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 江戸浅草物語12「徳川幕府安泰への祈りは続く」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2015年8月2日 12時19分の記事


【時代小説発掘】
江戸浅草物語12「徳川幕府安泰への祈りは続く」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸むじな長屋の住人たちの物語。
 天海僧正は、陰陽五行の力を借りて、江戸城を守護するための結界を作った。だが、利根川の東遷で東を守る青龍の位置が変わった。
 将軍吉宗は、富士山大爆発を言い当てた陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法に、ほころびた結界を修復するように命じる。
 西国で貴人の石棺が見つかり、石棺の天井には星宿図が描かれていた。星宿図には、天球の星座と太陽や月の動きがそこにあった。石棺の四面には陰陽五行による四神が描かれ、十二支像もあった。
 石棺に葬られた天皇等の貴人は、その空間の中で永遠の眠りにつく。星宿図は、中国で生まれ、朝鮮半島を経て日本にもたらされた。
 瑞法は、星宿図が描かれた石棺の空間に森羅万象をつかさどる宇宙を見る。江戸を守るためには、天海僧正の作った結界のほころびを修復しなければならなかった。
 関ヶ原の戦いの後、徳川家についた西国大名は従順に見えたが、心の深淵には関ヶ原の怨念がくすぶっていた。
 徳川家を恨む西国大名は、徳川幕藩体制のほころびを見つければ、そこを攻めてくるのは明らかだった。
 陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法は、天海僧正の結界を一刻も早く修復しなければならなかった。
 将軍吉宗が鷹狩を復活させた年の暮れであった。江戸城や江戸の町では、煤払(すすはら)いが一斉に行われていた。
 

プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 

これまでの作品:

江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
江戸浅草物語2「徳川幕藩体制の最大の危機」
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」
江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」
江戸浅草物語5「神君家康の化身徳川吉宗が将軍職に就く日」
江戸浅草物語6「北辰(北極星)に神君宿りて、江戸を守り給え」
江戸浅草物語7「津軽から来た力士柏富士を愛でる相撲甚句」
江戸浅草物語8「徳川幕府の結界が破られる時、北辰(北極星)は輝きを失うのか」
江戸浅草物語9「星宿図の謎に陰陽五行の天才占い師が挑む」
江戸浅草物語10「江戸の結界の謎を解く陰陽五行の天才占い師(続編)」
江戸浅草物語11「筑波山神社の天地開闢(てんちかいびゃく)の剣が江戸を守る」



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【時代小説発掘】
江戸浅草物語12「徳川幕府安泰への祈りは続く」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 年の瀬に

 将軍吉宗が鷹狩を復活させた年の暮れであった。十二月十三日は、御煤払いの日ということで、江戸城や大名屋敷、商家等では一年の煤を払う。
 江戸の町では、煤を払うための笹竹売りが家々を回る。
「おまえさん、少しは手伝っておくれよ。今日は、煤払いの大掃除で忙しいんだよ。また、二日酔いのこんこんちきだね・・・」
「おお寒い、なんだって、布団をはぎ取るんだ、鬼婆!」
いつものように、トラと飲兵衛安の夫婦げんかが始まった。むじな長屋の名物であった。 せんべい布団をはぎ取られた亭主の安は、ふんどし姿で寒さに震えていた。
 外は、夕べ降った雪が残っていて、朝日が白い雪を映し出していた。雪を被った富士山が、浅草からもはっきり見ることができた。
 浅草花川戸のむじな長屋では、総出で井戸をさらったり、雪隠を清めたりしている。「煤払いが終わったら、いつものように大家の権助様が一杯つけてくれるはずだな」
 飲兵衛安は、大家の権助が振舞う酒を楽しみにしていた。
「働かない者には、打ち上げはないよ」
 トラは、篠竹で縁のない畳を叩いていた。一年の埃が朝日に映し出された。畳を叩く音が長屋中から聞こえてくる。
 飲兵衛安の倅の長太郎は、井戸をさらう手伝いをしていた。井戸からは、茶碗のかけらや小銭も出てきた。
「誰だい、酔っ払って井戸に銭を落としたのは・・・煤払いの打ち上げの足しにするかな」
 大家の権助は、小銭を引き上げた。権助は、早朝から、先頭になって井戸をさらっていた。
 長屋の手前に住む関取の柏富士が、縁取りのない畳を軽々と運んでいた。柏富士は、神社仏閣から奉納相撲を頼まれていた。今日は、二か所の神社に行くことになっていた。柏富士は、今では、江戸で評判の関取になっていたが、元は津軽藩の下級武士だった。自分の弟が同僚といさかいを起こして刀を抜き、津軽藩から召し放しの刑を受けた。
 柏富士は、そのことを恨んだ弟が本所の津軽藩邸に押し入り、相手の男と刃傷沙汰を起こすのを心配していた。
 そのため、柏富士は津軽を後にして江戸に向かった。金が尽きて飢える寸前だった時、握り飯を作ってくれたのは、むじな長屋の人たちだった。
 地獄で仏に出会ったようであった。あの時の握り飯で今の自分があると柏富士は、感謝の念を忘れたことがなかったのである。
「ハァーエー アー ドスコイ ドスコイ、津軽いいとこ 岩木のお山に柏富士 アー ドスコイ ドスコイ」
 江戸で行われる奉納相撲では、柏富士を愛でる相撲甚句が謡われていた。江戸っ子たちは、実直な押し相撲を取る柏富士の姿に喝采を送った。
 按摩の五郎八は、慣れない手つきで篠竹で畳を叩いていた。五郎八は、目は見えなくても、畳から出る埃は、その気配で分かるのだった。五郎八は、埃を吸って大きなくしゃみをした。
 いつもだったら、俸手振りの三太が煤払いを手伝っていたが、今朝は姿が見えなかった。
 長屋の住人たちは、早朝から煤払いをして、一年の汚れを落とした。そして、恒例の権助のおかみさんが作る蕎麦が振舞われた。
「蕎麦は、切れやすいからよ、一年のうまくいかないことを切って、新しい年を迎えたいね・・・」
 長屋の右奥の手前に住むお滝は、そう言って、椀に入った熱い蕎麦を配った。江戸っ子たちは、煤払いを終えた年の暮れに蕎麦を食べた。
 それは、借金や悪縁を今年で切って、新しい年を迎えたいとの願いであった。
「いいねぇ、あなたのそばがいいとくりぁ・・・」
 飲兵衛安は、権助に酒を注がれて調子がよかった。
 大家の権助は、長屋の住人たちが無事に年を越せることがうれしかった。権助は、住人の無病息災を観音様に願っていた。
 住人たちは、皆、貧乏神にとりつかれていた。それでも、笑って生きていれば福は必ず訪れる。権助は、今日よりも明日、観音様がいつも見ていて下さると信じていた。
「私たちは、貧乏神様とは、長いお付き合いですよ、こうして家族で元気で年越しができる・・・幸せだね・・・」
 トラは、いつものように酔っ払った亭主の安を見て、そうつぶやいた。倅の長太郎は、読み書きができて、寺子屋でも評判の子だった。
 鳶が鷹を生んだと言われ、日本橋の大店に丁稚奉公も決まっていた。年が明ければ、長太郎は奉公に出る。
「あんたたちは、いい倅を持ったね。年が明ければ、日本橋の大店に奉公に上がるんだってね、長太郎ちゃんは、正直者だから、可愛がられるよ」
 お滝は、そう言って、トラと安に大根の漬物をすすめた。
「心配でね。大店には、たくさんの奉公人がいるから、その中には、意地の悪い人もいるのが心配で・・・・・・」
 トラは、独り息子の長太郎と別れるのが辛かった。
「かかぁは、いつもため息ばかりさ・・・観音様が守って下さるさ・・・三年の年季が明ければ、また戻ってくるさ」
 飲兵衛安は、そう言うと情けない声を出して涙ぐんだ。倅と別れるのが辛かった。
「安さんは、泣き上戸かい?」
 按摩の五郎八が、安の気配に気づいて、そう話しかけた。
「馬鹿野郎、焚火の煙が目に沁みたのよ・・・大店に上がれば、長太郎は長助と呼ばれる・・・番頭さんたちに厳しく仕込まれて・・・心配だよ」
 安は、そう言って暖を取るための焚火に手をかざした。大店に上がった奉公人は、必ず名前の下には助という字が付けられた。
「倅が奉公に上がるのは、寂しいことだね・・・」
 五郎八は、そう言うと安の揺れる心の波を感じていた。
 奉公に上がれば、家に戻るのは年に二回の藪入りの時だけだった。
 正月及び盆の十六日に奉公人が暇をもらって、里に戻ることができた。藪入りは、草深い里に戻ることでそう呼んだのだった。
 奉公先の主人は、藪入りをする奉公人に新しい着物を作った。奉公人は、その着物を着て、芝居小屋をのぞいたりしてから、我が家に戻ってくる。
 安は、倅の長太郎と別れるくらいなら、長屋の正太のように俸手振りになって、一緒に暮らしてほしかった。
「この人は、あたしよりも、往生際が悪くてね。新年になったら、長太郎は日本橋の大店に上がって、学問を習うこともできるのよ・・・」
 トラもまた涙ぐんでいた。
 トラと安は、倅の長太郎が麻疹(はしか)で死にかけたことや逆子で生まれてきたことを思い出していた。
 そのたびに、観音様にお参りをして、無事に育つことができたのだった。いつも三人で暮らしてきた。
それが、夫婦だけになってしまう。トラと安は、心にぽっかりと穴が開いたような寂しさを抱えていた。
 柏富士が長屋の部屋から姿を見せた。四つ木八幡宮での奉納相撲に行くのだった。老いた母親のヨシが火打金で切り火をした。怪我をしないようにとの親心だった。
 床山と若い力士が柏富士に付いて行く。権助は、近江屋の前にある船着き場に船を用意していた。
 権助の倅の小太郎は、船に乗り込んでいた。小太郎が水先案内人となる。
 四つ木八幡宮には、大勢の人たちが柏富士を待っていた。境内では、火が焚かれていた。
 観客は、江戸で評判の大関を一目見ようと寒い中を温かい甘酒を飲んだり、四つ木八幡宮の名物の塩饅頭を食べていたのだった。
 四つ木八幡宮の本殿の前で、奉納の四股は行われる。柏富士は、寒中で四股を踏む。柏富士の白い肌が、桜色に染まる。観客の「ヨイショ!」という歓声が沸き起こった。
古来、四股は、地を鎮めるためのものであり、災いを踏み固め、天地万物の安寧を維持するのだった。
 柏富士は、寒中でも汗をかいていた。力士の身体から、湯気が上がるのが見えた。観客の喚声は、続いていた。
 柏富士は、四股を踏みながら、津軽で助けた白狐を見ていた。本堂の前で、白狐は手を合わせていた。
 白狐は、その恩を返すため、その霊力で柏富士を助けた。白狐がいなかったら、本所の津軽屋敷で、弟の兼定と討たれていた。
 柏富士は、新年には、蔵前の神明神社横にある牛尾部屋を継ぐことになっていた。牛尾部屋を率いる親方の元大関の臥竜山(がりょうさん)は、病のため長く寝込んでいた。
枕元に呼ばれた柏富士は、親方から牛尾部屋を継いで欲しいと頼まれた。先日のことだった。
 親方の臥竜山は、別人のようにやせ細っていた。既に、好きな酒も飲むこともできなかった。
「相撲は,心で取れ!」という親方の声が聞こえるようであった。ふと見ると、白狐の横には、親方の臥竜山の姿があった。元気だった頃の回し姿の親方だった。
 親方は、柏富士を見て笑っていた。それは、全てを柏富士に託した安心した表情だった。
 観客の喚声の中、柏富士は、親方の臥竜山が冥界に旅だったことを知った。その時、柏富士の涙に気がついた者はいなかった。


 
(二) 金龍が現れる

 筑波山神社に戻った天地開闢(てんちかいびゃく)の剣の使いである田中主水は、本殿の鳥居から江戸を見ていた。
 この日も早朝から、将軍吉宗から授けられた生死一大事の神剣で、天地開闢の剣を奉じた。江戸城の鬼門を守る筑波山神社で、鬼や魔を神剣で封じるのであった。
 田中主水は、待乳山聖天社の門前で八百屋を営む三太のことを案じていた。
 三太は、毎朝、商売に出る前に浅草寺の観音様に参拝をして、俸手振りから店を持つまでになった。
 今では、嫁を貰って、娘も生まれ親子三人で幸せに暮らしていた。そして、三太は、吉原の遊郭に青物を運んでいた。苦界に沈む薄幸の遊女たちに新鮮な野菜を食べてもらいたいとの思いだった。
 三太は、吉原遊郭の扇屋の台所で働く足の悪い娘と出会った。女は、霞と言った。二人は、次第に魅かれ合った。
 田中主水には、三太の肩の上に怒りの表情を浮かべる女人の大きな顔が見えた。それは、扇屋で働く霞の生き霊であった。
 そのような三太の危機に、旅の僧侶に姿を変えた仏が、三太の店を訪れた。
 田中主水は、旅の僧侶が仏の化身であることを見抜いた。
「これは、筑波山神社の護符である。そなたの肩には、女人の生き霊が憑いておる・・・三太殿、観音様への信心を続けるのだぞ」
 田中主水は、仏の思いを感じて、筑波山神社の護符を三太に与えた。
 田中主水は、あの時のすさまじい、生き霊の表情を忘れることができなかった。
 貧しい家族を養うために、遊郭に売られた娘の生き霊は、この世を呪っていた。三太は、生霊に憑つかれていた。
 田中主水は、将軍吉宗から授かった神剣で、その邪悪な生霊を払うことも考えていた。田中は、明日、江戸に立つ予定であった。
 幕府から書状が届き、年末の城中で魔や災いを払うために、筑波山神社の天地開闢の剣を披露せよとの命であった。
 待乳山聖天社の門前にある三太の店は、数日前から閉まっていた。三太は、妻のキヨと大喧嘩をして、キヨは子供を連れて家を出ていた。
 三太は、扇屋の台所で働く、霞のことを思っていた。細面の顔や優しい声の響きを思い出しては、ため息をついていた。
「私は、一度でいいから、待乳山聖天社にお参りがしたいのです。そこには、毘沙門様も祀られているのですね。故郷の越後には、毘沙門堂があります・・・毘沙門様は、私の産土
 神(うぶすながみ)なのですよ」
 三太は、霞の声を思い出していた。そして、また、ため息をついた。
 田中主水から貰った筑波山神社の護符は、枕元にあった。いつも肌身に付けていたが、意を決すると護符を持たずに、吉原に出かけていく。
 いつものように、山谷堀を小舟で行く。舟には、知り合いの八百屋から分けて貰った青菜を積んでいた。
 吉原遊郭の扇屋は、昼を過ぎて夕刻に近づくと活気が出てきた。いつものように、三太は台所に向かって行く。霞の姿は無かった。
「あの子は、流行り病で伏せているのよ・・・雪深い越後から親を呼ぶこともできないのさ」
 知り合いの年増の女は、そう言った。
 三太は、懐から金子を出すと霞に上げて欲しいと年増の女に頼んだ。そこから、どうやって帰って来たか三太は覚えていなかった。霞の病を聞いて、三太の落胆は大きかった。 夕刻であった。三太の店を訪ねてくる者がいた。三太が、戸を開けるとそこには霞がいた。三太は、部屋に入るように言った。
「すぐにでも、待乳山聖天社にお参りがしたいのです。三太さんも一緒に早く・・・お願いです」
霞は、そう言って、先になって、石段を上がって行く。三太は、その後を追いかけていく。
 参拝を終えた霞は、三太を振り返った。
「三太さん、気がつきましたね。私は、これから、冥途に旅立つのですよ。暗い迷いの世界です。どこまで行っても暗闇ばかりです・・・あなたも来てくださいますね?」
 霞は、三太を厳しい眼差しで見た。三太は、雪深い越後から、吉原遊郭に売られて流行り病で死んだ霞の一生を哀れんだ。
 三太は、吉原の遊郭に青物を運んでいた。苦界に沈む薄幸の遊女たちに、新鮮な野菜を食べてもらいたいとの思いだった。
 観音様にも、毎朝手を合わせて暮らしていた。この世に思いを残す死人が優しい三太に憑ついたのであった。
 雪が降り出してきた。
「分かった・・・ひとりで行くのは寂しいのか・・・一緒に行くよ」
 その時、霞は三太の腕を握った。そして、三太をつかんで大川の岸まで空(くう)を飛んだ。霞は、先になって大川に入って行く。
 この世の者とは思われないほどの力で三太の腕を握っていた。娘の手は、鬼の手のようだった。
 三太は、この時、この娘と心中した記憶がよみがえった。二人がひもで結び合って、川に身を投げた。
 腐乱した二人の死体は、カニや魚に食われた。三太と霞は、前の世でも心中をしていたのであった。
 その時であった。突風が吹いて、大川の川面が波立ち、突如、金の龍が姿を現した。
金の龍は二人の前に立ちはだかり、龍の背には、年老いた僧侶が立っていた。僧侶は、三太の店を訪れた仏の化身だった。
「待乳山聖天様に供えられる二股大根は、人の下半身を表し、男女が交わることを示しておる。しかし、男女の交合することは最高の歓喜ではない・・・まだ、分かっておらぬな。お前たちは、何度も生まれ変わっては、そうして、心中をしているのだ。それを悟れば、歓喜天の教えに近づくのだ・・・ワッハハハ」
 三太は、気がつくとひとりで大川の岸にいた。腰が抜けて動けなかった。
「三太殿、金龍が現れましたな・・・」
 そこには、田中主水が立っていた。三太を案じた田中は、一部始終を見届けていた。お城に上がる前に、三太の店を訪ねたのだった。
 三太が火の玉と一緒に、聖天社の石段を上がり、大川の岸で身を投げようとした時、金龍が現れた。三太は、観音様に守られていた。
 田中主水は、金龍が現れなかったら、天地開闢の剣で死霊を退散させようと考えていた。「あなたは、神仏に守られています。これで、ようやく、仏教で言う前世の業を断つことができましたな。女の方も金龍に導かれて幸せになります」
 田中主水は、三太を起こしながら笑って言った。
三太は、店に戻って行った。店には、行燈に灯がともされていた。赤子の泣き声が聞こえた。妻のキヨと子が戻っていた。
 十二月は、大根の収穫の季節だった。明日は、店を開けようと三太は心に決めた。そして、観音様への祈りを続けることを誓った。三太は、神仏から守られていることを実感していた。
 三太は、金の龍に乗った僧侶が言っていた言葉を思っていた。
「男と女の交合は、最高の喜びではない・・・それが、分かるかな・・・」
 三太は、その言葉を少しだけ分かったような気がした。そして、冥界に落ちた霞は、金龍によって、浄土に導かれていく。


(三) 徳川幕府安泰への祈り

 田中主水は、近江屋に向かった。そこに泊まって、明日、お城に上がることにしていた。
 幕閣は、田中主水の出自を調べ上げていた。田中は、後北条家の重臣の血を引いていた。
 河越夜戦に勝利した後北条家は、関東を制していた。そして、江戸も又、後北条家の管轄であった。
 田中主水の先祖は、荒川が秩父山地から関東平野に流れる場所に作られた鉢形城館にいて、豊臣秀吉の大群に取り囲まれながらもひと月あまりも戦い続けた。
 鉢形城館は、荒川の急流に削られた絶壁のある要害であった。主の北条氏邦は、城館の兵士たちの助命を条件に降伏したのであった。
 北条氏邦は、腰抜けと言われた。だが、後年になって、家臣を思う將としての評判は高かった。北条氏邦が決断しなかったら、田中主水は、この世に生を受けることはなかった。
 田中主水は、近江屋の権助に三太の話をした。そして、四つ木八幡宮の風の喜八にも三太のことを伝えるように頼んだ。
「権助殿、陰陽五行の佐藤瑞法様は、どちらにおられるのか?」
「赤坂の紀州藩邸に上がっております。やはり、天海僧正様の作った結界のほころびを探しております」
 権助の言葉に、田中主水は頷いていた。
 実はこの時、佐藤瑞法は、東の守り人である猿田神社の宮司に書状を送っていた。
大晦日の夜から新年の日の出まで、徳川幕府安泰の祈祷を上げるようにとの吉宗の命をしたためたものであった。
 江戸城松の間に集まるのは、東西南北を守る役目のある寺社の者たちであった。結界の力を結集して、新しい年の夜明けを迎えようとしたのであった。
 明年、享保十年は、戊戌(つちのえいぬ)であった。将軍吉宗は、陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法に命じて、明年を占わせていた。
「干支では、戊戌でございまして、比和(ひわ)になります。十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)では、双方、陽の土となります」
 佐藤瑞法は、幕閣からの問いにそう答えた。
 幕閣からは、「比和とは、何だ? 」という質問があった。
「十干と十二支は、陽の土で同じ気が重なっております。明年、増々反映し、幕府が安泰になるのか、又は、災害や疫病のため、奈落の底に落ちるのか、二つに一つでございます。中間はございません・・・栄えるか、衰退するかでございます・・・」
 佐藤瑞法は、明解に答えた。
「瑞法よ、ならばどうするのだ・・・疲弊した幕藩体制をここまで盛り返し、これからという時に・・・何をすればよい」
 上座の奥から、将軍吉宗が直接問いかけてきた。
「ははぁ、土で水の流れをせき止めないことが肝要と存じます。それは、陰陽五行の考え方でございます。そして、水に関する守護神は、東の青龍である利根川と南の朱雀の江戸湾でございます。又、天の動きを知ることで、日食、月食を確実に見定めることが必要と存じます」
 富士山大爆発を言い当てた陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法は、天海僧正のほころびた結界を修復しようとしていた。
 西国で貴人の石棺が見つかり、石棺の天井には星宿図が描かれていた。星宿図には、天球の星座と太陽や月の動きがそこにあった。
 森羅万象をつかさどる宇宙がそこにあった。そして、石棺の四面には陰陽五行による四神が描かれ、十二支像もあった。
 石棺に葬られた天皇等の貴人は、その空間の中で永遠の眠りにつく。星宿図は、中国で生まれ、朝鮮半島を経て日本にもたらされた。
 徳川幕府安泰のためには、江戸城から見た星宿図を作る必要があった。将軍吉宗は、佐藤瑞法の言葉に対して、すぐに側近を呼び、自らの考えを書き留めさせた。
「佐藤瑞法、何としても、天海僧正の作った結界のほころびを修復するのだ」
 吉宗は、側近や御庭番を通して、明年のために祈祷をするように命じるのだった。そして、陰陽五行の考えを取り入れて、川や海を埋める工事を一時止めさせることにした。
 特に、青龍の利根川と朱雀の江戸湾には、大きな工事を止めるように命じた。
佐藤瑞法は、赤坂の紀州藩邸に戻ると布団に横になった。まだ、体調は万全ではなかった。静が掛け布団を掛けた。
 床間には、星宿図が描かれた図面があった。佐藤瑞法は、石棺の空間にいて、森羅万象をつかさどる宇宙を見ているようだった。
 江戸を守るためには、江戸城本丸天守台後を調べる必要があった。土の下にある冥界を支配する閻魔に対する結界がどこかにあるはずであった。
 それを見つけることができれば、徳川幕府の安泰は当分続いていくはずであった。


(四) 大晦日

 むじな長屋の住人たちは、大晦日になると灯りもつけずに静かにしていた。中には、長屋の便所に入って姿をくらます者や用もないのに江戸市中をぶらつく者たちがいた。
 その理由は、掛取りが家々を回ってくるのだった。大きな財布を肩にかけて、たまった支払いを集めに来た。
 深夜になっても掛取りはやってきた。新年は、日の出と共にやってくる。夜が明けなければ、大晦日の内だった。
「あんた、死んでおくれでないかい?」
「何を言うんだ、鬼婆!」
「掛取りが来るんだよ。大家様は、見逃してくれるけど・・・お前さんの酒屋の付けが大変なんだよ」
飲兵衛安の酒代は、千成屋からの付けが大半だった。到底、全額を支払うことはできなかった。
「そうだな・・・ここが正念場だ・・・」
 安は、そう言って布団に入る。昼になれば、掛取りが訪ねてくる。流行り病で寝ているように見せた一芝居を打つのだった。
 掛取りは、大きな財布を肩にかけて、安の部屋の戸を叩いた。
「毎度、千成屋の庄助です・・・酒代をいただきにきやした・・・おいでになりますよね」
「あ、はい。これはこれは、千成屋の若旦那、あいにく亭主が流行り病で寝込んでいます・・・熱がありまして・・・若旦那にうつしては大変だということで、新年になりましたらお支払いしましょう」
 トラは、掛取りに来た千成屋の庄助に早口でまくしたてた。
「それは、大変だ・・・もう一度・・・夕方か夜分に来て見やしょう」
 千成屋の庄助は、そう言うと引き上げた。それでも、しばらくは、長屋の入り口で様子をうかがっていた。
「あんなとこで、こっちを見ているよ・・・目が合っちまった・・・嫌な目つきだね」
 安は、戸を少し開けて、掛取りの動きを見ていた。掛取りは、夕方、夜、そして、深夜にもやってくる。時には、明け方前にも「これで、おしまいにしやしょう」と言って、戸を叩く。
 俸手振りの正太が河岸から戻って来た。大きな鰤(ぶり)を抱えてきた。長屋の住人たちが集まってきた。
「鰤が手に入ったので、刺身にして配りますよ」
 正太の言葉に、トラの真向かいに住むマスが、出刃包丁とまな板を持ってくる。井戸端では、おかみさんたちが集まってきた。
 上等の鰤が長屋の住人たちに配られた。いい年越しになりそうだった。
 掛取りの鈴の音があちこちから聞こえた。安は、布団をかぶり唸っていた。通りでは、年越しの蕎麦を売る行商人たちの声がした。
 江戸の町では、煤払いを終えて、餅もつき終わっていた。後は、除夜の鐘を聞きながら初詣に出かける。
 深夜になって、飲兵衛安の部屋の戸を叩く者がいた。掛取りの千成屋だった。
「約束したので、こんな時間で申し訳ないが・・・おしまいにしましょうや・・・」
 庄助は、帰ろうとしなかった。
「亭主が病で、取り込み中なので・・・」
「おかみさん、ご亭主は、昨晩も居酒屋で大酒を飲んでいたんじゃありませんか?」
トラは、言葉に詰まった。そして、竹筒に貯めた銭を庄助の前で叩き割った。庄助は、小銭を数え始めた。
「おかみさん、半分にもなりませんよ。どこぞで、調達していただかないと・・・」
 トラは、これで全部だと言って涙を流す。後は、泣き落とししかなかった。庄助も負けてはいなかった。
 その時、衝立の向こうから、長太郎が財布を持って、庄助にそれを差し出した。
「長太郎、その金子は、大店のご主人様からの奉公の支度金・・・ここで使っちまったらどうするんだい・・・」
 トラは、奉公の支度金は、長太郎に持たせたかった。
「長太郎、こんな飲兵衛のタコ助親父のために、その大事な金子を使っちゃあ、ならねぇ・・・おいらは、もう、酒はやらねぇぞ」
 寝込んでいた安が、ねじり鉢巻きをした姿で現れた。そして、親子三人で、その場で泣くのだった。
 外では、騒ぎを聞きつけて、長屋の住人が集まって来た。
「分かった、分かった・・・、長太郎の門出の金子を飲兵衛親父の酒代に使っちゃぁ、観音様に怒られるぜ・・・将来、きっと、大店の番頭になるほどの倅に免じて、不足の金はお祝いとして、おいらが出そうじゃないか」
 千成屋の庄助は、きっぱりとそう言いきった。
「江戸っ子だね、千成屋!」
長屋の住人たちから、声が上がった。一同は、そこで、お祝いに一本絞めをした。
 将軍吉宗は、幕府安泰への祈りを松の間で行わせていた。若い時に経験した大地震と富士山の大噴火の記憶は、消えてはいなかった。
 来年を乗り切れば、幕府安泰の礎は築かれるはずであった。そして、吉宗は、自ら暦を作り、江戸城を中心とした星宿図を作ることを神仏に願っていた。
  








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