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〈助太刀兵法41〉北斎蛸踊り(3) (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2014年12月21日 11時58分の記事


【時代小説発掘】
〈助太刀兵法41〉北斎蛸踊り(3)
花本龍之介



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 葛飾北斎の娘のお栄から、謝礼を三十両ではなく三百六十両出すといわれた早船飛十郎は、目を白黒させて驚いたが、このうまい話には思った通りからくりがあった。傍若無人なお栄の態度に、安達屋藤兵衛に相談しなければ受けられん、という飛十郎に安達屋さんには、とうに話を通してあるといって、お栄は鼻で笑う。そこへ登場した安達屋が土産の羊羹を差し出すと、北斎とお栄が大喧嘩をはじめる。二人があきれている所へ、北斎の孫の孝太郎と一緒に兆吉が姿をあらわす。金を出せといって脅す兆吉に、北斎はにべもなく断わる。その場へ飛十郎が出ていくと、兆吉の仲間が四人があらわれて襲いかかる。得意の居合で抜く手も見せず若者たちを倒した飛十郎を見て、兆吉はすぐさま孝太郎に刃物を突きつけると人質にとって逃走していった。


【プロフィール】:
尾道市生まれ。第41回池内祥三文学奨励賞受賞。居合道・教士七段。
現在、熱海に居住している。


これまでの作品:

〔助太刀兵法31〕御家人馬鹿囃子
〔助太刀兵法32〕御家人馬鹿囃子(2)
〔助太刀兵法33〕御家人馬鹿囃子(終章)
〈助太刀兵法34〉夢泡雪狐仇討 ゆめのあわゆききつねのあだうち
〔助太刀兵法35〕夢泡雪狐仇討(2)
〈助太刀兵法36〉夢泡雪狐仇討(3)
〔助太刀兵法37〕夢泡雪狐仇討(4)
〈助太刀兵法38〉夢泡雪狐仇討(終章)
〈助太刀兵法39〉北斎蛸踊り
〈助太刀兵法40〉北斎蛸踊り(2)



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【時代小説発掘】
〈助太刀兵法41〉北斎蛸踊り(3)
花本龍之介



一 肉筆画

 助太刀料を三十両ではなく、三百六十両やると言ったお栄の申し出に、飛十郎は目を見張ったが、すぐに半信半疑になって北斎のほうを見た。
「おや、その顔はなんだよ。わっちら親娘を、うたがってるね」
「あたり前だ。こっちが三十両だといっているのに、三十二倍の三百六十両払うという馬鹿げた話があるか。怪しいと思うのが、当然だ」
「ふふん。あわてる乞食は貰いが少ない、待てば海路の日和ありってね。それが、あるんだから不思議じゃないか」
 お栄の毒気に当てられたように目を閉じると、飛十郎は瞼の上を指で揉みはじめた。
「どう考えても、これはおかしいぞ。およそ商いの道に、はずれているではないか」
「ま、そりゃそうだろうがね。けど、これは本当の話だよ」
「しかし、なあ、お栄……」
 そう言いかけて北斎を見ると、われ関せずと言った顔で筆を走らせながら、口元に薄笑いを浮かべている。お栄も相当なものだが、父親の北斎のほうが正月の注連縄(しめなわ)の数を多くくぐっているだけに、よほどしたたか者である。
――半分、化物だな……
 飛十郎の胸の内の呟やきを見抜いたように、お栄は声をあげて笑いはじめた。
「は、ははは。深川三十三間堂町にこの人ありといわれた、北斎の娘のお栄だよ。嘘はいわねえさ。けど三百六十両たって、山吹色した小判じゃないよ」
 がっくり肩を落とした飛十郎の顔に、落胆の色が濃く浮かんだ。
「お栄、小判でないとすると、それはいったいなんだ」
「絵だよ。きまってるじゃないか。画狂人北斎の肉筆画だよ」
 お栄は、しらりとした顔で言ってのけた。
「ふむ。肉筆画か、なるほど。だが、それほど値打があるものか」
「あるさ。さっきもいったけど、爺いの肉筆は稀少品なんだ。好寄者(すきしゃ)にとっちゃ、いくら金を積んでも手に入れたい品のひとつなのさ」
「ほう、そいつは知らなかったな」
「ああ。越後の良寛という禅僧の書と、うちの爺いの肉筆画が、その世界の双璧なんだ」


二 天空の凧

「良寛の、書だと?」
 頭を掻きながら、飛十郎は首をひねった。
「有名な話があるよ。〔天上大風(てんじょうたいふう)〕っていうんだけど、知らないかい」
「知らんな」
 にべもなく飛十郎は答えた。
「なんでも、村の子供が凧に絵か字を書いてくれといって、その坊さんのところへ来たそうだ。ああ、いいとも、といって筆を取り、さらさらと書いたのがさっきの四文字さ」
「天上大風、か」
「いくら頼んでも書かない名人が、字を書いた。村の大人たちは、そりゃもう大騒ぎさ。村名主がその子の親から一両で凧を買い取って、掛軸に仕立てる。それを骨董屋が手に入れる。それが巡りめぐって、江戸の数寄者の手に渡ったときには、いったい値がいくらだったと思う」
「いや……。おれには、見当もつかん」
「なんと、五百両だよっ!」
 とたんに北斎が、ちらり顔を上げた。金の話になると敏感に反応する欲深爺さんに、どうやら飛十郎も親しみを感じてきたようだ。無精髭をこすって、にやりと笑った。
「ちょいと、あんた。聞こえなかったのかい。五百両だよ」
「うむ。あまりに金高が大きすぎて、ぴんとこん」
 それはそうだろう、家作がゆうに五、六軒は持てる金額である。浪人三代目の飛十郎など、まだ一度も目にしたことはない。
「………」
 糸が切れた天上大風の凧が、文字通り天空の強風に吹かれて江戸まで流され、おのれの足元に落ちてこないかと、ぼんやり考えていただけである。
「とんまな顔して空を見たって、越後の凧は落ちてきゃしないよ。欲の皮がつっぱってるよ」
 図星である。すぐにお栄に頭の中を見抜かれてしまった。油断のならん女だ。
「さあ、どうする? 小判なら、六両。爺いの絵なら、三百六十両だ。いや、うまくすると、七百二十両に化けるかもしれない肉筆画だよ」
――なにが、化けるだ。きさまのほうが、よっぽど化けそうだぞ……
 お栄に見られないよう、唾で濡らした指で眉をこすると、
「いったい、どんな絵だ」
 気のりのしない声で、ぼそりと飛十郎が聞いた。
「絵たって、一枚じゃないよ。三十六枚だ」
「なに。三十六枚だと?」
「そうさ。旦那も持っているという、画狂人北斎の浮世絵の中でも傑作といわれている、富岳三十六景の肉筆画だ。さあ、どうだい助太刀人の旦那、一枚十両は最低のつけ値だよ。絵好きな豪商なら、二十両や三十両はよろこんで出すよ」
「ふうむ。一枚十両から三十両、とはなあ」
 飛十郎にとっては、信じられない金額である。
「ただし金蔵に千両箱が積んである、大分限者の知り合いがなきゃ駄目だがね。ま、無理だろうがさ」
 分限者と聞いて、飛十郎の頭に江戸一番の豪商・越後屋三井八郎右衛門の顔が浮かび上がった。
「いや。ひとり、心当たりがあるぞ」
「おや、そうかい。いったい誰だい」
「越後屋三井なら、知っている」
「ふふん、日本橋駿河町の三井なら立派なもんだ。まず一枚三十両は、かたいね」
 ごくりと、飛十郎は生唾をのみ込んだ。
「日本中の好事家が、よだれを流してほしがる北斎の肉筆画だよ。それも富岳三十六景の揃い踏みときちゃ、三十両だって安いぐらいさ」
「まてまて、三十両が三十六枚だとするとだな……」
 指を折って計算をはじめたが、頭の中が真っ白で飛十郎がいくらやっても答えが出ない。


三 千両箱

「ふ、情けない男じゃのう。そんな暗算も出来んのかい。千両箱が一個に、入りきらん小判が八十枚だ」
 下をむいて絵筆を動かしていた北斎が、手を止めようともせず鼻を鳴らして言った。
「な、なんと、千と八十両でござるか」
 飛十郎は、愕然とした。
「なんだねえ。いいお侍が、千両箱で顔色を変えるんじゃないよ」
 お栄は立膝をすると、脛(すね)のあたりを掻きながら飛十郎を見た。
「馬鹿をいうな。顔色なんか、変えてはおらん。だが、確かだろうな。一枚三十両で売れるというのは」
「何をいってんだねえ。ここは深川だよ。本所とちがって、人を化かす狸は出ないよ。嘘だと思うんなら、越後屋さんに聞いてみりゃあいいじゃないか」
「うむ……。それはそうだが」
 頭を掻きながら、飛十郎はさっそく日本橋へいって、八郎右衛門へ値踏みをさせようと思っていた。
「ただし、旦那の手に三十六景の絵が渡るのは、仕事がすべて終わってからだよ」
 大枚千両に目がくらんでいた飛十郎は、あいまいに頷ずいたが、はっとして我に返った。
「なんだと、それは困る。助太刀商売は前金が半分、ことが終わってから残り半分と、相場がきまっているのだ」
「それは、そっちの都合だろ。それに支払うのは金じゃなく、絵なんだからね。嫌だってんなら、紙屑を掻きわけて一分銀をさらっていきな。駄目なら、この話はなしだ」
 横目で北斎をうかがうと、そうだそうだと言うように頭を上下に振っている。腹が立ってきたが、どうにも出来ない。現金なら五、六両あまり、あとで受け取る肉筆絵なら千八十両。どっちが得か、飛十郎が思案するまでもなく、子供でもわかる勘定だ。
「さあ、どうするね」
 腕を組むと勝ち誇った顔で、お栄は低い鼻を天井にむけた。
「この話、いずれにしても、本所松阪町の安達屋藤兵衛と相談しなければ受けられん」
「へえ、旦那ひとりじゃ決められないのかい」
「そうだ」
「ふん、まるで子供の使いだねえ」
 この女の言うことは、いちいち癇にさわる。飛十郎は、むっとした。
「なら、大丈夫だよ。安達屋さんは、大喜びで引き受けたよ」
「なんだと?」
「北斎先生の肉筆画は、前から欲しかったが、どんな手づるを使っても手に入らなかった。富岳図が自分のものになるとは、夢のようだ。この仕事、ほかの誰にも渡しはせぬ。と胸を叩いて引き受けなすったがねえ」
 藤兵衛のやつめ、そう出たか。いまいましいが、仕方がない。
「そういうことか……。よし、わかった。引き受けよう」
 恐れ入った、という顔で無精髭をこすると、飛十郎は天をあおいだ。
「爺い、よろこびな。旦那が、守ってくれるとよ。なんたって早船飛十郎といやあ、名うての助太刀人だ。兆吉や孝太郎が、束になってかかってきたって、びくともしねえや。まいったか! てなもんだ」
 はしゃぎ声を出して浮かれているお栄にくらべて、わしゃそんなことには関係ない、といった顔で北斎は絵筆を動かしていた。


四 鬼やんま

「ところで、お栄。おれはいつから、北斎どのを守ればいいのだ」
 たちまちお栄は、目をむいて飛十郎を睨みつけた。
「なに、頓馬なことをいってんだよ。この、すっとこどっこい! 話はついたんだ。たった今から守るんだよ」
 胡坐(あぐら)をかいた左膝に片手をつくと、お栄は拳で鼻をこすり上げた。
「しかし、だな。ここには、おれが座る場所などないではないか。それに……いったい、どこにん寝ればいいんだ」
 頭に手を当てると、飛十郎は途方にくれたような声を出した。
「なんだよ、情けないねえ、どこでもそのへんに座りゃいいだろうが。寝るのも紙屑をかき分けて、好きなところへ横になりゃいいじゃないかよ」
「う……」
 お栄の言葉に、飛十郎は絶句した。助太刀人になって以来、これほどひどい扱いをされたことは一度もない。
「なんだねえ、鳩が豆鉄砲をくらったような顔してさ。なんなら、わっちの横へ寝たっていいんだ。遠慮はいらないよ」
 飛十郎は顔色を変えて、そっぽを向いた。
「ふわっ、ふわっ、ふわっ」
 北斎が、抜けた歯から空気がもれるような、奇怪な声で笑った。
「お栄はな、出戻り女のうえ、見ての通り面相も悪い。じゃが、躰だけは誰にも負けんぞ。この画狂人が裸にして見たのじゃから、間違いない。どうじゃ、ためしてみては。なんなら、この家の入り婿にしてやってもいいぞ」
 それを聞いたとたん、立ち上がるなり飛十郎は刀を持つのも忘れて逃げ出した。よほど驚愕したらしい。
「あれまあ、爺いがよけいなことを言うから、せっかく雇った助太刀人が逃げちまったじゃないか」
 お栄が、悲鳴のような声を上げた。
「心配するな、お栄。かりにも侍だ、刀を置いたまま逃げるものか」
「そうかねえ」
「ああ、すぐに帰ってくるさ。間違いない」
 自信たっぷりに言い放つと、すぐに北斎は紙に目を落して筆を動かしはじめた。
「ほんとだろうねえ。ひさし振りに、好いたらしい男がやってきたんだ。きっと、ものにして見せるからね。爺い、邪魔なんぞしたら承知しないよ」
 畳に転がっていた割り箸を取って、髪に突っ込むと痒いのか、ごしごし擦り出した。雲脂(ふけ)が膝にこぼれ落ちても気にもしない。
 広い掘割りの傍まで逃げてきて、飛十郎はようやく足を止めた。
「まいったな」
 辰巳芸者の小吉のように、綺麗で威勢のいいのも苦手だが、お栄のような柄の悪い女も閉口する。飛十郎は、ぶるぶるっと身を震わせた。左の腰が妙に軽いことに気付いたからだ。手で探るまでもない。北斎の長屋の縁側に置き忘れたのだ。
「む、む」
 忘れたにせよ、落したにせよ武士が佩刀を失うとは、これが幕臣なら切腹ものの大失態である。
「いや、浪人でよかった」
 しみじみ思いながら、飛十郎は堀の水面に浮かんでいる数え切れないほどの丸太に目をやった。これから先は、木場である。材木商によって集められた日本全国の木が、広大な堀割りに見渡す限り水に浮かんで揺れている。
「ま、いいか」
 先祖伝来の刀は古刀で鎌倉末期の大業物だったらしいが、祖父がとうの昔に売り払ったと聞いている。北斎の家に置き忘れた刀は、死ぬ前に父がくれた無銘の刀である。
「おまえは躰が大きいし、居合をやるようだから、これがいいだろう」
 そう言って、二尺五寸はある長い刀を手渡してくれた。当然、柄(つか)も普通のものより二寸ほど長い。なに、三両も出せば何処の刀屋でも手に入る数打ちの駄刀である。そうはいっても、この世に一振りしかない父の形見である。刀は値段ではない、と飛十郎は思っている。使い慣れてもいた。
 目の前に浮かぶ丸太の上に、鬼やんまらしい大きな蜻蛉(とんぼ)が、ついと止まった。透明な長い羽根を広げて、身動き一つしない。水に写った白い雲が、ゆっくりと移動していく。ゆらり、と波紋が広がって雲の形が崩れると、あめんぼが早い動きで水面を横切っていった。
 刀を取りに戻った時の、お栄の毒づく声が頭に浮かぶ。あんな安刀なぞ置き捨てていこう、と思っていたのが、蜻蛉を眺めているうちに気が変わった。幼い頃、何度も父に連れられて、蜻蛉釣りに行ったことを思い出していた。
「仕方がない。引っ返すか……」
 独り言のようにつぶやくと、飛十郎は北斎とお栄が住む長屋にむかって歩き出した。


五 人間本来

 飛十郎が北斎の家に住み込んでから三日たったが、異変は何も起きなかった。
 出入り口のすぐ横に竈(へっつい)があるのに、お栄は一度も煮炊きをせず、あい変らず店屋物で食事をして、平気な顔をしていた。
「あきれたな、お栄。女のくせに炊事をせんのか」
 そう文句をつけたが、たちまち逆ねじをくわされた。
「ふん。そういう旦那は、煮炊きをするのかい」
「いや、おれは男だからな。面倒だから、めしは作らん」
 お栄は、じろりと飛十郎を見た。
「それみな。男も女もねえさ。わっちだって、面倒なのは一緒だ。自分も作らねえくせして、文句をいうんじゃないよ」
「それは、そうだが。毎日、朝晩取り寄せては、入費が大変だろう。自炊をすれば、金の節約になるぞ」
 北斎が筆を止めて、聞き耳を立てている。
「おや、たいそう聞いたふうなことをいうね。そんなに他人のふところが心配なら、遠慮はいらねえ。旦那が、作ってくれねえかい。こっちは、大助かりだよ」
「む、む」
 やり込められた飛十郎は、渋い顔でそっぽをむいた。
「ふ、は、はは、飛さんの負けじゃな。さすが名うての助太刀人も、剣ならばともかく、口ではお栄に勝てんな。気にせんでもええわい。お栄のやつは、生まれつき炊事と掃除と洗濯が大嫌いでな。どうして男に生まれてこなかったのか、わしは今でも無念でならんのじゃ」
 筆を手にしたまま、北斎はしんみりと言った。
「そのうえ、石女(うまずめ)ときては、亭主から三下り半を叩きつけられるのも無理はないて。こんな女が嫁にいけたとは、不思議でならん」
 にやにやしながら、北斎はわざとらしく横目でお栄の顔を見た。
「おきゃあがれ! てめえが嫁にいけって、せっつきゃがるから、仕方なくいってやったんじゃないか! こっちは別に嫁になんかいきたくはなかったんだ」
「おや、そうだったかな」
 とぼけた顔で、北斎は首をひねる。
「ぼけた振りをするんじゃねえぞ、爺い。世間ていが悪い、世間ていが悪いって、毎日ぐちをこぼしゃがるから、泣く泣くいってやったんじゃないか!」
 お栄が顔を真っ赤にしてわめき立てても、北斎は虫に刺されたほども気にしない。
「一年たらずで出戻りおって、そっちのほうがよっぽど世間ていが悪いわい」
「ふざけるな! 親孝行のつもりで、いやいや嫁にいってやったんだ。あんな能なし亭主を一年も我慢したんだ。文句をいうな、馬鹿爺い!」
 怒り心頭に達したお栄は、手当たりしだいに落ちている紙屑を北斎めがけて放り投げた。
「へ、そうかい。親孝行で嫁にいったのかい。そいつは、うれしいねえ。どうだい、もう一度親孝行してくれる気はないかえ」
 へらへら笑っていう北斎にむかって、お栄は悲鳴のような声をあげて掴みかかっていった。背中に掛けた掻い巻きごと北斎に飛びつくと、力まかせにぽかぽか殴りつけた。
「べらぼうめっ。どこの世界に、年老いた父親に手を上げる実の娘があるもんか」
 無雑作に背中を起こした北斎が、後ろに手を廻してお栄の腕を取って、軽くひとひねりするとお栄の躰は、もんどりうって宙を飛んでいった。破れ障子に激突したお栄は、
「ううん」
 とひと唸りして白眼をむいて、気絶してしまった。年老いた父親が、聞いてあきれる。 見かねた飛十郎が、ばらばらになった障子の桟の上に大の字になった、お栄の傍へ寄っていった。
「これは、いかん。医者を呼んできましょうか? 北斎どの」
「心配いらん。いつものことじゃ、ほっときなされ。そのうち目を覚ましますわい」
 北斎は平気な顔で筆を持ち直すと絵を描きはじめた。この程度の喧嘩は、いつものことらしい。飛十郎は縁側に近い壁際に、どっかとあぐらをかいた。
 壁に背をもたれると、右膝をゆるりと立てる。刀を左の膝の横に置き、右拳を立てた膝の上に乗せた。くつろいだ姿に見えるが、いうまでもなく無双直伝英信流居合・立膝の構えである。流祖林崎甚助重信が編み出した、戦国武者が甲冑を着て座す姿からあらゆる攻撃から身を防ぎ、瞬時に敵を倒す必殺の構えであった。
 しばらくすると、身動きしてお栄の目がゆっくりと開いた。息を吹き返したと見える。あたりを見廻していたが、父親に投げ飛ばされたことを思い出したらしく、大声を張り上げて泣きはじめた。子供のように両手を目に当てると、ぽろぽろ泪を流しながら、わあわあ泣きじゃくる。見栄も外聞もない。
 飛十郎は立てた膝を崩すと、うんざりしながら腕組みをした。侍の家では見ない光景である。いや、飛十郎が住み暮らす長屋にも、これほどあからさまに喜怒哀楽を表現する家族はいなかった。
「ふう、うう……む」
 長い溜め息をつくと、壁に張られた〔おじぎ無用〕と〔みやげ無用〕の紙を見ながら、飛十郎は無精髭をこすりはじめた。
――これは、いったい、なんだ?……
 動物的ともいえる、この父娘の品の悪さと感情の豊かさは、飛十郎が生まれて初めて出逢ったものだった。
――もしかすると、これが人間本来の本能というものかもしれぬ……
 そう思いながら飛十郎は、ののしり合いながらも離れることが出来ない北斎とお栄の姿に、人が持つ情愛と業(ごう)の深さを感じて、辟易(へきえき)しながらも何故かうらやましく思っていた。


六 飛んだ栗羊羹

「ごめんくだされ」
 聞き覚えのある声がして、入口の腰高障子が音をたてて開いた。
「画狂人先生は、ご在宅ですかな」
 とり澄ました口調で挨拶しながら姿を見せたのは、本所松阪町で口入れ業をいとなみながら裏で仇討ち屋をやっている安達屋藤兵衛だった。
「おう、藤兵衛ではないか。いいときに顔を出してくれた」
 救われたような声を出した飛十郎は、さっと立ち上がると刀を帯に差しながら縁側から降りた。
「どうなさいました、早船さま」
「どうもこうもない。見ての通りの、名人先生と娘ごの大喧嘩だ」
 泪だらけの顔で泣きじゃくっている、お栄にむかって飛十郎は顎をしゃくって見せた。「話がある。そこまで、つきあってくれ」
 堀割りにむかって歩きはじめた飛十郎を、藤兵衛は呼び止めた。
「お待ちください。先生に手土産を渡しますから」
 きちんと正座すると、藤兵衛は手にした風呂敷包みをほどきはじめた。
「お口に合いますかどうか……。先生は甘いものがお好きだとうかがいましたので、赤坂にあります虎屋の栗羊羹をお持ちいたしました」
 藤兵衛を見向きもせず、無関心に絵筆を動かしていた北斎が、虎屋と焼印が押された桐の箱を見るなり、たちまち目を輝かした、
「おう、おう、甘いものも辛いものもないわい。名物ならなんでも好きじゃ。早う、こっちへ寄こせ」
 桐箱を引ったくるなり、筆を投げ捨てて、もどかしげに蓋を開けた。
「先生、いま手前がお茶を入れますから」
「茶なんぞという無駄な物が、わしの所へあるかい。湯も水もないぞ。喉が乾いたら裏にある井戸へいって、釣瓶からじかに飲むんじゃ」
 竹皮にくるんである大振りな羊羹を素手でわし掴みにすると、頭からむしゃむしゃ喰い出した。
「こ、これは…… せ、先生」
 ものに動じない藤兵衛も、これには目を白黒させた。
 たちまちのうちに羊羹一本を丸ごと胃の腑におさめた北斎は、指先を舌で舐めながら新しい羊羹にむかって手を伸ばした。これを目にしたお栄が、ぴたりと泣きやむと、五本入りの桐箱めがけて飛びかかった。
「やい、爺い。それでも親か! てめえ一人で、喰うんじゃねえ」
「だ、誰が、おめえなんぞのような、親不孝者に喰わせるか」
 二人で引っ張り合っているうちに、箱も羊羹もばらばらになって座敷中に、はじき散ってしまった。
「な、こういうわけだ。ほっとけ、藤兵衛。こうなったら手がつけられん」
 ふところ手をした飛十郎が、ぽりぽり後頭部を掻きながら縁先から声をかけた。
 今度は藤兵衛が、救われたように慌てて立って縁側に出てきた。
「いいから、そこにある下駄を借りろ」
 地面に脱ぎ散らかしてある、お栄のものらしい女物のちびた下駄に、飛十郎は目をやった。
「いや、驚きましたな。名人気質の奇人の絵師とは耳にしておりましたが、あれほどとは思いませんでした。だいいち、あの家は人の住む場所ではありませんな」
 肩を並べて木場の堀割り添いの道を歩きながら、藤兵衛はあきれたような声を出した。「ふ、ふふ。そうだろう」
「畳は波うって、ぼろぼろ。土壁は半ば崩れ、障子は穴だらけ。とてものことに将軍家斉さまに、ご拝謁して御前で絵を描いた名誉の絵師とは、とても思えませんな」
「どうだ。少しは、おれの苦労がわかったが」
「はい。ようく、わかりました。それにしても、早船さま。あの柄の悪さというものは、まことに想像を絶っしますなあ」
 藤兵衛は、溜め息のような声を出した。
「おぬしは、まだ運がいい。おれは、毎日あの親娘とつき合うんだからな。いや、それどころか、これからずっとだ。たまらんぞ」
「そうですな」
 飛十郎のぼやきに、調子を合わせるように答えた。
「ときには、うさ晴らしをしたくなるとは思わんか。どうだ、少し呑み代を廻してくれんか」
 にやりと笑いながら、飛十郎が手を差し出した。すかさずその手を、ぴしゃりと藤兵衛が叩いた。
「何をおっしゃいますやら。仕事中は、御酒をつつしんでいただかなくては困ります」
「そう堅いことをいうな、藤兵衛」
「この世の中、一寸先は闇でございますぞ。いまは平穏でも、次の瞬間にはなに起こるかわからないのが、この商売。油断は禁物にございます」
「おぬしは、あい変らず厳しいなあ」
 叱られた子供のように、しょげ返って無精髭をこすったとき、ののしるような男の声と、悲鳴のような女の声が聞こえてきた。
「こいつは、いかん。お栄の声だ」
 素早く袴の股立ちを取ると、飛十郎は北斎の長屋のほうを見た。
「あれでも女ですな。危急のときは、か弱い声を出す」
 藤兵衛が、感心したように首を振った。
「はずれだ、藤兵衛。ののしり声のほうが、お栄だ」
「へっ?」 
 あっけに取られた藤兵衛を置いて、飛十郎は刀の鯉口を切りながら走り出した。


七 若者たち

「やい、爺い! 北斎か、画狂人か知らねえが、この兆次は孝太郎に百両貸してるんだ。命がおしかったら、さっさと耳をそろえて出しゃがれ」
 派手な菊五郎格子の単衣の裾を、思いきり尻端折りをした若い男が、二の腕の竜の彫り物をちらちら見せながら、凄味のある目で北斎を睨みすえた。
 北斎のすぐ前に、氷のように冷たく光る九寸五分が突き立っている。絵筆はもぎ取られたのか、北斎が腕組みをして蒲団の上であぐらをかいていた。
「こら兆吉、出まかせを言うんじゃないよ。百両といやあ、立派な家が一軒は建つ大金だ。この孝太郎が、おめえに借金できる金額じゃねえぞ」
 土間でそうわめいたお栄が、傍に居るひょろりとした生っ白い若者の腰を思い切り蹴りあげた。孝太郎は、女のような情けない悲鳴を上げた。
「ば、博打で負けて、仕方なく借りたんだよ。おばさん、でなきゃ簀巻きにされて大川に放り込まれるとこだったんだ」
「おきゃあがれ! てめえみたいな半ちくな出来そこないが、鉄火場で百両も賭けたり借りたりするわけがねえ。へたな嘘をつくんじゃないよ」
 言いざまお栄は、孝太郎の頬を勢いよく張りとばした。ぱしっという景気のいい音がすると、孝太郎がまた泣き声をあげた。
「この負け犬が! ちぇっ、それにしても助太刀野郎は、どうしゃがったんだい。肝心なときに居やあがらねえ。とんだ役立たずだよ」
 それまで兆吉にどう脅されても、腕を撫ぜながら黙念としていた北斎が、
「飛さんなら、そこにいる」
 ぽつり、と言った。同時に飛十郎が、のっそりと庭に入ってきた。
「なんでえ、てめえは」
 刀を腰に差した飛十郎を見ても、いっこうに恐がるふうもなく兆吉は、にたりと片頬に笑みを浮かべた。
「北斎の用心棒か?」
「いや、助太刀人だ」
 素早く匕首を引き抜くと、兆吉は北斎の胸ぐらを掴んで、ぺたぺたと頬を刃先で叩いた。
「ま、同じようなもんだがな」
 頭を掻きながら飛十郎は、上目使いに兆吉の顔をうかがった。このまま兆吉が北斎を人質にしたなら、飛十郎はなすすべも無かったろう
「ふん。北斎爺いが浪人を雇ったのは、お見通しなんだ。二本差しが恐くて、田楽が喰えるけえっていうぜ。町人を、あなどっちゃいけねえ。こっちだって細工はりゅうりゅうよ」
 ふところから小さな竹の呼子を出すと、兆吉は勢いよく吹き鳴らした。
 何処にひそんでいたのか、凶悪な面構えの若者たちが四人、ふいに現われると前後から飛十郎を取り囲んだ。全員どう見ても十五、六歳から二十歳に見える。
「呼子ってのは、たしか岡っ引きが使うんじゃないかな。おまえ達が持ってちゃまずいだろう。お役人に怒られるぞ」
 飛十郎はにこにこ笑うと、ふところ手をしたまま四人を見廻した。
「さんぴん野郎。きいた風なことをことを言やあがると、ぶっ殺すぞ!」
 正面に立ちはだかっている目付きの悪いのが、匕首を引き抜くと切っ先を揺らしながら薄笑いを浮かべた。あとを追ってきた藤兵衛が、若者の一人に行く手をさえぎられた。
「おっと。おじさん、ここから先は地獄の一丁目だ。行っちゃあならねえ」
 その言葉が終らぬうちに袖から右手を抜き出すと、飛十郎はすっと腰を落とすと正面に立つ匕首を持った若者に、するすると近寄っていった。いわゆる居合腰である。左手で鍔を押さえて右手で柄を握ると、軽く円をえがいた鉄の柄頭で若者の手首を殴りつけた。
「うわっ!」
 骨が砕ける鈍い音がすると、匕首が宙に舞うように吹っ飛んだ。それを見た若者たちは血相を変えると、いっせいに匕首を抜いて身構えた。
「子供が刃物で遊ぶんじゃない。怪我をするのが関の山だぞ」
 両手で鍔と柄を握ったまま、飛十郎はにやりと笑った。
 匕首は突くのが一番効果がある武器だが、度を失ったのか十五、六歳のまだ少年にしか見えない若者が、頭上に振り上げると斬りかかってきた。すかさず付け入った飛十郎が、柄頭で胸の中心を突き叩いた。
「ぐっ」
 一瞬、息が止まったのか白眼を剥くと、若者は棒を倒すように地面にひっくり返った。 残る二人は、うしろに居る。飛十郎は、鞘ごと刀を帯から引き抜くと、背後から匕首を突き刺そうとした一人の下腹部を、鞘の先端にある鐺(こじり)で勢いよく突いた。飛十郎の刀の鐺は、分厚い鉄製の特別誂えである。
「ぎゃっ!」
 臍の下を両手で押えた若者が、悲鳴をあげて崩れ落ちた。
 飛十郎の動きは、目にも止まらぬ速さであった。あっという間に倒された仲間の姿を、最後の一人が目を丸くして見た。
 三人を倒した飛十郎の居合は、奥の立技・四方切と行違の二つを組合わした変化技である。
「さあ、どうする?」
 不気味な薄笑いを浮かべた飛十郎が、ゆっくりと残った一人に寄っていく。頑丈そうな鉄鐺の先を、すっと相手の顔の前にむけた。わなわな振るえていた若者は、鞘の先で肩を軽く叩かれると、くるりと振り向いて匕首を放り出すと逃げていった。
「わああ、ああ……」
 見物していた藤兵衛を、押しのけるようにして走り去った若者の悲鳴が小さくなったと思ったとたん、大きな水音が聞こえた。
「ふ、ふふ、どうやら堀割りに落ちたようだな」

 
八 人質

 縁側の上から、飛十郎の鮮やかな居合の手際を見ていた兆次が、ひらりと地面に飛び降りた。
「なかなかやるじゃねえか。見事だったぜ」
 低い声で言うと、腰だめに構えた匕首を飛十郎の腹にむけた。
「ほめてくれるのか、兆吉」
「まあな。ただの雇われ浪人だと思っていたが、ちっとばかり見損なっていたようだ」
 険のある目を細めて、飛十郎を値踏みするように見据えていた兆吉が、何か思いついたように頬をゆがめた。
「いま、てめえと勝負するのはやめたぜ」
「ほう、どうしてだ」
 無精髭を撫ぜながら飛十郎は、左腕を袖に入れてふところ手になった。鯉口は切ってあるから、相手の動きによっては、すぐに抜き討ちが出来る体勢であった。
「おれは、気に入った野郎は、ゆっくり料理することにきめてるんだ」
「そうか。そいつは楽しみだな」
「ああ、待ってな」
 手に持った匕首を一回転させて受け止めたかと思うと、兆吉は素早く土間へ走っていくと、お栄を突き飛ばした。お栄は、わめき声を上げながら腰高障子と一緒に、長屋の路地に倒れ込んだ。北斎宅の騒ぎを恐る恐る覗いていた住人たちが、わっと声をあげて逃げ散った。
「耳をかっぽじって、よく聞け! あと三日待ってやる。すんなり百両出さねえと、こいつの命はねえと思え。いいな!」
 蒼白になって立ちすくんでいる孝太郎の首に、兆吉は匕首の切っ先を押し当てた。
 予想外のなりゆきに、飛十郎は慌てて手を上げた。
「ま、まて。落ち着け、兆吉。孝太郎は、おまえの幼な友達ではないか。無茶をするな」 うろたえた飛十郎を見て、兆吉は腹をゆすって笑い出した。
「は、ははは。甘えな、浪人さんも。十両盗みゃ首が飛ぶってご時世に、大枚百両脅し取ろうってんだ。幼な友達も、くそもあるけえ。やい、北斎! 三日たっても金が届かねえときは、孝太郎の膝の上に首を抱かせて駕籠に乗せて送りけえすからな。そのつもりでいろ!」
 そう兆吉が啖呵を切ったとき、外へ転がり出たお栄が腰をさすりながら引き返してきた。
「そんなことを言ったって、うちにゃ百両なんて大金は逆立ちしたってありゃしないよ」 泣き落としを仕掛けるつもりなのか、お栄が柄にもなくか細い声で言った。
「おきゃあがれっ。 お曲輪内に上屋敷があるご立派な大名の留守居役が、このあばら家にあらわれて八曲二双の屏風絵を大枚二百両で依頼して、半金百両を置いていったのは、おれの地獄耳がちゃんと聞いてるんだ!」
 お栄と北斎は、思わず顔を見合わせた。

             了 〈助太刀兵法42・北斎蛸踊り―4―につづく〉








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