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読売新聞のこの記事は世論誘導ではないか |
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民主党が小沢一郎元代表の国会招致問題を巡って揺れる中、同党の「最大勢力」である衆院当選1回の議員は、地元で党運営に対する批判を真正面から浴びている。
次期衆院選に向け、統一地方選を通じた地盤固めを図る中での逆風に、戸惑いを隠せないでいる。
岡田康裕氏(兵庫10区)は25日午後、統一地方選の兵庫県議選に立候補する民主党新人を伴い、同県高砂市内をあいさつ回りした。
60代が中心の囲碁集会では「小沢さんが国会で説明しないと、民主党は統一地方選で話にならんよ」「離党してもらった方がすっきりする」などと小沢氏の問題で集中砲火を浴びた。岡田氏は衆院政治倫理審査会の委員を務めるが、「小沢先生には、何度でも説明していただきたいと思っている」と述べるのが精いっぱいだった。
立ち寄った喫茶店の女性店主は「『もう次は民主党に入れない』という人ばかりだ」と、地元に渦巻く不満を伝えた。幹線道路の交差点でマイクを握った岡田氏は「『政治とカネ』の問題に決着をつけないといけない。しっかり年末年始で立て直したい」と訴えた。
勝又恒一郎氏(比例南関東)は25日午後、神奈川県茅ヶ崎市で開かれた民主党市議の後援会会合に駆けつけた。
統一地方選で県議選に出馬予定のこの市議が「逆風の中で活動している」とぼやくと、出席者からも「いつになったら政権は安定するのか」「民主党が一枚岩でない。結束してもらわないと動きにくい」と厳しい意見。勝又氏は「おっしゃる通りだ。国政に皆様の意見を持ち帰りたい」と深々と頭を下げていた。
(2010年12月26日17時50分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101226-OYT1T00341.htm |
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福井県に喝「かぁああっっつ」 |
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新幹線見送りなら「もんじゅ」監視強化…福井県
以下、『読売新聞』記事の引用
地方行政 北陸新幹線の福井県内延伸の認可・着工を巡り、政府が年内の判断を見送る見通しになったことを受け、西川一誠・福井県知事は22日、県庁で記者会見した。
知事は高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)の運転再開の了承と引き換えに、県が求めた新幹線などの地域振興策に、政府が理解を示したことに言及。「約束がなされなければ、ほかのこともチェックしないといけない」と、県がもんじゅの安全確保などを厳しく監視する意向を示した。県が関与を強化すれば、検査などが長期化する可能性が高く、事実上、もんじゅを“人質”に取った格好だ。
もんじゅでは8月、核燃料交換用装置が原子炉容器内に落下するトラブルが発生。今後の安全対策などを確認するため、今月16日に知事と文部科学相、経済産業相の「3者協議」が東京都で開かれた。知事はこの日の会見で、3者協議の結果を振り返り「(もんじゅの)管理体制など、国がその場で約束したことも果たして真剣に努力されるのか」と疑問を投げかけた。その上で「県としても政府の取り組みを一つ一つ慎重かつ厳格に判断しなければならない」と述べた。
これまでの3者協議などで、北陸新幹線の県内延伸の可能性について、政府関係者は明言を避けていた。
(2010年12月23日11時49分 読売新聞)以上、下記リンクによる http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101223-OYT1T00266.htm |
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米海兵隊グァム移転に伴う融資に喝「かぁぁつつ」 |
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沖縄海兵隊グアム移転、370億円融資へ…政府
以下、『読売新聞』記事引用
政府は21日、沖縄に駐留する米海兵隊のグアム移転に伴い、現地のインフラ(社会資本)整備に充てるため、日本側の負担で4億2000万ドル(約370億円)の融資を2011年度予算案に計上する方針を固めた。
具体的には、政府が、国際協力銀行(JBIC)に出資、それを原資に、電力はグアム電力事業庁、上水道は新設予定の特別目的事業体、下水道はグアム水道事業庁にそれぞれ融資する計画だ。今回の融資は、グアム移転を盛り込んだ2006年の日米合意に基づくもので、融資実施は初めてとなる。
在沖海兵隊のグアム移転は、06年の日米合意で米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設と一体で実施するとされている。日米合意では、日本側が負担するグアム移転経費60億9000万ドルのうち、7億4000万ドルをインフラ整備への融資に充てるとしていた。しかし、返済計画などがまとまらず、融資の実施は見送られてきた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101221-OYT1T00614.htm |
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『毎日新聞』風知草に喝「かあぁつつつ」 |
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風知草:政倫審は司法妨害か=山田孝男
また小沢一郎だ。今度は政治倫理審査会である。面会だ、説得 だ、明日だ、来週だとニュースはうるさいが、政局の本質はサバイ バルを探る「一兵卒」の反転攻勢だ。スジを通すと見せて実は曲げ る、小沢の、小沢による、小沢のための茶番劇が蒸し返されてい る。
民主党幹事長が政倫審出席を促し、一兵卒が拒んだ。一兵卒がお かしいのか、追いつめた側が悪いのかと真顔で自問するテレビキャ スターの心細い解説を聞き、本当にしっかりしてもらいたいと思っ た。
政倫審なんか必要ないという小沢擁護論には二つの流れがある。 「司法妨害」論と「やっても無意味」論だ。
司法妨害とは、小沢はまもなく強制起訴される身であり、国会の 審査は裁判の妨げになるという理屈で、小沢自身がこの点を強調し ている。
だが、強制起訴の対象は土地取引をめぐる政治資金規正法違反 (虚偽記載)事件で、小沢にまつわる疑惑のごく一部でしかない。 国会は個別事件の事実解明で司法に対抗しようとしているわけでは ない。
「やっても無意味」論は、小沢は既に何度も記者会見で説明して おり、もはや問うべきことはなく、答弁の繰り返しが避けられない ので空騒ぎに終わるという主張である。
たしかに実のある答弁は期待できないだろう。しかし、だから小 沢を呼ぶべきでないという理屈は通らない。
なるほど小沢は何度も記者会見に応じてきたが、カネの出所と使 途について誠実に説明したことはない。素人には読み解けない複雑 な報告書を示して「すべて公開」とうそぶき、「法律に違反してい ない」と突っ張ってきたのである。
小沢に問うべきことはたくさんある。どこで億単位のカネを調達 したのか。なぜ調達できるのか。解散した政党にのこった巨額の国 費を自分のサイフに移したのは事実か。
政治改革効果で金満政治家が激減した中、小沢だけが破格の資金 力で選挙を牛耳り、子飼いを増やして首相の座をうかがっている。 誰でもやっていることではない。その時代錯誤が問題か、時代錯誤 に疑問を持つ方がおかしいのかといえば、答えは自明ではないか。
小沢の大志は政界再編なり国際貢献なりであると長く信じられて きた。が、振り返れば、それらは、ウソとは言わぬまでもタテマエ に過ぎず、真の目標は自分のサバイバルであり、そのために選挙必 勝と多数派工作の無限運動を繰り返しているだけではないのかとい う疑念が浮かび上がっている。
小沢は首相選びである民主党代表選に挑み、国会議員票で6票差 まで肉薄した。その力のすべてとは言わないが、ある程度は潤沢な 資金に依拠している。政倫審にせよ、証人喚問にせよ、国会が小沢 に説明を求めることは司法妨害でも偽善でも狂気でもない、議会制 民主主義の当たり前の作用だろう。
民主党は白と黒が共存するシマウマ政党だと言ったのは片山善博 総務相だった。片山によれば、白とは権力を正そうとする勢力であ り、黒とは権力をむさぼる勢力である。
権力をむさぼる政治家たちの情熱は「選挙至上主義」に表れる。 次の選挙に勝つためには何でもする。地位を守るためには国家権力 さえ利用する。民主党はそういう人々を包含する政党であり続ける のか。大きな岐路にさしかかった。(敬称略)(毎週月曜日掲載)
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20101220ddm002070107000c.html |
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