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〔助太刀兵法37〕夢泡雪狐仇討(4) (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2014年6月22日 14時46分の記事


【時代小説発掘】
〔助太刀兵法37〕夢泡雪狐仇討(4)
花本龍之介 



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概
 成田屋に呼ばれて芝居町へやって来た飛十郎は、中村座の楽屋で団十郎から仇討の日と場所を聞かされる。明後日に桜の名所の飛鳥山で、仇の京屋丹兵衛たちが花見をするというのだ。当日の朝、江戸切絵図にものっている料理茶屋扇屋に出向いた飛十郎は、そこで岡っ引きの花川戸の藤次に引き合わされる。その座敷で、越後屋八郎衛門や、お糸や、鶴屋南北のほかに、意外にも仇討宿の元締めの安達屋藤兵衛がいることに驚ろかされる。飛鳥山の花見茶屋で待機していた飛十郎とお糸のもとに、京丹一行が花見をはじめたという知らせがきた。外へ出た飛十郎の目の前に、空から名残りの雪が降ってきた。


【プロフィール】:
尾道市生まれ。第41回池内祥三文学奨励賞受賞。居合道・教士七段。
現在、熱海に居住している。


これまでの作品:

〈助太刀兵法21〉尾道かんざし燈籠
〈助太刀兵法22〉尾道かんざし燈籠(2)
〔助太刀兵法23〕尾道かんざし燈籠 (3)
〔助太刀兵法24〕尾道かんざし燈籠 (4)  
〔助太刀兵法25〕 尾道かんざし燈籠(5)
〔助太刀兵法26〕尾道かんざし燈籠(6)
〔助太刀兵法27〕尾道かんざし燈籠(終章)
〔助太刀兵法28〕室の津綺譚
〔助太刀兵法29〕室の津奇譚(2)
〔助太刀兵法30〕室の津奇譚(終章)
〔助太刀兵法31〕御家人馬鹿囃子
〔助太刀兵法32〕御家人馬鹿囃子(2)
〔助太刀兵法33〕御家人馬鹿囃子(終章)
〈助太刀兵法34〉夢泡雪狐仇討 ゆめのあわゆききつねのあだうち
〔助太刀兵法35〕夢泡雪狐仇討(2)
〈助太刀兵法36〉夢泡雪狐仇討(3)


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【時代小説発掘】
〔助太刀兵法37〕夢泡雪狐仇討(4)
花本龍之介 



一 楽屋暖簾

 三月に入って間もなく、市川団十郎と尾上菊五郎共演の、義経千本桜がはじまった。
 鮨屋の段で菊五郎が演じた、いがみの権太が大向こうと羅漢台をぎっしり埋めた芝居見好者を唸らせたが、それにもまして七歳になる団十郎の長男・新之助の子狐の愛らしさが江戸中の評判をさらっていた。
 使いに案内されて、飛十郎が中村座の楽屋口に顔を出すと、待っていたかのように成田屋の楽屋へ通された。
「お呼びだてして申し訳ありやせん。なにしろこちらはご覧の通り、ちっと手が離されねえもんで」
 鏡台の前で源九郎狐の化粧を落としていた団十郎が、楽屋暖簾の間から顔を覗かせた飛十郎を見て、鏡の中から笑いかけた。その横の小さな鏡台の前に、ちょこんと座った新之助が一人前の手つきで子狐の化粧を落としながら、鏡に写る飛十郎の顔を珍しそうに見つめている。
「立っていなすっちゃあ話が出来ねえ。早船さま、どうかこちらへ」
「そうか、では失礼いたす」
 腰の刀を鞘ごと抜いて右膝の横に置くと、胡坐(あぐら)をかいた飛十郎は珍しそうに楽屋を見廻した。
 当代きっての人気者、千両役者の市川団十郎の楽屋を訪れる者は、贔屓筋でさえ正座してへり下る。父親のほうが頭を下げて挨拶をして、いきなり胡坐をかいた飛十郎によほど驚いたのか、新之助は目を丸くした。新之助のその目と鏡の中で目を合わした飛十郎は、思わず苦笑して無精髭をなぜ廻した。
「ふむ。これがいま江戸中で大評判の子狐どのか。なるほど、これは可愛いらしい」
 これを聞いた団十郎が、たちまち子煩悩な親馬鹿の顔になった。
「おかげさまで顔立ちだけは人並みに生まれてくれやしたが、芸のほうはまだまだでさあ。海の物とも山の物ともわからねえってやつで」
「だが、見物の女たちには、大変な評判だというではないか」
 長屋の女房たちまでもが、やかましく取り沙汰していたのを飛十郎は思い出していた。「なあに、子役ってのは科白(せりふ)をとちっても、舞台で転んでも大受けしやすからねえ。こいつも今のうちが花で。あと十年もすれば、成田屋の家に生まれたことを苦しみ悩んで、親を恨むようになるにきまってまさあ」
「そうかな」
「違いございやせん。なにしろ、あっしがそうでしたからねえ」
 苦渋にみちた団十郎の声に、飛十郎は胸をつかれたような思いになった。
 どんな仕事にしろ、親の家業を継ぐというのは気が重いものだ。まして芝居の世界でこれ以上はないといわれる筆頭大名題の市川宗家を継ぐよう、生まれた瞬間に運命づけられた重圧がどんな大変なものか、気楽な浪人暮らしの飛十郎には想像することも出来ない。
「人の生活の裏表は、はかり知れんな。派手で華やかだとばかり思っていた役者の日常にばかり目をとられ、代々受け継いだ家の芸を守り、次の世代に渡さねばならんという苦しい一面が、おれにもわかるような気がしてきたよ」


二 御曹司

 鏡の前にちょこんと座り、無邪気な顔で化粧を落としている新之助の細い肩を、飛十郎は痛ましい思い出眺めていた。
 この新之助が、二十数年後に八代目市川団十郎となって、その美貌と才気で父親をしのぐ人気者になり、荒事の家の芸に反発するように江戸世話物の名作〔与話情浮名横櫛〕の切られ与三を演じて、江戸中の女たちの心を奪ったあげく、三十一歳の独り身のまま旅興業先の大坂の宿で、壮烈な自決を遂げることになろうとは、神ならぬ身の飛十郎には予期することも出来なかった。
「こいつは口がすべっちまった。こんな愚痴を聞かせるためにお呼びたてしたんじゃねえんで。早船さま、仇討の日が決まりやした」
「おお。そうか、いつだ」
 団十郎のあらたまった声に、飛十郎も居ずまいを正した。
「明後日の昼九つ(午後十二時)。飛鳥山の桜の下へ、京屋丹兵衛とその仲間たち六人が集まるそうでございます」
「うむ。六人とは、どんな顔ぶれだ」
「はい。清元延寿太夫殺しに直接かかわりのある丹兵衛と勘助、そのほかの四人は吉原や岡場所での遊び仲間だそうです。いずれも評判の悪い、ごろつき共のようでございます」「ならば京屋丹兵衛は素手だとして、勘助やあとのごろつき共は匕首(あいくち)や長脇差を身につけていると見なくてはならんだろうな」
 そう言いながら飛十郎は、指を五本折った。
「なるほど。相手の武器は五つ、ということで。さすがでございますな、てまえは考えもいたしませんでした」
「それが助太刀人の役目だからな。しかし場所はともかく、時刻や人数までよくわかったな。どうやって調べたのだ」
 身を乗り出しながら、飛十郎が聞いた。
「思わぬ糸口から知れました。花見に酒と女はつきもの、まして遊蕩をし尽くした京丹が芸者ぬきで花見をするはずはない。と睨みまして、柳橋と深川の検番へ若い者を張りつけたところ、見事に的中いたしました」
 団十郎が、得意そうに中高な鼻を動めかした。
「なるほど。検番とは、いいところへ気がついた。たいしたもんだ、で京丹は柳橋と深川のどっちの芸者を呼んだんだ」
 かすかな不安に、飛十郎は軽く眉をひそめた。
「深川でございます。芸者は三人、その中には櫓下の小吉も入っております。早船さまは、小吉とは深い馴染だそうでございますな」
「馬鹿をいうな。あれとは、馴染でもなんでもない」
 慌てて手を横に振った拍子に、新之助とまた顔が合う。新之助は鏡の中で飛十郎にむかって、ぺろりと舌を出して見せた。
「う、うむ。小吉とは、なんだ、以前に助太刀のことで、少しばかり引っかかりがあるだけだ。そんなことより成田屋、仇討にはお糸の後見役として、飛鳥山へいってくれるんだろうな」
 飛十郎の問い掛けに、今度は団十郎が苦しげな顔をした。
「ぜひそうしたいこところでございますが、てまえには芝居があります。なにがあろうと、団十郎を見にこられるお客さまのために、生きているかぎり舞台に穴をあけるわけにはいきませぬ」
 江戸歌舞伎の大黒柱と言われるにふさわしく、大きな目で飛十郎を見ると、団十郎はきっぱりと言い切った。
「よく言った、その通りだ成田屋。江戸の芝居客を楽しませるのが、おぬしの商売。そして仇討を成功させるのが、おれの商売だ。この早船飛十郎がついているからには、お糸にはかならず延寿太夫の恨みを晴らさせる。おぬしは舞台で、じわが来るような見事な芝居をして客を唸らせてくれ。お糸のことは心配するな」
「はい。安心して、おまかせいたしまする」
 目千両といわれる団十郎が、その豊かな目をなごませると、にっこりと笑った。
「ところで成田屋、おれはお糸とどこで会うことになっているんだ」
「飛鳥山のすぐ傍を、音無川が流れております。その川のほとりにある扇屋に、四つ刻(午前十時頃)までに、お出かけください」
「扇屋か。おれはまだ行ったことがないが、たしか玉子焼きが名高い料理茶屋だな」
「さようで。てまえのかわりに八郎右衛門さんが、お糸を連れていく手筈になっております」
「おう、越後屋がな」
「それに花川戸の藤次が、子分を引き連れて手助けしてくれるそうです」
「よし。わかった」
 さっと立ち上がると、飛十郎は帯に刀を差し込んだ。
「おぬしは、心おきなく芝居をしてくれ。首尾よく仇討本懐をとげたなら、すぐに藤次の子分を中村座へ走らせる」
 楽屋口で草履を突っかけて、振り向いた。
「もし幕が開いていて、おぬしが舞台にいれば、そうだな……。大向こうから、飛鳥山! と声をかけさせよう」
「は、はは。そいつはまた、粋な趣向ございますな」
 笑いながら団十郎が見たときには、飛十郎の姿はすでに楽屋暖簾のむこうに消えていた。


三 顔見せ

 飛鳥山の桜は、向島堤の桜や品川御殿山の桜と並んで、江戸の花見の三名所と言われている。向島と同じく、八代将軍吉宗が数百本の山桜を植えさせたのが始まりだった。
 田圃の中に武家屋敷や寺院の屋根が点在する、のんびりとした風景を見ながら、これから仇討の助太刀をするとは思えぬ、ゆったりとした足取りで飛十郎は歩いていた。
「すでに八分咲きだというが、なるほど全山花盛りだ」
 つぶやいた瞬間、咲き揃った桜の枝をゆすって吹きおろしてきた風が、飛十郎の袴の裾を大きくひるがえしていった。飛鳥山の頂きから、はるかに筑波山が見える。そこから吹いてくる筑波おろしの風が、関東平野を越えて飛十郎の鬢(びん)の毛をそそけ立たせた。江戸名物の空っ風である。
「うう、こいつは寒い。これでは、せっかく開いた桜が閉じてしまうではないか」
 ふところ手にした左の袖口から冷え冷えとした風が吹き込んで、飛十郎は空を見上げながら顔をしかめた。昨日までよく晴れていた空が、今日は重苦しくどんよりと曇っている。
「ま、いいか。おれは飛鳥山へ、お糸の助太刀にきたんだからな」
 花見にやって来たのではない。と思いながら飛十郎は山裾に建ち並んでいる茶店や料理茶屋を眺めた。いつもなら朝早くから店を開いて、茶汲み女たちが客たちの袖を引いているのだが、寒さに閉口したのかまだ一人も姿を見せていない。葦簀(よしず)や雨戸は堅く閉じられたままである。
 音無川に架かる飛鳥橋を渡ると、目の前に見える広い間口の二階建ての料理茶屋にむかって、飛十郎は足早やに歩いていった。

「これは早船さま、一同うち揃ってお待ちしておりました」
 渡り廊下の先の離れ座敷の障子開けて入ってきた飛十郎にむかって、越後屋八郎右衛門が畳に両手をついて挨拶した。その横で、お糸がよく肥え太った両手を並べて、同じように丁寧にお辞儀をする。
「いや、これは……。どうも堅苦しいのは苦手でな、気楽にたのむ」
 袖から抜き出した手で頭をかくと、飛十郎は顔をしかめながら座敷を見廻した。
「無理じゃよ。これから清元延寿太夫の仇討がはじまるのじゃからな。気楽にはとうてい出来まい」
 鶴屋南北が、うまそうに口から煙りを吐くと、女物のような細い銀煙管の雁首を莨盆の中の灰吹きに叩きつけた。
「南北どの。今日はまた、どうしてここへ」
「これでも、わしは狂言作者じゃ。芝居の種になりそうな所なら、唐天竺でも顔を出すわい」
「ごもっとも」
 苦笑すると、飛十郎は南北のうしろで、そ知らぬ顔をして座っている安達屋藤兵衛に目を移した。
「どうした風の吹きまわしだ、藤兵衛。おぬしが仇討の場にあらわれるなぞ、初めてではないか。驚ろいたぞ」
「なに。驚ろいたのは、こちらでございますよ。ゆうべ遅く、本所松阪町のてまえの店に、どなたがお見えになったと思います? 早船さま」
「はて、見当もつかんな」
 無精髭をこすりながら部屋へ入ると、ずかずか座敷を横切っていくと飛十郎は正面の窓を開けた。
「これは、よい景色だ。桜もいいが、緑の木立もいいものだな」
 窓の下は川になっているが、その向こうはこんもりした森になっていた。千年以上も前に熊野から勧請したという古社の王子権現である。
「この安達屋藤兵衛、あれほど胆をつぶしたのは、初めてでございます」
「ふ、ふふ。おぬしほど太い胆の持ち主は、江戸にはおるまいと思っていたが、つぶすこともあるのか」
 からかい顔で飛十郎は笑った。
「なにしろ当代一の人気役者の成田屋さんと、天下一の豪商の越後屋さんが、いきなり店先にあらわれて、わたくしめに話があるとおっしゃるんですからな」
 その時の驚ろきを思い浮かべたのか、藤兵衛は深く息を吸い込むと両手で胸を押さえた。
「なるほど。店に当代一と天下一が顔を揃えれば、さすがにびっくりしたか」
「笑いごとではありませんぞ、早船さま。しかもその話というのが延寿太夫の仇討で、助太刀人に早船飛十郎を依頼ずみで、おまけに期日は明日の六つだというではございませんか」
「すまん。どうも、近頃はいろいろ用事が多くてな。つい、伝えるのを忘れておった」
 首の後を指でこすりながら、飛十郎は藤兵衛に頭を下げた。
「ほう。ご商売の仇討より大切な用事とは、いったいなんでございます」
「なに、野暮用だ」
「ふん。どうせ、あちこち呑み歩く、お酒の用事でございましょう」
「まあ、そんなところだ。あまり、いじめるな藤兵衛。おれが悪かった、あやまる」
 藤兵衛と飛十郎のやりとりを、面白そうに眺めていた八郎右衛門とお糸と南北の三人が、こらえきれずに笑い出した。
「は、ははは。さすがの早船さまも、安達屋さんには頭があがらぬようですな」
「はい。この安達屋藤兵衛と早船さまは、もちつもたれつの切っても切れぬ仲でございますからな。そうでございますよね、早船さま」
 念を押すように、藤兵衛は飛十郎の顔を見た。
「その通りだ。藤兵衛がおらぬと、おれは酒も呑めぬし、めしも喰えん。頭があがらぬどころか、手も足も出ん……。ところで藤兵衛、今度の一件で少し聞きたいことがある。顔をかしてくれ」


四 助太刀料

 目くばせすると、飛十郎は部屋を出て渡り廊下にむかって歩き出した。渡り廊下の真ん中で足を止めると、ついてきた藤兵衛にむかって無精髭をこすって見せた。
「おっしゃらずとも、わかっております。助太刀料のことでございましょう」
「しっ、声が大きいぞ、藤兵衛。越後屋は、いくら出した」
「はい。助太刀料に二百両、ほかに娘さんを助けた礼金の百両。つごう三百両おあずかりしております」
「ふうむ……。三百両もか」
 三百両といえば、飛十郎がたらふく呑んで喰って、まず十年や十五年はもつ大金である。ため息を洩らしたしたあとで、飛十郎はじろりと藤兵衛の顔を見た。
「そのうち、おぬしの取り分はいくらだ」
「安心なさいませ。てまえの周旋料は、べつに頂戴いたしました」
「さすがは越後屋、豪気なものだな。よし、わかった! そのうちの百五十両は、父親を失くして母子だけになった、お糸にやってくれ。おれは半分でいい」
 そっぽを向きながら、飛十郎は言った。ふところ手の指を胸元から出して、顎を掻いている。
「あい変らず欲がございませんな、早船さまは。そんなことでは、いつまでたっても金持にはなれませんよ。越後屋さんはさすがに豪気なもので、金に糸目はつけぬ仇討本懐のためには、千両箱の一つや二つ
喜んで積んで見せようといっておられましたぞ」
 千両箱と聞いて、思わず飛十郎が口を開いたとき、渡り廊下を踏む足音がした。
「ごめんなすって」
 浅黒い顔をした目付きの鋭い男が、小腰をかがめると飛十郎と藤兵衛の横をすり抜けて、離れ座敷にむかって足早やに歩いて行く。小柄だが、いかにも機敏そうな躰つきの三十男である。
「成田屋さんの、お弟子さんでしょうかな」
 藤兵衛の言葉通り、役者といっていいほど表情豊かで、ととのった顔立ちをしている。「いや、あれは花川戸の藤次という岡っ引だろう。仇討の手助けをしてくれているが、えらく成田屋びいきだそうだ」
 座敷へ声をかけて中へ入っていったが、きびきびした身のこなしが、見ていて気持がいいほど切れがある。
「ようございますな。そういえば花川戸に、えらく腕のいい御用聞きがいるという評判を耳にしたことがございます」
「あの男は、そうとう剣の修行をしているようだな。かなり使えるぞ」
「ほう。見ただけでわかるとは、たいしたものですな。ところで早船さま、百五十両はどういたしましょう。なんなら今お渡ししましょうか」
「馬鹿をいえ。小判が百五十枚だぞ、そんなものを身につけていたら、重くて助太刀どころではなくなるぞ」
「それもそうですな。百五十両が気になって、返り討ちにされかねますな」
 飛十郎の顔が、酢を舐めたように渋くなった。
「縁起でもないことを申すな。それよりさっきの男が藤次ならば、手下にさぐらせている京屋丹兵衛の動きを知らせにきたはずだ。藤兵衛、部屋にもどるぞ」
 座敷に入ってきた飛十郎の顔を見て、八郎右衛門がうれしげに声をかけた。
「吉報でございます、早船さま。あと半刻(一時間)ほどで、丹兵衛たちが飛鳥山へくり出してくるそうでございます。藤次が知らせてくれました」
「うむ、おぬしが花川戸の藤次か。噂は聞いている。腕ききらしいが、どうやって調べた」
 わざとむずかしい顔をして、飛十郎は聞いた。
「へい。下谷の根津権現のそばの丹兵衛の家へ、手に手に酒や仕出し料理を持った男たちが集まりはじめたのが四半刻(三十分)あまり前でございます。それに深川の検番を張らせた手下からも、小吉姐さんたちが駕籠で出たという知らせがありました。道のりから考えて、まずあと一刻ほどで飛鳥山へ着くと判断いたしましてございます」
 よく光る目で飛十郎を見あげて、藤次は歯切れよく答えた。
「見事だ、藤次。世間の評判通りの腕だな」
「おほめにあずかって、よかったな。こちらが今日の助太刀人の早船飛十郎さまだ。お見知りねがっておくがいい」
 八郎右衛門が、如才なく二人を引き合わせる。
「へい。早船さまのお名前は、それはもうよく存じあげております。これをご縁に、お引き立てをお願い申しあげます」
 きちんと揃えた膝の上に、両手をついて頭を下げた折り目の良さに、飛十郎は初対面ながらすぐさま好感を持った。
「花川戸の親分に知られていたとは、ちと恐いな。引き立ててもらわねばならんのは、おれのほうだ。ま、よしなに頼む」
 会釈を返した飛十郎にむかって、藤次が爽やかな笑顔をむけた。話がすんだと見て、八郎衛門が膝をすすめた。
「京丹たちが飛鳥山へ姿をあらわす前に、じゅうぶんに支度をととのえた早船さまとお糸が、地の利のよい場所で待ち伏せすというのも、よい思案だと存じますがいかがでしょう」


五 酔いどれ剣

「落着け、八郎右衛門。急がば廻れ、というではないか。この扇屋は昔から玉子焼きが名物だと聞いたぞ。それを肴に、一杯やりたいものだ」
「玉子焼きなど、お安いことでございますが。お酒は仇討を前にして、大丈夫でしょうか」
「は、はは、心配無用だ。おれはな八郎右衛門、一杯呑んだほうが、剣の滑りがよくなるのだ。なあ、藤兵衛」
 同意を求めた飛十郎の言葉に、座敷にいる全員が藤兵衛を見た。
「その通りでございます。酒に酔いしれて、大声で怒鳴る、ものを叩きこわす、乱暴狼藉をはたらく。これが酒乱でございますが、世の中でこれほど不快なものはございませんな。ところが不思議なことに、早船さまはいくらお呑みになっても、毛一筋ほどの乱れもございませぬ」
「それならば、安心ですな。では、すぐに料理膳を運ばせましょう」
 気軽に立ち上がると、八郎右衛門は笑いながら廊下へ出ていった。
「いつぞやも、てまえの店に顔を出された早船さまが、たてつづけに五合ほども酒を呑まれて、すぐに庭に出て居合をなさったことがあります」
「ほほう、それは見たかったなあ」
 南北が、好奇心に満ちた顔で、身を乗り出した。
「はい。抜刀も納刀も狂い一つなく、まことに見事な技前でございました」
「それは、見ものでござるな。早船さま、この老人にも、ぜひその居合のお手並みを拝見させてくだされ」
「いつでもご覧にいれるが、南北どのは仇討を見物なさらぬおつもりか」
 飛十郎の問いに、南北は心外そうな表情をした。
「もちろん、見にいきますぞ。そのためにわざわざ飛鳥山くんだりまで出てきたのですからな」
「ならば、おれの居合の腕はその時にご覧になればよろしかろう」
 なにが面白いのか、南北は歯の無い口を天井にむけて笑いはじめた。
「あは、はは、勘違いじゃ。あなたさまの助太刀の腕は、いわれなくとも見物するつもりじゃが。わしが見たいと思うたのは、大酒を呑んだあとの居合の手並みじゃ」
「それはご老人、ちと酔狂でござるな」
 あきれたような顔を、飛十郎はして見せた。
「その言葉、わしの商売を知っていていわれたのであろうな」
 飛十郎は閉口した顔で、頭に手をやった。
「もちろんです。東海道四谷怪談を見ましたからな。その日暮らしの、貧乏ご家人の生活振りがよく出ておりました」
「ふん、それならわかるじゃろう。物書きというのは、酔狂でなくてはつとまらん。東に騒ぎがあれば、駆けつける。西に珍しきこと起これば見聞に走る。四谷怪談は、そのようにして市井の出来事を寄せ集めて、作りあげたものじゃよ」
「なるほど。そういうことなら、日をあらためて、いつでも南北どのの都合のよいおりに居合をお目にかけましょう」
 剣ならばともかく言葉のやりとりでは、とうていこの老人には勝てぬと、すぐに飛十郎は尻尾を巻いた。
「そりゃ、あたりまえじゃ。本日は、まず一番にお糸の仇討、ほかのことなぞ考えていたら、助太刀をしくじりますぞ」
 鼻に小皺を寄せると、横目で飛十郎を見ながら、南北はにがにがしげに言った。
「人がやり込められるのを見るのは、じつに楽しいものでございますな。どうやら早船さまが頭があがらぬお方が、もう一人増えたようで」
 藤兵衛がうれしげに飛十郎の顔を見たとき、障子が開いて八郎右衛門が入ってきた。手に五合は入りそうな金蒔絵の立派な銚子を持って、うしろに料理膳を持った六人の仲居たちを引き連れている。
「考えてみますと、早船さまのおっしゃる通りでございます。この寒い中を、なにも早々と飛鳥山に登ることはありませんな」
 八郎右衛門は、座りながら言った。
「京丹たちが花見の酒盛りをはじめ、芸者たちの三味線や手踊りに心が浮き立ち、油断している時に斬りかかるのが上策というもの。やはり助太刀人のいうことは、聞かねばならぬと思いました」
「いや、おれは素面(しらふ)の凶暴な男たち六人を相手にするより、酔っぱらって手足も定まらん連中と闘うほうが楽だと思っただけだ。なかには呑みすぎて、腰の抜けたやつも出るかもしれんからな」
憮然とした顔を、飛十郎はした。
「恐れ入りましてございます。さ、早船さま、まずは一杯。いえ、駆けつけ三杯ですかな」
 膝の前に置かれた膳の上から盃を取りあげると、ふっくらと柔らかそうな大きな玉子焼きを横目で見ながら、飛十郎は八郎右衛門が差し出す銚子にむかって、ぐいと盃を突きつけた。


六 長屋の花見

「江戸切絵図に名がのっている料理茶屋だけあって、店がまえや座敷の造りもたいしたものだが、玉子焼きの味は格別だったな」
 飛鳥橋を渡りながら、前を行く花川戸の藤次にむかって声を掛けた。
〔比の辺り、料理屋・茶屋多し〕と切絵図にあるように、音無川の岸辺や飛鳥山の周辺には、数え切れないほど花見客相手の店が建ち並んでいる。
「へい。扇屋は中山道を行き来する大小名の殿様がたも、かならず立ち寄って玉子焼きを賞味するといわれております。あっしも初めて食べましたが、評判にたがわずおいしゅうございました」
「うむ。玉子焼きなどただ甘いだけだと思って、これまで馬鹿にしていたが扇屋のはひと味ちがうな。あれなら、立派に酒の肴になるぞ」
「初代の店主が、京の都から連れてきた板前に工夫をさせたといわれるだけあって、江戸前とはちがう上品な味でした。いや、仇討のおかげで思いがけなく、いい果報をさせていただきやした」
 橋を渡って少し行くと、道はすぐにゆるやかな登り坂になる。
「それほど気に入ったなら、子分どもを引き連れて食べにいけばいいではないか」
「とんでもねえ。あっしら岡っ引風情が、気楽にいける料理屋じゃござんせんよ」
 坂道の両側には太い桜の古木が、枝いっぱいに花を咲かせて薄桃色の雲が重なっているように見える。
「見事な桜だが、この寒さでは花見の客も少なかろう。もっとも仇討には、そのほうが都合がいいが」
 点在している花見茶屋を覗いても、茶釜をのせた竈(かまど)の炭火に手をかざしている茶汲み女がいるだけで、客の姿はなかった。
「こんなに寒くては、せっかく咲いた桜の花がかわいそう……」
 飛十郎の後にぴったり寄り添うように付いてきた、お糸が頭上の桜の枝を見あげながらつぶやいた。
厚く雲が積み重なった鉛色の空から、今にも雪が落ちてきそうだった。
「お糸、扇屋の玉子焼きは、たっぷりと食べたか」
「はい。あんまりおいしいので、越後屋のおじさんの分まで、おねだりして頂きました」 寒くはないか、と言いかけて飛十郎はやめた。ぽっちゃりした桜色のお糸の顔が、かすかに汗ばんでいたからだ。
「その振り袖の清水寺の柄は、舞台から飛び降りる勇気をあらわし、白糸の滝の模様はお糸の清純さをあらわしているそうだな」
 お糸は両手を広げると、袖の図柄を見ながらうなずいた。
「ええ。父の仇討が果たせるように願いを込めて、越後屋のおじさんが急ぎ飛脚で京から取り寄せてくださいました」
 この友禅の振り袖の上に、襷を掛けさせて頭に鉢巻きをまき、手甲脚絆をして仇討をさせようと飛十郎は思っていた。
「八郎右衛門は、仇討用の白装束一式を用意していたが、そいつはおれが断わった。そうだろう、藤次。あんなものを着せて、花見の俄(にわか)に間違えられてはかなわんからな」
「そいつは、よいご思案でした。江戸っ子たちは、花見どきには馬鹿騒ぎをして、どんな余興を考えだすかわかりませんよ。三日ほど前にも向島で仇討があって、白装束を着た若い娘が無精髭の浪人者に返り討ちにあいました」
「ほう、髭をはやした浪人にな」
 苦笑しながら飛十郎は、無精髭をなぜ廻した。
「へい。綺麗な娘が、にくたらしい浪人に斬られた。やれ可哀そうにと花見客が大騒ぎをしましたが、これがなんと仮装した神田の町人たちの悪ふざけでございました」
「ふ、ふふ、そんな面白いことがあったのか。そいつは、おれも見たかったな」
「冗談じゃございません。世間を騒がせるとんでもねえ連中で、とっ捕まえて番屋へ放り込みました」
「ふうん。その面白い町人どもは、藤次親分が捕まえたのか」
「面白くもござんせんが。向島と浅草、それに駒形は、あっしの縄張りですから、仕方がございやせん」
 にこりともしない顔で藤次が答えた時、飛鳥山の頂きにつづく折れ曲がった道を、尻端折りをした若い男が転がり落ちるような勢いで駆けおりてきた。


七 狐の仇討

「お、親分! 大変だ」
「静かにしねえか、留公。茶店の人たちが、びっくりして見ているじゃねえか」
 顔を真っ赤にして息を切らせている子分を、舌打ちしながら藤次はたしなめた。
「急いでくだせえ。親分、京丹たちは酔っぱらって、大騒ぎをしていますぜ」
「大声を出すんじゃねえ。落ち着いてしゃべれ。てめえのいうことは、わけがわからねえ。いつもそうだ、繁造のやつは、どこにいる」
「へい。繁兄いは、さっきまで、たしか……」
 叱りとばされて、目を白黒させながら若い子分が答えたとき、茶店の横にある桜の木のかげから三十がらみの痩せた男が、のっそりと姿をあらわした。
「あっしなら、ここにおりますぜ、親分」
「留公のいうことは、要領が悪くていけねえ。京丹たちは今なにをやっているんだ」
「京屋丹兵衛は、山で一番大きな桜の木へ赤毛氈を敷かせ、深川芸者の小吉に三味線をひかせて、うっとりと酒を呑んでおりやす」
「船頭くずれの勘助というやつがいるはずだが、そいつはどうしている」
「勘助は、どうも落ち着かねえようで、桜や女には目もくれず酒ばかり呑んでおりやす。もう四、五合は呑んでるはずですが、酒に強い野郎らしく酔っぱらっているようには見えません」
 さすが一の子分らしく、すらすらと答える。
「ほかの連中はどうだ」
「喜之介と与平次と彦次は、いずれも勘助が博打場で知り合って丹兵衛に引き合わせた連中ですが、けちな小悪党らしくたらふく酒を呑んでおりやす」
「よし、ご苦労だった。やい、留公。見張りをしたあとの知らせってのは、こうでなきゃいけねえんだ。わかったか」
 傍で小さくなっている留吉を叱りつけておいて、藤次は飛十郎のほうを向いた。
「こんなところでございますが。ほかに知りてえことがあったら、遠慮なくお聞きになってくだせえ」
「うむ。勘助の仲間だという三人の酔い振りを、もっとくわしく知りたい」
 こいつは恐れ入りやした、というふうに首の後に手を当てると、繁造は頭を下げた。
「こちらは、助太刀人の早船さまだ。てめえも名前ぐれえは知ってるだろう。お答えしろ」
「へい。彦次は、もうぐでんぐでんで、あと少しでぶっ倒れると思います。あとの二人は、もう落花狼藉というやつで。与平次と喜之助は芸者と狐拳をやって、負けつづけて身ぐるみ脱がされ、まるで狐に化かされたようなありさまです」
「ふ、ふふ、そいつは面白い。王子は昔から狐の名所だ。なにしろ大晦日の晩には関八州のお狐さまが、装束榎の下に集まって盛大に狐火を燃やすそうだからな」
 飛十郎は、そう言って振り返った。目の下に扇屋の大屋根が見え、その瓦の向こうのこんもりとした森が王子権現で、その先に赤く見えるのが有名な王子稲荷社の大鳥居であった。
「その芸者は、もしかすると狐かもしれんぞ。小悪党二人が狐拳に負けて裸にされたというのは、こちらが勝つという吉兆かもしれん。そうは思わぬか、藤次」
 頬に笑いを残したまま、飛十郎は聞いた。
「まったくで、旦那のいう通りこいつはいい辻占かもしれやせん。そういえば、中村座の出し物が千本桜。成田屋さんが、舞台で演じているのが源九郎狐。ここは、狐で名高い王子村の飛鳥山。たしかにこう狐づくしでは、音曲が大好きな狐たちが清元さんを殺した悪党どもを怒って、助太刀しているかもしれませんぜ」
「さしずめ、狐の仇討か。芝居なら白狐が、おれにのり移って助太刀させて、お糸に本懐をとげさせる。めでたしめでたし、という筋立てだな」
 それまで傍の茶店の縁台に腰をおろして、黙って飛十郎と藤次のやりとりを聞いていた鶴屋南北が、たまりかねて立ち上がった。
「黙らっしゃい! 狂言作者がここにおるのに、勝手に芝居を作るでない。見なされ、おまえ達のたわごとを聞いて怒った王子のお狐さまが、季節はずれに雪をおふらしなさったぞ」
 南北の指差した先を飛十郎が見ると曇り空の上から、ちらちらと春の泡雪が降ってきたのが見えた。

            了〈助太刀兵法38・夢泡雪狐仇討−終章−につづく〉














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