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| 菅総理はなぜ藤井氏起用したのかについての愚見 |
| [随想] |
| 2011年1月25日 8時47分の記事
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以下、『毎日新聞』引用
藤井裕久氏：「組織対策費」など３１億円…「知らない」
藤井裕久官房副長官は２４日午後の記者会見で、旧自由党の幹事
長当時に、同党向けの政党交付金を含む約３１億円が「組織対策
費」などの名目で藤井氏あてに支出されたことについて「知りませ
ん。記憶にない、のではなくて知りません」と語った。旧自由党は
小沢一郎民主党元代表が党首を務めており、公金である交付金を含
む巨額資金の使途について、改めて野党から問われる可能性があ
る。
旧自由党は小沢氏が９８年１月に結党し、民主党との合併に伴い
０３年９月に解党した。政党交付金使途等報告書などによると、こ
の間、藤井氏あてに、１２回計約３１億円の「組織活動費」や「組
織対策費」が支出され、このうち０１〜０２年の３回分計１７億４
２００万円余は交付金が使われている。【倉田陶子、杉本修作】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110125k0000m010104000c.html
藤井裕久官房副長官は２４日午後の記者会見で、旧自由党の幹事
長当時に、同党向けの政党交付金を含む約３１億円が「組織対策
費」などの名目で藤井氏あてに支出されたことについて「知りませ
ん。記憶にない、のではなくて知りません」と語った
という。
よく考えてみると、この記事が問題としているのは2003年の問題
である。今から8年も前の問題を蒸し返しているのである。もし
も、藤井氏が「知りません。記憶にない、のではなくて知りませ
ん」というならば、「政党交付金使途等報告書」が作成された時に
こそ問題とすべきであると思う。何よりも、藤井氏はその当時の幹
事長ではなかったのか。今さら何を言っているのか。このような人
が、官房副長官で大丈夫なのかと思ってしまう。
マスコミについていえば、小沢氏の「政治と金」の問題について
も何が問題かということが、その時その時で猫の目のようにくるく
る変っている。今また、自由党の問題を出してきたのは、これまで
の、陸山会の記載ずれ問題だけでは「錦の御旗」を失ってしまうか
らである。新しい「錦の御旗」として、自由党の当時の問題を出し
てきている。しかし、こうくるくる変えるともはや「錦の御旗」の
効力は無くなってしまう。
菅総理が建康問題がささやかれている藤井氏を官房副長官に起用
したのも、小沢氏に対する「政治と金」の問題の新しい「錦の御
旗」とするために、藤井氏を起用したのではないかとさえ勘ぐって
しまう。マスコミと同じ発想である。しかし、今やその旗は「ボロ
の旗」となっていることに、菅氏もマスコミも気づかなくてはなら
ないと思う。あまりにくだらないコミカル劇場には早く幕を引いて
欲しい。
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