戸板に乗せて喜八を運ぶ。
 お勢とお登勢が、心配そうに喜八の様子をうかがっていた。
「お登勢、布団を敷いておくれ」
 お勢は、喜八のやつれた姿に驚いた。喜八は、すぐに布団に寝かされた。


 (五) 旅立ち

 四ツ木八幡宮の大祭の朝であった。早朝から、四ツ木村のおかみさんたちが、赤穂の塩饅頭を作りに来た。小豆は、昨日のうちに用意していた。
 お勢は、何度も夜中に起きて、寝ている喜八の様子をうかがっていた。寝汗をかいた喜八の寝巻を替えた。
 お勢は、あの世に行く所で、白龍に助けられたことを喜八から聞いた。四ツ木八幡宮は、白龍の八幡様と名が知られていた。お勢は、喜八が産土神に助けられたことを知った。「もう大丈夫だ。お前は、大祭の方に力を入れておくれ。久し振りに、よく眠ることができた」
 喜八は、お勢にそう言うと体を起こそうとした。
「無理はなさらないで・・・・・・」
 お勢は、喜八の背中を支えていた。
 境内では、笛や太鼓の音がしていた。コンチキ、コンチキと鉦を叩く音も聞こえて来た。神輿の先導をするために、鳴らすのであった。
 祭り囃子が聞こえる中で、男たちは神輿を担ぐ。ワッショイ、ワッショイという威勢のいい掛け声が聞こえて来た。
 青空が広がっていた。子どもたちの声が外でした。亀や雀を持ってきたのだった。お登勢が、それを受け取る。
「はい、一人十六文ずつ。大事に使ってね」
 お登勢は、子どもたちに銭を渡した。子どもたちは、境内にある水菓子の屋台に飛んで行く。
 八月の十五日は、江戸の人たちにとっては、特別な日であった。八幡様の大祭と夜には、十五夜の月見が重なっていた。
 江戸城や大名屋敷でも月の宴を行う。お月様にすすきを飾り、三方に団子を盛ってお月様に供えた。
 月を見ながら、小さく丸めた十五個の団子を黄な粉や小豆で食べる。江戸が開かれた頃、辺りには、月の光に照らされたすすきの生い茂った所であった。
 荒れ地を切り開いて、今のような江戸の町ができたのだった。人々は、江戸の昔を思って月を見ていた。
 権助は、浅草から四ツ木八幡宮まで船を出す。浅草花川戸の船着き場には、人々が長い列を作っていた。
「四ツ木八幡宮への船は、もうすぐ出ますよ。さぁ、順に乗ってください」
 小太郎は、大きな声で知らせていた。棒手振りの三太も駆り出されて、船に乗った人たちの世話を焼いていた。
 船には、小袖の着流しを着た高島十郎が姿を見せた。
 高畠十郎は、小銀杏の髪を結い、月代の青さが凛々しかった。朱房の十手を帯に差した姿は粋な八丁堀同心であった。
 その頃、鉄砲洲の船松町から荷物を持ったお婆と小夜の姿があった。
「八幡様のお祭りに行かなくていいのかい?」
お婆は、小夜にそう言った。小夜は、首を振った。
 小夜は、薬を届けるために四ツ木八幡宮に行こうとしたが、喜八に会わずに紀州に戻ることを選んだ。
「喜八様は、浅野家の再興を願っておられる。秀吉によって焼かれた根来寺を再興していただいた浅野家には、恩がある。きっと、八幡様は願いを叶えてくれるよ」
 お婆は、そう言うと歩き出した。
小夜は、遠くから聞こえる祭り囃子を聞いた。江戸市中は、八幡様のお祭で賑わいを見せていた。小夜は、またどこかで喜八に会えるような気がしていた。





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